『神のチートで勇往邁進!〜20年後の同窓会に現れた独眼竜は、三度(みたび)恋の火を灯す〜』 作:夜幻
卒業式から、数週間。
満開だった桜も、少しずつ散り始めていた。
高校生活を終えた七人は、それぞれの道へ進み始めていた。
毎朝、同じ時間に起きる。
同じ制服を着る。
同じ学校へ向かう。
そんな日々は、もう戻ってこない。
けれど。
不思議なことに、寂しさだけではなかった。
新しい生活への期待。
自分自身の未来への不安。
そして。
これからも続いていく友情。
それぞれの胸に、たくさんの想いを抱えながら。
七人は、それぞれの未来へ歩き始めていた。
◇
「行ってきます!」
四葉が玄関から飛び出す。
「忘れ物はありませんか?」
五月が声をかける。
「大丈夫です!」
「本当に?」
「……たぶん!」
「たぶんでは困ります」
五月が呆れた顔をする。
「四葉、財布」
「え?」
「テーブルの上」
「あっ!」
四葉が慌てて戻る。
「ありがとうございます!」
「相変わらずね」
二乃が笑う。
「四葉は昔から変わらない」
一花も笑う。
三玖は、そんな四葉を見ながら小さく微笑んだ。
「でも、四葉らしい」
「そうですよ!」
四葉は財布を鞄に入れる。
そして。
玄関へ向かう。
「じゃあ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
「気をつけて」
五人の声に見送られ。
四葉は外へ出た。
◇
四葉が向かった先は、大学だった。
スポーツ関係の学部。
彼女は高校時代から得意だった運動能力を活かし、将来はスポーツを通じて子供たちを支える仕事に就きたいと考えていた。
「おはようございます!」
「おはよう、四葉ちゃん」
「今日も元気ね」
「はい!」
四葉は、誰にでも明るく挨拶する。
それが彼女の長所だった。
誰かが困っていれば助ける。
落ち込んでいる人がいれば声をかける。
失敗しても。
「次、頑張りましょう!」
と笑う。
高校時代から何も変わらない。
けれど。
心の中には、一つだけ。
高校時代とは違うものがあった。
「……悠飛さん」
ふと、名前が浮かぶ。
二十年後。
同窓会で再会した悠飛の姿。
そして。
その隣に立ちたいという想い。
四葉は、拳を握る。
「私も頑張らなくちゃ」
恋だけじゃない。
自分自身も成長しなければならない。
いつか。
悠飛に胸を張って会えるように。
それが。
四葉の新しい目標だった。
◇
一花は、別の道を選んだ。
大学へ進みながら。
芸能関係の仕事にも挑戦する。
高校時代から持っていた演技への興味。
舞台。
映像。
モデル。
様々な仕事を経験しながら。
少しずつ、自分の可能性を探していく。
「一花さん、次のオーディションですが――」
「はい」
「かなり競争率が高いです」
「分かっています」
一花は笑う。
「でも、やってみたいので」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫」
そして。
少しだけ胸を張る。
「私、諦めるのは嫌いなんです」
その言葉の裏には。
一人の男性の存在があった。
如月悠飛。
高校時代。
いつも自分たちを守ってくれた。
そして。
二十年経っても。
心の中から消えなかった。
「……」
仕事の合間。
一花はスマートフォンを見る。
悠飛からのメッセージ。
『みんな元気か?』
一花は。
少し笑って。
返信する。
『元気だよ。悠飛くんも頑張ってね』
送信。
そして。
小さく呟いた。
「私も頑張るから」
いつか。
悠飛が振り返ったとき。
「あの頃の一花」ではなく。
「今の私」を見てほしい。
それが。
一花の願いだった。
◇
二乃は。
自分の好きなものを追いかけた。
料理。
高校時代から興味を持っていた世界。
大学では食に関する勉強をしながら。
アルバイトとしてレストランでも働く。
「二乃、今日もお願いね」
「任せて」
厨房に立つ二乃。
手際よく料理を仕上げていく。
「すごいですね」
後輩が驚く。
「昔から料理は得意なのよ」
二乃は胸を張る。
「でも、まだまだ」
「え?」
「もっと上手くなりたいの」
高校時代。
家族のために料理を作った。
みんなの笑顔を見るのが好きだった。
だから。
将来は。
自分の店を持ちたい。
そんな夢を持つようになっていた。
そして。
その店には。
いつか。
五つ子全員が来る。
六華も。
莉々華も。
そして。
悠飛も。
「……」
二乃は。
その光景を想像する。
「ふふ」
思わず笑う。
「いつか、絶対に作ってやるんだから」
