地球みたいなファンタジー世界で仮面ライダー 作:マル萎
地球でまだ生きてるだろうパパとママへ。
『貴様は今包囲されている!即刻抵抗せずダンジョンから出てこい!!』
なんか、変な人から叫ばれてます。
___何分か前
どうにか帰ってきたと思ったら、見覚えしかない第1第2第3日本人とダンジョン内で遭遇。飛んでいるドローンカメラ?と俺の顔を交互に見たりしているがとりあえずは
「やっほー、何日ぶり?」
軽い挨拶くらいはやっておきたいのだが
「いぎでだあ!!!」
「………まあ、死んでるとかはないよね。」
「(生存確認)ヨシッ!」(現場猫)
少々様子がおかしい気がする。1名号泣、1名複雑表情、1名は…よく分からないが再会を喜んでいるようで安心した。
「大丈夫そう?」
「「「誰のせいだと!!!」」」
詳しく話を聞くと、どうやら俺があの日ダンジョンに現れた日から丁度1ヶ月経っており、その間生存しているかどうかの情報が一切なく、自分達のせいで何かあったのではないかと精神的な負担がかかっていたようだ。
その上、どうやら国のお偉い人が俺の情報を求めて…良く言えば保護、悪く言えば軟禁状態にあったという。
あの日、流れていた動画を見て…もっと言えばン・ダグバ・ゼバと
ちなみにこのダンジョンは前回の場所とは違うらしい。というか出会ったダンジョンでは俺を探している人達が押し寄せて大変なことになってるとか。
とりあえず、色々積もる話もあるからと意外と入ってすぐだったその場所を離れて地上へと戻ったのだが…。
出て直ぐに目に入ったのは多種多様の装備を構えた人達。遠巻きに見ているだけの人もいるが、少なくともこちらに向かって構えている人からは敵意と殺意…そして何処からか悪意を感じる。
人から敵意を向けられて少し腰が引けている少女達を後ろに下げ、この人達を纏めている人を探していると、1人の人間が車の上に登りメガホンを掲げた。
ぱっと見、とてもじゃないが探索者には見えない。ブレた運動しない者の体幹、そも肥満と言える体型に顔が少し脂ぎっており確信できる。探索者じゃないなと。
そう考えていると、メガホンを通して話し始める。
『探索者チームあいうちゃんねる?という探索者!』
『そこにいる五代ユウスケという男は日本国へ不法侵入という』
『非っ常に!重大な犯罪を犯している!』
『ゆえに、即刻の引き渡しを要求する!!』
『しないというのであれば実力行使をさせてもらおうか!!』
凄く、正しい事を言っている感じ…エボルトとかゴルドドライブというか、比べてはいけない程の小物に見えるが似たような悪意を感じる。
ただ、実力行使となると後ろの3人娘も巻き添えにするかもしれない可能性があるのが駄目だ。仕方なく付いていこうと思ったが
「駄目です、ユウスケさん。あの人について行くのは。」
小声だが、しっかりと俺には聞こえる声が後ろの方から聞こえた。
「あー、やっぱりあれ不味い人?雰囲気そんな感じだけど。」
「不味いというか…別の国と繋がってる噂上に探索者反対を掲げてる人なんですよね…。」
「……多分、捕まったら売り飛ば?」
「乱暴する気なんでしょ!〇ロ同人みたいに!!イッタイ↓メガァー↑!!」
「了解。マトモな人じゃないと。」
少なくとも捕まればまともな人の生活を送れない上、日本以外のくにで一生暮らすことになりそうみたいだ。
ただなあ、
「あのー、こっちカメラあるんですけどー???政治家なら不味いって思わないんですかー!!!」
『黙れ反社の小娘共が!ソイツを捕らえればどの国でも日本より良いポストを得られるのだ!!それに、動画で国に知られる!?いいじゃないか!今すぐにでも政治から手を引いてやる!!』
あれだ。一時期前世で聞いていた【無敵の人】ってやつがあの人なんだ。
「ええ…こわ。」
「……え?ヤバくない?」
「………これ、すごく、犯罪者…?」
「ワンアウト、ツーアウト、スリーアウトチェンジゲームセット!!……は??これヤバいとかのレベル…?」
追加で気になるのが、周りを囲ってる探索者の大半が見覚えのある状態なのだが一体…?……ああそうだ、たしか仮面ライダーガヴをやってた時の一定時間隠れてたら
後ろの、あいう三人娘は戦いには慣れているのだろうがそれはモンスター限定だ。前の動きを見ればわかる、下へ向かっていた時に何回かモンスターと遭遇したが人型の敵を考慮した動きがない、というより対モンスターとしての型として戦闘スタイルが固まりすぎていた。
それを含めて考えるなら、人との相手はあったとしても手合わせ程度。つまり殺そうとしてくる人間がどう動くのか、どう狙ってくるのかを分かっていない。故にやるべきことは。
