ウマドルに恋愛は御法度ですっ☆(※引退後なら別ですが!) 作:わたっくし
原作:ウマ娘プリティーダービー
タグ:R-15 ガールズラブ ガールズラブ スマートファルコン エイシンフラッシュ コパノリッキー カレンチャン
pixivにも同時投稿しています。
こんにちは!最強ウマドルの〜、スマートファルコンです!きゅんっ☆ 日本一のウマドル目指して、ファル子は今日も元気にウマドル活動中!
知らない人たちのために説明すると、ウマドルとはアイドルの新定義!ウマ娘のアイドル、略してウマドル!ファル子は日本一のウマドル目指して絶賛活動中なのっ☆
そしてそんなファル子の日々の頑張りが報われたのか、今朝、とうとうファル子にも初めてのファンレターが届いちゃって……!
『スマートファルコンさんへ。あなたの輝く姿を見るたび、客席から応援するだけでは足りず、そのすべてを一番近くで支える特別な存在になりたいと願ってしまいます。どうか私だけのために、あなたの目の前というたった一つの席を空けておいてください。』
「……だって!ほら、みてみてフラッシュさん!すっごく情熱的なファンレターだと思わない!?」
「……確かに非常に情熱的な内容ですね。情熱的すぎていささかファンレターの熱量を超えている気はしますが…」
えへへ、あまりに嬉しすぎてついついフラッシュさんにも自慢しちゃった。
「いつかファル子が武道館でライブする時には、このファンの人のために特等席を用意しておかなきゃだね……あっ!もちろんフラッシュさんはファル子の目の前の席で……」
「……あの、ファルコンさん」
「? どうしたの?」
「こちらのファンレターなのですが、私が思うにファンレターというよりむしろ……ラブレターの方ではないかと思います」
「え!?ラ、ラブレター!?」
「はい、Liebesbrief」
「り、りーべすぷりーふ……」
確かに改めてお手紙を読み直してみると、普通のファンレターにしてはちょっぴり気持ちが重め……なのかも?
「そ、そっかぁ。だとすると、ファル子的には嬉しいけど、ウマドル的にはちょっぴりNGかなぁ…」
「ウマドルに恋愛は御法度、でしたね」
「うん。この子には悪いけど、ファル子が引退するまでは待っててもらわなきゃ!」
「そうですね………い、引退したらOKなんですか?」
「もっちろん!ファル子も夢見る乙女だから、一度くらいはあま〜い恋をしてみたいって常日頃から思っているのっ☆」
「それなら私が……いえ、なんでもありません」
何やらメモ帳を取り出したフラッシュさんを尻目に、これからのことを考える。
引退まで我慢してもらうにしても、その間ずっと待たせちゃうのはこの子に申し訳ないなぁ…。とすると、取るべき手段はひとつだけっ!
「よーし、決めたっ!ファル子、このお手紙の送り主を探し出しちゃいますっ☆」
「えっ」
「引退までずっと待たせちゃうのは申し訳ないから、直接ファル子から伝えてあげるの!」
「さ、探し出すにしてもどうやって…?学園内に限ったとしても、膨大な人数の中から探し出す必要が……」
「大丈夫だよ、フラッシュさんっ☆ ファル子には、ひと目見ただけでファル子のファンが分かっちゃう能力が備えつけられてるの!名付けて、『ファル子☆ファンレーダー!』」
「なんですかそれは……」
そうと決まれば早速探索開始!ちょっぴり大変だけど、頑張れば見つかるはず!
