夜の桟橋に、鈍い音が響いた。振り抜かれた拳が、真横から頬に食い込んだ。骨と骨がぶつかり合う、乾いた衝撃音だった。
視界が、一瞬白く弾けた。倒れはしなかった。ただ、後ろに一歩、足がよろけただけだった。桟橋の板が、足の裏でわずかに軋んだ。波の音が、殴打の音にほんの一瞬だけ掻き消された。夜風が、頬の熱をすぐに攫っていった。よろけた足を、すぐに踏み直した。間合いを空ける気はなかった。殴り返す気も、最初からなかった。これしきで崩れるようなら、それまでの器だったってだけの話だ。むしろ、頭の芯だけは、いつもよりずっと澄んでいく感覚があった。
「――ッ、」
男の呼吸が、荒く弾んでいる。殴った側の拳が、小刻みに震えていた。
「へへ...!威勢はいい癖に手も足もでねぇのかよ!雫にはあとでしっかりお仕置きしないとな!」
二発目が飛んできた。今度は顎に、まともに入った。歯の隙間に、鉄の味が広がる。視界の端が、白くちらついた。
「あとで、めちゃくちゃにした雫の動画送ってやるよ!」
三発目、四発目。数える気も起きなかった。頬の痛みだけが、いちいち律儀に積み重なっていく。男は、もう何かを喋る余裕もねえらしい。ただ、腕を振り回すだけの動きになっていた。息が上がって、殴る動きそのものが、次第に雑になっていく。拳が、頬を掠めるだけで終わることも、次第に増えていった。それすら、もう構わなかった。痛みの一つ一つを、ただ数字みてえに勘定してるだけの自分がいた。恐れる理由も、避ける理由も、どこにも見当たらなかった。波の音だけが、いつも通り規則正しく続いていた。
その時、男の手が、桟橋の隅に転がってた何かを掴んだ。錆びついた係船金具の破片だった。月明かりに、その角が一瞬だけ鈍く光った。
「やっぱやめた、ここで死ねよ!!!」
振りかぶる動きに、それまでとは違う本気の色が乗る。避ける間もなく、側頭部に硬い衝撃が走った。頭蓋の奥まで響くような、鈍く重い衝撃だった。皮膚の裂ける感触と同時に、視界の端が赤く滲む。生温かいものが、耳の後ろから首筋へと伝い落ちていった。膝が、一瞬だけ砕けかけた。踏ん張った足の裏に、桟橋の板の感触が、やけに鮮明に伝わってくる。まともに入ってりゃ、頭の方が先に割れてたかもしれねえ。運が悪けりゃ、この夜はここで終わってた。
――こんなもんでいいか。
正当防衛にしちゃ、悪くねえもんをもらった。
腰の後ろに、手を回した。指先が、金属とプラスチックの入り混じった感触に触れる。先月、須藤に連れられて入ったミリタリーショップで買った、初めてこの学校で自分で金を出した買い物だ。黒崎から預かった本物には及ばないが、しっくりくる重さだった。
使う機会も無いまま、ずっと荷物の奥で眠らせていた。夜風が、頬の傷にじんわり染みてくる。潮の匂いが、いつもより強く鼻を突いた。
腰の後ろから引き抜いた物を見て、男の腕が、宙で止まった。
黒光りするプラスチック製の銃身が、暗闇の中でも異様な存在感を放っていた。本物の拳銃なんぞ、まっとうな経路じゃまず手に入らねえ。だが、専門店の品だけあって、そこらの玩具屋とは威力の桁が違うらしい。板で調べて、限界まで威力を高めた銃口を、男の右目の真正面に突きつけた。数センチの距離もねえ。
「――お、おもちゃなんか取り出して、ヒ、ヒーローごっこか?」
「クク......試してみるか?まだ俺も人に対して使ったことはねぇんだ」
「へっ、ただのエアガンだろうが」
「フフ……そうだな。これだけの怪我を負わされといて、エアガン程度でお返しするくらい、バチは当たらねえよな」
「う....あぁ....」
