王位を継ぎそうにない好みのショタ第3王子を成長するまで愛でて放流する気だったのに気付いたら王妃にされて囲われてしまったんだけれども(白目) 作:ステラ
お姉さん側が優位こそ正義であり、ショタ優位などを喜ぶ輩は豚の餌にでもなればいいのです!
みんなもおねショタを好きにな〜れ☆
「お初にお目に掛かりますわ第3王子殿下、わたくしはダイショスターキ侯爵家の三女のシンシア・ダイショスターキです。婚約者としてこれからよろしくお願い致しますわ♪」
「ああ、こ、こちらこそよ、よろしく……頼む」
んはァ〜〜〜!☆!@!
ちっちゃい癖にいっちょ前に警戒しちゃってる♡
可愛い〜♡♡
堪んないですわこのショタ王子ちゃま♡♡♡
今すぐブチ〇した……おっと、涎が(不敬罪)
やっぱりショタは生で見るのに限りますわねぇ〜お父さまを頑張って説得した甲斐が有るってもんですわ。
『お父さま、わたくし第3王子さまと婚約したいです!』
『まったく、勘弁してくれ。ソフィアといいフランソワといいいくら我々侯爵家と言えど王家との婚約はそう簡単に…………ん?
聞き間違いかシンシア、今誰と婚約したいと言ったのだ?』
『嫌ですわお父さまったら、ボケるのは早すぎますわよ。第3王子のクレスさまと婚約したいのですぅ〜可愛い娘の頼み、聞いてくださいますよね?(目ウルウル』
『え? いや、お前……いいのか? 第3王子なんかと婚約したいのか?
お前は頭もよく器量よしなのだから幾らでも上を狙えると思うが……』
『もちろんです、だってわたくしお姉さま達と争いたくありませんし(第1王子と第2王子は歳とり過ぎて興味無いです)第3王子さまとの婚約なら、仮にお姉様達が未来の王妃になれなくとも我が家と王家の繋がりは保てますもの(3秒でテキトーに考えた理由)』
『おお……お前はなんと親孝行な子なのだ。分かった、他ならぬお前の為に私が全力をもって第3王子との婚約を成立させてこよう!』
『きゃあ! 嬉しいですわお父さま、大好きっ!(っしゃーショタGETじゃい!)』
って感じでササっと婚約を成立させて今に至るということですの。
何回も向こうから「本当にいいのか?」「侯爵家きっての才媛が?」「あの魔帝シンシアが?」って念押しされましたけど。
結局は我が家との繋がりを強めたい王家との思惑が合致して目出度く成立いたしましたの。
ぐへへへ。
あー早く一緒のベッドで寝たい……けど我慢ね、今日はまだ顔合わせ段階だもの。
わたくしは優しくて素敵なお姉さん。
デュフ、デュフフフフフ♪
「こちらの席へどうぞ侯爵令嬢、殿下もお座り下さい」
「あ、ああ」
「失礼いたしますわ〜♪」
あらあらまぁまぁ、使用人たちからも舐められちゃってますのねぇ。
王子より侯爵令嬢の私を優先して席に案内するなど……まあ居てもいなくてもどうでもいい第3王子の扱いなんてこんなものでしょう。
哀れとは思いますけれど、特になんとも思いませんわ。だって───
王子さまの味方は居なければ居ないほど良い、わたくしを頼りにしてわたくしだけを見るように調きょ……ゲフンゲフン教えてわたくしだけが味方なのだと
「さあ殿下、こちらの土産はウチのシェフに作らせたケーキなのです。どうぞお召し上がりになって?」
「ああ、いただく」
つんつん、おっかなびっくりケーキをつついて興味津々なご様子だけど食べようとはしない。
チラチラとこっちとケーキを見比べてらっしゃるわ、何それ誘ってんの?
誘い受け?? どうするお姉さんとベッドに行く???
それは冗談として(2割ぐらい)
はいはい分かってますわよ〜毒なんか入ってませんって。
ご心配なさらずとも
だって、もう少し大きくなってからの方が私の好みドンピシャですもの(ニチャァ...
