東方剣創記   作:スペイン

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「(空中での戦いとなると符の設置が出来ない分、戦いの幅が限られてくるわね)」

 氷槍の連撃、それは空気中の僅かな水分すらも凍らせていると思わせる程に静かに、そして確実に霊夢の体力を奪っていた。

「んえいっ!やぁ!たぁ!」

 何かを考えての攻撃では無いのだろう。
 霊夢の居る場所へとただ突き出すだけの攻撃だ。

 だが、その攻撃が段々と霊夢の動きを妨げていた。

「(まるで…柵を作られているみたいだわ!)」

 氷槍が通った場所に、極小の氷の粒が浮かぶ。
 それらは一片では何の効果も成さない物だ。

 風が吹き、木の葉が舞う。

 霊夢の使用する符の効果では無い、それは自然の風だ。

 そして木の葉は霊夢の眼前を通過し、先程の突きの一撃が走った場所を通過する。

 しかし、通過せず木の葉全体が段々と氷に包まれ湖へと落下した。

「(漂う小さな氷の粒が、そこを通る物に付着して互いに結合して対象を凍らせているのね…本当、厄介な物だわ)」

 避け続ければそれだけ動ける範囲を狭められる。
 なんとも接近戦をするには分が悪い。

「天才肌なのかしらね、貴女」
「ん?そのとーり!あたいは天才なんだから負けを認めてもいいんだぞー!」

 蒼い妖精、チルノと名乗ったその妖精は笑みを深めて返した。
 普段ならば一瞥もくれずに笑い捨てる場面だが、状況はそれを許さない。

「まいったわね…ほんと」

 言葉だけを聞けば追い詰められた者の台詞だが、少女、博霊霊夢の顔には笑みが浮かんでいた。

「貴女が天才肌なら、悔しいけれど…それにソレを認めるのは恥ずかしいけれど、弱点は簡単に分かっちゃうのよね」
「はぁ!?あたいに弱点なんか無いもん!」

 霊夢は過去を思い出していた。
 正直思い出したくも無いし、思い出した所で薄れていたので正確には思い出せないが、ある戦いを思い出していた。

 幼少期、魔理沙と特訓をしていた時の事だ。

 互いに空中戦闘が出来る様になって自在に空を駆けていた。

 とはいえセンスが物を言うのは抗えぬ所、魔理沙が空を駆けるのに対し、霊夢は空で躍る様にして戦いを繰り広げていた。

 霊夢は勝って当たり前だと思っていたが、その予想は大きく外れることとなった。

 魔理沙がその日、霊夢対策で用意して来たのは加重魔法だった。
 地上においても使用された事があり、その時は魔理沙の勉強熱心な姿勢に感服した。

 だが空中戦になってからその加重魔法も当たる事は無くなり、脅威は一つ無くなったと踏んでいたのだが…努力の魔法使いは予想を覆した。

 空中に展開された魔法陣、輝かしい星が吐き出されるその魔法陣が発動する前に破壊して対策としてきた霊夢はその時も同じ様に展開された魔法陣へと攻撃を加えた。

 だが、それは接触時に発動する罠だった。

「(結果として…)」

 思い出から返り、目の前に居る氷精を見る。

 氷の翅、バランスの取れた作りは見事な物であり、時が時でなければもぎ取って高値で売れるだろうと考えが過るのは貧乏巫女の思考故か。

 突き出される氷槍は危険な罠を張る。
 短期決戦が望ましいと判断した霊夢は護符を取り出して薄い盾を展開し、フリスビーの様に投げつける事で攻勢に転じた。

「ふんっ!こんなもの!」

 両手を氷槍としたチルノはその盾を弾くと、二本の槍を前方に突き出して身体を回転させながら霊夢へと突進してきた。

「かいてんが加われば強いかもねって大ちゃんにも言われたんだ!」

 周囲に氷の粒を飛散させながら一直線に愚直突進をかますチルノに、霊夢は自身の能力を万全に活かしきれていないチルノの頭を不憫に思った。

「展開、斜護盾」

 数枚の護符を取り出し、宙に展開しチルノの攻撃を逸らす事でやり過ごす。
 氷の粒は展開された盾にこびりつき、盾の表面を蒼く薄い氷で固め始める。

 攻撃を逸らされあらぬ方向へ飛んで行ったチルノだったが、すぐさま方向転換、再度霊夢に向けて突進を再開した。 

「繰り返されると厄介だけど…それなら」

 まるで念力、霊力を用いて先程生み出した盾との間にリンクを確立し、手から離れている状態で霊夢は盾を動かした。

