呪霊操術の比名子   作:ちいさな魔女

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比名子、仕事を受ける

夏祭りから数日後。比名子は美胡と共に商店街のラーメン店にやって来ていた。其処で食べる家系ラーメンは地元でも有名なラーメン店で、全国ラーメン祭でも上位に組み込める程だ。観光客も食べに来て、口コミでも有名になる程である。

 

因みに食券を購入するタイプの店である。

 

美胡「ズズズ………んはぁ!うま~い!やっぱ麺硬めにネギ多め、ニンニクたっぷりに脂たっぷりが上手い!」

 

美胡は麺を啜り、スープも全て飲み干す。比名子は具材から先に食べた後に麺を啜り、スープは半分だけ飲むだけだ。

 

比名子「ご馳走様でした」

 

比名子も此処のラーメンは好きだ。美胡は家系ラーメンの欲張りセットなラーメンを食べているが、比名子は脂も少なめで麺の硬さも普通だ。人より食べないのは確かだが、怪異玉を飲み込んだ時は口内の味をリセットする為に沢山食べたりする。

 

汐莉「ホントですよねー」

 

比名子の隣に汐莉が座っており、美胡より多めの次郎系ラーメンを食べていた。しかも既に完食済み。

 

美胡「ホントねー……って!なんでお前もついてくんの!?」

 

汐莉「比名子の友達は私の友達ですからー」

 

美胡「んなわけあるか!」

 

比名子「二人とも、喧嘩しない」

 

比名子はそんな2人にツッコミを入れつつ、麺を食べ終えて立ち上がろうとした、その時だった。

 

???「よお、久しぶりだな。比名子。美胡」

 

???「其奴、人魚?人を食べてる気配が強いね」

 

ラーメン店の出入り口から、2人の男女が入ってきた。一人はミステリアスな雰囲気を持ち、黒いコートを着た胡散臭い雰囲気の青年だ。もう一人は赤い服を身に着け、長い杖を手にする盲目の少女だ。

 

彼等は、常盤経蔵と珠緒。黒いコートを着てる青年が常盤経蔵で、盲目の少女が珠緒だ。2人は食券を購入した後に店員に渡すと、比名子達のテーブルに相席した。

 

比名子「経蔵さん、珠緒さん。久し振りです」

 

美胡「経蔵に珠緒じゃん。今日はどしたん?」

 

汐莉「あら、此処に霊媒師が来るとは、珍しいですね」

 

汐莉は一目で霊媒師と見抜いており、珠緒は席に座って比名子と汐莉に杖を向けた。

 

珠緒「比名子、前から思ってたけど、この人魚の気配がする」

 

比名子「えっ?」

 

珠緒「小さい頃に出会ったとか?そうなら、その時になんかされた?」

 

汐莉「………」

 

すると、ニコニコしてた汐莉が突然真顔になる。

 

経蔵「大方、小さい頃に出会った時に比名子がなんかして、その恩返しで、血を分けてもらったろ。お前は幼かったからか、事故の影響なのか、とにかく思い出せてない。てな感じか」

 

経蔵もその話を聞いた時、汐莉と比名子を交互に見て大方の事情を理解した。美胡はその話を聞いて、パズルのピースが合わさったように汐莉を見つめた。その目は、非常に険しいものである。

 

まるで、お前のせいだと言わんばかりに。

 

比名子「………幼い頃……」

 

比名子は幼い頃の記憶を探る。事故のあの日、自分だけが生き延びた。しかし、その前は?夏祭りの前の記憶が朧気だ。

 

何かを忘れている。忘れる程度と言われればそれまでだ。しかし、それでも大切な何かな筈だ。

 

汐莉「無理に思い出さなくて良いですよ」

 

経蔵「それがいい。下手に思い出して取り乱したら、仕事にならねぇからな」

 

すると、店員がトレイに乗せた2人分のラーメンと炒飯を持ってきた。

 

店員「お待たせしましたー。豚骨ラーメンと味噌ラーメン、炒飯二つ、それから5人前餃子でーす」

 

そして、店員からラーメンと炒飯を受け取り、食べ始める経蔵と珠緒。そして、経蔵はラーメンを啜って匙でスープを掬って啜る。そして、餃子は五人分もあり、全員で食べられる分はあった。

