世界を浄化するために   作:八王ギネス

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1話

「やめろーー!!」「来るなぁーー!!」

「助けて、た、す」「いや、・・・・食べないで」

「早く逃げろ!!潰されるぞ!!」

 

「これは夢だ。夢であってくれ。こんな悪夢、早く覚めてくれ」

 

ここは、とある国の戦争真っ最中。

 

戦争は、人が多く死に血で血を争うまさに地獄のようなものだ。

 

今は、個性という人一人に特殊な能力をもち、傷を癒し、壁を作り、武器を作る。

 

そして、人を簡単に殺すことができる力である。

 

よりよい個性はまさに兵器として機能し、没個性は使い捨てのようにされる。

 

人を人として接するのではなく、道具として使えるか使えないか判断されてしまっている。

 

そんな地獄のような戦争に、ある一人の青年が投入された。

 

彼が個性を発動すると、またたく間に木が生えそこから胞子を飛ばしていた。これが、ただの胞子で花粉症のような症状で治まればよかったものの。

 

それの胞子は

 

 

 

猛毒である

 

 

一度吸ってしまうと、肺が毒され息ができず死亡。

血が穴という穴から、まるで噴水のように出てしまう。

 

まさに、この森そのものが毒ガス兵器。

 

これだけでも恐ろしいのに、これだけでは終わらない。

 

その森を燃やそうと、火炎系の個性をもつ軍隊がくるが全滅

 

なす術なく、ただただ無慈悲に命が奪われる。毒によるものなのか?一体なんなのだ?

 

ある兵士は、何故我らが誇る火炎系の個性の兵たちが死ぬのか疑問に思った。この胞子は、吸わなければ問題ないため特殊なマスクが開発された。もちろん、森を燃やそうとした兵士にもマスクはちゃんとしていた。

 

では、何故全滅したのか?

 

そう疑問に思っていると、ある報告を耳にする。なんと、あの忌々しい森がどんどん広がりついにここまで来るとのこと。

 

兵士は武器をもち、個性をいつでも使えるよう準備した。

 

「ついにここまであの森が来たみたいだな」

「おいおい、怖いのかよ」

「あ?!怖くねーし!!」

 

戦友と突拍子もない会話をしながら着々と準備をはじめた

 

「お前ら!!よーく聞け!!今、報告班から連絡があり、あの毒の森が少しずつ広がり、我らがいる拠点まで近づいていると連絡があった!!

我々は、この森のせいで多くの仲間や民のものを失った。

今こそ!!我々が、あの忌々しい森の進行を止め!!我らに勝利を」

 

カブリ!!

 

隊長が、兵士たちを鼓舞させるために演説をしていた最中に突如何かが通りすぎていった。

 

バリボリ、バリ、ボリ

 

何かを砕くそんな音が上から聞こえる。液体のようなものが、ポタポタと落ちる音も聞こえる。

 

そっと上を見た。 見るべきではなかった

 

そこには、とても大きな赤いハエのような蟲が隊長らしき人をバリボリ食べていた。一体何故このような生き物がいるのか、あんなの報告にはなかった。

 

みな放心状態の中、蟲は食べていたものを飲み込みこちらをじっと見ていた。

 

今度は、我々の番だった

 

 

 

そこからはもはや、戦争云々ではなかった。ただただ無慈悲に、冷徹に命が散っていった。

右を向けば、人が食われ。左を向けば人が真っ二つ。後ろを振り替えれば大量の蟲に飛びつかれあっという間に骨とかしていた。

まさに地獄。

 

そんな時

「うおぉぉぉぉ!!ここは、渡さんぞ!!虫けらども!!」

 

ある兵士の個性【ロボット化】による、巨大ロボがそこにいた。我々の軍隊の最終兵器とも呼べる兵が立ち上がり、次々と蟲達を倒していった!!

 

まさに、我々の救いの神のような存在だった。しかし、そんな希望はすぐに絶望に変わった。

 

「いいぞ!!!そのま、、ま、、 ゴファ!!」

 

ある兵士が血を吐いていた。その症状はまるで、あの森の毒ガスと同じ症状だった。何故?まだここには森はきていない!!

