ロスワでNAЯAKAさとり復刻来たのにめっちゃ石使っちまった……。まぁ当たったのでOKです()
今回から妖々夢編こと春雪異変編に入ります!
話のストック無くなりそう……。
最後に、11話以前までの話に特殊タグを入れました!まだ入れてないところとか、入れるか迷ってるところとかがありますが、しれっと追加してる可能性があるので、気になる方はぜひ見ていってください!
……死者の世界。幻想郷にも、その世界がある。罪のない死者たちが、成仏するか、転生するまでの間を過ごす世界、『冥界』。そこにある巨大な桜の木の前に、1人の女性が立っていた。ピンク色のミディアムヘアーに、水色と白を基調とした服。頭には三角の布がついた青い帽子を被っている。
??「ふふふ……。」
その女性はそう妖艶に笑う。すると、どこからともなく、1人の少女が女性の側に現れて跪く。銀色のボブカットの髪に、黒いリボンがあるカチューシャをつけている。白いシャツに青緑色のベスト、同じく青緑色のスカートを身につけている。腰と背中に刀を身につけており、少女の周りには白い魂のようなものがふわふわと浮いていた。
??「『幽々子』様……全て手筈通りです。」
幽々子「……始めましょうか、『妖夢』。」
妖夢「はっ!」
幽々子「生命ある者の訪れぬ
幻想郷は、未だ冬の寒さに覆われていた。それは、年中暖かい地底も、例外というわけではなかった。
悠翔「多分外とか地上よりはあったかいんだろうけど……それでもまだ寒いな……。」
ルネ《私はよく分からないけど、きっとそうなんじゃない?》
地霊殿で、いつも通り生活していた悠翔は、そう言って体を震わせる。
悠翔「もう4月だぞ……?流石に冬が長すぎる……まさか?」
4月……もう春といっても過言ではない今、ずっと冬が続いていることに違和感を持った悠翔は、ある1つの可能性を考える。
悠翔「……これは異変ってことか。幻想郷って冬が長いとかあるのかなって思ってたけど、そういうわけじゃなさそうだ。さとりのところに行こう。」
悠翔は終わらない冬が異変によるものだと考え、さとりの部屋に向かう。部屋の前に着くと、悠翔はドアをノックする。
悠翔「さとり〜。入ってもいい?」
さとり『いいですよ。』
さとりから許可が出たので、悠翔は部屋の中に入る。さとりはいつもの服を厚くしたような服を着ていた。
さとり「ちょうど悠翔さんのところに行こうとしていたんです。……悠翔さんも気付いてますよね?」
悠翔「あぁ。ずっと続いてるこの寒さ、確実に異変が原因だ。(それにしても……やっぱり冬服可愛いな。……俺が作ったんだけど。)」
ルネ《(今考えることかなぁ……?)》
さとり「(い、今言うことじゃないですよ……///。)そ、その通りです……。この寒さが続いてしまうと、いくら地上より暖かい地底でも厳しいものがあります。」
悠翔「だよな……。問題は、何が原因で冬が終わらないのかだね。(……なんか顔赤くないか?)」
さとり「(あなたのせいなんですが!?)……そうですね……。霊夢さんを探しませんか?きっとこの異変を解決するために動いているはずです。」
悠翔「確かに……。この異変についても何か知ってるかもしれない。よし、博麗神社に行ってみよう!」
会話しながらも心の声を読み、服を褒められたことに顔を赤らめてしまうさとり。なんとか話を進めて霊夢を探すことを決め、悠翔は博麗神社に繋がるゲートを作る。
さとり「あ、ちょっと待ってください悠翔さん。お燐〜?」
お燐「なんですか〜?さとり様。」
さとりがお燐を呼ぶと、ドアからお燐が入ってくる。
さとり「私と悠翔さんは、今から異変を解決しに行ってくるわ。地霊殿のこと、頼むわね。」