「あの、ファルコンさん。私にも手伝わせてください」
「えっ、いいの!?」
「はい。私もファルコンさんにお手紙を差し出した方に、少しお伝えしておきたいことがあるので……」
「ありがとう、フラッシュさん…………あの、ちょっぴりお顔が怖いよ?」
「……そんなことはありません。ただ、引退後のファルコンさんの隣に立つ資格がある人物かどうか、私が直接厳格な審査を行わなければと考えているだけです」
何やらフラッシュさんから禍々しいオーラが出ている気がするけど、ファル子は気にしませんっ☆
一流ウマドルは触れちゃいけないラインの見極めも上手なの。
「それじゃあ早速。まだ見ぬファル子のファン探しの旅に、しゅっぱーつ!」
とりあえず学園内を歩き回って、レーダーに反応がないかキョロキョロしてみるんだけど……
「……どうですか?ファルコンさん的に、ビビっとくる方はいましたか?」
「うーん、今の所はまだかなぁ。なんだか気配は感じるんだけど、それが誰かってとこまでは……」
探索開始から15分。今の所目立った進捗は……ナシ
「そうですか………ちょっと気になっているのですが、ファル子☆ファンレーダー的にはどのような視界が広がっているんですか?
「えーっとね、ファル子のファンからオーラが湧き出ていて、それがファル子に向かってくる感じかな。例えば、リッキーちゃんやタルマエちゃんのオーラって凄く大きくて、ふたりが近づいてくるとすぐに分かっちゃうんだよっ☆」
「そうですか…。それは凄い能力ですね」
「ありがとっ!もちろん、フラッシュさんからのオーラも、ふたりに負けないくらいいーっぱい伝わってきてるよっ☆」
そう言うと頬を赤くして顔を背けるフラッシュさん。ふふっ、かわいいなぁ。やっぱりフラッシュさんもウマドルを目指すべきだと思うの!
「それはそうとして、これからどうしましょうか。このまま探し続けても進展はなさそうですが……」
「そうだよね……。よし、こうなったら地道に聞き込みでもしてみよっか!」
ファル子はファンとの交流を大事にしているウマドル。草の根的活動にも余念はないのですっ☆
聞き込みに応じてくれそうな子はどこかな〜っ!と辺りをキョロキョロしていると、肩にちょんちょんと指の感覚。
「だーれ……って、リッキーちゃん!」
「こんにちはっ☆ ファル子さん、フラッシュさん。何やら困り事みたいだけど、どうしたの?落とし物?」
お手伝い……あ、そうだ!リッキーちゃんに風水で占ってもらうのはどうかな!
「丁度良かったリッキーちゃん!あのね、今ちょっと人探しをしてて……」
これまでの事情をかくかくしかじかリッキーちゃんに伝えると、意外にもリッキーちゃんはちょっと微妙な表情を浮かべる。風水の調子が悪かったりするのかな…?
「因みになんだけどー…もしその子が見つかったら、ファル子さんはなんて伝えるつもりなの?」
「ファル子はみんなのアイドルだから、卒業までは待っててねっ☆」
「卒業したら大丈夫ってこと!?!?」
「ウ、ウマドル的には問題ないかなーって思ってるけど……」
ファル子の言葉を聞いた後、何やら考え込む素振りを見せるリッキーちゃん。ファル子に聞こえないくらいの小さい声で何か呟いているけど……
「あのー、リッキーちゃん…?」
「あ、思い出したっ☆ このお手紙、私が書いたんだった!」
「えっ」
「ええええええっ!?」
ま、まさかの新事実っ!今朝のファンレターもといラブレターの送り主は、なんとリッキーちゃんだった……ってこと!?
「じゃ、じゃあこの内容ってー」
「そう。私の胸の内に秘めたファル子さんへの想いが抑えきれなくて、つい溢れ出ちゃったの☆」
ファル子への想い……そ、それはつまりリッキーちゃんはファル子にそういう気持ちがあるってことにもなって……!
「リ、リリ、リッキーちゃん、なんだか身体が近いよ?それにお顔も近づいて……」
「んー、気のせい気のせいっ!いつもこのくらいだよっ」
いや間違いなく近いよっ!うう……なんだかドキドキする…。いつもは平気なのにぃ……!
(た、助けて、フラッシュさん!)