 

比名子「仕事、ですか?」

 

経蔵「ああっ。これを見てくれ」

 

経蔵が持ってきたのは、JSPからの事故物件で目撃された異常と怪現象の報告書だった。

 

経蔵「先日、JSPの職員の一人が、事故物件の監視中に殉職。そこで働いてる殉職した職員の後輩と、後から来た同僚達が監視カメラを確認したらって奴だ」

 

比名子は餃子を食べながら、報告書に目を通した。これは、その内容である。

 

その後、依頼を受けて比名子達は経蔵の運転する車に乗り込み、依頼のあったビルへ向かった。

 

――――――――――――――――――――――

 

これは、私がJSPの夜間警備のバイトをしていた頃の話です。

 

私が担当していたのは、事故物件のとある10階建てのビルでした。部屋は各階共に6部屋もあり、エレベーターは1台しかなく、監視カメラが各階のエレベーター前、各部屋に取り付けられており、そして見回りも行って手書きやパソコンで日誌を綴る。そういった仕事をしています。そこでは以前から、監視カメラに説明のつかないものが映ることがありました。

 

ただ、JSPではそれ自体は珍しいことではありません。何か起こったとしても、「またか」と、その程度でした。

 

その日の夜勤警備も、先輩が一人で監視室に残っていました。私は見回りに出ており、エレベーターで各階へ移動し、各階の廊下や部屋を巡っていました。

 

午前一時を過ぎた頃、二階の先輩から無線が入りました。

 

先輩『……おい』

 

私『どうしました?』

 

先輩『今、二階にいるか?』

 

先輩からの無線。しかし、辺りを見回しても何も見当たりません。懐中電灯で照らしても、何も見えません。

 

私は特に霊感があるわけではありませんが、それでも霊の存在は信じてます。というより、このバイトで監視カメラ越しに異常を色々見てた為、そういう存在は居ると分かるのです。

 

しかし見回った限りでは、何も居ません。

 

私『何もありませんよ?』

 

先輩『……そうか』

 

先輩は、それだけ言って無線を切りました。

 

何かあったのだろうか?見回りを早々に切り上げて、私は警備室に戻って来ました。

 

私『見回り終わりましたー』

 

先輩『やっぱり、何もなかったか?』

 

私『はい、何も?』

 

先輩はその答えに怪訝な顔を浮かべた後、二階のエレベーター前の監視カメラ映像が真っ黒になってました。

 

私『あれ?照明ちゃんと付いてましたよ?』

 

先輩『俺、少し見てくるわ』

 

先輩は警備室を出て、見回りに出ました。私は疑問を抱きながらパソコンを開き、日誌を書き残しました。

 

それが、生きている先輩を最後に見た姿でした。

 

あの後、何度も見回りに出て先輩を探しましたが、先輩は何処にも居ません。

 

後からやって来た日勤の先輩方も来て、監視カメラを確認した所、二階のエレベーター前の映像だけが、午前一時過ぎからずっとノイズのように乱れていました。

 

けれど、完全に映らなくなっていたわけではありません。

 

画面の端に、何かが映っていました。

 

最初は、人影に見えました。しかし、よく見ると違いました。

 

人影は二階の廊下に立っているのではありません。

 

カメラのすぐ前に立っていたのです。

 

日勤の先輩が映像を巻き戻しました。

 

午前一時〇二分。何もありません。

 

午前一時〇三分。画面にノイズが走ります。

 

午前一時〇四分。廊下の奥に、何かが立っています。

 

午前一時〇五分。それは、少しだけカメラに近付いていました。

 

午前一時〇六分。さらに近付いています。

 

そして……午前一時〇七分。画面いっぱいに、誰かの顔が映っていました。

 

私は思わず息を呑みました。

 

その顔には見覚えがありました。

 

先輩です。

 

ですが、妙でした。先輩はカメラの前に立っているはずなのに、映像の中の先輩は、こちらを見ていませんでした。

 

まるで、カメラの向こう側。

 

画面を見ている私達を見ているようでした。

 

その後、日勤の先輩方と共に二階へ向かい、廊下や部屋を確認しましたが、やはり何もありません。監視カメラに映らない外側の非常階段を登っていくと、先輩の遺体を4階と3階の間の踊り場に、先輩が変わり果てた姿で横たわっているのを見つけました。