男の声が、言葉にならねえ形で漏れた。振り上げてた拳が、震えたまま下りてこない。額に浮いた血の混じった汗が、顎の先から一滴、桟橋の板に落ちた。喉仏が、大きく上下に動いた。
「近くで喰らえば、目ん玉くらいは潰れる」
そこまでやる気はまだなかった。ただ、この男に、自分の命が誰かの気分一つで決まる側に回った感覚だけは、一度きっちり味わわせてやりたかった。
低く告げた。銃口の先が、暗がりの中でも黒々とした輪郭を保っていた。脅すつもりで言った台詞じゃねえ。ただの事実を、そのまま口にしただけだった。指先が、引き金にかかったまま動かない。夜風が、二人の間を吹き抜けていった。
「――やめ、」
震える声が、途中で掠れて消えた。
パン
「――ぎゃああッ!」
右目を撃ち抜いた。
銃口を、ゆっくりと下ろした。狙いを、目から太腿へ移す。所詮はおもちゃだ。だが、さっきの位置じゃ、軽い怪我じゃ済んでねえだろう。部屋で一度だけ試し撃ちした時の手応えを、指先が覚えていた。
「――や、やめ」
蹲る男が言い終わる前に、引き金を絞った。
乾いた発射音が、夜の桟橋に響いた。至近距離で喰らったBB弾が、太腿に鋭い痛みを刻んだ。薄い皮膚がわずかに裂け、血がにじみ出す感触が、暗がりの中でも伝わってきた。
「――ぎゃああッ!」
絶叫が、夜の静けさを引き裂いた。太腿を押さえて蹲りながらも、男の目にはまだ光が残っていた。エアガンだと分かってる以上、当たり前だ。死にはしねえ、そこだけは計算が働いたんだろう。呻きながら、闇雲に腕を振り回してきた。
弾切れを気にする理由もねえ。もう一発、同じ太腿に撃ち込んだ。乾いた音が、続けて二発鳴る。実銃ならとうに弾切れを気にする場面だが、こいつは違う。使い惜しむ道具じゃねえ。
「――わ、わかった。やめ、やめてくれ……!」
情けねえ声を上げながらも、男の腕はまだ闇雲に振り回されていた。その腕を難なくかわし、もう一歩、詰め寄った。丸まって呻く男の顔面に、握ったエアガンの銃把を、まっすぐ叩き込んだ。硬い感触が、握った手のひらまで響いた。歯の折れる鈍い音が、感触ごと伝わってきた。男の体が、大きくのけぞる。鼻と口の辺りから、黒っぽい液体が飛び散るのが、暗がりの中でも見えた。桟橋の板に、その飛沫がいくつも散った。
短い呻き声を上げて、男は、両手で顔を覆ってうずくまった。太腿の傷から流れる血と、顔の血とが、桟橋の板の上で一つの染みに混ざり合っていく。抵抗する気配は、もうどこにもねえ。すすり泣くような息だけが、途切れ途切れに漏れ続けていた。
「まだ、やれるか」
低い声だった。男は、答えなかった。答えられる状態じゃねえ。血で汚れた顔を、ただ左右に振るだけだった。震える手が、桟橋の板を無意味に掻いている。桟橋の板に散った血が、街灯の届かない暗がりでも黒々と広がっていた。
男の顎を掴んで、無理やり上を向かせた。振り払う素振り一つ見せなかった。開いた口の中に、銃口を突っ込んだ。
「――ンぐ……ッ!」
言葉にならねえ悲鳴が、喉の奥で潰れた。全身が、痙攣するように震えている。人差し指が、引き金にかかった。
「――これ以上、佐倉に付きまとうようなら、こんなもんじゃ済まねえぞ」
低く、それだけ告げた。脅すつもりで言った言葉じゃねえ。ただの事実を、そのまま口にしただけだった。男は、何度も首を縦に振った。声にならねえ嗚咽だけが、銃口の周りから漏れ続けていた。目の奥に、これで解放される、そういう安堵の色が浮かびかけていた。
その色を見た瞬間、腹の奥で何かが逆に疼いた。命の勘定が絡む話に、手加減で幕を引くのは、性に合わなかった。
「...いや、まだ足りねえ、あんたもう一発殴っていい」