「それじゃあファル子さんは〜、私と一生を添い遂げ……」
「少しよろしいですか?リッキーさん」
「……なーに?フラッシュさん☆」
おでこが触れ合う寸前の所でフラッシュさんが私たちの間に割って入る。あ、危なかったぁ……
「そのお手紙……本当にリッキーさんがお書きになったのですか?」
「そうだよ?ファル子さんへの想いを言葉に綴って…」
「だとすると少し妙ですね。なぜ、わざわざ手紙など遠回りな手段を?リッキーさんの性格からして、ラブレターよりももっと直接的な手段を好みそうですが」
「……私にだって奥手なところも少しはあるよ?」
「本当はラブレターを口実にただファル子さんとイチャイチャしたかっただけなのでは?」
「………あ〜…」
図星だったのかリッキーちゃんは顔を赤くして俯く。べ、別に言ってくれればファル子はいつでもふれあい歓迎ウマドルなんだけど……
というかリッキーちゃん、普段からあんなに距離近いのにまだ足りてなかったの!?
「リッキーちゃん。こんなことしなくたって、ファル子はいつでも相手してあげるからね……?」
「本当っ!?なら、今相手してもらっても良い?」
「い、今はちょっとドキドキしちゃうから無理かなぁ!……あはは…」
ぐいっと身体を乗り出すリッキーちゃんに後退りしながら答える。もう一回同じ事されちゃうともう今回は耐えられないかも……!
「引き続き、手紙の送り主を探す必要がありそうですね」
「そうだねぇ」
「ねぇねぇ。その人探し、私もついていっていいかな?」
「えっ、本当!?助かるなぁ」
『その人にも聞きたいことがあるしね☆』と言って横に並んで歩くリッキーちゃん。聞きたいことってなんだろう?風水の勧誘とかかな?
「因みに風水的には、恋愛に関して意識すべきは南東の方角だよ、ファル子さん☆」
「へぇ〜!じゃあ、ファル子たちも向かってみよっか!」
……てくてくと歩いて行く内に、右にフラッシュさん、左にリッキーちゃんの構図が出来上がっていて。二人ともファル子よりも大きいから、その間に挟まれるとちょっぴり恥ずかしかったりして…。
「……ねえねえ。リッキーちゃん、それにフラッシュさんも。二人ともなんだか少し、ファル子とくっつきすぎじゃないかな……?」
さっきのリッキーちゃんに加え、フラッシュさんまで距離が近くなっている気がするんだけど……
「私とファルコンさんの仲ならこのくらいの距離は問題ありません。むしろもう少し近づくべきかと」
「これ以上くっついちゃうとファル子押し潰れちゃうよ……?」
「先手を打ってアピールしておかなきゃね☆」
ほぼ縦にしか身動きが取れない状況のまま歩いていると、向こうから見覚えのある人影がやってきた。
「あっ、カレンちゃん!」
「ファル子さん!」
ファル子が手を振ると、カレンちゃんも気づいてこちらへ。……なんだか窮屈感が増した気が……
「こんにちはファル子さん!フラッシュさん、リッキーさんもこんにちは!……なんだか、やけに距離が近いですね?」
「あはは……ファル子もよく分からなくて……」
「護衛☆」「護衛です」
「……ちょっとよく分からないですけど……三人は何をしていたんですか?」
「えーっとね、今ちょっと人探しをしてて……」
カレンちゃんにも件のラブレターを見せよう……としたんだけど、ちょっとウマドル☆シンキングタイム。
(……今更だけど、貰ったラブレターを他人に見せるのってあんまり良くないことなんじゃ……)
同室のフラッシュさんならまだしも、他学年のリッキーちゃんやカレンちゃんに教えちゃうのは避けた方が良いかもしれない。リッキーちゃんにはもう見せちゃったけど。
「……えーっと、数学の難しい問題があったから先生を探してたのっ☆」
「ファル子さん。今何か取り出そうとしてましたよね」
「ウマドルはレースやライブはもちろん、学業も疎かにしないんだ☆」
「手紙みたいなのが見えたんですけど」
「それじゃあカレンちゃん、まったねー☆………ああっ!ちょっとカレンちゃん!?」
立ち去ろうとした瞬間、目にも止まらぬ速さで私のポッケからラブレターを抜き出すカレンちゃん。
うう……ごめんね、まだ名前も知らないファンの子……
「ファル子さん。どうしたんですか、これ?」
「えーっと、ファンレターもとい、ラブレター……みたいな?」
「……あー、つまりこの手紙の送り主をファル子さんたちは探していたってことですね!」
なるほどといった具合に両手を合わせるカレンちゃん。一挙一動にかわいさが溢れてて見てて飽きないなぁ……って、今はそんなこと考えている場合じゃなくて!