 

これが、JSPの夜間警備のバイト中に起きた出来事です。

 

――――――――――――――――――――――

 

比名子「此処が例のビル……」

 

美胡「うわぁ。うじゃうじゃいるね」

 

汐莉「まあ大半は相手するまでもない雑魚ですが」

 

比名子達は、事故物件の10階建てビルにやって来た。彼女達はビルの中から怪異の気配を感じ取っている。

 

珠緒「二階と四階に強いのが居る。他は大丈夫」

 

経蔵「だな」

 

経蔵は笑いながら、ビルへ足を進める。比名子達も後に続いた。

 

そして、当時の夜間警備をしていた人が挨拶後に、二階へ案内した。

 

後輩「先輩は二階に向かった後、其処で行方不明になっていていました。それが何故、三階と四階の踊り場で亡くなっていたのか、今も分からないんです」

 

後輩は怯えた様子だった。非常階段を上がり、二階に続く非常口の扉を開ける。

 

後輩「此処が、問題の二階です。では、鍵は渡しますので、祓い終わりましたら、警備室に居るので返しに来てください」

 

そして、後輩は比名子達が扉に入るのを確認した後、扉を閉めた。外から階段を降りる音が聴こえた後、比名子達は懐中電灯を付けて廊下を進む。

 

珠緒「………ッハ……アァ……」

 

珠緒が頭を両手で抑え始めた。霊視の強い珠緒は、二階から感じる気配に過敏に反応しており、このように頭痛を起こす。

 

美胡「珠緒?大丈夫?」

 

美胡が珠緒に話し掛ける。

 

経蔵は人差し指と中指を立てて、珠緒の顔の前で印を結び、手を降ろした。

 

珠緒「……ありがとう、経蔵」

 

経蔵「何処に居るか分かるな?」

 

珠緒「突き当たりの部屋。其処に閉じ籠ってる」

 

珠緒は霊障に苦しみながらも、最も強い怪異の場所を特定していた。

 

比名子「先に行かせよう」

 

比名子がそう言った後、足元から狼霊二匹が這い出るように現れた。更に、比名子は隣から人型の人体模型を出現させると、突き当たりの部屋へ移動させた。

 

美胡「半魚人。比名子をしっかり守りなさいよ」

 

汐莉「大丈夫ですよ〜。比名子は私がしっかり守りますよ。美ー胡」

 

美胡「気安くアタシの名前を呼ぶな」

 

比名子「……着いたみたい」

 

比名子は視覚を共有してる訳では無いが、何処にいるかは把握している。其処で何をしてるかも大方のみだが分かっているのだ。

 

比名子が囮として出した人体模型は、ドアノブに手を掛けると、そのまま扉を開けて狼霊一匹と共に中へ入る。

 

中へ入ると、狼霊が床の匂いを嗅いで周囲を探る。

 

人体模型は部屋の中を歩き、部屋の中を物色する。部屋の中にある引き出しや机、タンスの中身を調べていく。

 

人体模型はカシャカシャと関節の音を立てながら、部屋の中を物色していく。

 

すると、人体模型が何もないのを確認した途端、隣から『キャウン』と狼霊の鳴き声がした。人体模型は鳴き声のした方向を向くと、其処には真っ二つにされた狼霊の姿が。

 

人体模型は周りを見渡すと、突然其処に首や手足の関節があり得ない方向に曲がった女の姿があった。口は大きく開き、地面を歩く足がバラバラな方向を向いており、その腕で依頼にあった先輩の首を抱き締めている。

 

もう片方の手には、狼霊を引き裂いた鋭い爪のある右手があり、血が滴っていた。

 

その様子は、比名子にも伝わる。

 

比名子「……狼霊、一体やられた」

 

美胡「え?」

 

比名子「まだ人体模型は動いてる。敵は一体。かなり強い」

 

汐莉「……なるほど。最初から測るつもりだったんですね?」

 

比名子「はい。私達が入る前に、どこまで出来る相手なのか知りたかったので」

 

汐莉「まあ感じる気配は、私と美胡なら楽勝ですけど」

 

