王位を継ぎそうにない好みのショタ第3王子を成長するまで愛でて放流する気だったのに気付いたら王妃にされて囲われてしまったんだけれども(白目) 作:ステラ
あれから一週間の時が流れた。
ちょちょいのちょいっ☆
と第3王子の使用人ほぼ全てをわたくしの家の手の者に摩り替えて、身の回りの待遇を良くして食事事情を改善して〜♪
第1王子の配下の連中は軽く洗脳魔法をかけて不浄の掃除係にして、ついでに上には今まで通りの誤情報を送り付けるように細工して〜♪
余計な奴らがだ〜れも入って来れないように王様から王子ちゃまを王宮から遠い(だけど警備し易い)離宮に住ませる承諾をお父さまに取ってもらって〜♪
あーっという間にハイ!
わたくし達の愛の空間の完成ですわ〜♪
「こんにちは殿下、ご機嫌麗しゅうございます〜♪」
「あ! いらっしゃいシンシアさま!」
たったったっ、がばっ!
わたくしの顔を見た瞬間にほころぶような笑顔を浮かべて抱きついてくる王子ちゃま。
わたくしの腰辺りに顔がある……むふ、なんて可愛いんだ。
まるで尻尾があるんじゃないかと錯覚するぐらい可愛いワンちゃん系ショタ……好き。
んにゃぁ〜☆!☆@☆(発狂)
たった一週間でこの懐き度合い!
あんなにツンツンしてたのはなんだったの?
チョロいチョロいとは思っていたけれどここまでチョロいとは。
これじゃ張合いがなくて流石に退屈───なワケないですねぇ!
んもぅ全ッ然サイコー!♡抱いて♡
この輝くようなショタスマイルをわたくしだけが独り占めしている状況。最ッッ高!!
あ〜頑張って暗躍した甲斐があったわ♡
ショタガキ特有の甘い匂いをたっぷり吸い込んで、少しだけ心を落ち着ける。
あ、ムリ全然落ち着かない。
ムラムラしちゃう……♡
誘ってきやがって生意気なガキめ♡♡
〇〇前のそのショタ〇ン〇弄ってやろうか?♡♡♡
「ハッ!」
「?」
危ない危ない!
わたくしはあくまで優しいお姉さん。
なので優しいお姉さんの仮面(何故か剥がれやすい)をキッチリ付け直して王子ちゃまと相対する。
心と体を上手く切り離すのがコツね?
わたくしというお姉さんと王子ちゃまというショタ。
この2人のおねショタをわたくしは最前列で観賞している状態でありながら。
実態はおねショタの張本人であるというダブスタで堪能しているのだ。
ぐへへ、わたくしが欲情してるとも思わず純粋な表情しやがって……っ♡
「今日は殿下の好きなチョコのお菓子をたっぷり用意しましたの、一緒に食べましょうね」
「うん! あ、ねぇチョコクッキーある?」
「もちろんですわ♪」
「やったー!」
あ^〜マジで天国☆
今頃他の家の令嬢達やお姉さま方は舞踏会で第1王子たちに気に入られようと
第3王子に興味が無い皆さまのお陰でわたくし、こうして一足先にこの世の天国に居ますわ! それもこれもぜ〜んぶ皆さまのおかげ!!
上手くいくといいですわね〜そっちもあははまぁガンバ(興味ゼロ)
「シンシアさま、あーんしてください」
「はい殿下♡あーん」
とりあえず暫くはこのままの距離で仲を深めましょう。わたくし好みのタイプに矯正するのは時期尚早ですもの。
それに愛を育むには……ぐふふ、まだまだ早いですものね♪
うぇへ。
うぇへへへ。
うぇへへへへへへ♡
「───ってワケですのよ皆さま、わたくしってば充実した人生を送っていますの。ですのでとーてーも忙しいのです……なので、情報を吐いた方から解放してさしあげますわよ?」
昨日はあんなに楽しかったのに、今日は朝からゴミ掃除だなんて。
ついてないわ。
床に拘束魔法を掛けて這い蹲らせている
これでもわたくし、少し魔法に関しては自信がありますのよ?
それにしても口だけ達者なトーシロばかりよく集めたものですわ。
仮にも暗殺者ならもう少し静かに行動すれば宜しいのに、わたくしの感知魔法にモロに引っ掛かるなんて3流もいいところね。
わたくしならこうして王子ちゃまとのらぶらぶエピソードを語ってる間に「くそぅ! 死ね……ぐぁぁぁ!!」バラバラに出来ちゃいますのよ?