「へぇ...?」
「どちらかが尽き果てるまで、我慢比べだ」
「ふぁ、ふぁんべんしてくらゃさい!!!」
「――そこまでだ」
背後から、声が飛んできた。聞き覚えのある、平坦な声だった。足音一つ立てずに近づいてきたらしい。夜風に紛れて、気配一つ感じ取れなかった。
振り向く前に、手首を掴まれていた。強い力じゃねえ。それでも、そこから先には進ませねえ、そういう掴み方だった。指の力だけが、妙にはっきりと伝わってきた。
腕から、少しずつ力を抜いた。人差し指も、引き金から離れていく。銃口を、男の口の中からゆっくりと引き抜いた。振り返ると、いつも通りの無表情がそこにあった。息を一つ、ゆっくりと吐き出した。
「......」
「随分と、派手にやったな」
いつもの、感情の薄い声だった。責めてるわけでも、感心してるわけでもねえ。ただ、目の前の光景を淡々と受け止めてるだけの声だ。視線だけが、口に銃口を捩じ込まれている男と血まみれの俺を、順に往復していた。
寮を出る前、一言だけ送っておいた短い文面が、頭の隅を掠めた。『今夜、桟橋の近くにいろ。理由は聞くな』それだけの一文だった。返事は来なかった。既読すら付かなかった。それでも、来た。以前、帳面に付けておいた札の、使い時だった。
須藤を置いてきたのも、同じ勘定のうちだ。あいつは、こっちを止められねえ。止める気があっても、体が先に前へ出ちまう質の男だ。綾小路は違う。頭が先に動く。踏み込んでいい一線と、踏み越えちゃならねえ一線の区別を、誰よりも冷静に見極める。今夜みてえに、加減が利かなくなるかもしれねえ夜には、そういう男が要る。理由を聞かずに来る、そこも含めて、他の誰でもなく、あいつを呼んだ。
「――来たか」
息を整えながら、そう漏らした。
「――そっちが付けた帳面の話だろう」
短く、そう返された。それ以上、説明する気はねえらしい。こっちも、それ以上訊く気はなかった。夜風が、二人の間を静かに吹き抜けていった。口の中のエアガンを、そのまま腰の後ろに戻した。
男は、桟橋の板にへたり込んだまま、小刻みに震えていた。逃げる体力も残ってねえのか、それとも逃げる度胸もねえのか、どちらだろうと構やしねえ。血の混じった唾を、板の上に吐き捨てる音だけが小さく響いた。折れた前歯の欠片が、桟橋の板の上に転がっていた。片方の目が、腫れでほとんど塞がりかけている。
綾小路は、うずくまる男を一瞥した。それだけで、何かを察したらしい。表情は、いつも通りぴくりとも動かなかった。視線だけが、静かに男の全身をなぞっていった。
それ以上、何も言わなかった。言うまでもねえ、そういう沈黙だった。男の喉から、声にならねえ音が漏れた。それだけで、限界だったらしい。声も出せねえまま、逃げるように、這うようにして桟橋の暗がりへ消えていった。足音が、次第に遠ざかっていく。転びかけては立ち上がり、それを二度、三度と繰り返していた。警察に駆け込む足取りじゃねえ。自分のやったことを誰かに話せば、真っ先に困るのは自分の方だと、体の方が先に分かってるんだろう。
夜の桟橋に、二人分の気配だけが残った。波の音が、また規則正しく戻ってきていた。
綾小路が、こっちの顔に視線を寄越した。頬の腫れ、口の端の血。それだけを見て、何も言わなかった。理由も、経緯も、問おうとしねえ。この男なりの距離の置き方だ。夜の暗さの中でも、その視線の動きだけははっきりと分かった。
「――貸しは、これで消えたな」
低く、そう確かめてきた。
「そうだな」
短く、そう応じた。それ以上の言葉を、どちらも必要としてなかった。波の音だけが、二人の沈黙を埋めていた。