そのやり取りの後、部屋に残された人体模型は女と対峙すると、女はうめき声を上げながら人体模型へ飛びかかる。人体模型は周りの机を持ち上げて女へ投げ付けるが、やはりすり抜けてしまう。

 

人体模型は女の飛びかかりを避けた後に、部屋の扉へ向かって走る。しかし、ドアノブをガチャガチャと捻り続けても開く様子が無い。

 

人体模型に覆い被さった女は、そのまま人体模型を粘土で遊ぶように捏ねていき、人体模型はあっという間に潰されてバラバラにされていく。

 

その時、比名子は人体模型とのリンクが切れたのを感じた。やられた事を感じ取ったのだ。

 

比名子「人体模型がやられました。2級でしょう」

 

経蔵「良いな。よし、やるか」

 

経蔵達は歩みを進める。比名子達も後に続く。

 

人体模型が入った部屋の扉に辿り着くと、経蔵は指先に息を吹き掛けると、ドアノブに向けた後に印を結び、呪いを祓う。

 

そして、経蔵が扉を開けた途端に比名子は隣に頭巾をかぶり、着物に長靴をはいた少女の妖怪を喚び出した。その瞬間、比名子の周りが冷気に包みこまれる。

 

全員『『寒っ!?』』

 

しかし、扉の奥から部屋を覆い尽くすような暗闇が襲い掛かる。暗闇の中から女の顔が迫ってくる。雪崩のように、暗闇が扉へ向かって来る。

 

比名子「ゆきおんな!」

 

ゆきおんなと呼ばれた妖怪は、頭巾が脱げた途端に口から思いっ切り息を吐いた。その瞬間、部屋全体が凍結。女も体を凍らせられた事で身動きが取れなくなる。

 

その瞬間、美胡が高速で両手で印を結び、女の頭を封じ込めた。そして、女は縮小して小さな黒い塊となり、経蔵が女に触れて真っ二つに。女はまたたく間に祓われて部屋は本来の見た目を取り戻していく。

 

汐莉「三人とも、手慣れてますね」

 

珠緒「三人はよくこうして任務に出向いてる。けど、比名子はまだ高校生だし、美胡はあの土地から離れ過ぎたら力を発揮しにくい。だから青木ヶ原樹海や雄別炭鉱等の危険な心霊スポットには、経蔵を含めたプロの霊媒師が対処する」

 

汐莉「なる程。比名子の数多くの怪異も、そうやって手に入れたものなんですね」

 

珠緒「海外にも出向いた事あるよ」

 

汐莉「えっ?」

 

海外の怪異も多く取り込んでるとは、汐莉も予想していなかった。

 

そんな中で、珠緒は経蔵達に怪異はもう居ない事を告げる。

 

珠緒「強いのはもう居ない。残りは群れ始めてる」

 

汐莉「あら、では私が行きますね〜。ずっと待ってて退屈してたので」

 

経蔵「良いな。噂の人魚様がどれだけ強いか見てみたかったんだ」

 

汐莉が走り出す。廊下の奥にあるエレベーターから、他の階から押し寄せた怪異達が洪水のように迫ってくる。

 

汐莉「やれやれ」

 

汐莉が右腕を変異させる。異常に伸びた鋭く煌めいている爪と鱗のある腕。それが、汐莉が異形の存在である事を表していた。

 

汐莉「知性のないケダモノの群れが………君達が羨ましいですよ」

 

汐莉は右腕を振り上げると、そのまま怪異の群れ目掛けて振り下ろした。群れはあっという間に細切れになり、汐莉はもう片方の腕も変異させて両手で塊のように纏まった怪異の群れを切り刻んでいく。

 

経蔵「良いな!」

 

珠緒「はぁ………アイツ………強い………」

 

珠緒が経蔵に寄りかかる。

 

比名子「あれが……汐莉さんの……」

 

比名子は妖怪達をきり裂く汐莉の姿を、ただじっと見つめていた。

 

汐莉「さて………終わりましたね」

 

美胡「まあこんなもんよね」

 

汐莉と美胡は、ビルに感じていた怪異の気配が無い事を感じ取る。

 

こうして、仕事を終えた比名子達。比名子は経蔵の車で送ってもらい、美胡や汐莉と共に帰宅するのだった。

 

―――――――――――――――――――――――

 

翌日。

 

