歳月を重ねても姿形が変わっても、
例え遠くに居ようとも、足跡は後ろを向けば確かにある。
だが、忘れてはいけない。人間の感覚ほど信じられないものは少ないという事を。
次は原作開始予定。ユメは夢になってもらいます。(非常)
たかが砂漠の廃れた所から世界崩壊になるわけ(慢心)
かつ、かつ
1人いや、今歩いている彼を含め2人がその部屋の中にいる
かつ、かつ
長い廊下を焦ることなく丁寧に余裕に1歩を重ねてく。
何も急ぐ必要は無い。相手が逃げる訳でも無いのだから。
「さて、契約に従い君に渡した魔術礼装を破壊しに来た」
「来たようだな、杖を壊しに来たのか?」
「それ程の小ささの礼装を造るのは難しかったんだがな。」
短い沈黙が流れる。いや、外では銃撃音が聞こえるが、彼らにとってそれはほんの些細なことだったんだろうね。
「私は魔術師だ。カルデアにいようと、キヴォトスにいようとそれは変わらない事実だ。」
「ああ。君はヒトデナシだ。」
「だから君がどんなお題目でどんな事をやろうが知ったこっちゃ無い。君はここを良くしようと言う思いだけは本物だった。だから手を貸すことにしたんだ。言いたいことは分かるな?」
「ああ。さっさとしろ」
「私は言う義務がある。君は契約を破り私欲の為に私の礼装を使おうとした。故に」
その目の前の少女から彼は杖を渡され手で砕き、影へと沈んだ。
「そして君との間の契約も切れると言う事だ。おめでとう、君の杖が2本も折れた訳だ。」
「心配しなくてもいいさ、君は居なくても変わらないからな」
外から気配が近づいてくる。
「それにどうやら時間切れのようだ」
「そうみたいだな。ふぅ、Morituri te salutant」
「君がそれを言うのか?」
「私も所詮運命の奴隷だったということさ」
「戦士の言葉だがな」
どうやら彼の用は済んだようだ。
だけど、少しばかり遅かった。いや、間が悪かったみたいだ。
「往生しなさい」
「「殺すのか?」」
「間違えた。縄につきなさい。もう終わりよ」
「どうするんだ?」
「皇帝は皇帝らしく、悪虐にするさ、また会おうトロスチ」
彼はそのまま帰ろうとしてたけど、何か考えるかのように足を止めたんだ。
「ほう、契約はもうないはずだが?」
「少し早めの花見がしたいと思ってな。見せてみろよ茶番劇を。」
「はっ、なら観ていろ。ゲヘナを最も知り、軽んじた、圧制者の花道、その一端を。」
「笑い話にでもしてやる。」
「言ってろ。」
「茶番は終わったかしら。」
その小さな風紀委員の生徒は面倒そうに喋った。
「最後なんだ。話も弾むものだろう?」
「安心なさい。同じ独房に入れて上げるから」
その軽口を最後にその風紀委員の生徒は自らの獲物を手に攻撃を仕掛けてきた。流れ弾がかなり彼に来ていた。
いや、彼も狙っているっていう方が正しいんだろうね。
まぁその程度でやられるようなやわな鍛え方もしてなければ、対策もしっかりしているんだけどね。
魔眼殺しをしていようとも変わらない彼の性質である、
『観察眼』
言葉にすればそれだけである。しかし、それだけで現ゲヘナ単独最大戦力の攻撃を全て躱したのである。
「
それに加えヘイローの歯車部分が分離し前方方向の歯車が1つだけ回った。
ヘイローの条件である。最大ギアまで上げる時間がかかる。ギアが視覚的に分かる。最大ギアの場合プロメテウスの火のリソースを全て使う。などの制約がある。
そして歯車1つの回るスピードはとても遅い故に
「
イタリア語であるのはご愛嬌である。
キヴォトスの標準的な生徒並の身体能力から1段階上に昇華される。
影から自衛用の杖を取り出し、弾道予測をし、弾丸を弾く
「ほう。」
随分と神秘のこもった弾丸だ。雷帝と同等かそれ以上だな。腕が少し痺れる。
だが、工夫が足りないように感じられる。
雷帝の長所は肉弾戦でも銃撃戦でもなく───四方の床から自立型の戦術兵器がでてくる。───開発力なのだから。
速度重視の小型の近距離、爆撃含む引っ掻き回しでの中距離、重機関銃による援護の中距離、エネルギーライフルによる遠距離。
エネルギーライフルを担いで早々に天井に登り、消えた。これも雷帝開発の光学迷彩である。持ってるエネルギーライフルにも適応され、弾丸もユニットの半径10mまでなら透明になる代物。
魔術無しにどうやって作ったんだ?
