Fate/BlackRod   作:雑草弁士

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第5話 限界まで頑張って踏ん張った報酬は

 次々に、宝剣、宝槍、宝鎚、宝斧がアーチャーの背後の空間から射出される。その武具の矢を、黒杖特捜官(ブラックロッド)は高速飛行で(かわ)す、(かわ)す、(かわ)す、(かわ)す、(かわ)し続ける。だが(かわ)すだけでは無い。

 

 

キュン! キュン! キュン! キュン! キュン! キュン! キュン! キュン! キュン! キュン!

 

 

 連続して唸りを上げる呪力増幅杖(ブースターロッド)……。高速詠唱(クイッククライ)。その都度に、強烈な威力を持つ呪弾(ブリット)が射出され、複雑な軌道を描いてアーチャーを狙う。

 

 

(オレ)の蔵には、盾もあるぞ!」

 

 

 八枚の花弁にも似た、飛び道具に対しては無敵の防御力を誇る盾が展開される。次々にソレに着弾する呪弾(ブリット)。しかし……。

 

 

「ぬお! なんだと!?」

「……」

 

 

 呪弾(ブリット)の一部が盾の直前で軌道を変え、アーチャー……英雄王ギルガメッシュではなく、ヴィマーナを狙う軌道に遷移する。それは盾に遮られずに直撃し、ヴィマーナは大破して墜落して行った。

 

 

「おのれ、我が船を潰したとて、いい気にな」

 

 

キュキュキュン!

 

 

「ぬがあああぁぁぁ!?」

「……」

 

 

 (いかづち)の轟音と共に、凄まじい放電が呪力増幅杖(ブースターロッド)の先端から、英雄王に『落雷』した。落雷は、放電現象が始まっているその瞬間には既に放電路が形成されており、盾で防ぐとかそういう代物では無いのだ。大きく盾を迂回してアーチャーに落ちた(かみなり)は、しかしてその体表を覆う黄金の鎧に電力の大半が流れて行く。避雷針とかの原理ではある。

 しかしながら、この鎧はおそらくは黄金ではなく、青銅だ。青銅は()びて青緑色になる前は、鋳造したばかり、磨いたばかりのときは綺麗な金色をしているのである。当然ながら、伝導率は黄金よりも落ちる。そして電気抵抗は黄金よりも大きい。つまり通電した際の発熱が、極めて大きくなるのだ。

 

 サーヴァントは物理ダメージは負わないはずではある。だがこの(かみなり)は魔力で発生した物。つまり熱量も魔力で発生した仕組みになってしまうので、必然的に英雄王ギルガメッシュは蒸し焼きにされるのだ。古代中国の拷問に近い。

 英雄王は破壊されたヴィマーナから脱出しつつ自慢の蔵から、酒瓶を取り出して全身にかける。凄まじい蒸気と共に、黄金の鎧が冷えて行った。続いて彼は耐え難い火傷の痛みをどうにかするためにこれも自慢の蔵から奇跡の薬湯の瓶を取り出して、あおる。シュウシュウと全身が、湯気の様なものを立てて癒えて行く。

 

 

「やってくれたな……。よかろう、貴様には褒美としてコレを魅せてやろう……。起きろ、エア……」

「……」

 

 

 ここでも黒杖特捜官(ブラックロッド)は無言のままだ。そして英雄王ギルガメッシュの右手に握られたのは、剣に見えなくもないが、表層に回路網のような物が刻まれた3つの円柱状パーツが連なって刀身になっている、不思議な武器であった。そしてギルガメッシュは(わら)う。

 

 

「貴様ごときには勿体ないが、(オレ)自らの手向けだ。迷わず地獄へ行け。これで……決着だ。『エア』よ、存分に(うた)え。……原初を語る。天地は分かれ、無は開闢(かいびゃく)言祝(ことほ)ぎ、世界を裂くは我が乖離剣。星々を廻す臼、天上の地獄とは創世前夜の終着よ。死をもって鎮まるがいい!! 『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』!!」

「……ふうっ」

 

 

 小さく息を吐き、黒杖特捜官(ブラックロッド)は左掌を……未だ血が垂れ落ちる自在護符(ヴァリアブル・タリスマン)を前に突き出す。

 

 

「無駄だ! エアの力は、次元断裂! そのような魔力の盾で、防げるものでは無いわ!」

「……」

 

 

 そして黒杖特捜官(ブラックロッド)は全速力で、地表すれすれを()ぶ。右手には呪力増幅杖(ブースターロッド)。脳裏には既に呼び出す(コール)呪文が選択されている。

 そして……。攻撃に回す以外の、残りのありったけの魔力が、自在護符(ヴァリアブル・タリスマン)()ぎ込まれる。自在護符(ヴァリアブル・タリスマン)の文様は……。『幸運(ラック)』である。

 

 左掌に仕込まれていた、自在護符(ヴァリアブル・タリスマン)が白熱する。今まで流れ落ちていた赤い、紅い血液が、一瞬にしてシュッ! という音を立てて固まった。周囲には、タンパク質が焦げる嫌な臭い。いや、黒杖特捜官(ブラックロッド)が超高速で()んでいるために、その臭いも風に流されて行く。

 

 

うねりっ!

