セクハラMODを実装された当事者はどうなるみたいなやつ 作:かめのこたろう
原作:ファイナルファンタジー
タグ:R-15 ティファ FF7 ファイナルファンタジー7 常識改変 MOD セクハラ 痴漢 ティファ・ロックハート
FF7r MOD MANAGER — LAUNCH SEQUENCE
Loading core gamefiles......... OK
Verifying integrity.............. OK
[Active Mods]
001. HD Texture Pack ................ ENABLED
002. sexualharassment v2.3 .......... ENABLED
Run FF7r.exe
背丈ほどもある巨大な剣の一撃が、激しい戦闘の終わりを告げた。
徐々に低く小さくなっていく戦いの残響。
入れ替わるように静けさが、ガレキの山にじわりと染み込んでいく。
そちこちからたなびく黒煙が、人工的な光の星々をぼんやりと隠していた。
「……ふう。これで片付いたか」
愛用のガトリングガンの銃口を下げながら、バレットが額の汗を乱暴に拭う。
醒めきらぬ興奮の荒い息で揺れる、筋骨隆々の肉体。
足元には、先ほどまで猛威を振るっていた機械兵器の残骸が山のように転がっていた。
「大丈夫みたいだね。……うーんっ!」
私は両手を上に挙げて思いっきり伸びをする。
ミニのスカートとショートタンクトップに包まれた身体にも、特に異常はない。
グローブのベルトを締め直しながら、仲間たちの様子に改めて視線を向けた。
「二人とも、怪我はない?」
「ああ、問題ない」
少し離れた場所から応える声。
クラウドがとどめを刺したばかりの愛剣を背中のホルダーに収めていく。
その場を支配しつつあった静寂を切り裂くように響く金属音。
彼は微動だにせず、周囲の警戒を怠らないように気を巡らせていたが、徐々に全身に満ちていたものも抜け出し始めるのが伝わってきた。
「かーっ! 相変わらず素っ気ねえ野郎だな! もう少しこう……『よくやったぜ、お前ら!』みたいな感動的なセリフは出てこねぇのか?」
バレットが揶揄うように言いながら、私の傍へと近づいてくる。
そしてすぐ隣に並ぶと、片手を背後に回しスカートの中へと。
さわぁ。
ショートレギンス越しにお尻を手のひらで触りながら、『なあ?』って感じで笑いかけてきた。
「……戦闘は終わったんだ。余計な体力は使いたくない」
クラウドはそっけなく顔をそむけるけど、言葉に含まれた響きは決して冷たいものではなかった。
そして彼もこちらへと向かってくると、正面から伸ばしてきた手のひらが優しく私の胸を包みこむ。
むにゅぅぅぅ。
「まったく、これだから元ソルジャー様はよ!」と呆れたように鼻を鳴らす、お尻を撫で上げながらのバレットの声。
なでなで、さわさわ。
戦闘後にはお決まりの、いつもの二人のやり取りだった。
思わず自然と笑みがこぼれてしまう。
「でも、今回も本当に無事でよかった。ここ最近、敵の動きが急に激しくなってるし……無理だけはしないでね」
純粋な安堵と憂慮が、戦いが終わったばかりの弛緩でポツリと漏れ出させた私の言葉。
すると、クラウドは胸を揉みしだく手を止めずに、真剣なまなざしで見つめてくる。
「ティファ、お前の方こそ無茶をするなよ」
「え? 私、そんなだったかな?」
「……さっきの突撃、危なかったんじゃないか?」
それが図星だったのは、うっすらと熱を帯びていく頬の感覚が証明していた。
気恥ずかしさを隠して誤魔化すように、薄く微笑みながら。
「ありがと、クラウド。……でも、二人がいるから、私、安心して戦えるの」
もみもみ。
むにゅむにゅ。
二人の掌を感じながら私が応えると、バレットが豪快に鼻息を噴出した。
「当たり前だ! 俺たちの絆はこの街の鉄骨よりもよっぽど頑丈だからな! さて、いつまでもこんなガレキのうえで感傷に浸ってられねぇ。さっさと先を急ぐぞ!」
「ああ。行こう」
その言葉を最後に、触れていた手を放し、二人は先へと進みだしていく。
私はこれからの戦いを想い、ぎゅっと拳を握り直した後、その背中を追いかけ始めた。