「おい…これはどういう状況だ?」
俺がハジメたちのもとに戻ると、ハジメが見たこともない黒い着物を着た女性を引っ張っていた。
「ああ…こいつはさっきの黒龍で、名前はティオ・クラルスって言うらしい」
「よろしくなのじゃ」
「うん。余計に分からなくなったね」
そこから俺はハジメに説明を受ける。どうやら先ほどの黒龍は竜人族だったらしく、眠っていたところを黒いローブの男に操られていたらしい。そしてハジメがティオと戦っていたときに、ハジメがティオの尻にパイルバンカーを打ち込んでしまった。そのときにティオの中のドМが開花したらしい…。文字にすると相当カオスだな、この文章。
「ウルの町に魔物の大群が押し寄せてるぅ?」
「ああ、約6万の魔物がな」
「へ~。で、お前はどうする気だ?」
「当然、知ったこっちゃない」
「だよな」
「って話を昨日したと思うんだが」
「ああ、したな」
「ならもう一度聞こう。なんて?」
「魔物の殲滅を手伝うことになった」
「…………はぁ~、なんでいつもこうお前は面倒ごとを引き受けるかねぇ」
「お前さらっと失礼なこと言ったな?」
「で?策は…っていらねぇか」
「ああ。とりあえずバリケード的なのは一応作るが…多分『力こそパワー!』って戦いになるな」
「だな。あっ、そうだ。ちょうどいいからユエたちを呼んできてくれないか?」
「それは構わないが⋯どうするつもりだ?」
「そいつは来てからのお楽しみだ」
ユエたちが来ると、俺はシアとティオにライドウォッチを渡す。
「これって⋯ハジメさんが使ってるものと同じ形のものですよね?」
「ふむ、妾にもかえ?」
「とりあえず、ベゼルを回して起動してみてくれ」
二人は言われたとおりにライドウォッチを起動する。
『響鬼!』
『ウィザード!』
「っ⋯!」
「これは⋯っ!」
「ツカサ、二人にライダーの力を⋯?」
とユエが俺に尋ねる。
「ああ、シアはもう立派に一人前だ。そして⋯ウィザードの力が共鳴したってことは、こいつもきっと、誰かの希望のために戦える人間だ⋯って俺が判断した。何かあったら、俺が責任を取るさ」
「戦力が増える分に越したことはないが⋯ぶっつけ本番で大丈夫か?」
とハジメは懸念する。
「それに関しては問題ない。ウォッチを起動した瞬間に、ライダーに関しての知識を得られるからな」
「ん、私もそうだった」
すると
「⋯本当に、妾までこれを受け取ってしまっていいのかえ?」
とティオがたずねる。
「言ったろ。何かあったら俺がなんとかするって。それに⋯俺は破壊者だからな」
「⋯面白い男じゃな」
数時間後
誰もいない森の中、俺は一人で、あのときミレディからもらった写真をながめていた。
その写真には、眼鏡をかけた青年、金髪の美少女、赤茶色の髪をした青年、水色の髪をした女性、薄緑の髪をした女性、水色の髪にマフラーをつけた青年、ハゲ頭の男性、そしてマゼンタ色の髪をした青年が写っていた。
「懐かしいな。もう…あのときには戻れないのか…!」
気付けば俺はライヴの人格に変わって泣いていた。
「皆で笑いあって過ごせていたあの時が…一番幸せだったのかもしれないな…。また…皆に会いたいよ…!」
ポタポタと地面に涙が落ちる。
「もし…もしあのクソ野郎をぶっ殺せたそのときは…ミレディと一緒にお前らの元に必ず帰るから…!だから…それまで待っててくれ。皆…!」
俺は拳を月に向けて言う。
「あの日、皆で立てた『悪い神をぶっ殺して世界を救おう』っていう子供じみた誓いを…いつか果たすんだ。絶対に…俺が…!」
そして訪れた決戦の刻、
「確かに多いな…これはあれだな。ひっさびさのストレス発散タイムじゃあぁぁぁ!」
「お前…世紀末な野郎みたいになってるぞ?」
とハジメが引き気味に言う。
「上等だ!レッツパーリィタイム!」
「…ダメだ。完全にワクワクで脳がやられてる。これは終わるまでこのままだな…」
「重力魔法撃って戻す?」
「ユエ…なんかツカサに辛辣だな…」