魔術ありきでも難しい、有り得ない物を作るのが雷帝だ。その作品の多くは秘匿され知らないが。
これには流石の風紀委員も……って飛んだ!?ほぉー珍しい。更にARからレーザーが飛び出た。
おいおい、科学に真っ向から喧嘩売ってるだろ。
てかどうやってんだよ。速攻を仕掛けた様で彼女に向かって撃った。
これには彼女も───にやりと笑った───余裕の対処だ。時空を捻じ曲げレーザーを跳ね返す。
この装置を指輪に取り付けたらしい。10の指輪を揃えることで様々な権能が使える。さながらソロモンだな。
風紀委員は銃撃を止めて滑空し、彼女へ接近する。
彼女は雷帝作の杖を取り出しそれを展開する。
対預言者の装備の1つと雷帝は語っていたそれを風紀委員に向ける。
内部から外へと開き中から青色の光が見える
「
風紀委員の服は1部破れ焼け焦げた匂いが少しする。どうやら皮膚がそこそこ焼けたみたいだ。
「
杖は光を失い熱を放っている。連射はできない装備のように思える。
「ぐぅっ!」
出血などの目立った傷は無いけど、どうやら少し動きづらいみたいだ。神秘に関する情報を渡したせいか?動きの阻害を意図的に起こしているようだ。
「
?
「始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる。貴方のそれは、ただの薄汚れた支配欲よ!」
「王は欲張りなものなのだ。民草には分からんか」
その時、風紀委員の神秘が迸る。風紀委員の絶対量、それを遥かに超える。
「……理論上の空想論だと、雷帝は結論づけてたな。」
「……お前の神秘論の情報不足だったのだ。私自身が検証する訳にもいくまい。」
我々が神秘解放と名ずけた現象が目の前で起こった。
「何かしらの強力な外的要因による故意的に発生させられる物だと、そう結論付けたが、どうやら強力な内的要因による偶発的に発生させられるようだな。再現性は要検証だな。」
「言ってる場合か?我が杖よ。」
「折った杖だ、履き違えるな。」
「杖が自立するとはな」
「ほら前見ろ来るぞ」
風紀委員はその小さな体を縮めて、爆発する。いや、爆発のような衝撃を発生させ突撃してくる。
その風圧で雷帝の機械が吹き飛ぶ
「リソースケチって軽量化したな?」
まぁ負け戦にリソース継ぎ込むほどバカじゃないか。
「
「遅い」
雷帝が後方に吹き飛んだ。
足を前に出した風紀委員が見える。
眼鏡を外し、髪を掻き分ける。
どうゆう事だ。殆ど見えなかったぞ。
「後はあなたね。」
「勘弁してくれ。」
いや、ホントに、まだ恐怖の研究途中なんだ。
ここで挫折する訳には行かない。漸く銃と弾、あとカードが出来そうなのに。
「おい、何処を見ている。」
「別に」
風紀委員はそう言い、部屋の隅から撃たれたエネルギーライフルを避け、そこへARを構え、射撃する。
「どうやらそこまで硬くないようね」
「「そんな訳ないだろ」」
化け物が神秘解放して、より洗練のされた化け物になってしまった。リソースケチったとしても分類はオーパーツだぞ。
「
」
分離した歯車の2つ目が連結し、回る。
たった一つでは遅かったその歯車は決して速いとは言わないまでも、確実に速くなっていた。
ゆっくりと歩くようなスピードで回ってく故に
「
「
!」
杖が変形し雷帝の形を取った。
そうはならんやろ。質量保存の法則はどこに行った。
「2v1、仕切り直しだ」
「面倒ね、さっさと終わらせるわ」
「『終幕:イシュ・ボシェテ』」
「『
───────────────────────
そこから長い戦いが始まり、雷帝が負けた。
そこで1人小さな拍手が起こった
「いい見世物だった。」
「随分と、余裕そうね。」
「そちらは随分と疲弊してるな。」
