ありがとうございます!
小説って書くのホント大変。
毎日投稿とかしてる執筆者ほんとすごいんだなって・・
では本編どうぞ
赤ん坊(かぐや)が地球に襲来した三連休の残り2日、俺と彩葉が交代しながらかぐやの面倒を見ていた
「う〜」
「ん?ミルクか?ほれ」
「たい♪」
「なんで分かるの・・」
「なんとなく?」
そんな会話をしているとふと彩葉が思い出したように聞いてきた
「そういえば、司って学校以外で勉強してるとこ見たこと無いけど勉強してるの?」
「え?勉強とか参考書とか授業聞いてればテストで点数取れるもんじゃないの?」
俺が当然かのように答えると彩葉は数秒の沈黙の後、敵を見るような目で言ってきた
「このナチュラルボーン天才、それ努力してる人が聞いたら恨まれるよ」
「ひけらかすつもりはないけど俺、記憶力いいんで(前世知識もあるし)」
「これでも学年2位なの納得いかない・・」
「そうじゃなきゃ安心してライバー活動とか趣味に集中できないからね」
「ライバーしてたんだ。趣味ってだけしか知らなかったけど」
「ってもあんま人気じゃないけど」
配信とかしてるわけじゃないしね
「ふーん」
そんなこんなで3連休の最終日の夜中、一応寝ていた俺は彩葉からの電話で目を覚ます
そういや赤ん坊かぐやが子供かぐやに進化するの今日だったか
そう思いながら寝起きで電話に出る
「んぁ?どしたいろはぁ?」
『んぐっ! コレは危ない・・・じゃなくて、ごめん!悪いけど私の部屋来て!大至急!』
「いいよぉ~ちょっと待っててな」
『ありがとう、お願いします』
準備を済ませた俺が彩葉の部屋に行くと、腕で綱引きをしている成長したかぐやと彩葉がいた
「ちょっと、動いてよ」
「いーやーだー!」
「来たぞ彩葉」
「あっ司」
「あ!よっ!司」
おお、リアルかぐやだ、可愛い
やっぱ成長した姿だとしっくりくるな
「この子ってあの赤ん坊だよな?」
「なんで分かるの・・まあそうなんだけど」
「てかこの部屋で腕引っ張り合うのやめたほうが・・・うおっと、」
「うわっ!」
彩葉の手が離れてかぐやが窓のサッシの方へ転がってくのを手で頭を受け止めてやる。
「大丈夫か?」
「う、うん」
「ごめん大丈夫?」
彩葉が心配して駆け寄ってくる
___グゥー
かぐやが少し頬を赤らめながらが頷くと、かぐやのお腹が鳴る
かぐやが俺と彩葉を交互に見ると
「お腹すいた〜助けてー?」
「ウッ…」
かぐやが俺と彩葉に対して涙目上目遣いでおねだりしてきた
これは断れんなぁ、彩葉は特に。俺の場合は最初から断る気無いけど
「いいぞ、俺も腹減ってるしコンビニでなんか買ってくるわ」
「お願い・・・」
力なく彩葉は答える。疲れてんなぁ
「〜〜っ!おいしい!なにこれ!」
その後コンビニで買ってきたオムライスを全員で食べることになった
初めての食事はお気に召したようで、かぐやは目を輝かせている
「それはオムライスっていうんだ」
「オムライス!好き!」
「ん、美味しい」
あっという間にオムライスを完食し、物欲しそうな目でこっちを見てきたので、俺の食べてるオムライスをあげた
彩葉の奪われなくてよかったね
「それであなた、どこから来たの?」
「ん?・・んっ」
彩葉の質問にかぐやは窓から見える満月を指差す
「で、宇宙人は何しに来たの?侵略?」
「うーん、なんかあんまり覚えてないんだけど〜。毎日チョーつまんなくて〜。楽しいところに逃げた〜いって思った気がする」
「それは分かる。ずっと好きなことしてたいよな」
「逃げんな〜。そして司は趣味に走りすぎ」
「勉学とかしっかりやってるからいいんです〜」
生活にも支障出てないしね、てか彩葉の方が大変でしょうに