お燐「了解です!こいし様とこころちゃんと……一応お空にも伝えておきます!……それと悠翔、ちゃんとさとり様を守るんだよ!」
悠翔「任せて。じゃあ行こう、さとり。」
さとり「はい。」
そうして、2人はゲートを潜っていった。
??『……遂に彼が動き出したわね……。』
何者かの視線には気づかずに__。
悠翔「……俺ってバカなのかな?」
さとり「それは言い過ぎだと思いますよ?……私も気づかなかったので。」
悠翔は博麗神社の階段に座って項垂れ、さとりがそれを慰めていた。どうしてこうなったのかというと、
悠翔「異変解決のために動いてるんだから、神社にいるわけないじゃん……。」
2人が博麗神社に着いた時には、既に霊夢の姿は無かった。そこで、悠翔は霊夢がいない理由が至って単純なことだと気づき、それに気づけなかった自分を責めていたのだった。
さとり「ほら、切り替えましょうよ。今はこの異変を終わらせることが重要です。」
ルネ《そうだよ!霊夢より先にこの異変を解決しちゃおう!》
悠翔「(あはは……それはちょっと言い過ぎかもね。)そうだなぁ……紅魔館に行ってみる?あそこの大図書館なら、何か情報があるかもしれない。」
さとり「あり得ますね……!行ってみましょう!」
悠翔は、今度は紅魔館に繋がるゲートを開く。そしてゲートを通り、紅魔館の門の前に着くと、そこには霊夢と魔理沙、そして咲夜の姿があった。
悠翔「あっ、いた!」
霊夢「悠翔とさとりじゃない。2人も異変解決のために動いてたの?」
悠翔「動き始めたのはついさっきだけどね。それにしても……魔理沙はともかく、咲夜も一緒なんて珍しいな?」
咲夜「ええ。そろそろ紅魔館を温めるための燃料が無くなりそうで、買い足すよりはこの異変を終わらせた方がいいって思ったのよ。……お嬢様や妹様も震えてしまってるから……。」
悠翔「ありゃ……。」
ルネ《お姉様ももう1人の私も頑張ってよ……。》
こたつに潜り込みながら体を震わせるレミリアとフランの姿を想像し、悠翔は苦笑いを浮かべる。
さとり「ところで、この異変の原因は分かっているんですか?」
魔理沙「あぁ、分かってるぜ。と言っても、今さっき大図書館で調べて分かったことなんだけどな__。」
魔理沙が話してくれた内容をまとめると、
・冬が続いている理由は、春が奪われているから。
・春を奪っているのは、冥界にある桜の木である。
・その木が満開になってしまうと、生命あるものの生気が吸い取られてしまう。
とのことだった。
悠翔「それ、かなりやばいな……。というか冥界って、行く手段あるのか?死ぬ以外無さそうなんだけど……。」
魔理沙「いや、どこかに入り口があるはずだ。そのために……こいつを見つける必要がある。」
悠翔「何これ、桜の花びら?」
咲夜「そうよ。でも、ただの花びらじゃないわ。その花びらはうっすらと妖気を放ってるの。」
さとり「確かにそうですね。ということは、これが集まっている場所を見つければ、春が集まっている場所……冥界の場所を見つけることができるんですね。」
悠翔「そういうことか。……ちなみに、これはどこで見つけてきたの?」
魔理沙「どこって……こいつを研究してたアリスから借りてきただけだぜ?」
悠翔「それ絶対盗んだよなぁ!?」
魔理沙の持っていた花びらは、元々アリスが持っていた物らしい。アリスが不憫である。
霊夢「にしても、これを見つけるって方法を魔理沙が思いついた時、魔理沙って案外頭がいいのねって思ってたわ。」
魔理沙「……おい霊夢?それはどういう意味だ?」
霊夢「さぁ、どういう意味でしょうね〜。」
魔理沙「このやろ〜!!」
魔理沙が叫びながら霊夢を追いかけ始める。その場でグルグルと追いかけっこを始める2人を見て、悠翔たち3人は呆れたようにため息をつく。