綾小路は、先に背を向けて歩き出した。振り返らなかった。最初から、こっちの返事を待つ気などなかったのかもしれねえ。足音一つ立てねえ歩き方が、暗い桟橋の奥へ遠ざかっていく。街灯の光がまばらに届く区画を、一つ、また一つと通り過ぎていった。
一人になって、頬に触れてみた。腫れの熱が、まだ引いちゃいねえ。押すと、鈍い痛みが奥まで響いた。側頭部の裂傷からは、まだ血が滲み続けている。首に巻いた手拭いを解いて、まずそっちに押し当てた。それから、口の端の血も同じ布で拭う。布に、赤黒い染みがみるみる広がっていく。潮風が、傷口を撫でるたびに、じんわりとした痛みが走った。
痛みは、確かにあった。だが、それ以上に、腹の底が静かに満ちていた。誰かが仕組んだ台本の上の勝負じゃねえ。相手が本物の犯罪者で、佐倉の一件がどう転ぶかも読めねえまま踏み込んだ、正真正銘、先の見えねえ勝負だった。何が起きてもおかしくねえ、そういう夜だった。負ける目だって、十分にあった夜だ。
昭和の卓を降りてから、こんな夜はなかった。この島に来てから積み上げてきた点数の取り合いとは、根っこから違う手触りだった。久しぶりに、体の芯まで生きてる実感があった。
寮への道を、一人で歩いた。足取りは、思ったより軽かった。夜風が、頬の傷に染みる。それすら、悪くねえ感覚だった。街灯の数が増えていくにつれ、港の潮の匂いが遠のいていく。腰の後ろに差したままのエアガンの重みだけが、いつまでも消えずに残っていた。
寮の前まで来ると、玄関先の暗がりに、人影が一つ立っていた。佐倉だった。
こんな時間まで、外で誰かを待つような女じゃねえ。それでも、確かにそこにいた。
「――あ、赤木くん」
小さいが、はっきりとした声だった。久しぶりに聞く、佐倉の声だった。目が、こっちの頬の腫れから、髪の隙間に覗く血まみれの手拭いへと動いていく。その瞬間、表情が大きく強張った。何も言わず、ただ見つめていた。周りに、他の生徒の姿は一人もなかった。
「――こんな時間まで、何してた」
「……待って、ました。帰ってくるまで」
それだけ言うと、佐倉は俯いた。理由をそれ以上説明する気配はなかった。説明する必要もねえと、こっちも思った。
「もう、心配いらねえ」
それだけ伝えた。詳しい経緯は話さなかった。話す必要もねえ。佐倉が本当に知りたいのは、そこじゃねえはずだった。
「――そ、その顔、それに、頭も」
佐倉の声が、目に見えて震えていた。手が、こっちの頬に伸びかけて、途中で止まる。触れる勇気までは、まだ足りねえらしい。指先が、宙で所在なく揺れていた。目に、うっすらと涙の膜が張っていた。
「気にすんな。大した傷じゃねえ」
軽い調子で、そう言い捨てた。
「大した傷じゃない、わけないです」
いつになく、強い口調だった。声が、上ずっている。
「保健室、行きましょう。ちゃんとした手当て、してもらわないと」
「もう済んでる」
「……そんな、適当な巻き方で」
佐倉は、それでも食い下がった。目元が、赤くなっている。息を、小さく一つ吸い込んだ。視線が、何度も上下に揺れる。言葉を探しているのが、傍目にもはっきり分かった。両手を、胸の前できつく握りしめている。それから、深く、腰を折るように頭を下げた。
「――ありがとう、ございました」
声が、震えていた。それでも、最後まで言い切った。頭を下げたまま、しばらく顔を上げてこなかった。肩が、小さく震えているのが分かった。夜の静けさが、二人の間だけをより深くしていた。
「礼はいい」
「……でも」
「渡した札を、使っただけだ」