雷帝は立ってはいるが、戦闘できるほど余力を残していないな。風紀委員は銃を杖代わりに立ってはいるが戦えなさそうだな。神秘解放による筋肉痛のようなものだろう。
「1年帽!待たせたな!」
風紀委員がぞろぞろやってくる
「さて、俺はさっさと帰るとするか」
「帰らすと思うのか?包囲しろ!」
「ダメです!近ずけません!」
「ん?何か転がって来たぞ?」
「なっ!」
榴弾だよ、騙されおって馬鹿めが。
どうやら雷帝をそこそこ気に入ってたみたいだ。
「これはチップだ。そして、サービスとして暴れてやる。さっさとしっぽを巻くんだな」
「ご苦労だった。」
「さぁあ再演といこうか」
これからは蛇足故に、語るのはよしておこう。
マテリアル追加情報
彼は目の前の悲劇を助けるぐらいの善性も獲得していたが、暴君も場所時代によっては最適であることを人類最古の英雄王を見て学んだ。だからか雷帝のことを彼はかなり気に入っていた。それで起こる悲劇も大したものではなかったため見なかったことにした。それにどれ程の悪逆であろうと反英霊のそれよりはマシである。
騎乗(陸上無生物)B 彼は日本で言うゴールド免許であった。馬までなら乗れる。スフィンクス?不敬だぞ。
徒手空拳E なぜ魔術師が近接戦闘する必要があるんです?
棍棒術D 最低限の自衛の為学習した。触媒の杖で油断させて肉体強化+杖の先端でブスっとする。これで基本殺れる
中国武術(八極拳) A 中華の真理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。Aでようやく習得したと言えるレベル。全てはスパルタとケルトのお陰である。人理修復後李書文先生の本と動きから習得した。
圏境B 気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。魔術も合わせ戦闘中であろうと、姿を消すことができる。実は虚数魔術とかで誤魔化してるのは内緒だ。人理修復後李書文先生の本により習得した。
心眼(偽) D 人理修復中からギリシャ異聞帯までの時間を見つけてはトレーニングし習得した技術。ケルト式トレーニングによって鍛えられた直感によるもの。
観察眼A これ自体は元より持ち合わせていたものだったが、7本の空想樹を切樹後、少しでも力になりたいと思い、自らの眼を改造したことでこのランクまで昇格した。
雷帝の杖(偽)EX 最上という意味ではない。汎人類史の雷帝ではないし、杖は雷帝が名付けたのが広まっただけである。彼にとっては汎人類史こそが正史である。
フローレンス・パイアン・ヴェセルのマテリアルより1部抜粋。
本文3500で後書き1000ってどうゆう事なの(困惑)
主人公の戦闘だと思ったか、残念だったな!
ラスボス(疲労済み)+回避しかしない無能(元気)vsめっちゃ疲れてるヒナ(神秘解放)
の戦いでした。
通常ヒナが100で神秘解放で140ぐらいになるとしたら
ヘイローのアンダンテ、まぁ2速とでも言っておきましょうか。2速状態が100ぐらいで、回避専念で200ぐらいあります。
ヒナは機会ひしめく館に単身で突っ込んで来たんで通常と言っても結構消耗しています。
マコトは後方の戦線で指揮を執りつつ機械を壊してます。
まぁ拠点防衛ですね。
一応雷帝イベント込みでこんなもんかなぁと作りました。雷帝が卒業?残念だったな!(2回目)あのドブのような性格でッ!できるわけがないだろッ!
ホントに雷帝がこんな簡単に自分の拠点に突入を許すと思うのか?現場に居たのは3人しかいなかったの偶然か?
伏線モドキ、最終章終わって雷帝イベントやれれば回収します。
最終章、行けるかなぁ。
パヴァーヌ1章にエデン1,2章らへんは飛ばすから大丈夫かな?
大丈夫かなぁ。