悠翔「……まぁ何はともあれ、妖気を纏った桜を探せばいいんだよね?」
咲夜「えぇ、そうよ。……あの2人は放っておいて行きましょう。」
悠翔「……そうだね。」
さとり「え、ほんとに置いて行くんですか?」
そう話しながら、悠翔たちは3人は空へ飛び立つ。追いかけっこをしていた霊夢と魔理沙は少し遅れてそれに気づき、慌てて3人を追うのだった__。
??「は〜る〜で〜す〜よー!!」
悠翔「なんだあの子……なんで春ですよーって叫んでるの?」
紅魔館から飛び立って十数分後、悠翔たちは金髪に赤いラインの入った白いワンピースととんがり帽子を身につけ、背中から白い羽を生やした妖精の少女に出会っていた。悠翔は彼女が「は〜る〜で〜す〜よー!!」と叫びながら飛び回ってるのを見て首を傾げていた。
霊夢「あの子は……リリーね。」
悠翔「リリー?」
霊夢「えぇ、『リリーホワイト』っていう春を告げる妖精なのよ。」
咲夜「でも、確かに変ね。異変が原因とはいえ、まだ冬だっていうのに……。」
魔理沙「お〜いリリー!まだ冬なのに、なんでお前は春を告げてるんだー?」
リリー「あそこから春を感じるからだよー!」
咲夜「あそこ……?……あれは!?」
さとり「空が……くぼんでいる?」
みんなの視線の先には、空にできた大きなくぼみがあった。目を凝らしてみても、くぼみの奥は真っ暗で何も見えなかった。その代わり、そのくぼみに入っていく桃色のエネルギーを見つけることができた。
悠翔「あのピンクのエネルギーって……魔理沙の持ってる桜と同じ……?」
霊夢「そのようね……。あの先が冥界のはずだわ。」
魔理沙「ありがとなリリー!助かったぜ!」
リリー「よく分かんないけどどういたしまして!」
悠翔「よし……みんな行こう!!」
4人「「「おー!!」」」
そうして悠翔たち5人は、空のくぼみ……冥界の入り口に向かって飛んでいく。入り口に近づいていくと、だんだん何かの音が聞こえてきた。
悠翔「なんだ……?」
さとり「この音……楽器ですかね?」
聞こえてきたのは楽器の音。誰かが楽器を演奏しているらしい。5人は音の聞こえてくる方へ向かう。そこでは、3人の少女が楽器を演奏していた。3人とも、三角錐状の返しのある帽子を被り、白いシャツの上に襟と肩部分にフリルの付いたベスト、そしてスカートを身につけている。ここまで言うと特徴が同じように見えるが、髪色と服の色は違っている。1人は金髪に黒い服、1人はうすい水色の髪に薄いピンクの服、1人は茶髪に赤い服だ。
咲夜「あの子たちが楽器を演奏してたみたいね。」
霊夢「あれは……『プリズムリバー3姉妹』ね。」
悠翔・さとり「「プリズムリバー3姉妹?」」
魔理沙「あぁ。騒霊……っていうかポルターガイストだっけ?まぁ宴会とかで楽器を演奏してくれる愉快な奴らだな。でもなんでここで楽器を演奏してるんだ?……お〜い!ちょっといいか〜?」
??「あら?魔理沙じゃない。」
??「それと……誰?」
??「お姉ちゃん、そんなテンションじゃ印象が悪くなっちゃうよ!」
魔理沙が話しかけると、3人の少女はそんな会話を交わす。
さとり「あなたたちが、霊夢の言うプリズムリバー3姉妹なんですか?」
メルラン「そうよ。私は『メルラン・プリズムリバー』。私たち3姉妹の次女よ、よろしくね。」
リリカ「で、私が三女の『リリカ・プリズムリバー』!よろしく!」
ルナサ「……長女、『ルナサ・プリズムリバー』。……よろしく。」
悠翔「なぁ、みんなはなんでここで楽器の演奏をしてたんだ?」
悠翔たちも自己紹介を済ませた後、悠翔がそう聞く。
メルラン「冥界でお花見をするから、演奏してほしいと頼まれたの。」
