「おはよう海帝」
「おぉ」
今日も登校している途中耳郎が後ろから走ってきたので1度止まり合流し再度歩き始める
「この時間に登校?ちょっと早いんじゃない?」
「少し速ぇくらいがちょうどいい あの担任の事だ遅刻なんぞしたら何を言うかわかりゃしねぇ」
他の奴らこそ合理的虚偽で誤魔化されてるがな、あの目は下手すりゃ本気でいつか誰か除籍にされそうだ
「ふーん じゃあウチもこれからは早めに出ようかな」
そういや今日はなんでコイツ速ぇんだ?
「あー ちょっと早く起きてギター弄ってたんだけど思った以上に早くメンテ終わってもう登校しようって思って」
「弾けるのか」
「まぁね ウチギター弾くの好きだし」
歌が好きなのは知ってたが楽器もか、音楽関係が全般的に好きなようだ
「海帝はさどんな音楽が好き?」
「…ケルト」
「ケルト!? へぇーいいね勝手なイメージロックやパンクとかだと思ってたけど」
その辺も聴かねぇ訳じゃないが聞くことが多いのはケルトだ
「コイツらと聴く事が多いからな」
コルルとピジェットの入った匣を取り出すと納得したように頷く耳郎
「家だと匣から出してるもんね皆 あれで全員?」
「まだいる…そのうち見せてやる」
コルル達の他に小次郎やアルフィンなんかは見せてるが少々気難しい奴らもいるからな
教室につきお互い席に荷物を下ろす
「まだほとんど来てないね」
「この時間に来てのんは基本的にアイツら*1くらいだ」
あの2人は早く来てることが多いメガネは何となく理由がわかるがもう片方は知らねぇ
「あら 今日は耳郎ちゃんと来たのね海帝ちゃん」
「海帝の事ちゃん付け…?」
コイツは誰に対しても基本こうらしい 他の奴らもこういう形で呼ばれていた
「偶然途中であってさ」
「ふふっ 2人は仲良しなのねケロッ」
「そう見える?」
「えぇ 海帝ちゃんは耳郎ちゃんに対しては雰囲気が柔らかく見えるわ」
…付き合いは短いが確かに耳郎に対しては確かに心を許しているのかもしれない
「HEY盛り上がれテンションUPー!!」
授業が始まったが…なんでこのインコ頭を授業の担当を持たせたのか
ちなみにこれだけうるさいが授業は存外マトモ悪く言えば普通だ
「牛フィレの香草焼き テールスープにアーリオオーリオだ」
「任された!お米は?」
「多めでよこせ」
そこまで言えばやっぱり白米は大事だよね!!とテンションを上げ料理を早業で作っていく
「美味い」
これだけの人数分をあの時間で作り上げるから味も落ちるのかと思ったがそうではないらしい
「海帝よく食べるね」
「炎は体力使うから食わねぇとガス欠になる」
「なるほどね 海帝ガタイもいいしそれもあるの?」
「体を鍛えねぇとどうにもならん」
耳郎は煮魚か悪くねぇ次は煮魚もありか
「海帝さんは幼い頃から体を作られておりましたからこそのしあがりですわ!」
「いやなんでヤオモモがドヤってんのさ」
後いつの間にかいた八百万と知らねぇ奴が話しに入ってきた
「ちょ!?上鳴電気!クラスメイトだから覚えよ?」
名乗られねぇのに覚えるもクソもねぇ
「HAHAHAHAHAHA!!」
廊下からよく通る野太い笑い声が響いてくる
「私が普通にドアから来たァ!!」
「るせぇ!!」
あまりにうるさいので憤怒の炎が右手から溢れ出る
「あっはい すいません」
((((((オールマイト謝らせた…))))))
「えぇ…じゃあ気を取り直して少年少女元気かな?私はヒーロー基礎学を担当するオールマイトだ!」
NO.1ヒーローオールマイト、見た通りの筋肉質のマッチョマンだが事件があればすぐに飛んでくる巷では無敵のヒーローとさえ言われている
「そして私が主に担当するは実技だそして今回行うのは……こちら戦闘訓練!」
「戦闘…」 「訓練!」
いきなり実技なのはどうなんだ?見た所加減もできなそうなのがいるが
「それにも伴いこれだ」
オールマイトがボタンを押すと黒板が稼働しクラス人数分のジュラルミンケースが出てくる
「被服控除で君達は自分のコスチュームを制作したね、これに君達のコスチュームが入っているそしてこれを着ることで君たちは自覚するんだ!ヒーローに1歩近づいたと!!」
説明を終えたオールマイトが教室が走り去ってすぐ戻ってくる
「集合場所は体育館αだ!」
そしてまた走り去った、さて行くか
ワインレッドのシャツに黒のジーンズ、黒のネクタイを巻き腰に匣を固定できるベルトを通す
後は黒に白のラインの入ったモッズコートを羽織り耳に羽の形をしたピアスを付ける
「海帝のそれなんか裏社会の人間みたいだな」
「洋画でなんか近しいの見た事あるかも」
好き勝手に言いやがる
「るせぇ…先に行く」
初の実技だが何だこの胸騒ぎは