「そんなことない」
「おいハジメ。あの前置きやるんだろ?」
「うわっ、急に正気に戻るなよ…。ああ、今始める」
するとハジメが後ろのウルの住民へと話し始める。
「聞け!ウルの町の勇敢なるものたちよ!我々の勝利は既に確定している!」
そっからハジメは、先生は現人神だと説き伏せ、住民の戦意を一気に上げた。
「(小声)しっかし考えたもんだな。先生の評判を上げて俺たちの立場がより確立されるようにするなんてな」
「これが愛子様に導かれた、女神の剣の力だ!行くぞツカサ!」
「はいはい、女神様バンザーイ(棒)。変身」
『KAMENRIDE DECADE!』
『FAINALATTACKRIDE DE・DE・DE・DECADE!』
俺はライドブッカーガンモードを持ち、開幕必殺ブッパとかいう、テレビだと負けフラグな攻撃を魔物の大群に放つ。
「グギャア!」
そして魔物の何十体かがその攻撃によって葬られる。
「私も行く。キバット!」
「よっしゃー!久しぶりの出番、キバって行くぜー!」
ユエはキバットを呼んで手に持ち、反対の手をキバットにかませる。
「ガブッ!」
するとユエの腰にキバックルが現れ、ユエの顔にステンドグラスのような模様が浮かび上がる。
「変身…!」
ユエがキバットをキバックルにはめると、ユエの姿が黄色い大きな目、赤い胸部、体の節々に鎖が巻き付いた、吸血鬼の皇子のライダー、キバへと変わる。
「あ~!なら私もです!」
するとシアは変身音叉を取り出し、先端の金属部分をドリュッケンで軽く叩く。
するとそこから響きが広まり、シアの額に変身音叉についているものと同じ意匠が浮かび、シアの体が紫の炎に包まれる。
「はぁぁ…はぁ!です!」
シアは紫の筋骨隆々の体、赤い腕を持つ鬼のライダー、響鬼に変身した。
「ならば、わらわもこの力を使ってみようぞ」
『ドライバー オン!プリーズ!』
ティオは腰にウィザードライバーを出現させ、ドライバーを操作する。
『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』
するとドライバーから騒がしい待機音が鳴る。
「変身、なのじゃ」
ティオはその手につけた指輪をドライバーにかざす。
『フレイム!プリーズ!ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!』
するとティオの隣に赤い魔法陣が現れ、ティオの体を通り過ぎていく。
その姿は赤い宝石のような頭部に、黒いボディ、下半身には腰マントが付いたライダー、希望の龍使い・仮面ライダーウィザードへと変わっていた。
「さぁ、ショータイムじゃ」
変身したユエたちが魔物の大群に向かっていく。
「俺も行くとするか」
『ジオウ!』
「変身」
『ライダータイム!仮面ライダー!ジオ~ウ!』
ハジメもまたジオウに変身して向かっていく。
「人手を増やすか」
俺は一枚のカードを取り出す。
『ATTACKRIDE IMAJINS!』
俺がドライバーにカードをセットすると、5人の怪人が現れる。
「ああ?どこだここ」
「手伝ってくれ。モモタロス」
そう。仮面ライダー電王の仲間の赤鬼のような怪人、モモタロスを筆頭とした、イマジンたちだ。
「なんだかよく分からねぇけどよ…久しぶりに暴れてやるかぁ!行くぜ行くぜ行くぜ~!!」
「ちょっと先輩!まぁしょうがないか。行くよキンちゃん」
「俺らの強さは泣けるでぇ!」
「わ~い!祭りだ祭りだ~!」
「家臣ども!私についてくるがいい!」
水色の体のウラタロス、金色の体のキンタロス、紫の体のリュウタロス、白い体のジークがそれに続く。
「はぁ!」
俺は続々と魔物の大群を斬り伏せていく。
「てめぇなかなかやるじゃねぇか」
モモタロスが俺にそう話しかける。
「そいつはどうも」
「へへっ!面白れぇ奴だ!久しぶりに俺のクライマックスを見せてやるぜ!」
「おい!お前まさか!」