リリカ「私たち、よく冥界で演奏してるんだよ!」
ルナサ「……でも、今日は外で待っててって言われた。」
さとり「どなたにですか?」
メルラン「冥界にある、『白玉楼』の主さんからです。」
霊夢「なるほど、今回の異変の犯人はそいつのようね。」
リリカ「えっ!?異変!?ってことは、お花見は異変ってこと!?」
ルナサ「……あの人、そんなこと言わなかった。」
まさか誘われた花花見が異変だとは思っていなかったようで、驚愕の表情を浮かべるプリズムリバー三姉妹。
リリカ「せっかく演奏できると思ったのに……。」
悠翔「……霊夢、この異変を解決したら、また宴会をやるよね?」
霊夢「もちろんやるわよ。」
悠翔「だよね。リリカ、安心して。この異変が終わったら宴会を開くから、そこで目一杯演奏していいよ。もちろん、ルナサとメルランもね。」
ルナサ「……嬉しい、ありがとう。」
メルラン「早速練習しに行きましょうか。」
リリカ「そうだね!悠翔たちも異変解決頑張ってねー!!」
そう行って、リリカたちはどこかへ飛んでいった。
さとり「…………。」ムスー
悠翔「……さとり?なんでそんなに頬を膨らませてるの?(俺別に何もしてないと思うんだけど……?)」
さとり「……女たらし。」ボソッ
悠翔「レミリアにも言われたけどなんで!?俺そんなことしてないよ!?」
霊夢・魔理沙・咲夜「「「いや、してると思う。」」」
ルネ《いや、してるでしょ?》
悠翔「なんでだよぉ……(泣)」
やっぱり悠翔の善意からの言葉が女の子を惹きつけているような気がして、さとりは女たらしとボソッと呟き、霊夢たち4人もそれに賛同したため、悠翔は軽く泣いていた。
霊夢「ほらシャキッとしなさい!さっさと異変を解決するわよ!」
悠翔「……うん、行こっか。」
ちょっと微妙な雰囲気になりながらも、悠翔たちは空のくぼみへ入っていった__。
くぼみに入り、先へ進んでいく悠翔たち。しかし、ある問題に直面していた。
魔理沙「長すぎないか!?着地できそうな場所が見つからないぜ!?」
悠翔「なんか浮いてる地面とかあってもおかしくないのに……。」
そう、着地できそうな地面が一向に見えてこないのである。
霊夢「でもそろそろ見えて……待って。」
咲夜「霊夢?どうしt「みんな気をつけて!落ちるわよ!」え?」
霊夢がそう叫んだ瞬間……天地が逆転した。
4人(霊夢以外)「「「ええええぇぇぇぇ!?」」」
霊夢「落ち着きなさいあんたたち!重力の向きが変わっただけだわ!落ち着いて飛べば大丈夫よ!」
どうやら天地が逆転したのは重力の向きが変わったかららしい。霊夢は先にそれに気づき、すでに再び空を飛んでいた。他の4人も対応し、魔理沙・咲夜・さとりはほぼ同時に体制を整えられたが、悠翔はまだ飛行に慣れていなかったのか、下に見えてきた地面ギリギリで体制を整えた。
悠翔「あっぶねぇ……。」
さとり「大丈夫ですか!?」
悠翔「な、なんとか!」
ルネ《危なかったね……もうちょっと体勢を整えるのが遅れてたら体ぐしゃぐしゃになってたよ……。》
悠翔「(想像したくもないな……。)」
そして、悠翔とさとりに続いて霊夢たち3人も地面に着地した。
霊夢「ふぅ……悠翔、この異変が終わったら重力の変化に対応する練習をしときなさいね。」
悠翔「そんなことそうそう無いと思うんだけど……?」
咲夜「そうでも無いわ。妖怪の中にそういう能力を持ってるのがいるかもしれないし。」
さとり「備えておいて損はないと思いますよ。」
悠翔「……そこまで言うなら、やっておくよ。」
あまりにも特殊過ぎる状況への対策をするよう言われた悠翔は困惑するも、咲夜とさとりの意見を聞き入れ、異変が終わった後に練習をしておくことを決めた。