 

 

 英雄王ギルガメッシュの解離剣エアから放たれた次元断裂が、その威力の波動が、一直線に飛ぶかと思われたソレが、大きくうねる。そして『幸運』にも。『幸運』にもソレは、黒杖特捜官(ブラックロッド)には命中しない。まるでギリシャ文字の『Ω』の様に次元断裂効果の波動が、大きく『何故か偶然幸運にも』黒杖特捜官(ブラックロッド)()けて、あろうことかギルガメッシュには皮肉にも、『蛇の様に』うねって大きく狙いを外したのであった。

 おそらくはこの時、パラメーターで言うならば黒杖特捜官(ブラックロッド)の幸運の値は、EXを記録していたであろう。それも、EXはあくまで上方の外れ値を表す記述であり、その幅は大きいのだが、その中でも上位をマークする値ではあっただろう。

 

 

「な!?」

「……!!」

 

 

キュン!

 

 

 呪力増幅杖(ブースターロッド)圧唱(クライ)。その先端部に、鉈か斧かという様な、重くしかし鋭い魔力の刃が形成される。……切断(ハック)の呪文だ。そして、解離剣エアを握った英雄王の右腕が、肩口から斬り飛ばされる。

 

 

「があっ!? お、おのれ」

 

 

 そのまま右足が。次に左肩から先が。次には左足が飛び、アーチャー、ギルガメッシュはダルマになった。地面に倒れて転がるアーチャーの躯体。その顔面を、黒杖特捜官(ブラックロッド)の装甲されたブーツが踏みつけた。

 

 

「ガッ……。ぎ、ぎざ、ば、(おぶ)、の(がお)、を」

「……」

 

 

 そして英雄王に答えずに、黒杖特捜官(ブラックロッド)呪力増幅杖(ブースターロッド)を振り上げる。

 

 

 

*

 

 

 

 そして、数瞬。時間が止まったかの様だった。黒杖特捜官(ブラックロッド)には、欠片ほどの魔力が残っている。それを振り絞れば、アーチャーを、英雄王ギルガメッシュを葬り去る事は可能だ。

 

 

「……あほくさ」

「「「「「「!?」」」」」」

 

 

 上体をよろよろと起こしたセイバー、呪的発声(ハード・ヴォイス)の影響で動きがうまく行かないランサー、川からウェイバーを引っ張って岸に上がって来たライダーとウェイバー当人、見ていただけで何もできなかったアイリスフィール・フォン・アインツベルン。踏みつけられている当のアーチャー。その6人全員が、耳を疑う。

 

 

「まったく、なんだってんだ! こっちはほんとに! 本当にヤバいから! 一人でも! 無辜の民間人が一人でも死んでほしくないから! だから! だから聖杯戦争を! あの狂った汚染されたヤバい聖杯の現出を! 止めようとしてたってのに! なんなんだ、なんなんだよ、お前ら!」

「な……」

「もう、もう知るか! お前らこのまんま突き進みやがればいい! そしてとんでもない事になってから後悔しやがれよ! 知るか! 僕は降りる! 僕は降りるぞ!」

 

 

 そして黒杖特捜官(ブラックロッド)は自分の胸板に、呪力増幅杖(ブースターロッド)の先端を押し当てると、最後に残された欠片ほどの魔力を振り絞って高速詠唱(クイッククライ)

 

 

キュン!

 

 

 次の瞬間、とある殺人現場として封鎖された家屋の床下から遥か数十mの地下深く、埋葬(エントゥームメント)呪文で埋められた雨生龍之介の石像が、木っ端みじんになる。と同時に、爆発的な光に包まれて黒杖特捜官(ブラックロッド)の姿が消滅した。

 その時、アイリスフィールは自分の体内にある小聖杯に、新たなサーヴァントの霊魂がくべられたのを感じ取る。同時にそれは身体機能に重い障害を誘発し、アイリスフィールは崩れ落ちた。

 

 

「アイリスフィール!」

 

 

 悲痛な声を上げて、セイバーが彼女の方向へ這って行く。それを後目に、両手両足を失いズタボロのアーチャーは、憤怒の形相で蔵から再生の秘薬を引き出し、口で栓を抜いて噛り付く事で薬を飲みほしていた。ジュウジュウと煙を上げ、ビクビクと麻痺を繰り返しつつ、両腕両脚が激しい苦痛と共に再生して行った。黄金の鎧は両腕部分と両脚部分が失われ、あまりにもみすぼらしい。