「あと、ちなみにだけどこれに心当たりある?」
彩葉がタブレットに映した竹取物語を指差して見せる
「なにこれ?」
「竹取物語だな。月からやって来た姫が竹の中から出てきて、翁が拾って育てて、
まぁかぐやが出てきたの電柱からなんだけどね
「けっこん?」
かぐやはわけがわからないとばかりに首を傾げる。
少し考えた後、ああそっかみたいな表情で
「つまり、彩葉がこのおじいさんってこと?」
急に彩葉が翁扱いになるのは面白い。どうやったらそんな解釈になるのだろうか
流石に笑いを堪えるのは無理でしょ
「くっ・・ははっ」
「80年後の未来でも見えちゃってるのかな~、違うよ~?司は後で覚悟しといて」
「ヒェッ、ごめんて」
許して。流石に不可抗力だよこれは
「それでお話はどうなるの?」
「お迎えが来て、翁たちが引き渡すまいと戦うも抵抗虚しく、姫は羽衣を着せられて、地球のことを忘れる。で、帰る」
「おー」
「・・・」
「で、続きは?」
「続きはないぞ。」
「え、月に帰って終わり? なにそれ、なにがめでたいの? 超バッドエンド! かぐや姫絶対不幸じゃん! しかもなんかいい話風になってるのが余計許せないよ!」
「それは俺もちょっと思う」
「バッドエンド、やぁーだぁー!ハッピーなのがいーいー!」
「こうゆう話なの」
「バッドエンド、や~~だ~~♪ ハッピーなのが、い~~い~~♪」
駄々をこねながら歌みたいにリズムを取る
歌上手い片鱗出てんなあ、声も綺麗だし。羨ましい
そんな事を考えていると、彩葉がどこか諦めたような声で、かぐやに言う
「どうしようもないじゃん。暴れたって歌ったって、決まってることが変わるわけがないし、受け入れて覚悟するしか、ない」
「・・・」
「彩葉・・・」
彩葉のあまりの迫力にかぐやが黙ってしまう
彩葉の抱えている問題を知っているから、言葉に詰まってしまう
「よし、決めた! 自分でハッピーエンドにする! そんでハッピーエンドまで彩葉と司も連れてく!一緒に!」
決心したように立ち上がって宣言するかぐや。純粋だなぁ・・・なんか眩しい
「ハッピーエンドいらない。フツーのエンドで結構です」
彩葉が即答する
「ウソウソウソ なわけないでしょ? 司は?」
彩葉にしがみつきながらそう言って俺の方を向くかぐや
俺は全然いいと思うので少し真面目に答える
「俺はいいと思うけどなぁ。どんな結末でもその人が選んだ選択の結果なわけだし、現実を見すぎるといつか壊れるぞ、彩葉。」
「私はそんな事ならないから大丈b」
「そんなことならない人は部屋の前で倒れたりしない」
「うぐっ・・」
そう、私大丈夫とか言ってる彩葉が一番危険という件
前俺がアパートに帰ったら彩葉が部屋の前で倒れてたんだよね。ほんと驚いた
看病して話聞いたら原因が聞く限り栄養失調と過労というね
気づいてても注意だけだった俺も悪いけど、分かってて放置した本人が一番悪い
「まぁでもハッピーエンド目指すのは良いんじゃないの。」
「だよね!」
「軽・・・あと眠・・」
それはごめん。
とりあえず眠そうな彩葉の頭を撫でながら寝かせてやり、かぐやも寝るように言って自室に戻る
鍵はかぐやに閉めてもらった
とりあえずかぐやのスマコン買うか。
12万は痛いけど・・稼いでるからモーマンタイ。
明日はかぐやに名前を付けてあげよう、名前で呼んであげられないのも苦だしね。
そう考えながら俺は眠りにつくのだった
超かぐや姫っていう作品自体リアルの絡み多いからライダー出しづらいなと思った今日此の頃。
なので今のところは閑話で出していこうと思います
いつか掲示板とかやりたいしね
次は閑話か本編どっちか出す。
気長にお待ちください