「そうなのっ!だから、中身は見ないであげてね……?」
「大丈夫ですよ、ファル子さん!だってこのお手紙書いたの、カレンだから!」
「……ええええっ!?」
ま、またまた新事実っ!お手紙の送り主はリッキーちゃんではなく、まさかのカレンちゃんだった!?
「ファル子さんのこと、初めて会った時からずっといいなって思ってたんですっ♪」
「わわっ!?カレンちゃんっ!?」
腕を掴まれたと思うと、スラリと前へと引きずり出される。そのまま背中に腕を回されてファル子と向き合う形に……ってこの体勢、ちょっとマズくない!?
「カレンに負けないくらいカワイくて……」
「ちょ、ちょっと……!」
身体をじたばたさせようにもカレンちゃんの腕はびくともしない。さすが柔道の有段者なだけあるなぁ……って感心している場合じゃなくて!
「ちょっぴりあざとい所もカワイくて……」
「う、ウマドル的にこの体勢はNGだよっ!聞いてるっ!?」
このままじゃファル子のファーストキスがカレンちゃんに……全然、イヤじゃないけど……でもこういうのはもっとちゃんとした雰囲気で……!
「ねえ、カレンちゃん。ちょっといいかな?」
「……どうしました、リッキーさん?」
ここでリッキーちゃんの助け舟。た、たすかったぁ〜……
「そのお手紙って、本当にカレンちゃんが書いたの?」
「そうですよ?ファル子さんへの想いを書き起こしてー…」
あ、ちょっと既視感。
「本当はファル子さんとくっつきたいだけだったりしてっ☆」
「あははっ!それはリッキーさんの方だと思うけどね♪」
「…………」
「…………」
こ、心なしかバチバチって音が聞こえるような……
「……カレンちゃん、まだお手紙開いてなかったよね。本当に自分で書いたなら、文の内容も読み上げられるはずだよねっ!」
「読み上げだなんて……そんな恥ずかしいことみんなの前で出来ないですよぉ♪」
「みんなの前でキスしようとしてたのに、その言い訳はないんじゃないかな☆」
「くっつきながら歩いている方も大概ですよ♪」
二人の間のバチバチがどんどん大きくなっていく。……なんだか、この雰囲気は嬉しくないなぁ…。フラッシュさんも、どこか心配そうな表情を浮かべている。
ファル子のせいで二人の仲が悪くなるなんて、ウマドル道を突き進むものとしてあってはならないこと。
……だから、責任を持って、ファル子がこの状況を終わらせなきゃねっ☆
「ねえねえ、リッキーちゃん、カレンちゃん!」
「なぁに?ファル子さん?」
「どうしたの?ファル子さんっ☆」
「ファル子はね、みんなのウマドルだから誰かのものになることは出来ないんだ」
二人がファル子のことを見てくれる。良かった、これでちゃんと話せそう。
「リッキーちゃんもカレンちゃんも、一体どうしちゃったの?」
「……………」
「話してほしいなっ☆」
「……そのまま放っておくと、ファル子さんがそのままそのファンの人と付き合っちゃうんじゃないかって思って……」
「……カレンも、そんな感じ」
……これは、ファル子の言い方が良くなかったのかも。
「えっとね、ファル子にはその子と付き合うつもりはないよ?」
「「えっ」」
リッキーちゃんとフラッシュさんの声が重なる。
「でも先程、引退したらOKって……」
「卒業までは待っててねって……」
「あのね、今のファル子はウマドルなんだから、恋愛はNGでしょ? なのに今、『卒業したら付き合おうね』って約束しちゃうのは、ウマドルとしてルール違反だと思うのっ!」
「だから『待っててね』っていうのは、ファル子が普通の女の子に戻って、恋愛が解禁されるまで待っててねって意味☆」
「……そ、それってつまり……」
「卒業したからって、すぐに誰かのものになるわけじゃないよっ。そこからが全員同じ、恋のスタートライン! ファル子は夢見る乙女だから、お手紙ひとつで決めるんじゃなくて、すっごくあま〜いアプローチをしてくれる運命のお姫様が来てくれることを期待していますっ☆」
……う、上手く伝わったかな……?