 だが最も重い傷を抱えているのは、英雄王ギルガメッシュの心であった。

 

 

「おのれ……。勝ち逃げのつもりかぁ!! (オレ)の顔を踏みつけにし……!! 許さん……。許さん!! たとえ座に還っても、奴の事だけは忘れてなるものか! 次に何処かの時空で会ってみろ、瞬時に、瞬時にすり潰してくれる!」

 

 

 もはや英雄王の心に、あの憎き怨敵以外の何物も居ない。嘲弄し愛でてやろうと思っていたセイバーの事も、もはやどうでも良い事に成り下がっている。限りない苛立ちと腹立ちと、憎悪だけが彼の心に渦巻いていた。

 

 

 

*

 

 

 

 衛宮切嗣は、幼い少年を抱いて歩いていた。助けられたのか、と一瞬思った。だが赤い髪の少年は意識を取り戻さずに、しかし半眼を開き淀んだ(まなこ)で黒い空を見上げている。冬木の町は廃墟に変わり、大火災に苛まれたこの赤い世界には、もうすぐ火災で巻き上げられたスス混じりの黒い雨が降るだろう。

 

 

(誰か、誰か助けてくれ。僕はいい。この子供を、この子だけでも、助けてくれ)

 

 

 声は(かす)れて出ない。だがその必要も無かった。誰も歩いていないのだから。転がっているのは、全て屍だった。

 いや、待て。誰かが居る。半透明の、亡霊が、立っている。自分を迎えに来たのか、それともこの子供か。切嗣は必死に後ずさる。だがその亡霊を、どこかで見た記憶があった。直接に会った事は無い。だが望遠レンズで、資料写真で、何度も、何度も見た覚えがある。

 

 ……キャスター、黒杖特捜官(ブラックロッド)だ。

 

 

「だぜだ……。げ、ほっ! なぜ、だ。何故お前が居る。全てのサーヴァントは、英霊は去った、は、げほっ、はず、だ」

(……セイバーの、マスター、か。たしか衛宮切嗣。……僕は、英霊じゃないからね。ただのこの世に迷い込んだ、亡霊、さ。それが英霊に混ざってサーヴァントだなんて、変、だろう?

 英霊は、聖杯戦争が終われば『座』に帰還する。そのパワーは、7騎揃えばたいした物になる。……時空の壁に穴を開けて、『根源の渦』に到達するだけの力に、ね。願望器って機能は、それを実現するためにマスターとサーヴァントを集める餌、さ。聖杯戦争は、蟲毒の罠、だ。……でも、僕は単なる亡霊だから。『座』になんか、還らない、よ)

 

 

 切嗣は、目を見開く。

 

 

「そう、が。おま、えの言ってる、事、は、全部正しがっだ……わげ、だ」

(そう言っていただろうに。……お前が抱いている子供、放置すればそのまま死ぬ、ぞ?)

「!? な、そ、ど、どうにが、できな、ぎぃっ、の、がぁ!?」

(あんまり喋るな。ただ聞いてだけ、いろ)

 

 

 そして亡霊は、改めて話し出す。

 

 

(その子は、魂が欠損してる。喋るな。聞け。……生きようと、努力してる。だけど、魂が欠けてるから、死ぬ。……方法は、1つだけ考えられる。もっといい方法もあるかも知れないが、僕にはそれ以上の事は思いつかない)

「!!」

(僕の存在、僕自身を魂の材料として、その子供に『()ぎ足す』んだ)

 

 

 切嗣は、再度目を見張った。

 

 

(喋るな。強く思え。それで伝わる)

(だ、だが! まず1つ! サーヴァントの魂なんか継いだら、人の魂も肉体も耐えられるはずが! そして2つ! お前はどうなる! もう輪廻転生すら不可能になる!)

(1つ目だが。僕は英霊じゃなくて亡霊だから。だから大丈夫だ。上位神霊に遷移した超存在じゃないから、副作用すらも無いだろうさ。2つ目だが。僕はつい悪い癖が出てさ。ぎりぎりで切れて、諦めちゃった。この大破壊には、僕のせいも多分にあると思う)

(そ、それは! いや、聞く耳を持たなかった僕らも)

(いいんだ)

 

 

 そして黒杖特捜官(ブラックロッド)の亡霊は言った。

 

 

(それと、その処置をすれば生き長らえはする。だけど、元の少年の心を保持するのが56%。僕と変に混じりあって記憶を失い、取り戻せないのが25%。ほとんど僕自身になってしまうのが11%だが、わずかにこの少年も残る。そして、まったくどうなるかわからないのが6%。双方の形質をほぼ完全に保持したまま残るのが……これは気にしなくてもいいだろうが、2%だ。

 まあ完全に少年のままと言ったって、魂を大きく欠損しているから性格や能力が残っても、記憶は怪しいがね)

(そう、か。それでも生きる、んだな)

(さて、少年が死ぬ前に、やってしまおう。正直、僕も色々疲れたから)

(ああ)

 

 

 そして黒杖特捜官(ブラックロッド)の亡霊は、急速に形を崩して消滅して行く。その薄い煙の様なわずかな存在感が、少年に吸い込まれて行くのを、切嗣は感じた。

 

 

(なあ。お前の本当の名前は、何だったんだ?)

