8月18 主人公の名前をヒロアカ風に変更しました。
世界の大半の人間が「個性」と呼ばれる異能を持って生まれる超人社会
そんな世界で俺
正直言って周囲からの偏見は多いがそれでも幼い頃に憧れてしまったヒーローになる為、俺は国内最高峰のヒーロー養成学校雄英高校の入試会場へとやって来た。
「ふー、さすがに緊張するなぁ」
周囲にいるのは全て雄英を受けに来たエリート達、個性を除けば比較的平凡な俺としてはどうしても緊張してしまう。
「受験番号1000番から1999番まではこっちの会場へ!入試用紙を提出して筆記試験の会場へ入るように!」
手元の入試用紙に書かれた番号「1111番」を確認して言われた部屋へと入っていく。
試験会場に入って数分後、筆記試験が開始される。
それから途中休憩を挟んで2時間ほどの筆記試験が無事終了
さすがに満点の自信は無いがそれなりの点数は取れたんじゃないかって思っている。
そして次が本命の実技試験だ!
試験担当者に案内され試験会場となる演習場(まるで小規模のビル街だ)にやって来るとそこにはすでに大勢の受験生が集まって待機していた。
さて、俺も準備するか。
「個性発動」
ここで俺の個性の説明をしておこう。
俺の個性は「王様ゲーム」
発動と同時に俺の周囲約1kmにいる全ての生物にランダムに数字が割り振られ、俺自身には王様の役割が与えられる。
そして個性発動中は数字が割り振られた全ての生物に王様である俺が指定したルールを強制させることが出来る。
また、ルールの強制は王様である俺自身にも可能だ。
『王様の身体能力は10分間のみ個性発動時のオールマイトと同じになる』
「ヨーイ、スタート!!」
プレゼントマイクの試験開始の合図と同時に試験会場へ
『ブッコロス!!』
「SMASH!」
会場入りしてすぐに現れた1ptヴィランを拳の一撃で破壊
「SMASH!SMASH!SMASH!」
さらに破壊音に釣られて現れた2ptを2体と3ptを1体破壊する。
「えーと、後何分だ?!」
腕時計(耐久性抜群の特注品)で時間を確認すると、個性発動からすでに3分経過していた。
「後7分!」
それからさらに3分ほど、ヴィランロボを複数破壊しつつ、プロヒーローならやるだろうと
『4番と8番の治癒力は大幅に上昇する』
といった感じで個性を使い怪我の応急処置なんかもしておく。
そんなこんなで個性による強化の残り時間が後1分に迫ったその時だった。
『ドスンッ!!』
「は?」
いやいやいや!
お邪魔虫の0ptがいるとは聞いてたけどさ!?
「デカすぎだろ!」
多くの受験生達が逃げていくのを見て俺も逃げようとした時だった。
「イタッ!」
1人の女子が逃げようとして足を挫いたのかしゃがみ込んでいるのを見つけてしまった。
「スマッ……マジか!?よりにもよってこのタイミングで!」
助けようとした最悪のタイミングで個性による強化が切れてしまった!
「んなら!『王様と15番の位置を入れ替える』」
女子と俺の位置を入れ替え女子を安全圏に逃したのを確認して
『王様に触れた機械は粉々になる』
追加のルールを俺自身に強制する。
これでせっかくの特注品の腕時計が粉々に砕け散ってしまうが
「終わりだ!」
俺を踏み潰す勢いだった0ptヴィランの足に片手で触れた瞬間、0ptヴィランは粉々に砕け散り俺の周囲に散らばる。
「ふー……一件落着、か?」
こうして無事試験は終わり、数日後には雄英から合格通知(まさかのオールマイトの立体映像だった)が来た。
なんでも実技試験にはヴィランptだけではなく救援ptというものもあり、俺は2つ合わせて実技はトップ。
筆記も半分以上正解だったらしく、もう1人の受験生と同一トップらしい。