 通常であれば薄い護符の盾など砕かれてしまうだろう。

 だが、この場にはチルノ自ら生み出した氷の粒が舞っている。

「貴女にとっても厄介になるってこと、教えてあげるわ!」

 周囲の氷により頑丈さを増した盾によってチルノの突進は逸らされる事も無く正面から防がれた。

「いっったぁ~い!!」

 氷と氷の衝突により飛礫が周囲に散り、ダイヤモンドダストを彷彿とさせる輝きが陽に照らされて演出される。
 しかし、それに見とれている場合では無い。

 霊夢は勢い良く手を頭上に掲げると、その動きに合わせて氷塊となった盾がその身を動かした。

 重さは想像も付かない、特大級の即席ハンマーの出来上がりだ。

「(おっ…重たい!)」

 リンクを繋げたが重さを無視出来る訳では無い、その為、重さに比例した分の霊力を持って行かれる事になる。

「えぇい!ヤケクソアイススマッシャー!!」

 技名もヤケクソで叫び、チルノの頭上へと振り下ろす。
 振り下ろされながらも接触した表面部分に氷の粒が張り付いてどんどん大きくなっていく。

「(あ、これ…勢いを付け過ぎて止められないわ)」

 東京タワーの展望台に二百キロの岩を持って上がる事が出来る人間が、そこから落ちてくる二百キロの岩を受け止められるハズが無いのと同様、落とすのにそこまでの力は必要ないが、落ちている物を止めるとなると相応の労力が必要になる。

 そして霊夢にはソレが無い。

「(とはいえ当たれば決まりよ!)」

 いかに妖精と言おうとダメージが蓄積されれば痛いし、怪我が出来れば治るまでは不自由する。

 殺せないのと戦わせないのでは難しさも大きく違ってくる。

「ぎゃあああああああ!」

 それは天性の物なのか、その大きさから避ける事は不可能だろうと踏んでいたのだが、チルノは先程霊夢が行った様に斜めの盾を氷で形成、降りてくる氷塊を防ぐのでは無く逸らす様にして受ける。

 しかしサイズから逸らす事も出来なかったが、逆にチルノへと運動エネルギーが働きチルノは押される様にして氷塊の攻撃範囲から逃れる事が出来た。

「あ、あ、あっぶねー!」

 チルノに避けられた事で重さそのままに湖へと落下していく氷塊、霊夢は歯噛みしながらも三枚の霊符を取り出した。

「げ…ま、まだやるきなのか、う~あたい負けないもん!」

 周囲の氷を集めて再度武器を作りだそうとするチルノに対して、霊夢は口元に笑みを作って言い放った。



「もう終わりよ」



 飛来。

 それは強襲と呼ぶに相応しいタイミングだった。

 両の手を合わせて氷のハンマーを作りだそうとするチルノの頭上から、二つの何かが飛来した。

 その何かはチルノの背を通り過ぎ、チルノは狙いが外れたのかと安堵しかけたが、次いで効果は現れた。

「なにっ…わっ、これ」

 何やら動きが定まらない、飛びたい様に飛べていないと見えた。

「やっぱりね」

 その言葉から、狙っていた謀が成功したのだろう。

 いつの間にか霊夢の背後、その左右には極薄の盾が二つ侍っており、手に持った霊符はそのままに変化はそこにしか見えなかった。

「私もそうだったわ、ほとんど勘で飛び方を覚えていたから、重さが変わったりバランスがいつもと違くなると飛びにくくなるのよね」

 霊夢が行ったのはチルノの翅の切断。
 それによってチルノはバランスを失い、前後不覚の酔っ払いの様に宙をフラフラと動きにくそうにしている。

「で…でもいつのまに」
「じゃあ問題、私が頭上にこの二つの盾を作りだすタイミングっていつあったかしら?」
「ふぇ?…えーと、えーと」

 悩む姿は容姿相応の物で、思わず霊夢は笑みが零れた。

「正解はさっき氷の塊を自分の頭上に振り上げた時、あの時に私は頭上に手を掲げると同時に符を放っていたのよ」
「あー!あの時か!」

 大技を繰り出したのでは無く、大技に隠して奇策を放ったのだ。

「まぁ、その状態じゃもう戦えないでしょう?私を追っても来れ無いだろうし」
「そ、そんなことないもん!」

 怒りか、別の何かなのか。
 チルノは身を震わせながら段々と降下していく。

「それなら…これでもくらえー!」

 それまではただ宙に浮遊していただけの氷の粒が互いに結合し、幾つもの小さな氷塊が出来上がる。
 すぐさま霊夢は囲まれ、離脱しようと周囲を見回してみるが逃げ場は無かった。