「……あははっ!やっぱりファル子さんはすごいね!」
「……はい、紛れもない正真正銘の世界一のウマドルです」
「……カレン、今まで以上にファル子さんのこと好きになっちゃったかも♪」
良かった、ちゃんと伝わっているっぽいっ☆
「じゃあ、二人とも仲直りしてくれる?」
「うんっ☆ …さっきはごめんね、カレンちゃん!」
「こちらこそ、失礼な態度をとっちゃってごめんなさい!」
ピリっとした雰囲気も嫌いじゃないけど、やっぱりみんなで仲良くしているのが1番だよねっ☆
「……その、良い雰囲気の所申し訳ないのですが、ファルコンさん」
「どうしたの?フラッシュさん」
「周り、見てみてください」
そう言われて周りを見渡すと、……いつの間にか沢山のギャラリーがファル子たちを取り囲んでいた。
「……あっ、ちょっと待って!?」
必死になって忘れていたけど、ファル子とカレンちゃんは現在進行形でキス直前の体勢を取っているのであって……!
「そりゃ学園一のウマドルとウマスタグラマーがそんな体勢取ってたら、ギャラリーも沢山出来ちゃうよね〜」
「ス、スキャンダル……!」
……ちょ、ちょっと待って!?この体勢だけならまだしも、さっきの発言まで聞かれちゃってたら……!
『今の聞いた!?ファル子さん、引退したら恋人募集するんだって!』
『私にもチャンスあるかなぁ……」
『ロコドルとウマドル……恋愛的にも話題的にも抜群……!」
「あ、あはは……」
「これは引退後が大変だねっ☆」
「モテモテですねっ!ファル子さん♪」
良かれとしたことが、こんなことになるなんて……!
「この状況だと動くこともままなりませんし、今日はひとまず帰りましょうか」
「賛成〜……☆」
ウマドルにハプニングはつきもの、ということかな。あぁ〜……
「ウマドル☆復活!」
「おはようございますファルコンさん。今日も元気ですね」
昨日はあんなことがあったけど、1日ぐっすり寝たらすぐに元気!ウマドルは物事を引きずりませんっ☆
「今日も元気にウマドル活動ー……ってあれ、リッキーちゃん、カレンちゃん、タルマエちゃんまで?」
ドアを開けるとそこにはファル子の可愛い後輩3人組が。
「おはようございます!ファル子さん!」
「おはようファル子さん!あ、右腕ゲット〜☆」
「おはようございます!じゃあカレンはこっち♪」
「あっ!ちょっと、リッキー!カレンちゃんもずるいよ!」
「あれ?あれれれ……?」
な、なんだか昨日よりも距離が近くなっている気がするんだけど……
「引退してから恋愛スタートならっ☆」
「スタートするまでにファル子さんに好きになってもらえれば問題ないですよね♪」
「フライングになっちゃいますけど、ごめんなさいっ!」
そ、そうきたか〜っ!確かにファル子が先に好きになっちゃう可能性はあるけどぉ……!
「ふふっ、朝からモテモテですね。ファルコンさん」
「ふ、フラッシュさ〜ん……!」
日本一のウマドルへの道は、まだまだ遠い。
ファル子のハーレム、略してファーレム。