黒杖特捜官(ブラックロッド)は、ブラックロッド、さ。ソレが長かったんでね。忘れた、というより欠損したよ)

(そう、か)

(じゃあな)

 

 

 それを最後に言葉は2度と聞こえず、そして少年が目を覚ました。目の焦点がはっきりと合い、うめき声がその唇から漏れる。

 

 

「あ……。ああ。あああっ! 生きていてくれて、ありがとう! ありがとう……!!」

 

 

 切嗣は、泣いて、笑った。

 

 

 

*

 

 

 

 切嗣は、あの時の少年士郎と月を見ていた。彼を養子として引き取って、5年が経過している。切嗣は、ぽつりと呟いた。

 

 

「……子供の頃、僕は正義の味方に憧れてた」

「その言い方だと、大人になって諦めたみたいじゃないか」

「ふふ、まあその通りなんだけどね。ヒーローっていうのは期間限定で、大人になると名乗るのが難しいんだよ。はやく気付けば良かったなあ……」

 

 

 沈黙が続く。そして士郎が口を開いた。

 

 

「でもさ。義父(オヤジ)さんは、俺にとっての正義の味方(ヒーロー)なんだけどな」

「え?」

「あの赤い世界、黒い大空の下で。生きていてくれた、ありがとう、って俺に言ってたろ? あの顔がさ。すっごく綺麗で。美形とかじゃなく、ああいや、義父(オヤジ)さんがブ男だってんじゃないからな。藤村のねえさんなんか、義父(オヤジ)さんの事大好きだし。

 おいといて。俺を助けてくれたときの泣き笑いの顔が、すげえ綺麗でさ。今もはっきり思い出せる。……その後の色々で、義父(オヤジ)さんが俺に負い目とかあるのも理解したけども。でもそれとか抜きで、俺は義父(オヤジ)さんを正義の味方だって、ずっと思ってる」

「士郎……」

 

 

 士郎は語る。

 

 

「だから、安心してくれ。義父(オヤジ)さんは、自分でそうだって思ってなくても、正義の味方、ヒーローだ。それでも犠牲にしてきた物とか想って、つらいなら……」

「……」

「100%は無理かもしれないけど、俺ができる限り、拾う。たとえば、義父(オヤジ)さんが寝てる間に泣きながら言ってた、イリヤスフィールとか言う、俺の義姉(ねえ)さんの事とか。義父(オヤジ)さんの寝言からすると、たぶん何時か、来る、んだろう?」

 

 

 切嗣は、微笑んだ。ああ、たまらない。この義理の息子は、本当に、本当に全て理解しているんだな。この子なら……。

 

 

「頼んで、いいかい?」

「任せろ」

「ありがとう。ああ、安心したよ……」

 

 

 そして切嗣は、目を閉じた。そして……。二度と開けなかった。

 

 

 

*

 

 

 

 遺影の前で、士郎は溜息を吐く。

 

 

「思わせぶりな事言ってしまって。バレたかもしれないな。でも、まあ。俺も、『僕』も、全部ここに『居る』。最後の2%が、大当たりするとは、俺も『僕』も義父(オヤジ)さんも思ってなかっただろうなあ」

 

 

 そしてドタバタと騒がしい音がする。

 

 

「……藤村のねえさん!! 何が『切嗣さんグッズ』だ!! それは形見分けで、あんたにも充分な量を渡したはずだろ!?」

「えー!? だ、だってこんなにいっぱい士郎の取り分あって、わたしにこれっぽっち」

「違う! それは何時か来るだろう、義父(オヤジ)さんの実の娘に渡す分だ!」

「え゛!? き、切嗣さんに娘、が」

「事情があって、亡くなった奥さんのご実家に取られて、取り返せなかったんだよ!」

「じゃ、じゃあその娘が来るまでの間」

「駄目だ! それは他人の『匂い』を絶対に付けないで、義父(オヤジ)さんの『想い』が残ったまま、義姉(ねえ)さんに渡すんだ! 俺の『匂い』も絶対に付けない! わかったら箱を放せ!」

 

 

 衛宮家は、葬儀の日でも騒がしかった。




これにてFate/Zero時代編、完です。次回からFate/stay night時代編が開始いたします。真・主人公は衛宮士郎(魔改造)でございますだ。
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