ある少年がいた。
彼は未来視に類する魔眼を所持していたが、圧倒的な熱量によりそれを殆ど失ってしまった。帰属主義の彼は無知の民を助けるためカルデアに所属した。
そこで多くの英雄を見た。臆病な医者を見た。自身に恐怖する獣を見た。空に憧れる少女を見た。ただの一般人を見た。
多くを見、知り、聞いた。
斯くして彼らに憧れるに至ったのである。
そして彼は今ひょんなことから異郷の地に降り立った
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