「ん〜〜〜♪ 美味しいですわぁ♡」
ほらほら、こんな能天気にケーキを食べてるわたくしに害意などありませんってば(要審議)
おずおずと切り分けたものの、それでも尚ちっちゃくて可愛らしいお口に入れようとはしない王子ちゃま。
まさかここまで警戒心が強いだなんて……こんな居ても居なくてもどうでもいい第3王子にまで手の込んだ嫌がらせをしてるなんて流石は
オドオドしてる姿が可愛いから見逃してあげるけど、わたくしと王子さまのらぶらぶデート(きゃ♡)の時間をこれ以上邪魔されるのは流石に勘弁ですわねぇ。
「ねえ殿下、実はわたくし非常にお腹が空いてますの」
「? そう、なのか」
「はい。ということで宜しければわたくしのケーキとそちらのケーキを取り替えて頂けたら嬉しいですわ〜♪」
「! そ、それって……」
ふぅん? そこまで鈍くもなさそう。
無知シチュの方が好みだけれど、小賢しいショタきゅんも悪くない(じゅるり)
という訳でササっとわたくしのお皿と食器を交換する、そして王子ちゃまが切ってくれてたケーキを無警戒に一口でポイ〜。
んんん〜!! 王子ちゃまに切り分けて貰ったからこれって実質あーん♡よね?
役得だわ! 警戒してくれてありがとう!
「……うん、うまいな」
やっと警戒心が解けてわたくしが直接毒味したケーキを召し上がる王子ちゃま。
あはぁ……今そのフォークを使って食べちゃいましたね?
食べちゃったのねぇ??
ぐふふふふふ♪
所詮はショタね(お姉さん特有の見下し)
わたくしの真の狙いに最後まで気付かないのだから……ッ!
ああ言っておきますけど(誰にだよ)
別に毒は盛ってませんわ、する意味も無いもの。何か仕掛けられてないか魔法でサーチ済みだから余計な手出しもされてません。
重要なのはそう……
「お気に召されたようで何よりですわ、わたくしは今日ご用意した苺のケーキが好きなのですけれど殿下の好みは何でしょうか?」
これって実質間接キスですわよねぇ♡
然りげ無くわたくしが多めにねぶっておいたから唾液の付着量は十分。
そんなフォークでケーキを食べたのだから今頃はショタの体にわたくしの成分が入り込んでいるということ……これってもう実質〇〇〇〇したってことじゃありませんこと?!(論理の飛躍)
はい楽勝〜わたくしの勝ちぃ〜♪
「分からない。でも、そうだな……ボクも好きだ、これ」
え? 今わたくしのこと好きって言った?(難聴)
はーいハイ、分かっておりますとも。
今までまともに食事なんかした事ないから好き嫌いも何も分かんないって事でしょう?
なんて可哀想なの……って普通は思うんでしょうね?
でもわたくしにとってそれはなんとも好都合♡
わたくし好みのショタに育て上げるには真っ白な王子ちゃまの今の状況は本当に最適!
王家の皆さま! 第3王子を迫害してくれてありがとう!
あ〜お父さま本当にありがとう!
最高のショタをプレゼントしてくれて♪
「では次にお会いする時にはもっと色々な種類のケーキをお持ちします、同じケーキ好き同士仲良くなれそうで嬉しいですわ♪」
「う、うん。ボクも、う、嬉しい……」
ギョッ(心肺停止)
………………………………
あ^〜(再起動)
うえへへへへ、早くも少しだけ心を開きましたわね? チョロいですわねぇ。
強がっていても所詮は愛情に飢えているショタガキ、大人のお姉さんの魅力的な誘惑の前には逆らえないんですのよ〜!
オーッホッホッホ!
「はい、それでは本日はお暇させていただきます。お忙しい中お時間を頂戴してしまい感謝いたしますわ〜♪」
「あ……ああ、気を付けて帰られよ」
しゅん、とした表情を一瞬だけ見せた王子ちゃま(わたくしじゃなかったら見逃していたわね)に見送られ王宮を後にするわたくし。
ん〜……はぁ、ショタの残り香が鼻にまとわりついてる。今日はいい夢が見れそう。
もう少し近くに居たらもっと効率的に摂取出来たのだけれど───いいえシンシア、焦ってはダメよ。
ああいうタイプは強く押し過ぎたら離れていっちゃうタイプ、徐々に懐に潜り込んでいって慎重かつ大胆に距離を詰めなきゃ……♡
「これからが楽しみですわね、ねえ王子ちゃま?」
取り敢えずまあ、教育に悪い使用人は排除しておいてあげるから次に合う時はもっと健康でいてね?
じゃないと色々と楽しめないもの(*^ᴗ^)
おねショタはいいぞ。
がはは、勝ったな風呂入ってくる。