魔理沙「おいみんな、見てみろよ!」
魔理沙がそう声を上げ、悠翔たちは魔理沙が指差す方を見る。そこには、果てしなく長い階段があった。
さとり「ま、まさか……これを登るんですか……!?」
悠翔「別に空を飛んでいけばいいんじゃないの……?」
魔理沙「まぁ、それが最適解だな。こんなところで体力を消耗するわけにもいかない。」
さとり「ほっ……。」
階段を登っていくことにならなかったため、さとりはほっと息をつく。そうして悠翔たちは、長い階段を登らずに空を飛んで突破する。階段の終点が見えてくると……そこには1人の少女がいた。
悠翔「誰かいる!」
魔理沙「ここの門番か何かか?」
??「あなた方は……なるほど、この異変を解決しに来たのですね。」
話しかけてきた少女は、銀髪のボブカットに、黒いリボンがついたカチューシャをつけていた。
妖夢「私は『魂魄妖夢』。ここ『白玉楼』の庭師兼、主である『西行寺幽々子』様の護衛です。」
霊夢「幽々子……そいつがこの異変の主犯ね?……妖夢って言ったかしら。大人しくそいつのところへ私たちを案内しなさい。」
妖夢「お断りします。この異変は……幽々子様の願いを叶えるためのもの。それを邪魔すると言うのなら、私がそれを止めます!」
そう言い放つと、妖夢は装備している刀を抜く。即座に霊夢たちが臨戦体制を取る。が、
悠翔「霊夢、魔理沙、咲夜!ここは俺とさとりで引き受ける!3人は元凶のところに!」
霊夢「悠翔……勝てるんでしょうね?」
悠翔「任せて。弾幕ごっこの特訓はしてきたからさ!」
さとり「私も手伝うので大丈夫です!霊夢さんたちは早く行ってください!」
魔理沙「分かった!」
咲夜「頼んだわよ!」
霊夢・魔理沙・咲夜の3人は空を飛び、遠くでずっと妖気を放っている桜の木に向かっていく。
妖夢「させない!」
悠翔「それはこっちのセリフだ!」
妖夢「っ……!?」
その3人を止めようと空を飛んだ妖夢だったが、悠翔によって妨害され、地面に落とされる。
悠翔「あんたの相手は俺たちだ!」
さとり「簡単に勝てるとは思わないでくださいね。」
妖夢「……受けて立ちましょう!妖怪が鍛えたこの楼観剣に斬れぬものなど、あんまり無い!!」
悠翔「そこは無いって言い切れよ!?」
悠翔のツッコミを皮切りに、3人の戦いが始まった__。
一方霊夢たちは、妖気を放つ桜の木の元に辿り着いていた。
魔理沙「間違いない……こいつと同じ妖気だ!」
咲夜「じゃあ、この木が幻想郷の春を集めているのね。」
霊夢「幽々子ってやつはどこにいるのかしら……?」
??『あら、妖夢はもうやられてしまったのかしら?』
3人「「「っ……!?」」」
桜の木の上の方からそんな声が聞こえ、霊夢たちは臨戦体制を取りながらその声が聞こえた方を見る。そこには、ピンクの髪の女性が浮いていた。
霊夢「あんたが妖夢の言ってた幽々子ってやつね?さっさと幻想郷の春を返しなさい!」
幽々子「ふふ、それはできないわ……。この『西行妖』を咲かせて、この木にある封印を解くためには、幻想郷の春を集める必要があるもの。」
魔理沙「それを満開にさせられたら、私たちが死んじまうかもしれないからな。止めさせてもらうぜ!」
幽々子「ふふふ……。かかってきなさい?」
こちらでも、霊夢たちと幽々子の戦いが始まったのだった__。
妖夢「なかなか手強いですね……!獄神剣『業風神閃斬』!」
妖夢は青色の大きい弾幕を放つと、それを刀で斬る。すると、その弾幕から赤色の弾幕が大量に発生し、悠翔とさとりに向かってくる。
悠翔「お返しだ!光符『ミラージュインフェルノ』!」
悠翔はスペルカードを発動させ、大きな鏡から妖夢と同じ弾幕を放って相殺する。