「はいはい、降参降参。」
「お前ら、次俺が馬鹿と言ったら後ろに一歩下がれ」
両手を挙げてベルトは出せないような姿を保つ。
「、はあっ!?」
「……こっち、は気にしない、で。」
「待って待って待って、それはやっちゃあ駄目だ。こちらは気にしなくて良いんだ!」
『ハッ!一対一で化物を殺せたとしても数には勝てんだろうな。』
後ろからは驚愕、前からは嘲るような声。
「うるせえよ、餅みたいな体型してるジジイが。」
『何だとクソガキ!!』
煽れ、時間をかけろ
「はっ!事実だろう?その体型を見るだけで一目瞭然だろう?」
『魔法部隊!!!』
煽りにすぐ反応し、宣言通り実力行使に出ようとしてるが
「いいのか?俺が死んでも?」
『遺体の1つや2つ、むしろ解剖するには都合がいいだろう?』
「そうかあ、ところでさあ!」
『なんだ、命乞いか?もう遅いがな』
「ちげえよ、」
「俺はよ。仮面ライダーを背負っちまったんだ…つまり、守りたい人は命に変えても守らなきゃならねえ。」
『何ブツブツ言っている、命乞いも長いぞ。やれ。』
上空から一軒家ほどの炎の塊が落ちてくる。けれども遅い遅い
「仮面ライダーは正義の味方だからねえ、」
「悪に負けちゃあ駄目なんだよ」
「ばーーーか。」
上げていた手から1つの、緑色のカプセルを落とす。いや、腕に転がして発動する。
__BARRIER
ドカンと爆発するような音と共に砂煙がユウスケ達がいた付近を中心に辺り一面を包む込む。砂煙は晴れていないが勝ちを、殺しを確信したように笑い声をあげる。
『ハハハハ!!この程度か!国も怯え過ぎだろう?この程度だぞ!腰抜け共め!』
外部 道雄(そとべ みちお)67歳。職業政治家。
幼い頃から政治家一家の長男坊として甘やかされて育ってきており、自身の上に立つ者を忌み嫌っている。日本という国は自身を低く見ていると思っているため、他国へ行く為の功績稼ぎとして日本の情報や隠れた有望株と言われる探索者を海外へ送っている。
クスリを使い、この人数の探索者たちを従えている事実、その上この国は近々自身へ頭を下げることになるだろう優越感からくる邪悪な笑いが流れる。
しかし、
「悪いね」
「思い通りに行ってなくて。」
『……は?』
そこにいたのは想像していた焼き焦げた無様な姿ではなく、半透明な緑色の半球に身を入れ、た五代ユウスケの姿である。
少しだけ奇妙なのはあの小娘達の姿が無い事と
『や、やれ!殺せぇ!!!』
そう指示を出し、探索者達を向かわせるが一歩、いや何十歩も遅い。
優雅に扉を開け、ユウスケは外部へ笑みを向ける。
「夢は、悪夢を、現実をも超える。」
「ただ、今からはあなたにとっての悪夢を贈ろう。」
そう言い、手に持った緑色のガチャガチャカプセルのような物を回す。
__BARRIER
五代ユウスケは扉の先へと足を踏み入れ、扉ごと消える。
後に残ったのは無事に地面を中心に周囲が焼け焦げた地面、キョロキョロと敵を探す探索者。そして、半透明な緑色の半球に包まれて身動きの取れない外部道雄。
「お、おい待て!これはなんだ!?早く私をここから出せ!!」
いくら祈ろうと、いくら攻撃しようとも、その半球体のバリアは壊れず崩れず丁度24時間後に解除された。
ただし、外部の周囲には制圧された探索者の集団とそれを尻目に手錠を持ち構える警察官達の姿があった。
外部道雄の夢とは自身がNo.1であり偉くあること。
故に悪夢とは、永遠に叶わないNo.1と手に入れれない権力である。
その後、様々な余罪が明るみに出たが死罪のみは免れたそうだ。 ただし、外部道雄が手を出せなかったとある国、日本の言葉や倫理観等が通じない監獄へ送られることになったようだ。
今後、日の目を浴びることはないのだろうね。
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「さて、外は色々と終わっただろうしゆっくり話そうか。」
扉を閉じた先、仮面ライダーゼッツの怪事課…もといゼッツルームが広がっており、一つの机を囲むように3人娘が座りズズズッと用意されたティーポットからカップへ紅茶を注ぎくつろぎ始めている。
「一応聞くけど、怪我はない?」
「問題ナーシ。」
「……ん、アレで怪我するほど、間抜けじゃない。」
「大丈夫だ、問題ない。」
ジロジロと3人揃って何か色々と聞きたそうにしているし、
「ネタバラシを聞きたい人ー?」
「「「はーーい!!」」」
「うーん、ノリがいい。」
というわけでネタバラシをしていこう。
「さっきの指示、どうやったんですか?」
まずは指示。
