戦姫絶唱シンフォギア RE:EVOLT   作:どーべんうるふ

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自分が見たい作品のクロスオーバーをAIに注文をつけながら出力させたのを読み返しやすくハーメルンに投稿させてもらいました。シンフォギアもビルドも履修済みですがおおまかにAIに指示したまでで設定や各キャラの言動の細かなところまではチェック及び修正などはしていません。気が向けば直したらするかもしれませんが今のところは未定です。見られる方がいるかはわかりませんが、この作品はあくまで自分用でAIに出力させたものです。


第一話「残された怪物」前編

 

 

 

 

 世界は終わった。

 

 いや。

 

 正確には。

 

 エボルトによって終わらされた。

 

 

 崩壊した大地。

 

 焼け落ちた街。

 

 そこに立つ一人の存在。

 

 エボルト。

 

「……。」

 

 静寂。

 

 かつて自分に挑んできた者たちは、もういない。

 

 シンフォギア装者。

 

 人類。

 

 この世界に存在した希望。

 

 全て。

 

 喰らい尽くした。

 

「いやぁ。」

 

 エボルトは笑う。

 

「結構楽しませてもらったよ。」

 

 目の前に広がる光景を見る。

 

「最後まで諦めない。」

 

「仲間のために戦う。」

 

「自分より他人を優先する。」

 

「ほんっと、人間って面白いよねぇ。」

 

 一瞬。

 

 別の記憶が蘇る。

 

 桐生戦兎。

 

 万丈龍我。

 

 かつて自分に抗った仮面ライダーたち。

 

「……。」

 

「またかよ。」

 

 小さく笑う。

 

「どこの世界にもいるんだな。」

 

「そういう面倒な奴らって。」

 

 以前なら。

 

 そんな存在はただの障害だった。

 

 だが。

 

 今のエボルトは違う。

 

 感情を知っている。

 

 だからこそ。

 

 理解できないものを楽しめる。

 

 

 その時。

 

 世界が停止した。

 

「……?」

 

 エボルトが空を見る。

 

 時間が止まる。

 

 空間が歪む。

 

「おいおい。」

 

「まさかここでイベント発生?」

 

 現れたのは。

 

 黒い王。

 

「私はオーマジオウ。」

 

「2068年の時の王だ。」

 

 エボルトは笑う。

 

「へぇ。」

 

「王様ねぇ。」

 

「随分と派手な登場じゃない。」

 

 しかし。

 

 オーマジオウはエボルトの挑発には反応しない。

 

「確認した。」

 

「君の存在による歴史への干渉。」

 

「その規模は、ライダー世界群の維持へ影響を及ぼす。」

 

「故に。」

 

 一拍。

 

「排除する。」

 

 エボルトは目を細める。

 

「……。」

 

「なるほど。」

 

「俺が悪いから倒すんじゃない。」

 

「邪魔だから消す。」

 

「そういうこと?」

 

「そうだ。」

 

 淡々とした返答。

 

 そこに怒りも憎しみもない。

 

 ただ処理。

 

 エボルトは笑う。

 

「冷たいねぇ。」

 

「もう少し楽しもうとか思わないわけ?」

 

「必要ない。」

 

「君は歴史に対して過剰な影響を与えた。」

 

「それだけだ。」

 

 

 光が走る。

 

 エボルトの身体が崩れていく。

 

「……。」

 

 消滅。

 

 完全な終わり。

 

 その直前。

 

 エボルトは笑った。

 

「まったく。」

 

「最後まで予定外のことしてくれるねぇ。」

 

 ほんの僅か。

 

 細胞。

 

 記憶。

 

 存在情報。

 

 それらを切り離す。

 

「でもさ。」

 

「俺を誰だと思ってる?」

 

「しぶとさだけは自信あるんだよねぇ。」

 

 分体。

 

 小さな可能性。

 

 それだけを。

 

 次元の狭間へ放つ。

 

 オーマジオウはそれを見る。

 

「……。」

 

「残存した存在情報。」

 

「しかし、影響は限定的。」

 

 追わない。

 

「処理を終了する。」

 

 

 ――そして。

 

 何もない場所を漂う。

 

 時間も。

 

 空間も。

 

 存在しない場所。

 

 そこに。

 

 小さな意識があった。

 

「……。」

 

 声すら出ない。

 

 身体もない。

 

 力もない。

 

 あるのは。

 

 自分がエボルトであるという記憶だけ。

 

「……。」

 

 まずい。

 

 このままでは消える。

 

 エボルトは理解する。

 

「参ったねぇ。」

 

「まさか、ここまで追い込まれるとは。」

 

 だが。

 

 諦めるという選択肢はない。

 

 なぜなら。

 

 自分はエボルトだからだ。

 

 

 そして。

 

 奇妙なことが起きる。

 

 漂流していた分体が。

 

 一つの世界へ引き寄せられる。

 

 歌。

 

 音。

 

 生命力。

 

 そして。

 

 未知のエネルギー。

 

「……。」

 

 エボルトは感じ取る。

 

「へぇ。」

 

「まだこんな世界が残ってたのか。」

 

 そこは。

 

 かつて自分が滅ぼした世界。

 

 しかし。

 

 時間は巻き戻っている。

 

 まだ何も始まっていない。

 

 響たちが戦う前。

 

 全てが始まる前。

 

「……。」

 

 エボルトは笑う。

 

「なるほどねぇ。」

 

「もう一回やれってことか。」

 

 しかし。

 

 今の自分には力がない。

 

 身体もない。

 

 なら。

 

 まず必要なのは。

 

「器ってわけだ。」

 

 

 夜。

 

 一人の人間が歩いていた。

 

 その足元。

 

 黒い液体のようなものが蠢く。

 

「……?」

 

 人間が振り返る。

 

 次の瞬間。

 

 影が伸びる。

 

 触れる。

 

 侵入する。

 

「悪いねぇ。」

 

 声が響く。

 

「ちょっと身体、借りるよ。」

 

 人間の意識が揺らぐ。

 

 そして。

 

 鏡に映った顔。

 

 そこには。

 

 人間の姿を借りた何かがいた。

 

「……。」

 

 まだ完全ではない。

 

 力も戻っていない。

 

 だが。

 

 存在している。

 

「いやぁ。」

 

 新しい身体を確認する。

 

「やっぱり肉体があるって便利だねぇ。」

 

 口元が笑う。

 

「さて。」

 

「ここからどう料理していこうかな。」

 

 一度目は。

 

 力で全部奪った。

 

 二度目は。

 

 違う。

 

 まずは。

 

 観察だ。

 

 駒を動かす。

 

 敵を利用する。

 

 必要なら自分で戦う。

 

「せっかく二周目なんだ。」

 

「楽しまないともったいないよねぇ。」

 

 怪物は。

 

 まだ小さな姿のまま。

 

 再び世界へ入り込んだ。

 

 

 

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