それだけ言うと、佐倉は、少しだけ目を見開いた。瞬きを、二度、三度と繰り返す。それから、初めて――ほんの少しだけ、笑った。ぎこちない、それでも確かな笑みだった。街灯の薄明かりの下でも、目元の柔らかさがはっきりと覗いた。カメラの前でだけ見せるという、あの別人みたいな笑顔とはまた違う、素の笑い方だった。
「き、今日は、私の部屋にきてください、看病します」
「いらねぇよ」
「で、でも、」
「もう遅ぇ、また明日な」
「あ、明日、お礼させて、くださいっ!」
「気が向いたらな」
それだけ返すと、佐倉は、一瞬だけ躊躇うような間を置いてから、そっと手を伸ばした。指先が、頬の腫れに、今度は迷わず触れた。夜の暗がりと、周りに誰もいねえこの状況が、昼間なら出せなかった思い切りを後押ししたのかもしれねえ。冷たい指先が、傷のすぐ側をそっと撫でる。
「……痛かった、ですよね」
消え入りそうな声だった。それでも、今度は手を引っ込めなかった。
佐倉は一歩、距離を詰めてきた。そのまま、両腕を、こっちの背中に回す。細い体が、遠慮がちに、それでも確かに押し当てられた。心臓の音が、やけにはっきりと伝わってくる。どっちのものか、判別がつかなかった。
「……よかった。本当に、よかった……」
くぐもった声が、肩口から聞こえた。震える声だった。しばらくの間、佐倉はそのまま動かなかった。
「別に、構わねえよ」
それだけ返すと、佐倉はようやく体を離した。耳まで赤くなった顔を、慌てて俯けて隠す。それでも、その場から動こうとしなかった。
背中を見送りながら、ふと思った。この女が笑うところを、いつか見れるかもしれねえと思ったのは、つい先日のことだった。思ったより、早く叶った。それだけで、悪くねえ夜だった。
寮の廊下を曲がって、佐倉の姿が完全に見えなくなるまで、その場に立ち尽くしていた。夜風に混じって、遠くで虫の声が途切れ途切れに響いている。それだけの話だ。
寮に戻り、洗面所の鏡を覗いた。頬が、青黒く腫れ上がっている。口の端も、まだ切れたままだった。髪をかき上げると、側頭部の傷口がはっきりと見えた。深くはねえが、幅のある裂傷だった。蛇口から水を出して、顔と傷口を軽くすすいだ。冷たさが、腫れの奥まで染み込んでいく。鏡の中の自分の顔を、しばらくの間、ただ眺めていた。手持ちのガーゼを適当に当てて、テープで留めただけの、素人仕事の手当てをした。それだけ済ませて、そのまま布団に潜り込んだ。眠りは、思ったより早く訪れた。
翌朝、鏡の中の腫れは、昨夜より一層はっきりと色を変えていた。側頭部の傷は、まだ完全には塞がっていない。昨夜と同じ要領でガーゼを当て直した。それを見ても、特に何の感想も湧かなかった。着替えを済ませ、いつも通りの足取りで部屋を出た。
このくらい恋愛要素なら本編を邪魔しないでしょうか?感想いただけると幸いです。
ここから先、アカギの過去について一人に公開していこうと思っています。誰に知って欲しいでしょうか。(続きが気になるからはお手隙の際に高評価もよろしくお願いします)
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須藤
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綾小路
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堀北
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坂柳
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龍園