「おらっ!」
するとモモタロスが俺に憑依する。
変身がとけ、俺の髪が逆立ち、赤いメッシュが入り、赤色の目をした姿になる。
「へへっ!これこれ!」
『おいおい…マジかよ…』
「いいじゃねぇか!行くぜ!」
モモタロスことМツカサは、腰にデンオウベルトを巻き、赤色のボタンを押す。
「変身!」
そしてベルトにライダーパスをかざす。
『ソードフォーム』
するとМツカサの姿が一瞬電王のプラットフォームに変わり、その後赤色の鎧が装着され、顔に桃のような仮面が付き、桃が割れる。
時の守護者・仮面ライダー電王だ。
「俺、参上!」
そして電王はポーズを取る。
「はぁ⁉ツカサ⁉」
ハジメが驚く。
すると、この事件の黒幕、黒いローブの男が現れ、一つの時計を起動する。
『ウィザード…!』
そして自分の体にそのウォッチを入れる。
「ぐっ…!うぉぉぉ!」
『ウィザード…!』
その姿は、仮面ライダーウィザードを歪めたような怪人、アナザーウィザードに変わる。
「無駄なあがきを…!貴様らはこの場で…「おらぁ!」ッ!」
すると突然電王がアナザーウィザードを蹴る。
「なんだよ。威勢がいいわりに弱ぇじゃねぇか」
「貴様…!いきなりとは卑怯だぞ…!」
「ハッ!知らねぇのか!いいか、俺に前振りはねぇ。最初から最後までクライマックスなんだよ!行くぜ行くぜ行くぜぇぇ!」
電王はデンガッシャーをソードモードに組み立てながら言って、アナザーウィザードに斬りかかる。
「なんだかよく分からねぇけど…味方でいいんだな!ツカサモドキ!」
『おい!モドキってなんだよ!』
ハジメはビルドウォッチを取り出し、起動する。
『ビルド!』
そしてジカンギレードにセットする。
『フィニッシュタイム!ビルド!ギリギリスラッシュ!』
「はぁ!」
すると戦車に乗ったウサギが何匹も現れ、魔物の大群を葬っていく。
「フッ、武器に使っただけでこの威力⋯!いいじゃねぇか!」
すると炎が魔物の大群を一瞬で消し去る。
「ティオのやつか…あいつも大概化け物級だな」
「うらぁー!」
すると響鬼がドリュッケンで魔物の大群を叩き伏せながら進んでいく。
「シア!俺についてこい!お前に頼みたいことがある!」
「はいです~!」
「カメ!クマ!はなたれ小僧!今日は特別だ!てんこ盛り行くぞ!」
「やりますか!」
「よっしゃ!」
「イエーイ!てんこ盛り!」
電王はケータロスを取り出し、ボタンを押す。
『モモ ウラ キン リュウ クライマックスフォーム』
するとイマジンたちがデンカメンとなり、右肩、左肩、胸につく。そしてソードフォームのマスクの桃の皮がむける。
これが電王最強の形態、クライマックスフォームだ。
「ん?なんだ?このビラビラ」
するとモモタロスが異変に気付く。
なんと背中には巨大な羽根のようなデンカメンがついていたのだ。
「あれ?前にもこんなことあったような…まさか手羽野郎!またお前か!」
『美しいであろう?光栄に思うがいい!」
訂正だ。ジークもくっついていたので超クライマックスフォームだ。
「バカ言うな!だからみっともねぇんだよ!さっさと出てけ!」
『わ~いわ~い!また鳥さんもくっついた!けどやっぱ気持ち悪い…』
『ちょっとキンちゃんまた足踏んだでしょ!』
『いつもいつも狭いんやから文句言うなや!』
『家臣ども、苦しゅうない!』
「だから苦しいんだっつってんだよ!」
『俺が一番狭いんだが…』
「来て」
キバはフエッスルをキバットに吹かせる。
「ガルルセイバー!」
するとどこからか青い剣が飛来し、それを手に取ったキバの左腕が青色に変わると、目と胸も同様に変わる。
月夜のハンター・キバ ガルルフォームへと変わり、キバはガルルセイバーを構える。
「ガルルル⋯!」
キバは低い唸り声をあげ、荒々しく駆けていくと、魔物の首を次々と斬り裂いていく。
「アォォォン!」
遠吠えをあげ、ガルルセイバーを構えて青い龍のような形をしたエネルギー形のハウリングを飛ばすと、魔物たちは爆発していく。
