「リューゼルぅぅ!!終わったぞぉ!」
「えぇ…本当にやったよ……」
ルカリオ……いや、パゼルのような戦闘員。環境を豊かにする農家や職人。それら合わせて3000人の名付けが完了した。
一番ダルかったのは俺の因子が混ざりすぎて一々[分解]と[構築]によふエネルギーの再構築を行わなければならなかったこと。
ぶっちゃけ下の奴ら以外は普通に耐えれるんだろうけどさ……こう、キャラクリしてるときって楽しいじゃん?
だからやりました。後悔はちょっとぐらいしかないよ。
後半クソ面倒くさかったけど、パゼルたちからスキルを色々貰ったので満足です。まあ、使いこなせる気はしないんですけど()
リューゼルの[鉄蟲支配]もそうなんだが、それ以外のスキルも難しいんだなこれが。
一番難しいのはパゼルの因子を吸収した際に獲得した[
波動の力を操るスキルなんだが、その操作が難しい。魔素なんかとは全然違う、重苦しい力だ。
無理に動かそうとする程、体全体に負荷がのし掛かる。体と心、その両方を合わせながら操れないというのが感じ取れる。
よって思った感想。クソ面倒くせぇ〜〜!!
それを支配できたら強くなるのは分かっている、分かっているんだが、それまでが面倒くさい。助けてプリーズリューゼルちゃん。
いやまあやるけどね?死ぬ気でやりますけども。頑張って波動をモノにするつもりだけど、絶対時間かかるじゃん?憂鬱じゃん。
ペクスたちが言うにミリムは去ってしまったみたいだから何かを教えてくれることもなくなった。クソが。
……自分でやれ、ってことだよな。俺は色々強くなった。だからこそ、圧倒的強者に頼らずに生き抜いて見せろってこと。
まあ、俺はマブダチ候補だしな。クソ頑張って強くなってみせるさ。
「ぅし……リューゼル。ちょっとスキルを試させてくれ」
「構わんが、もう試すのか?名付けで疲労困憊なのでは」
「名付けで疲れてたのは名前を考えていたからだ。別に体や魔素の疲労はそこまででもない」
「ならば仕方ない。相手になろう」
この賑やかな集落では訓練もできない、ということで集落外の森へと移動した。ここで襲ってくるのは野良か他の集落なので、気にする必要はどこにもない。
まずは進化したてのスキル、[超金属]だ。身体硬化は前以上だな……だが、俺の予想が正しければ[超金属]はこれだけじゃない。
きっと出来るはずだ。
「
思ったとおりだ。やはり身体作用だけではなく、武器作成も可能としているのか。
「む、どういうタネだ?空中に武器が出現したと思ったらこっちに飛来してきたぞ。前の私でも無傷では済まんな」
「このスキルは作り上げた物体に対してある程度の命令を与えることができるみたいだ。もう少し命令を与える内容は基本的なモノしかダメかと考えていたんだが、どうやら柔軟性が効くらしい。誤算だったのは作成方法だな。てっきりの地中の金属を加工でもするのかと考えていたのだが、どうやら作る際に俺の魔素を消費して金属を作り上げ、加工するらしい」
「なるほど、面白いな。地中の金属ではなく、魔素から作り上げる代物ならば戦略性が大きく広がる。まったく羨ましいものだ」
「そりゃどうも」
……つってもなぁ、これ強敵相手で使えるかどうか。雑魚に対して使うのならオーバーキルだが、基本クソ硬え強敵に使うのなら効果は薄めだ。
基本的に使うのは硬化な方なんじゃないのか……。まあ、傲慢王ごっこができることに対しては嬉しさがあるが。
次もリューゼルから取れた[鉄蟲支配]だな。コイツに関してはちょびちょびっと触れただけなんだが、結構面白そうな性能してる。
基本性能に関しては「自動追尾、透明化、視界共有」だな。それだけでも結構優秀なんだが、発動する前にスキルや技を与えることで性能を新たに獲得するんだ。
[
「なんだそのスキル、私も欲しいぞ」
「無理だな。これは因子吸収できる俺だけの特権だ」
偵察だけじゃなくて、牽制に使えるし、悪くないな。俺がもっと強くなれば今まで以上の効果も見込めると。
うん、悪い話じゃない。とっても興味深いお話だな。
さてさて。次はヒトツキくんことシュヴァルツくんから獲得した
このスキルには結構期待してるんだよね、実は。俺の戦闘形態は主に三つあるんだけど、そのどれもが剣を扱っている。
だから更に強化できるのなら嬉しい。……まあ、とりあえずは[
『なんで何ですか!私戦いでマスターにすごく貢献しましたよ!?』
いやめちゃしてくれたのは分かってるよ?お前がいなかったら勝てなかったとも思ってるし。
『ならどうして!』
いや……アンジュの力を借りる形態ってさ、イコールで力を合わせる形態でもあるじゃん。ワンチャン精霊の意思と剣の意思が喧嘩しないか怖いんだよね。
だから[
『むぅ……分かりました。それでは演算サポートに入らせていただきます』
ん、サンキューな。
「
黒き鎧の上から生えるは純白の竜翼、竜尾、竜角。ドラゴンとしての本質は鎧で保ちつつ、エクスカリバーの力を竜の象徴に溜め込む。
フィジカルが強化される[
武器がなくなる分リーチが下がるから一長一短ではあるが、戦略性が増えたのだ。とても嬉しいことに間違いはない。
「その眩い力……まるで神聖魔法のようだ。魔物が神々しい光を放つなんて聞いたことがない…」
「俺も聞いたことがないな。その神聖魔法ってやつも。結構やばいのか?」
「……まあ。昔にアレを一度受けたが、とてつもない痛みだった。ヴェスタから受けた痛みほどではないが、戦闘続行が不可能だと思われるほどの痛みだった。魂が抉られたのかと思ったぐらいだ」
「ふむ。なら俺も注意した方がいいな」
「む、今の状態でもか?あまり効きそうには思えんが」
「今の俺は割と清い力を持った剣と融合しているからその力は扱えはするが、耐性ができたわけじゃない。半分は神聖でも半分は魔物なわけだからな」
「なるほど……その状態の攻撃を受けるのは怖いものはあるが、仕方ない。甘んじて受け入れよう」
「おっし!行くぞー!」
エクスカリバーと融合した力を払おうとしたその瞬間、体が木にぶつかった。
頭がガンガン響く。体がビシバシと悲鳴をあげている。筋肉と骨が「もう無理だよ!」と嘆いている。
[剣人融合]による身体能力の上昇に体がついていけてない。今の俺じゃあ使いこなせないってことか……。
「えっと……大丈夫か?」
「大丈夫じゃないデス」
「まあ、どんまい。次は何とかなる……んじゃないか」
「はー……このスキル、一癖も二癖もあるな。使いこなせる気がしねえなぁ」
「そこは鍛錬するしかないだろう。私も手伝うから、頑張って乗りこなしてみろ」
「分かってるよ。弱肉強食の中で王になるには圧倒的な力が必要だ。死ぬ気で乗りこなしてみせる」
ヴェスタ
種族
とくせい:ヘヴィメタル
共通
[発声]、[思念伝達]
固有
[竜翼]、[竜探知]、[
特別
[超金属]、[分解]、[構築]、[
特殊
[吸収者]、[再生者]、[段階上昇]、[超人気]、[竜魔之系列]、[精魔統合]、[波動者]
耐性
[炎熱耐性]、[物理攻撃耐性]、[魔法攻撃耐性]、[雷耐性]、[毒耐性]、[精神攻撃耐性]