勇者の引退ライフ   作:かりん2022

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多分来世では勝てない

大人コースのテナント、完全に私の城!

まずはレストラン!

魚河さんと色々相談して、メニューも考えた。

栄養満点で可愛い感じである!

 

レストランとしっかり分けた店舗!

 

ルームの内装を変えられる補助カード!

 

各種種(許可証必要)!

 

ポーション!

 

ダンジョンコア(許可証必要)!

 

スキル指南書(ゲームアバタースキル)!

 

魔術指南書(異世界の魔術)!

 

生産の書(生産スキル使用法)!

 

ペットモンスター(許可証必要)!

 

魔物素材で作ったグッズ!

 

簡単なゲームアイテムの防具(強いのは売らない)!

 

雫にはオークションで売っては? と聞かれたけど、私は異能街で売りたいのだ。

水晶にも許可をもらってる。

今回はお客が殺到するのわかってるから訓練もした!

夕闇家の血筋にしか意味ないものはちゃんと注意書きもつけた。

 

1週間ほど休暇も貰った!

混乱するような品はそれぐらいで売り切れるか行き渡って混乱がなくなる予想だ。

というかそれ以上伸びるとお店の警備できなくなって困る。

退魔師の仕事が優先だし、まともな戦闘力があるの、うちだと私、水晶、雫、玉英しかいないからね。

 

 1週間過ぎたら、玉英に店番をお願いしようかな……。

 

 ああ、引換券と優先購入権は早速使われた。

 

 プレオープンに招待して、優先購入チケットと異能街の通貨、マギカか引換券でお買い物してもらった。

 その後レストランで食事、感想をくれた。

 

 目玉アイテムもいくつか引換券で買われたが全然問題ない。

 向こうも買い占めみたいな真似はしてこなかったし。

 

 その後値段についてのアドバイスをくれ、少々値段調整する。

 販売制限もつけて、オンラインでラインナップが見れるようにした。

 申請が必要なのもあるからね。

 品物は即時引き渡さず、後日お届けにした。

 奪いあいになられても困るからね。

 

 そして、いざ開店である!

 

 きゃーお客様ー! 潰れちゃう! 潰れちゃう!

 ダンジョンコアは注文あるだけ作るんで、焦らなくて大丈夫ですってばー!

 マイエリアの補助カードはおひとり様おひとつでお願いしまーす!

 

 え? デートで使いたいからエッチな気分になる料理を出して欲しい?

 当店ではそういうのはやってないので……。

 お店の中でもエッチ禁止なので……。

 薬盛るのもやめてもろて……。

 

 よしわかった、近場のラブホまで出前します。

 そこで存分にラブラブイチャイチャしてください。

 

 大方の予想通り、夕方には目玉商品は売り切れていた。

 

 しばらく様子見して、あとは玉英に任せよう。

 

 それから、妖魔を倒す依頼がグッと増えて爆発的に減る現象が起きた。

 

「ダンジョンコアで修行して妖魔で腕試ししてんだろ。夕闇家の血筋じゃなくても、魔物を倒して魔力に体を慣らしたり魔石を使えば魔術が使える奴もいるからな」

 

 なるほど。

 私は退魔師協会に依頼を出した。

 

『超巨大レイドタイプの魔物討伐協力依頼・素材山分け・国籍要項なし」

 

 これで強力な魔物や魔王を倒して優秀な旦那さんを探すのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔物の在庫一斉処分はあまりにも速やかに進んだ。

 子孫強い……。

 戦い方をその場でレクチャーしながら戦う。いや、みんな、才能あるな?

 ギュンギュン強くなるわ。

 このまま行くと対応できなくなりそうで怖い。

 

 でもいい男は当然、既に妻を持っている。むぅ。

 グイグイくる人はいるが、大体妾希望である。

 海外の術師からもかなり強硬に口説かれており、ピリピリしていた。

 早く相手を決めろと雫にも言われている。選り好みはできない状態だ。

 もっと早く自分の相手探しをすればよかったかも。

 そこに、話しかけてきた子がいた。

 

「皆さん、強いですね……」

「君もね」

 

 雫の情報によると、没落した術師家系の落とし胤で最近見出された青年。

 勇者の血筋でもないのにこの戦闘についてくるめちゃくちゃ強い子である。

 当主予定で、既に婚約者もいる。

 

「いえ、自信を持っていたのですが、粉砕されました」

「そんなにがっかりする必要はないよ、君も強い」

「本当ですか?」

「そうだよ」

「なら、強い僕と子作りしていただけますか?」

「は?」

「僕には愛する人がいるのですが、霊力がなくて……。お家復興の為の相手は別に作らなくてはならないんです。家に救われているので、無碍に当主を断ることもできなくて……。偶数の子はこちらで、奇数の子はそちらというのはいかがでしょうか」

「それしたら我が家が襲撃されたからなぁ」

「戦えるの当家では僕一人なので大丈夫ですよ」

「また2番目かぁ……」

 

 とはいえ、うーん。

 めちゃくちゃ口説いてくる人が海外の退魔師の当主だからなぁ……。

 

 悩んだ私は、妥協した。

 

「わかった」

「じゃあ、これからホテルに行きましょう」

「退魔師の人達って手が速すぎるのなんなの?」

「競争率の高い人は本当にすぐに取られるから早く既成事実作らないとダメだって習いました」

「はぁ……」

 

 そんなわけで、私の相手が確定した。

 来世ではいい旦那さんを見つける事を目標にしよう。

 




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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