「(木刀で幾らかは防げたとしても…うわー、面倒ねこれ)」

 カタカタと氷塊が動き出し、いつ飛んできてもおかしくない状況だ。

 チルノは勝ち気な笑みを浮かべると、霊夢へと手を伸ばして五指を開いた。

「次はぜーったい完璧に勝つんだから!」

 そして、握り拳を作った。
 
「(来る…!)」

 予感は的中、氷塊は一斉に霊夢目掛けて飛び掛かってきた。





「天儀・オーレリーズソーラーシステム!」




 冷たい煙、恐らくは衝撃によって砕けた氷の上に幾層もの氷が連なる様にぶつかった衝撃で浮かび上がった物だろう。
 その煙の中心に、霊夢はいた。

 六つの魔力の塊とも呼べる球に守られる形で。

「ふぃー、間に合ったぜ」

「魔理沙!」

 奇跡的なタイミングで魔理沙が行った助力により、霊夢は傷一つついてはいなかった。
 助けてくれた親友に目をやると、人受けの良い綺麗な笑みを返された。

「ありがとうね、魔理沙」
「おうっ!」

 予想していなかった妖精との戦いであったが、二人はこうして互いに大きな傷も無く勝つ事が出来た。

「にしても、妖精ってのは反則的だな…倒した感じがしなかったんだぜ」
「まぁ、そういう存在って割り切るしか無いでしょ」

 戦ったという実感はあれども、倒したという実感の薄さは仕方のない物か。
 霊夢は魔理沙

 二人が見つめるのは紅の館、恐らくはそこにいる。

 この、異変としか呼びようのない紅い霧の主が。


第33話 強さ 10:09

「あはは…やっぱり来ちゃいましたか」

 

 門、紅魔館において数少ない紅以外の色を当てられた部分だ。

 黒く、重厚なその門は存在感は勿論の事、周囲の紅を引き立てていた。

 

 その前に立ち、守護する者。

 

 門番。

 

 士郎は今、門番たる紅美鈴と相対していた。

 

「あぁ…予約無しでの訪問で申し訳ないがな」

「遠くで光っていた魔力や何か力の輝きもお仲間ですか?」

「そうだ…どうだろうか、通してもらう事は出来ないか?」

「士郎さん、それって答えが分かっていて聞いてますよね…性格悪いなぁもう」

 

 頬を掻いて困った困ったと動作に露わす姿は数日前に話をした紅美鈴そのままだった。

 変わり映えのしない調子に、士郎は少しだけ安心した。

 

 これで、すんなりと通されて闇討ちでもされては溜まった物では無い。

 

 彼女には正面から通してもらえそうだ。

 

 そう、正面から己の意見をぶつける事が出来そうだ。

 

「今回の事は以前から計画されていた事ですし、それとルーミアちゃんのタイミングが重なっただけにも思えますけれども、お嬢様ならこう仰られるでしょうね、運命って」

「運命…か、それならば、私は私の運命を行くとしよう」

「そこに私が立ちはだかるとしたら?」

「無論、討ち果たさせて貰おう」

 

 地面を軽く脚で払って、美鈴は手を固めたり開いたりをした。

 深く息を吐き、両足を合わせて胸の前で固めた二つの拳を合わせて礼を一つ、

 

「それでは、この館の門を守らせて頂きます…紅を守りし紅き龍、紅美鈴、参ります!」

「衛宮士郎、迎え撃つ!」

 

―――――――――――――

 

 肉弾戦、それは文字通りに拳が相手の肉体を弾き、互いの拳を、脚を、肉体を痛め合いながらの闘争だ。

 紅美鈴は、それを得意とする。

 

 衛宮士郎もそれは同じ事、一体何度、強制的な肉弾戦を行ったのか分からない。

 

 時には赤い悪魔を相手に、時にはそのライバルの蒼いお嬢様を相手に、時には生きたワカメを相手に喧嘩まがいのことをしてきた。

 

 後者の一つは置いておくとして、前者二名は命がけだった。

 

「(美鈴の技は間違いなく中国拳法…それならば私にも対応が取れるという物だ)」

 

 無銘の剣を投影し、横一文字に薙ぐ。

 紙一重で避けられ、回し蹴りがお返しとばかりに頭部へ飛んできた。

 

 身体を屈めることで頭部の位置を下げて避けて、無銘の剣を手から放してダガーを投影し投擲する。

 

 超近距離、流石に避けられまいと考えたがその瞬間、美鈴から魔力の流れを感じた。

 

「(身体強化か…!)」

 

 回し蹴りの後に身体を崩す事無くしっかりと足を途中で止めていた美鈴は、蹴り脚を僅かに上げて投擲されたダガーの刃の腹を斜めから踏む形で防いだ。

 その後も片足は上げたまま、しなやかな足の筋肉に確かな魔力を感じた。

 

 投擲のお返しとばかりに突き出された片足を手でいなし、一本足で立つ形になった美鈴へと足払いを仕掛けた。

 それを予想していたのか、それとも見てから反応したのか、片足の僅かな脚力で士郎の脚払いを跳躍して避けると、突きに使用した足を高く上げて振り下ろしてきた。

 