「キバット、決める」
キバフォームに戻り、キバはそう合図する。
「よっしゃー!」
キバはウェイクアップフエッスルをキバットに吹かせる。
「ウェイク!アップ!」
「は…はぁぁ…はぁ!」
すると右足の封印が解かれ、キバは飛び上がって逆さに飛ぶ。
「ハァァ!」
そして魔物の大群に高威力の必殺技・ダークネスムーンブレイクを叩き込む。
「ギャァァァ!」
魔物たちは爆散する。
「妾も決めるとするかの」
ウィザードはウィザーソードガンの手の意匠を開く。
『キャモナスラッシュシェイクハンズ!』
『フレイム!スラッシュストライク!ヒ・ヒ・ヒ!』
「ハァ!」
ウィザードは黒炎をまとったウィザーソードガンで敵を切り裂く。
「フィナーレじゃ!」
『ルパッチマジックタッチゴー!』
『チョーイイネ!キックストライク!サイコー!』
「ハッ!」
ウィザードはアクロバティックな動きで飛び上がり、魔法陣をまとったキックを魔物たちに撃ち込む。
「ギャァァァ!」
魔物は爆散する。
「行くぜ」
電王はパスをドライバーにかざし、投げる。
『チャージアンドアップ』
「必殺・俺たちの必殺技!超クライマックスバージョン!」
超クライマックスフォームは足にエネルギーをためて飛び上がり、魔物の群れにキックを叩き込む。
「ギャアアア!」
魔物たちは爆発する。
「へっ!決まったぜ!」
『やはり世界は私のために回っている!』
「馬鹿野郎!勝手に動くんじゃねぇ!てめぇの動きはついていきづらいんだよ!」
『ねぇさっさと離れようよ~これ気持ち悪いし』
「気持ち悪いのはこっちだ!終わったんだからさっさと出てけ!」
『いや俺の体なんだが』
『は…は…ハクッション!』
「いってーなクマ!急にくしゃみすんじゃねぇ!肩が外れるだろうが!」
『いや俺の…』
『キンちゃん風邪?』
「はぁ⁉またかよお前!離れろクマ!絶対うつすなよ!」
『お前らいい加減俺の話を…』
『は…は…ハクッション!』
「ギャーッ!肩が~!!!」
『俺の話を聞け!』
ジオウは、響鬼とともに操られている魔物のリーダーたちを探す。
「あれです!ハジメさん!」
「ああ!」
ジオウは戦闘前にディケイドから借りたライダーカードをライドウォッチに変える。
「まずはこいつだ!」
『G3−X!』
するとジオウの手にGX-05 ケロベロスが現れる。
「行くぜ!」
そしてケロベロスの先端にミサイルを取り付け、発射する。
「オラァ!」
「グォォォ!」
魔物たちは一気に爆散する。
「使いやすいなこれ、今度俺のアーティファクトの参考にしてみるか」
そんな事を言いつつ、次のカードを取り出し、ウォッチに変化させる。
『スナイプ!』
今度はスナイプのメイン武器・ガシャコンマグナムが現れる。
『ガシャコンマグナム!』
「ハッ!」
ジオウは的確に魔物たちをヘッドショットしていく。
「決めるぜ」
『ズ・キューン!』
Aボタンを押すと、ガシャコンマグナムはライフルモードとなり、ジオウはそれを構える。
「はぁぁ⋯ハァ!」
ライフルにエネルギーをためて、引き金を引くと、一気に魔物たちは消え去る。
「私も!」
響鬼は飛び上がって音撃鼓・火炎鼓を投げる。
そしてその上に飛び乗り、音撃棒・烈火を構える。
「ハッ!音撃打・火炎連打の型!」
音撃棒で鼓を叩きまくり、最後にドリュッケンでとどめを刺す。
「はぁぁ⋯ハァ!ですぅ!」
すると魔物たちは清めの音によって爆散する。
ジオウと響鬼はアナザーウィザードを追い詰める。
「チッ!」
「ここまでみたいだぞ。答えろ。誰からアナザーライダーの力をもらった?」
「教えるものかぁぁ!」
そう言ってアナザーウィザードは襲い掛かってくる。
「ハジメさん!」
「大丈夫だ。ツカサ、お前の力使わせてもらうぞ」
ジオウはディケイドウォッチを起動する。
『ディ・ディ・ディ・ディケイド!』
『ライダータイム!仮面ライダー!ジオ~ウ!