比名子は休日の昼間に家で昼寝をしていた。ゲーム機は置いてあるものの、特にゲームはしていない。動画を見る位しか使い道はない。趣味は持ち合わせていない為に、こうして何もしない日は眠るのが日課であった。

 

ピンポーン……と、チャイムが鳴り響く。

 

比名子「ん」

 

比名子は目を覚まし、寝ぼけ眼のまま玄関に向かう。

 

そして鍵を開けて扉を開ける。

 

比名子「どちら様―」

 

美胡「比名子ー!遊びに来たよー!」

 

美胡が玄関先で待ってた。

 

比名子「いらっしゃい美胡ちゃん」

 

美胡「美味しいスイーツの期間限定品だって!一緒に食べに行こー!」

 

すると、美胡の背後から汐莉が現れた。

 

汐莉「良いですね。比名子、私と一緒に行きましょうか」

 

比名子「汐莉さん?」

 

比名子は汐莉も来た事に驚いた。

 

美胡「おい半魚人!お前は呼んでない!」

 

汐莉「あら?私は比名子の元へ遊びに来たんですけど、私も期間限定のスイーツ食べてみたいです」

 

美胡「だからお呼びじゃないっての!そこら辺の魚食ってろ!」

 

汐莉「じゃあ君が魚に化けてくださーい」

 

しかし、比名子はブレずに2人の間に入る。

 

比名子「良いよ二人とも。スイーツ食べに行こう」

 

美胡「……まあ、比名子が良いなら」

 

汐莉「良かったですねぇ。比名子の心が広くて」

 

美胡「お前のお陰じゃないだろ」

 

なんやかんやで、3人でスイーツを食べに行ったのであった。




比名子の既に取り込み済みの怪異。比名子の味評価は『血と油の混ざった海水』のような味。夏油傑とは味の評価が異なるのは、事故が原因か、その時の絶望が理由なのかは不明。

《登場済み》
呪霊:『呪術廻戦』
人々の負の感情から生まれる呪い。姿は千差万別で、強さもバラバラ。

河合美津子:『仄暗い水の底から』
黒髪ロングでフード付きの黄色いレインコートを羽織っており、ファンシーなうさぎ(MIMIKO)のイラストが入った子供用の赤いポシェットを愛用している。フードを被っていて素顔は分からないが、比名子曰く年相応の可愛らしい顔。とあるマンションに巣食う少女の怨霊であり、そんな彼女は水を利用した怪現象に長けており、マンションで水を利用した怪異を起こしていた為、比名子と美胡の手で倒し、比名子が取り込んだ。水を操る能力があり、また水を利用した怪現象を起こす事も出来る。

ゴーストシャーク:『ゴーストシャーク』
人々に釣り上げられた巨大サメが、恐怖した人達よって撃ち殺された恨みで怨霊となり、ゴーストシャークとなった。知り合いの伝手で海外へ赴いた時に入手した。このサメはなんと水があればどこでも現れる事が可能なのだ。現れる際に水の質量や水面面積の小ささは関係なく、コップ、配水管のパイプ、庭のプール、美女による洗車中の車にかかる水、水さえあればとにかく現れ、ワープしてくるのである。逆に言うなら水さえ無ければ無力化できるが、果たして現代社会の生活の中、そんな場所が存在するのだろうか。そして雨でも降ろうものなら正に無敵。そして河合美津子とは相性が非常に良く、水を操る美津子の水から攻撃したりする上に水を操って水の無い場所でも活動を可能に出来たりするので、実質弱点がなくなる。そして、美津子が居るだけでも彼女を媒介にして動ける為、水のない場所でも戦える。

ムリカベ:『妖怪ウォッチ』
妖怪ウォッチに登場する妖怪。何をおねがいしても「ム~リ~!」と拒否をするカベ妖怪。逆のことを言ったら動いてくれるかも?手足と歌舞伎役者みたいな顔のついた外壁の妖怪。攻撃を防ぐ壁役として出され、磯女の格が上な為か真っ二つに引き裂かれて祓われた。

