おちん◯達郎、中2のガキに性的暴行を加える 作:ハッピーエンド大好きクラブ
「潮吹いて気絶して…………起きたら自分の部屋でしたね。大家さんが説明してくれましたよ、ろぅちゃんが私を部屋まで運んでくれたって。ほんっとに優しいですよね。目の前でイッて失神した奴普通助けます?あの子はね、ろぅちゃんは純粋なんです。だから私が支えないといけなかったんです。だってあの子は親に────」
看守は彼女の言葉を遮った。さっきから「ろぅちゃん」という言葉が引っかかるからだ。誰に対してのものかは解っているものの、沙織の口から聞かないと納得できそうになかった。
「ろぅちゃんは隻狼君のことですよ。川原隻狼。出会いは最悪だったのに、あだ名付け合うくらいに仲良くなるんですよ私達!あはは!懐かしいなぁ…………私のことはりんりんって。ふふ、安直ですよね…………それは私もか」
川原隻狼との甘い日々を思い返しながら沙織は言う。壁にもたれかかり、隻狼のことを話す彼女の姿は恋する乙女そのものだった。
だからこそ、看守はとてつもない憤りを感じた。
彼は沙織から無理やり肉体関係を迫られたことで心に深い傷を負ってしまった。
そのせいで精神病院で治療を受ける羽目になったのだ。
沙織がそれを知る由はない。
看守は拳を握りしめる。罪なき少年が、一時の煩悩で未来を壊されるなどあってはならない。
あっていいはずがないのだ。だというのに、彼女が隻狼の話をする際に見せる恍惚とした表情を目にすると…………。
自然と勃起した。
──────────
ここは獣人アパート。正式名称は「コーポ大谷」。
二階建て1K,バスにトイレ付き、ベランダあり、各階六室の外廊下式。
このアパートを管理する大家は自室でラブドールと大人の運動会を開催中。
大家はさておき、二階では獣人二人がとある部屋の前に集まっていた。
「おいセキ〜。遊びに来たにゃ〜早く開けろにゃ〜」
ポスト受けをパカパカしながらドア越しに声をかける獣人はヤニねこ。
タバコを愛し、タバコに愛されし者。これ以上語ることはないので紹介は終わりとする。
「ちょ先輩、相手は中学生っすよ。考えなしに絡むと嫌われますよ……!」
ヤニねこを「先輩」と呼ぶ金髪頭の獣人はヤクねこ。
前科持ちで先日バイトをクビになった可哀想な獣人。
「アイツいねぇのにゃ?」
「今日は平日ですし、学校じゃないですかね」
「そういえばアイツ中坊だったにゃ。忘れてたにゃ」
ポスト受けをパカパカするのをやめて、立ち上がって手すりにもたれ掛かる。ついでにポケットからタバコと百円ライターを取り出す。
「にゃーが勉強教えてやろうと思ったのににゃ〜」
「先輩教えられるようなことないでしょ」
「にゃぁっ!?」
「おーいヤニ子にヤク子!二人して何してん!ウチも混ぜーやぁ!」
腰まで伸びる茶髪を揺らしながらカンサイねこがやって来た。
「セキの部屋で遊ぼうと思ってたのにアイツ今日学校らしいにゃ」
「学生さんやからなぁ。ウチらみたいに暇じゃないねん」
「セキが帰ってきたら人生ゲームしませんか?カンサイさんも一緒に!」
「それめっちゃええやん!ビリは罰ゲームな!」
「帰ってきたにゃ!」
黒いジャージを着た隻狼が気怠そうに帰ってきた。二階からヤニねこが「お〜いセキ〜!」と声をかけると、隻狼は恥ずかしそうに小さく手を振った。
「おかえりにゃ〜!」
「ただいま。って恥ずかしいからやめてくれよヤニさん」
「何恥ずかしがってねん!お前はほんまに可愛いなぁ!」
二階に上がってきた隻狼の頭をカンサイねこは容赦なく撫で回す。
「セキ、学校はどうだった?嫌なこととかは…………顔色悪いな」
隻狼の顔色の悪さにいち早く気づいたヤクねこは学校で何かあったのかと問いかけた。
しかし、隻狼は首を横に振る。そして口を開いた。
「最近誰かに着けられてる気がするんだよ。なんか……後ろから気配がしてさ、引っ越してきたばっかりで神経が過敏になってんのかな」
「それストーカーにゃ。間違いないにゃ」
「ヤニ子の言うとおりや……それほっといたらえらいことになるで」
「……………取り敢えず風呂入ってくる」
よく見れば隻狼の目下にうっすら隈があった。ストーカーのことで悩んでいたのだろう。睡眠もろくに取れていないとなると、隻狼は今危険な状態にある。
一刻も早くストーカーを撃退し、良質な睡眠をとれるようにしなくては。
「自分、ストーカーを見つけて半殺しにしてやります」
ヤクねこは拳を固く握った。
「ウチはおっちゃんとこ行ってストーカーのこと話してくるわ!人生ゲームは延期やで!」
「……………マンカスにゃ」
ヤニねこはカメラをぶら下げ興奮気味に顔を赤らめている沙織を見かけた。
彼女はこちらの様子に気づくことはなく、鼻血を垂れ流したまま自室へ入って行った。
「ふ、ふへへ、隻狼君………腹筋割れてるんだぁ………えろしゅぎ…………」
犯人は思ってたより身近にいた。
〜あとがき〜
ヤニねこ達は大家から隻狼の面倒をみてやってくれとかなり真面目にお願いされているぞ!(勿論大家も隻狼のことをめちゃくちゃ可愛がっている)
特にヤクねこは大家から隻狼の家族関係のことを聞いているので余計に親身になって世話しようとしてるんだ!
次回は遂にストーカー女との直接対決!果たしてヤニねこ達は無事に隻狼を助け出すことは出来るのか!?
次回!ストーカー女を退治しろ!後編「おちん◯達郎、イく」、ぜってぇ見てくれよな!