◇
三玖は。
歴史の道を選んだ。
高校時代から好きだった歴史。
大学では。
本格的に歴史学を学ぶ。
「三玖さん、この資料についてどう思います?」
「この記述は、別の史料と照らし合わせる必要があります」
「詳しいですね」
「好きだから」
三玖は。
静かに答える。
けれど。
以前とは違う。
自分の好きなことを。
堂々と好きだと言えるようになった。
それは。
高校生活の中で得たものだった。
風太郎との勉強。
五つ子での努力。
そして。
悠飛に言われた。
「好きなものを好きと言えるのは強さだ」
という言葉。
三玖は。
その言葉を大切にしていた。
「……」
大学の図書館。
一人で本を読む。
その横に。
高校時代の写真を置いている。
七人と。
悠飛。
「みんな」
三玖は。
小さく笑う。
「それぞれ頑張ってるかな」
そして。
写真の悠飛を見る。
「悠飛も」
◇
五月は。
教師を目指していた。
高校時代。
母・零奈への憧れ。
そして。
無堂との一件。
その出来事を通して。
五月は。
改めて思った。
教師とは。
ただ知識を教えるだけではない。
生徒の未来に寄り添う仕事なのだ。
だから。
大学では教育学を学ぶ。
「先生になるんですか?」
友人に聞かれ。
五月は頷いた。
「はい」
「大変そう」
「そうですね」
五月は。
少し笑う。
「でも」
その瞳には。
強い意志があった。
「私は、教師になりたいんです」
いつか。
自分が母から受け取ったものを。
次の世代へ渡すために。
◇
六華は。
教育関係の道を選んだ。
子供たちを支える仕事。
一人一人の可能性を見つける仕事。
「六華先生!」
「どうしたの?」
「これ見て!」
子供が。
嬉しそうに絵を見せる。
「上手ね」
「本当?」
「もちろん」
六華は笑う。
子供たちの笑顔を見るたび。
思う。
自分も。
こんなふうに。
誰かに背中を押してもらった。
幼い頃。
転んだ自分に。
手を差し伸べてくれた少年。
「……」
悠飛。
六華は。
ふと窓の外を見る。
「先生?」
「何でもないよ」
「恋?」
「えっ?」
子供の突然の言葉に。
六華の顔が赤くなる。
「ち、違うわよ」
「顔赤い!」
「もう!」
教室に。
笑い声が響く。
六華は。
笑いながら思う。
――いつか。
悠飛にも。
この笑顔を見せたい。
◇
莉々華は。
自分自身の才能を活かす道へ進んだ。
文章。
創作。
企画。
人と人を繋ぐこと。
高校時代。
五つ子や六華と過ごす中で。
莉々華は。
人の心を観察することが得意になった。
誰が困っているのか。
誰が寂しがっているのか。
誰が言葉にできない想いを抱えているのか。
それを見つける。
そして。
そっと支える。
「莉々華さんって、人の気持ちに敏感ですよね」
大学の友人に言われた。
「そうかな?」
「はい」
莉々華は。
少し笑う。
「昔から周りに個性的な人が多かったから」
「例えば?」
「秘密」
「えー!」
莉々華は笑った。
けれど。
心の中では。
七人の仲間を思い浮かべていた。
そして。
もちろん。
悠飛も。
◇
そして。
悠飛。
彼もまた。
高校卒業後。
普通の大学生として過ごすつもりだった。
しかし。
彼の才能は。
それを許さなかった。
学問。
武術。
投資。
経営。
何をやっても。
突出してしまう。
「悠飛」
大学の友人が。
呆れた顔をする。
「お前、本当に何者なんだ?」
「普通の大学生だけど?」
「嘘つけ」
「本当だって」
「じゃあこの投資成績は何だよ」
「運が良かった」
「絶対違う」
悠飛は。
笑う。
けれど。
本人には。
自覚が薄かった。
努力する。
学ぶ。
考える。
そして。
結果を出す。
ただそれだけ。
◇
大学卒業後。
悠飛は。
投資の世界へ進んだ。
最初は。
小さな資金から。
しかし。
その判断力。
分析力。
そして。
圧倒的な決断力によって。
資産は。
急速に増えていく。
「また利益を出したのか?」
「まあな」
「一体何を見てるんだ?」
「市場」
「それだけ?」
「それだけ」
そんな会話を。
何度繰り返したことか。
そして。
数年後。
悠飛は。
世界でも知られる投資家となった。
さらに。
自ら会社を立ち上げ。
事業にも進出。
金融。
IT。
不動産。
教育。
医療。
様々な分野へ投資し。
巨大な企業グループを築いていった。
だが。
どれだけ成功しても。
悠飛の生活は。
意外なほど変わらなかった。
質素な食事。
早寝早起き。
毎日の鍛錬。
そして。
大切な人たちへの連絡。
「……」
悠飛は。