さとり「あなたのトラウマを呼び起こす……!想起『バタフライディルージョン』!」
妖夢「それはまさか……幽々子様の!?」
妖夢が驚愕する中、さとりは丸型の弾幕を自分の周囲に放ちながら、複数の細型の弾幕を妖夢に追尾させる。その弾幕を妖夢が避けると、細型の弾幕同士がぶつかり、弾幕の花を形成した。それが何回か繰り返される。
妖夢「トラウマを呼び起こすとはこういうことですか……!餓王剣『餓鬼十王の報い』!」
妖夢はスペルカードを発動すると、横一文字の斬撃を繰り出す。そこから大量の弾幕が展開され、さとりの弾幕を消し去っていく。
妖夢「これで……はっ!?もう1人はどこに!?」
悠翔「油断したな!(ルネ!またスペルカードを借りるよ!)禁弾『スターボウブレイク』!」
悠翔はルネのスペルカードを発動し、色とりどりの弾幕の雨を降らせる。悠翔を探して視線を外していた妖夢は気づくことができず、そのまま弾幕に撃ち抜かれるのだった。
妖夢「申し訳ありません、幽々子様……!」
弾幕に撃ち抜かれた妖夢は、地面に落ちて気絶してしまった。
悠翔「ふぅ……。(勝てたけど、そろそろルネのスペルカードに頼り切らず、自分なりのスペルカードを作らないとな……。)」
さとり「焦らないでいいと思いますよ。ルネさんのスペルカードに完全に頼り切っているわけでもないですし。」
悠翔「……さとりがそう言うなら、まぁ……。」
さとり「とりあえず、霊夢さんたちのところに行きましょう。見たところ、まだ異変解決には至っていないようですしね。」
悠翔「そうだね。じゃあ……!『それはできないわ。』っ……!?これは!?」
さとり「足元に裂け目が……!?」
幽々子と戦っているはずの霊夢たちの元へ向かおうとした悠翔とさとりだったが、突如聞こえた謎の声と同時に、2人の足元に裂け目が生じ、2人はそこに落ちてしまう。
悠翔「いってて……。ここは……?」
さとり「な、なんですかこれ……?」
落ちた先は、多数の目がこちらを見ている、なんとも気味の悪い空間であった。
??『待っていたわ、星月悠翔。……そしてお呼びではないけれど……古明地さとり。』
悠翔・さとり「「はっ……!?」」
声が聞こえた方を2人が同時に向くと、そこには3人の人影があった。
??「あなたが1人になり、且つ疲弊している機会を伺っていたのだけれど……中々上手くいかないものね。」
そう言いながら姿を現したのは、金髪のロングヘアーの女性だった。左には、同じく金髪の髪をしたショートボブの女性の姿があるが、その女性には(帽子で隠れて見えないが)耳と9つの尻尾が生えている。右には茶髪のショートヘアーの少女の姿がある。その少女には、猫の耳と尻尾が生えていた。
悠翔「あなたたちは……?」
紫「私は『八雲紫』。妖怪の賢者と呼ばれる者よ。」
藍「私は紫様の『式神』、『八雲藍』。」
橙「私は藍様の式神の『橙』!」
さとり「……妖怪の賢者様と、その式神の方々がなんの御用ですか……?」
紫「それはね……星月悠翔、あなたは幻想郷にとって危険な存在と見なされた。よってここで排除させてもらうわ。」
さとり「なっ……!?」
悠翔「俺を……排除する……!?」
続く
チルノとレティはそれぞれ霊夢と魔理沙に退治されています。10話で出番貰ったからね、しょうがないね()
同じ感じでアリスもナレ落ちしてます……流石にごめん。
【悲報】悠翔&さとり、再びExtra(とPhantasm)突入。というわけで紫・藍・橙の3人に登場してもらいました!マヨヒガの話が無かったのはこのためです。紫が冬眠していないのは、悠翔を排除するためだといいますが……?真相は次回!
プリズムリバー3姉妹のキャラって難しいですね……。(個人の感想)