 

「おい、あれを見ろ。あの蟲の死骸」

 

震える声で聞こえた方を見ると、そこには蟲の死骸があった。特に変なところはなかった。しかし、死骸の近くには何故が仲間が多く死んでいた。

 

「俺の個性【検査】でな、死骸を見たら。

 

 

 

死骸からも、あの森の毒がでてるんだよ!!」

 

腐海

それは、何百年という長い年限をかけて汚染された環境を綺麗なする役割。

 

そんな腐海だが、けして腐海を燃やす(切り倒す)はいけない。

 

腐海を燃やせば、蟲か襲ってくる。しかし、それに加えてあることが起きる。

 

それは、腐海の木々が自ら溜め込んでたいた瘴気が一気に放出してしまうのだ。もしも森を破壊すれば、瘴気が一気に充満し

 

大地が

 

空が

 

海が

 

一気に汚染され死の世界が生まれてしまう。

 

そして、それは蟲も然り。蟲達も、腐海に住んでいる間に瘴気を体に溜め込んでたいた。

 

蟲を殺せば、殺した人もまた瘴気により死亡。そのため、腐海には絶対に手を出してはいけない。

 

 

「そんな・・・・では、我々はどうし・・・おい、あれグフ」

 

 

ロボットの兵士が何かに見つけたが、それを報告すらまえに何者かによって吹き飛ばされていった。

そこには、たくさんの目をつけ、前には大量の足のようなものが生えた、ダンゴムシのような蟲がそこにいた。目を真っ赤にしてこちらを向く。

 

あ、もう助けからない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は・・・名前があったけど今は4号て呼ばれてる。

 

僕は、海外の田舎に生まれた。その時には親から名前をつけてもらったけど、もう覚えてない。

 

覚えているとは

 

人を殺せ!!!化け物!!!

 

周りからの妬み、苦しみ、絶望、負の感情だけだ。

 

「ねぇねぇ、見て見て母さん、僕にも個性が!!」

 

幼稚園の時、周りが個性を目覚めた時に僕も使えるようになった。

なんとなく、感覚として使える!!って感じがした。

 

しかし、悲劇は起きてしまった。

 

個性を発動した時に生えた木が、胞子をだしそれを吸った住民がまたたく間に血を吐き、死んでいった。

 

個性を解除し、木が結晶となりパリンっと音をたてて砕けた。

死者は50人を出す大事件となってしまい僕たち家族は、悪魔を生んだ家族と呼ばれてしまった。

 

警察が来て、僕は家族と一緒に連れて行かれそうになった時

 

「少しお待ちください。我々は、〇〇軍所属の〇〇と申します。

これほどの被害が出てしまっていますが、お子さんの力は素晴らしい!!!

ぜひ、我々ときて国のため戦ってほしい!!!」

 

まさかの勧誘であった。

 

「どうぞどうぞ!!こんな悪魔を引き取ってくれるなら私たちは助かります」「この化け物をよろしくお願いします」

 

母さんと父さんは、僕を化け物と呼び簡単に捨てた

 

「どうして!!母さん!!。僕はいや バチン!!・・・えっ?」

 

「この化け物!!私を母さんて呼ぶな!!さっさと行け!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからは、僕は軍に連れてかれまさに生物兵器として使われた。

戦争に初めて投入されたとき。僕は、わけもわからずただ個性を発動した。

木が生え、森になり、そして、多くの人が死んだ

 

まさに戦場をひっくり返すほどの大規模な被害を出し、国は一気に有利になった。僕は・・・人を殺したくない

 

 

 

僕の個性は、国を滅ぼす力があるからこんな軍なんて守ることも助ける義務もない。

 

でも、僕は何をすればいいのか?どうすれば人が死なずにすむのか?分からない

 

未来のことを考えるだけで怖くなり、自分では決めることができず国の命令に背くことができなかった。命を奪うことしか取りえのない個性。もし、軍を抜けても殺されだけの未来に恐怖してしまった。

 

 

 

 

 

個性を使っているうちに、蟲達を呼べることに気づき蟲を使ってさらに多くの人々を殺していた。

 

王蟲で国や村を蹂躙し、ヘビケラで戦車や戦闘機、防御壁をきり裂き

ウシアブで敵兵や硬化個性持ちをいとも簡単に食らい、ミノネズミで潜伏し、背景に溶け込み奇襲

大王ヤンマにより、軍からの指示を蟲達に知らせ、超音波で通信系を狂われせ情報を取れなくしていた。

 

 

そんなあるとき、あの人に出会った。

 

AFO(オール・フォー・ワン)「………………可哀想に。こんなに素晴らしい力を持ちながら、彼らは君をただの『便利で危険な道具』としてしか見ない。痛かったろう、寂しかったろうね。もう大丈夫、誰も君を兵器とは呼ばせない。僕の元へおいで、僕が君を守ろう。僕と一緒に日本へ

 

 

大丈夫、僕が来た」

 

 

僕にとっての救世主(ヒーロー)が来てくれたのだ

 

 

 

その後、僕はあの人に救われ

 

僕は

 

ようやく

 

 

救われた気がする

 

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