スマートフォンを見る。
グループチャット。
七人の名前。
一花。
二乃。
三玖。
四葉。
五月。
六華。
莉々華。
高校卒業後も。
連絡は途切れなかった。
頻繁ではない。
それでも。
誕生日。
年末。
何か大きな出来事があったとき。
必ず連絡する。
「……」
悠飛は。
笑う。
「みんな、元気そうだな」
それだけで。
十分だった。
◇
十年後。
それぞれの人生は。
さらに大きく変わっていた。
一花は。
女優として。
少しずつ名前が知られるようになっていた。
二乃は。
料理人として腕を磨き。
自分の店を持つ夢に近づいていた。
三玖は。
歴史研究の道へ。
五月は。
教育者を目指して。
勉強を続けていた。
四葉は。
スポーツ指導者として。
多くの子供たちと関わっていた。
六華も。
教育関係の仕事で。
人を支えていた。
莉々華は。
文章や企画の仕事で。
自分の才能を発揮していた。
そして。
悠飛は。
世界有数の資産家へ。
だが。
彼らは。
それぞれ忙しくなっても。
時々。
集まった。
「久しぶり!」
「相変わらずうるさい」
「二乃、酷いです!」
「四葉がうるさいだけ」
「三玖まで!」
笑い声。
昔と同じ。
大人になっても。
変わらない。
そんな時間が。
みんなにとって。
何より大切だった。
◇
そして。
二十年。
高校卒業の日。
七人で交わした約束。
『二十年後も、みんなで会おう』
その日が。
近づいていた。
一花は。
仕事の合間に。
カレンダーを見る。
「あと一週間」
二乃は。
店の厨房で。
新しい料理を考える。
「同窓会には何を持っていこうかな」
三玖は。
研究室で。
資料を整理する。
「もうすぐか」
四葉は。
子供たちに囲まれながら。
笑っていた。
「先生、何の日?」
「大切な日です!」
五月は。
教壇に立ちながら。
窓の外を見る。
「……二十年」
六華は。
帰宅後。
高校時代の写真を取り出す。
「約束の日」
莉々華は。
昔のアルバムを開く。
「みんな、どうなってるかな」
そして。
悠飛。
自宅の書斎。
机の引き出しから。
一枚の写真を取り出す。
卒業式の日。
七人の少女。
そして。
自分。
「……」
写真の裏。
四葉の文字。
『二十年後も、みんな一緒!』
悠飛は。
静かに笑った。
「約束だもんな」
◇
同窓会前日。
七人のグループチャットが。
久しぶりに大きく動いた。
一花。
『明日、絶対遅刻しないでね』
二乃。
『誰に言ってるのよ』
三玖。
『四葉』
四葉。
『えっ!?』
五月。
『四葉でしょうね』
四葉。
『みんな酷いです!』
六華。
『でも、四葉ならありそう』
莉々華。
『ふふ』
四葉。
『六華まで!?』
一花。
『悠飛くんは?』
しばらく。
既読がつかない。
そして。
悠飛。
『ちゃんと行く』
四葉。
『やったー!』
二乃。
『当たり前でしょ』
三玖。
『楽しみ』
五月。
『皆さんに会えるのが楽しみです』
六華。
『うん』
莉々華。
『私も』
一花。
『じゃあ、明日ね』
最後に。
四葉。
『二十年越しの約束です!』
◇
そして。
翌日。
同窓会。
二十年ぶりに。
八人が集まった。
いや。
正確には。
もっと多くの仲間たちが。
その場に集まっていた。
昔話。
仕事の話。
恋愛の話。
失敗談。
成功談。
そして。
高校時代の思い出。
「懐かしいな」
悠飛が言う。
「二十年だぞ」
「本当に」
一花が笑う。
「みんな変わったね」
「一花が一番変わった」
二乃が言う。
「女優なんだから当然でしょ」
「でも中身は変わらない」
三玖。
「そう?」
「そう」
「……ふふ」
笑い声。
四葉も。
笑っていた。
けれど。
ふと。
窓の外を見る。
桜。
二十年前と同じように。
春風に揺れている。
「……」
四葉は。
胸の中で。
呟いた。
――あの日。
私たちは。
未来なんて。
何も知らなかった。
ただ。
一緒にいたかった。
それだけだった。
でも。
それぞれが。
自分の夢を見つけた。
それぞれが。
自分の人生を歩いた。
そして。
今。
また。
ここにいる。
「……」
四葉は。
笑う。
「未来って」
「何だか、すごいですね」
悠飛が。
隣に立つ。
「どうした?」
「いえ」
四葉は。
首を振る。
「何でもありません」
「そうか」
「はい」
二十年前。
同じ校門を出た。
七人の少女と。
一人の少年。
あの日。
別々の道へ進んだ。
でも。
道が別れても。
心まで離れる必要はない。
それを。
二十年かけて。
彼らは知った。
◇
帰り際。
一花が。
