アニオリキャラの成り代わりってマジですか?   作:私生活乱れ人

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難産でした。
あと連日投稿して調子に乗りました、遅れて申し訳ないです。
評価、しおり、お気に入りをしてくれてありがとうございます!
サイレント誤字修正!(9/20日曜日)


見なければないのと一緒だろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ~帰っちゃった…いやね別に村正の力で今夜は寝かせないぞ♡もできるけども強制はよくないしな、でもやっぱり少し寂しい。久々に響河以外と話をしたし、まぁいつかきっとまた会えるよな約束もしちゃったし。響河を死なせないようにしないとね、この人達と友達になれて、嬉しいな。でも俺はこの人達を利用する…それはアニオリの話だし今は関係ないだろ。花天狂骨さんに「くれぐれも、瀞霊廷内で暴走なんてしないでおくれよ」と睨まれたからちゃんと頑張って気を保たねば。花天狂骨さんも双魚理さんも肉雫唼さんも皆優しかったな、あの暗くて最悪な所が少しだけマシになったし。

 

 

 

俺が動かないだけで響河は死なないかな大丈夫かな、本当に大丈夫だよね…?いやいや大丈夫だろ響河も自分に必要な心の回答を出せるはずだよ、響河は強いから大丈夫大丈夫。

 

 

 

響河の怒りが流れ込む精神世界で俺は腕を擦った。精神世界で寒さなど感じるはずなどないというのに。自分に言い聞かせるように俺は「大丈夫だ、大丈夫だ」と言葉を溢す。

 

 

響河の世界は未だ晴れない。

 

 

 

 

 

 

 

✦✦✦✦✦✦✦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今は夕方頃かな?光が橙色になってて、落ち着いて見ると綺麗だな。響河と帰り道でみた景色に比べれば天と地の差があるけど、こういう1人の時間も大事だよね。

 

 

響河どうなったのかな…心配だわ、これはオネェになって空気を和まなくては。いやだよ斬魄刀がオネェって主がオネェならまだしもオネェじゃなかったら何なんだよ、オネェがゲシュタルト崩壊しそう。銀嶺殿は今何をしているのだろう、俺は監視されてるから状況がわからん…見えるのはちょっとの窓まぁ柵されてるし今が夜か昼かわかるだけだけど。

 

グワァー暇!暇過ぎて卍解しそう!せめて、誰か話し相手になってほしい…。いや、待てよ?響河の精神世界で響河と交信すればいいのでは?そうじゃん!そうじゃん!あ〜でも、響河の怒りに魅入られそうだな…それだと駄目だから銀嶺殿でも響河のメンケアをしてもらおう。いや絶対適任じゃないだろ!響河を追い詰めた人だしそんなに信用できるか?まてまて、別にこの世界の銀嶺殿はまだ多分何もしてない!混合するな俺!

 

 

今は何もしないが正解か…、またあの人達来てくれんかな…。流石にだよな、双魚理さんは来てくれそうだけども。でも子供の姿でも主は隊長なんだし、忙しいもんよな?あぁ〜暇。

 

 

いつか響河と美味しいご飯でも食べながら談笑して、いつの明日も平穏に暮らせるようになりたいな。

 

 

タ、タ、タ、と足音が聞こえてくる。

 

 

ここに来るのは見張り役が規則的な時間に交代してくるくらいなのに、今はその交代時間ではないから本当に誰?もしかして俺の思い違いでここの近くに用事があるだけか?なんだか身体が、震える。

 

 

タ、タ、タ、と足音が近付いてくる。

 

 

ここに近づく霊圧に見に覚えがある、いや見に覚えどころではない1番近くに俺はずっといたんだ、わからないわけがない。

 

 

あ、あ、そんな、嘘だ。

 

 

足音の主が見張り役の2人を一瞬で倒した。そりゃそうだろう、見張り程度で止められるわけがない。

 

 

扉に鍵がかかっていたのか「ガチャガチャ」と鳴らした、だがそれに苛ついたのか無理矢理鍵を壊し扉を開けた。

 

 

俺の目の前に来た人は…もう誤魔化せない、響河が俺の前に来た。

 

 

「俺はもう理解を求めない」

 

「俺だけを信じろ、村正」

 

「俺の本能に従え、村正」

 

「出て来い、村正」

 

「我々の力を妬み忌み嫌うこの世界に合わせる必要なんてなかった」

 

響河は俺に手を差し伸べる。

 

そんな悲しいことを言うな、お前を理解してくれる者はきっといる。お前だけを信じるなんて俺は出来ないよ。お前の本能には従えない、従いたくない。

今のお前には応えれないよ。

 

 

響河は出て来ない俺に痺れを切らしたのか俺を取り腰に差した。

 

 

それからは最悪だった。

響河は先程倒した見張りにとどめを刺した。

そして響河は響河を嵌めた死神を殺した、態々四番隊舎にも行って、あの時俺が殺さなかった者も全員。

そして最後にアニオリで響河が殺した奴等も全員この世界の響河は殺した。

静かに全員、響河は全員殺した。

 

 

俺は血塗れになった、だけどすぐに響河が血を振り払った。

 

 

響河は血を被らなかった、当たり前のことだ響河程の実力があれば血なんて被らない。

それは俺が無力だと示すようだった。

 

 

夜が更ける、響河はあの社で一度休むようだ。

 

 

今まで気になんてならなかったのに、俺の頭の中には今日の事でいっぱいだ。

俺に刺されて痛みに苦しんで顔を歪める者俺のせいで誰かが苦しんだ、

声も上げず目を見開いただけの者その者は命が終えた後も目を見開き伽藍堂が俺を見ていた、

此方に怖気づき後ろへ下がろうとした者その者の顔は恐怖で染まっていた、

弁明をしようとした者斬られてあげた叫び声で弁明は言えなかった。

 

 

俺が全員斬った。

 

 

呑気なことに響河は寝息をたてて寝ている、その寝息がここは現実なのだと教えてくれる。

 

 

何故響河は脱獄したんだろう。

脱獄の件は俺は本当に何もしていない、ただ時が経つのを暗く己は1人なのだと突きつけられるような場所で響河が無実だと証明されるのを待っていた。その時感じた響河の怒りを無視して。

……二次創作には原作強制力なんてものがある、もしかしてそのせいで響河は脱獄してしまったのかもしれない。

 

 

響河は私を助けに来た時に誰かに助けてもらいたそうな顔をしていた、でも俺は響河を助けれなかった、助けなかった、「もっと何か出来ただろう」そういった事を何回も何回も考える、それに応じて沸々と己に対しての怒りが湧いていく。

 

 

なにが「響河を助けたい」だ、何もできないくせに。

 

 

ああ、世界の強制力に逆らったから俺は、村正が原作で殺した者もこの世界で私が殺したんだ。原作に逸れたから戻されたんだ、何か変わるかもしれないなんて希望を見出して、己が出来ないことを夢見て、まるで太陽に近づきすぎて蝋の羽が溶け焼かれ堕ちたイカロスのようだ。

 

 

 

 

夜が明けた。

 

 

響河が目を覚ます。

 

 

「おはよう、響河」

 

 

私は実体化して、響河に声をかけた。

 

 

また私は自分自身を誤魔化して、陽気な言葉を発して響河に微笑んだ。

 

 

見なければないのと一緒だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





成主は響河のことが大好きです、でも好きな人のために変われる人は中々居ませんよね。

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