佐伯伽椰子:『呪怨』
『呪いの家』と呼ばれる場所に巣食う悪霊で、生前の名前は佐伯伽椰子と佐伯俊雄。生前はストーカーだったが、夫の剛雄にとある人物に対する想いや恋心を綴った日記を見つけられた事で殺され、その憎しみで怨霊となってのちに夫を呪い殺した。その後、押入れに隠れた佐伯俊雄もあの世へ連れて行った。現代怪異の中でも一、二を争うレベルの強敵で、比名子や美胡も苦戦した。当時の比名子も集めてた怪異を殆ど手放した程で、美胡も本来の姿となったにも関わらずだ。当時、霊媒師の常盤経蔵と連れの珠緒の手助けと、呪術高専から派遣された術師達との連携と結界術により、伽椰子と俊雄を弱らせ、こうして呪霊操術で取り込めたのである。現在は家事を手伝わせる便利な怪異となっているが、戦闘では場所を選ばない呪いの浸食、回避不能の即効性、変幻自在の移動と物理干渉、トランス・精神攻撃、無限の連鎖(呪怨)等と、バリエーション豊富な怨霊である。

佐伯俊雄:『呪怨』
彼は、俊雄単体で人を呪い殺すことは少なく、多くは母である伽椰子のサポート要員になっている。怨霊になってからの彼は基本無口であり、猫のような鳴き声しか上げない。全身白塗りでブリーフ一丁というインパクトある姿だが、それでも人の頭を掴んで絞首のように首を引っ張ったり、変幻自在に飛び乗れるくらいの身体能力がある。伽椰子と同様、八百歳家の家事を手伝う怪異となっている。

テケテケ(テケテケ)
赤いものを身につけて歩道橋を渡ると現れ、振り返ると腰から真っ二つに切り裂く下半身の無い少女の怪異。両手や肘を使ってものすごい速さで地面を這って新幹線並みや時速100kmに達する猛スピードで移動してくるので、角で咄嗟に曲がらないと逃げ切れない。踏切や線路などの事故で体が真っ二つに切断されて亡くなった女性が、強い恨みや呪いから怪異となった。比名子の保持する怪異の中でも屈指のスピードアタッカー。

チャッキー:『チャイルド・プレイ』
警察に追われて負傷した凶悪な連続殺人鬼チャールズ・リー・レイ(Charles Lee Ray)の魂が宿った、子供向けのグッドガイ人形である。ブードゥー教の秘術によって魂を乗り移らせて、蘇ったのである。これも海外で手に入れた怪異である。取り込んだ時に何故か人形も共に取り込まれた。ナイフや執念深さが武器であり、小回りも利くので比名子の護衛と手の届かないところの掃除を任せている。

狼霊:『オリジナル』
日本で大昔に駆除された狼達の怨霊。勝手に駆除され続けた狼達の怨霊であったが、比名子が全員取り込んだ。嗅覚と狼由来の感覚、壁抜けによる偵察や索敵を得意とする。

動く人体模型:『都市伝説』
有名な学校の怪談の一つ。動く人工模型。チャッキーと同様、人工模型もろとも取り込んだ。主に索敵や物理的な扉を開ける用。現在取り込んだ数は20体。この都市伝説が忘れられない限りはまあ大丈夫だろう。

ゆきおんな:『妖怪ウォッチ』
ものすごい冷気を生み出してなんでも凍らせるというすごい力をもつ。本人は力をうまく操れない事と冷え性に悩んでいる。(妖怪大辞典より)頭巾をかぶり、着物に長靴をはいた少女の妖怪で、瞳孔が別作品に登場するとある少女のように白い。

調伏済みだけど未登場
貞子:『リングシリーズ』

トビー:『パラノーマル・アクティビティ』

ヴァラク:『死霊館』

バスシーバ:『死霊館』

蛟、百々目鬼、牛鬼:『無双OROCHIシリーズ』

ひも爺:『妖怪ウォッチ』

高谷さな:『ミンナのウタ、あのコはだぁれ?』

アクロバティックサラサラ:『都市伝説』

くねくね:『洒落怖』

八尺様:『洒落怖』

ヨシエ:『恐怖の森』

今後取り込む予定
ジェイソン・ボーヒーズ:『13日の金曜日』

フレディ・クルーガー:『エルム街の悪夢』

ダイアナ:『ライト/オフ』

パズズ:『エクソシスト』

アナベル:『死霊館シリーズ』

赤い人:『カラダ探し』
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