みんなを呼び止めた。
「ねえ」
「何?」
二乃。
「また約束しない?」
「約束?」
四葉が。
首を傾げる。
一花は。
笑う。
「次は、十年後」
「十年後!?」
四葉が叫ぶ。
「二十年じゃなくて?」
「だって」
一花は。
みんなを見る。
「二十年は長すぎるから」
「……」
三玖が。
笑う。
「賛成」
五月も。
頷く。
「私もです」
二乃。
「いいわね」
六華。
「うん」
莉々華。
「もちろん」
最後に。
悠飛。
「分かった」
「決まり!」
四葉が。
手を上げる。
「十年後も、みんな一緒です!」
「おー!」
全員の声が重なる。
◇
その夜。
七人は。
それぞれの家へ帰っていった。
一花は。
明日の撮影に備える。
二乃は。
新しい料理の試作を考える。
三玖は。
研究資料を整理する。
四葉は。
次の日の仕事の準備をする。
五月は。
教員としての授業案を作る。
六華は。
子供たちの成長記録をまとめる。
莉々華は。
新しい企画書を書く。
そして。
悠飛は。
夜景の見える部屋で。
一人。
窓の外を見る。
「……」
世界は広い。
これからも。
多くの出来事がある。
成功も。
失敗も。
出会いも。
別れも。
それでも。
悠飛には。
守りたいものがある。
「……みんな」
高校時代。
七人の少女たちと交わした約束。
その約束は。
二十年経った今も。
消えていなかった。
◇
数日後。
それぞれの生活へ戻った七人は。
以前と同じように。
それぞれの道を歩いていた。
一花は。
夢に向かって。
二乃は。
料理の道へ。
三玖は。
歴史を追い。
四葉は。
子供たちを支え。
五月は。
教師への道を進み。
六華も。
教育の世界で。
莉々華は。
自分の才能を磨く。
そして。
悠飛は。
世界を舞台に。
大きな仕事へ挑んでいく。
誰も。
まだ知らない。
これから先。
悠飛の人生に。
さらに大きな転機が訪れることを。
世界有数の資産家。
「独眼竜」と呼ばれる男。
その人生には。
まだ。
多くの物語が待っている。
そして。
その物語の中には。
七人の少女たち――いや。
今では。
七人の大人の女性たちが。
再び深く関わっていくことになる。
◇
春の終わり。
悠飛は。
自宅の庭にある桜の木を眺めていた。
散りかけた花びら。
その一枚が。
肩に落ちる。
悠飛は。
それを手に取った。
ふと。
卒業式の日を思い出す。
七人。
校門。
写真。
約束。
「二十年後も、みんな一緒」
悠飛は。
小さく笑う。
「守れたな」
そして。
空を見上げる。
「これからも」
「……」
「守っていくか」
それは。
誰か一人だけを守るという意味ではない。
大切な人たち。
家族。
仲間。
そして。
自分自身。
それぞれの未来を。
尊重しながら。
必要なときには。
手を差し伸べる。
それが。
悠飛の生き方だった。
◇
一方。
四葉は。
帰宅途中の電車の中で。
窓の外を眺めていた。
夕暮れ。
街が。
オレンジ色に染まっている。
スマートフォンが震える。
悠飛からだった。
『今日もお疲れ』
四葉は。
目を丸くする。
そして。
笑った。
『悠飛さんもお疲れ様です!』
送信。
すぐに。
返信が来る。
『またみんなで集まろう』
四葉は。
胸元にスマートフォンを抱く。
「……はい」
小さく。
呟く。
それぞれの未来。
それぞれの夢。
それぞれの恋。
別々の道を歩いていても。
心は。
繋がっている。
そして。
いつか。
また交差する。
その未来を。
四葉は。
楽しみにしていた。
「私も」
窓に映る自分を見つめる。
「もっと頑張ろう」
高校時代の自分より。
もっと強く。
もっと優しく。
もっと胸を張れる女性に。
いつか。
悠飛の隣に立ったとき。
「私も頑張ったよ」
そう言えるように。
◇
春の風が吹く。
桜の花びらが。
街を舞う。
七人の女性たちは。
それぞれの場所で。
それぞれの未来を生きている。
一花。
二乃。
三玖。
四葉。
五月。
六華。
莉々華。
そして。
悠飛。
彼らの物語は。
高校卒業とともに。
終わったわけではない。
むしろ。
ここからが。
本当の始まりだった。
二十年という時間を越えて。
再び集まった仲間たち。
変わったもの。
変わらなかったもの。
新しく生まれた想い。
そして。
まだ伝えられていない想い。
それらすべてを胸に。
彼らは。
それぞれの未来へ進んでいく。
いつか。
また。
同じ場所で笑うために。
そして――。
それぞれの未来が。
一つの場所へ集まるその日まで。
物語は。
静かに。
次の時代へ進み始めていた。