アーマータイム!カメンライド!ワーオ!ディケイ!ディケイ!ディ・ケイ・ド~!』
ジオウの姿は、ディケイドに似た姿・ディケイドアーマーへと変わる。
「通りすがりの錬成師だ。覚えておけ」
「ほざけぇっ!」
アナザーウィザードは魔法を使って炎をこちらに放出してくる。
ジオウは炎に包まれる。しかし
「…フッ」
「なっ!」
『ライドヘイセイバー!』
炎をライドヘイセイバーで斬り、アナザーウィザードに向かってきた。
「くっ!」
『ヘイ!ウィザード!』
『ウィザード!デュアルタイムブレーク!』
「さっさと死ね」
アナザーウィザードの周りに三つの魔法陣が現れ、ライドヘイセイバーには炎が纏われる。
魔法陣から水の斬撃、土の斬撃、風の斬撃が飛んでくる。
「なっ!ぐわぁぁぁ!」
「はぁぁ!ハァ!」
最後にジオウが炎をまとったライドヘイセイバーでアナザーウィザードを両断する。
アナザーウィザードは元の人間に戻り、アナザーウォッチが転がる。
「さすがにしぶといな。で、結局お前は誰だ?」
そのとき、アナザーウォッチがどこかへ引き寄せられる。
「!」
そこにはあの日自分が奈落に落ちる原因となった存在、神の使徒がいた。
「てめぇ…!」
「やはりあなたは危険ですね。イレギュラー」
「どうとでも言えよ。なんならここでやるか?」
「いいえ。今日はこれの回収だけが目的です。あなたには用はありません」
「ああそうかよ」
そして神の使徒は消えた。
「チッ」
「大丈夫ですか?ハジメさん」
「ああ。さて、あの黒ローブの男も引っ張ってかねぇとな」
「まぁとりあえず…助かった、モモタロス、皆」
「へっ!もう呼ぶんじゃねぇぞ。俺は忙しいんだ」
「ああ。分かってるよ」
「バイバイ」
「おおきに!」
「またねー!」
デンライナーがやってきてウラタロスたちを乗せていく。
「ん?ごらぁ!乗せろ!バカヤロォ!」
ちゃっかり乗ってなかったモモタロスは走ってデンライナーを追いかけていき、姿が見えなくなる。
それと同時にハジメたちが戻ってくる。
「どうやらそっちも終わったらしいな」
「ああ。それとこいつ」
ハジメはフードを脱がせた黒ローブの男をこちらに渡す。
「ん?どっかで見たことあるような…」
「クラスメイトの清水幸利だ。マジで忘れてたのか」
「ああ…こっちに来てからのことが濃すぎてな」
「それはまぁ確かに」
俺たちがそんなことを話している間に先生は清水と話していた。
「どうしてこんなことをしたのか、先生に聞かせてくれませんか?」
「俺の価値を示してやろうと思っただけだろうが…!魔人族側は分かってくれる!魔物を捕まえようと一人で北の山脈にむかったときに出会った魔人族は分かってくれたんだ!俺の本当の価値を!」
その後もつらつらと自己中心的なことを述べていたが正直言って興味はない。強いて言うなら、人間でもこんなクズがいるのに、魔人族の王の弟だったのにあんなに努力家でいい奴だったヴァンドゥルは、本当に異色な奴だったんだな~と思ったくらいだ。
はっきり言ってそのときの俺は油断をしていた。
だが
「動くな!ぶっさすぞ!」
気付けば清水が先生を人質に取っていた。
あ、面倒くさいことになった。というのがそのときの俺の本音だ。
アンケートですが、できるだけ解放者の中に同作品のライダーがいるって感じにはしたくないな⋯というのが本音です。
身勝手ながら、ご協力お願いします。
感想や評価、お待ちしてます。お気に入り登録してくださると嬉しいです。
メイルとラウスの変身するライダーは何がいいと思う?
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アクア(メイル)、イクサ(ラウス)
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デュランダル(メイル)、イクサ(ラウス)
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アクア(メイル)、最光(ラウス)
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デュランダル(メイル)、最光(ラウス)