極彩色の何かはそのままモンスター達を絞め殺し更に現れた極彩色の花のモンスターへと運んだ。
モンスター達を襲ったのは極彩色の花のモンスターの触手だった。
モンスター達を食らった後そのまま暴れ出す花のモンスターに対して詩人と歌鳥は一気に逃げ出した。
耳などない花のモンスターに歌や音が効くはずがないからだ。
ティオナ達は慌ててモンスターへと攻撃を仕掛けるがその拳は通じずレフィーヤは魔法を詠唱したが花のモンスターは魔力に反応する性質なのかレフィーヤを集中的に狙ってきた。
現状動戦える私で復讐者は他の場所で花のモンスターと戦っていて他の私も復讐者同様に花のモンスターと戦っている。
確かに過去の私は英雄であった。
だが今の時代の冒険者と比べると弱いと言えるし強いと言える。
例えば魔法、今の時代では簡単に扱えるが昔では簡単にには扱えないし使えない。
例えば武器、モンスターの素材は基本扱えないし特殊な性質を簡単には宿らせられない。
そしてなにより他の英雄とは違い基本的に私は精霊の祝福などは受け取ってない。
その為レベル2や3のモンスターと戦うだけでも私にとっては死闘も同然なのだ、むしろファルナを得てからの方が強い私もいるレベルだ。
技や技術だけで安定して対抗できている何人かの私は頭がおかしい狂人である。
なので私が戦うのは難しい。
どうしようかと困っていたら風が吹いた。
それはベルの憧憬の相手である剣姫が魔法によって起こした風だった。
これでなんとかなったと思ったが前言撤回する羽目になった。
剣姫の剣が砕けたのだ。
流石にもう無理だと思って歌鳥が正体を見せるべきかと動こうとしてたら意外な私が動いた。
花のモンスターがアイズ達を襲うがアイズ達は反撃の手段がない事から避けるだけで精一杯だった。
そして花のモンスターが襲いかかって来ようとした瞬間声が響いてきた。
『恐れないで。そして怖がらないで。私の声を聴きなさい。』
その声に反応したのか花のモンスターが声の方向へと突撃するがそれは
『汝の腕は剣、一度振るえば数多のものを両断する。』
女性の腕の一振りで断たれた。
その女性の腕には紋様が浮かんでいた。
その紋様を見て英雄譚が好きなティオナが思わず驚いた。
「ええぇ!あれってまさか刻印式魔法陣!あんなのを使っているなんて!」
何を言っているのかわからないがティオナは説明してくれた。
「神が降りてくる前に編み出された技術で
だけどその女性が扱う紋様は宙に浮かび剣を思わせる形をとり花のモンスターを切り裂いていくという明らかに発展をしていった技術だった。
最後の一体を切り伏せてその女性は
「強い冒険者が倒せなかったモンスターを私が討伐するというのは最高のパフォーマンスになるわね!」
そう叫んだが
「それだと貴女がこの事件を起こしたように思われるから注意してください。」
そう詩人に言われた。
実際その場にいたロキ・ファミリアはその女性を犯人だと思ってしまっていた。
美姫(女)
軍勢を率いてモンスターと戦った英雄。
支援が得意で魔法や薬で配下を支援する。
自分が目立ち人気でないといけないというわがままな性格。
イメージはメイヴ(fate)
刻印式魔法陣
魔力を使う事で様々な効果を発動するが正確に紋様を刻まないといけないという欠陥と常に魔力を流さないと発動しないという欠陥をもつ。
廃れてからは残滓や継承者だけで発展をさせてきた。
継承者達は大抵は使っているが何人かの継承者は使っていない。
詩人「外見を優先しました。」
歌鳥「そもそも物を持てない。」