「まったくもうっ! あなた達のせいでこちとら
話の腰を折ったバカは両手両足を風魔法で斬り裂いた後、風圧で地べたに顔面から
見せしめにはなったみたいね。
他の虫けらどもは今の光景を見てからわたくしに恐れを成して身動きひとつ取れていない。
どころか口々に命乞いをしてくる。
ぎゃあぎゃあやかましいわ。
「あ〜お静かに、ね?」
命乞いはピタッと止んだ。
あら効果抜群ね? それに、わたくしがタダの脅しではないと言う事を分かってもらう為に、さっきの方の拘束をワザと緩めたのも気付いてないみたい。
お陰で十分脅しも効いたし口が軽くなることでしょう。
あくまでも話せば命を救ってやる……などと見せ掛けの希望に縋らせる方が口も軽くなっちゃいますものね〜?
あは〜♪(ゲス顔)
長生きしたいなら暗殺者なんかやめて畑でも耕してればいいのですわよ。
ぺッ! カスが。
「さあ、それじゃあ……そこの方から順番に情報を話してもらいましょうか?」
「ど、どうして、あなた様ほどの方があんな奴の「ハイ死刑」ごぼッ!?」
この
ショタガキをバカにする発言をするなんて!
とっても命知らずですのね〜!?
わたくしの王子ちゃまをバカにするのはあと10年早かったですわね!!(←オイ)
その時になってればわたくしも流石に興味ない頃だろうから何しても構いませんけれど?(クズ発言)
ハイ次の方〜?
せめて質問に質問で返す類のバカな発言はおやめ下さいませね〜??
「我々はとある貴族に依頼されたのだ!」
「王子の護衛に
「良いように騙されたのです我々は、信じてください! なんでもお話します!」
はいは〜い人間素直が一番ね。
ん〜……でもどれもこれも知ってる情報ばかりでシアちゃんってばつまんないかなぁ?
っていうか魔法学園時代の
あ、でも王子ちゃまの人相書きはありがたくいただきますわ〜♪
いいコレクションですわね。
「じゃあ死のっか☆」
ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ
丁寧に首を切断して
「ハァ……血なまぐさくなっちゃった、お気に入りのドレスだったのに。殿下に会いに行く前にシャワー浴びて着替えなくっちゃ♪」
あ、でもシャワーを浴びて火照ったわたくしの肌を見て興奮しちゃうかな?
流石にまだ早いかしら。
むふ、わたくしとしては全然アリなのだけれど……♡
ううん!
焦らない焦らない。
ショタはゆっくり甘やかして熟していかなきゃ……うふふふふ♡
たっぷり時間を掛けて、ナニがあっても問題ない様に身を清めたわたくし。
今日も今日とてデートなのです、が……恐らくわたくしに何かがあったと言うことを何となく感じている様子で会うなり抱き締めてから一言も発さないのです。
察しが良いのも考えものね。
お陰でょゎょゎ王子ちゃまを堪能できたから別にいいけれど♪
「シンシア様は優しい匂いがします……」
「あら、
「ボク、誰かにずっとこうして欲しかったんです……お母様は優しかったけど、亡くなられてからはだれも優しくしてくれなくて」
「辛かったのですね。ではわたくしの事を今だけはお母様と思って
そう言うと、わたくしの胸に顔を埋めて泣きながら抱き着いてくる王子ちゃま。
オッホ♡♡妊娠しちゃいそう〜♡♡
めんどくさい
今日は良い日ね。
これからは毎年この日を
「よしよし、わたくしはこれからもずっとお傍に居ますからね。
「シンシア……おねえちゃん……ぐすっ…………!」
泣いてる王子ちゃまの頭を撫でながらわたくしは思った。
ああ、この涙や鼻水でべとべとになったドレスを使って〇〇〇ーしたいなぁって。
いっそ泣き顔を直接舐めたい。
何とかやれないかしら?
んんん〜外面を保つのも意外と難しいですわねぇ。
シンシアさん15歳プロフィール
魔法学園首席卒業
成績優秀者特別賞功労賞受賞
第一級魔法使い試験歴代最高記録保持者
二つ名【魔帝シンシア】
好きなもの:ショタ
嫌いなもの:ショタじゃなくなったショタ