 脚払いの為に屈んでいる士郎への踵落とし、これを士郎は脚が振り下ろし始めの段階で腕を使用して防御、まるで速度の乗っていない踵落としはダメージを与える事も出来ずに防がれた。

 

 防御に使用したのとは逆の手にダガーを投影し突き出してみるが、防御に使用した腕を足場に後方へと跳び退られた。

 宙で回転して着地をした美鈴は敵意の籠った視線をこちらへ向けていた。

 

「士郎さん…素の状態でその動きが出来るってどういうことですか…」

「修練の成果だよ」

 

 士郎はまだ、サーヴァントとしてのスペックも強化魔術も使用していない。

 ただ純然たる技のみで美鈴と相対していた。

 

「元より防御に秀でた戦闘方法でな、様々な武術を模索していたお陰で大体の攻撃には対応できるよ」

「うわぁ…凄くやりにくいですねそれ」

「そう言ってくれるな、君の美しい髪も傷つけまいと戦いにくいのだから」

「あはは…褒めて頂いて嬉しいですけど、私はたとえ実力差があろうともこの場を退くつもりはありませんからね」

 

 構え直した美鈴に対して、士郎は自分の中の枷を一つ外した。

 それはつまり、サーヴァントとしてのスペックを解放したという事だ。

 

「ぐっ…」

 

 空気の緊張が肌に伝わり、美鈴は思わず声を漏らした。

 それほどまでに圧倒的な存在感が目の前にあった。

 

「一つ…聞いてもいいか?」

「はい、なんでしょうか?」

「この霧は…少なからず人体に有害な物だ。この館の主は何故こんな事をする」

 

 霧には魔法が付与されていて、段々と人の身体を蝕み体力を奪う効果があった。

 それによって人が死ぬとは限らないが、病弱な人間であれば死すらも有り得るだろう。

 

 ルーミアを助けに来た士郎であったが、この異変そのものを解決する事も考えていた。

 

「私達の御主人様…レミリア様は吸血鬼なんです」

「吸血鬼…成程それで」

「事実は私にはよく分かりません、けれど、私にとって意味があることは主の成す事を邪魔させないという私の存在理由です。私が守りたいのは、この門であり、館であり、レミリア様であり、私自身なんです」

 

 嘘偽りは無い、士郎はそう判断した。

 

「守る…か、その言葉を使われるとどうにも弱いが、私にも守りたい物はある…それらを守るためにも、通して貰うぞ」

「(…来る!全神経を張り巡らせて、全魔力を総動員しろ、そうでもしないと、士郎さんの攻撃は防げない!)」

 

 目元に魔力が具現化する程に集中、集中し、相手の動きを見る。

 

 反射、人にその機能が備わっていて良かったと美鈴は思った。

 

 何かが光ったと思えば、自分は手を前方に出していて、その手にはナイフが握られていた。

 

「(何時の間に…思考をしていたら置いていかれる…ひたすらに戦いに専念だ)」

 

 思考を捨て、全てをこれまでの自分の経験と反射へと任せる。

 

 右、そう認識した時には既に腕が頭部へ迫る打撃を防いでいた。

 連撃で迫る追の一撃に対して円の動きで対応し、腹部に来た拳を肘と膝の間に挟む事で防御する。

 

 手首を掴みに来た事に対して手の位置を変えて牽制し、こちらから手を掴みに掛かろうとすれば手刀で落とされる。

 隙と見て攻撃するのを捨てて防御に専念、脚部を狙う蹴りを出だしで止め、すぐさま掴みに掛かる腕から逃げる様に脚を身体に戻す。

 

 首に対する貫手を僅かに自分の軸をずらす事で回避し、そのまま肩を掴まれそうになるのを身を屈めて対処する。

 

 屈めたところに飛んできた膝を避ける為に上体を逸らし、少し無理のある姿勢になった事でまずいと感じて大きく跳び退る。

 

「―――ぷはぁ!はぁ、っはぁ!」

「どうした美鈴、息が上がっているが」

 

 ほんの一瞬の攻防、それだけで美鈴の体力はごっそり持って行かれた。

 対して士郎は涼しい顔、これからもこの攻防を繰り返すと思うと美鈴は流石に骨が折れるなとぼやきたくなった。

 

 だがそこに、一人の助力が加わった。

 

 

 

「やはり来たのね、衛宮士郎」

 

 

 

 凛とした声、なびくメイド服のフリルがそこから伸びる脚をさらに美しく見せている。

 

「…咲夜か、これは少しばかり、骨が折れそうだ」

「あら、淑女の相手が出来るのよ?喜びなさい」

 

 思わず漏らした士郎に、美鈴は台詞が取られたと泣きそうになっていたのだが気が付く者はいなかった。

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