実は言い合いを始める前に、「馬鹿と言ったら一歩下がれ」という1つの指示を口に出さずに出していたのだ。
「アレはねえ、腹話術だね。」
「腹話術?」
「…おお、TVで見るやつ…!!」
「〇〇ットマ〇〇ト…。いった!?本気で蹴った!?」
「そうそう、1人だと暇で暇で…。どうせ、いくつかの人格作ってるんだから喋りながら別の人格も別の言葉を喋れたらいいなって考えて練習してたら10年くらいでできたかなぁ?」
「ひえっ」
「……うわ」
「チョアヨ!?」
凄くヤバいものを見たって感じで怯えられた気がする
「コワクナーイコワクナーイ、大丈夫だよ?ほら、他に聞きたいネタは?」
「…聞きたいこと、増えたけど…あの扉は…?」
「アレはねえ、深層心理の扉…。人々の誰もが持っている自分自身さえ気付いていない願いの込められた扉。それを作り出した。」
「……??それは、現実に生み出せる物…?」
「いや、流石にCODE…じゃなくて、そういうのを生み出す組織も無いからね、代用させてもらったよ。」
コトッと、机の上に1つのカプセルというよりUFOみたいなカプセム、
「エクスドリームライズカプセム。」
「これを使って夢と現実の狭間が曖昧な空間を作り出した。」
3人とも数秒考え込み、1人がうーちゃんがハッとした顔で問いかけてくる。
「まさか、それ夢から現実への干渉とかも可能なやつ…?」
他の2人はまだイマイチわかってないのか首を傾げているので、あえてニッコリとした笑みで言葉の無い答えをうーちゃんへと返す。
「ヒュッ……。あーちゃ、いーちゃ。これ知られたら駄目なやつだ。……分かってないっぽいから簡潔に言う。」
「これ、夢で人を傷付けると現実世界でも傷が付く。」
その言葉で気付いたのか2人共顔を青ざめさせる。
「え、は?なにそれ…勝つ勝たないとかじゃなくて…。」
「……向こうにこれ、渡らなくて良かった…。」
正直言えば、現実と夢の同時干渉はエクスドリームライズの本来の能力という訳では無いが色々と事情が混ざり合って説明が面倒な為、言わなくても良いだろう。
「だからこそ、この部屋は現実世界の何処かに存在する…しかし、夢の世界とも繋がっているため存在が曖昧である。」
「だからこそ、何処にでも存在し、何処にも存在しない。出入り不自由な部屋となっている。」
「………まあ、出入り口をクローゼットにでも固定すればそこから出入りできるようになるけどね。」
なかなか不便な部屋なのである。
「と、言うわけで簡単なさっきのネタバレは終わり。」
「他に、聞きたいことはあるかな。」
情報を流しすぎたことにより頭を抱えているのが見えるが、そんな事は気にせずニッコリ微笑んで俺はそう聞いた。
五代ユウスケ/色々情報ポロポロし始めた主人公。
ぶっちゃけあの人数程度(100人)ぐらいならすぐに制圧できたが、後ろに守る対象がいたのでやらなかった。危険に晒すのは駄目だよね。
エクスドリームライズくん…というよりはゼッツの力くん。なのだが、現実から夢、夢から現実に干渉可能な上、夢と現実の狭間に存在する場所を生み出せるようになる(本編でもできてた)。
3人娘あるいは庇護対象として見られてる女の子たち/情報の滝を叩きつけられ撃沈中であり、本当に世界の危機になりかねなかったことに気付いて冷や冷やしてる。この後自己紹介をした。
帰ったらまーたバズっててメガテン
あーちゃん:赤峰 雪花(あかみね せつか)
イメージ:お好きな普通の美少女キャラ
いーちゃん:石川 いろは(いしかわ いろは)
イメージ:お好きな眼鏡系魔法使いキャラ
うーちゃん:宇沢 有紗(うざわ ありさ)
イメージ:お好きなキャラ崩壊を許せる剣持ちキャラ
視聴者あるいはヤベエ現場の目撃者/生死が不明で恐ろしいが、五代ユウスケがいるなら大丈夫か…?となっている人々。現在、トレンド入りさせつつ、警察に通報してる。
外部道雄/略して外道。
とりあえず主人公の現状を教えるために出した即落ち2コマの敵。死罪にはなってないよ、死罪には…ね?入れられたのは洋画の刑務所イメージ。つまりそういうこと。
法律違反しまくって国を少しぽっち売ってただけで…血も涙もねえ!!救いは…外道に救いはねえのか!?
作者あるいは出すの遅くなってごめん寝してる人/マージで伸びて戦々恐々。多分後何話かは仮面ライダーとしての戦闘描写がほとんどないかもしれない。
作風と続きにに困って迷走中。エクスドリームライズは俺も欲しい…。ごめんねえ、書くの難しくって……だから、他サイトでの小説/二次創作の一気見とマイクラとローグウィズデッドとイナイレクロスとYouTube一気見してたのは許して♡