ダークディケイドの力持ってゼンゼロの世界に転生出来たけどカメンライドできる種類が酷すぎる。 作:そらまめまめま
レイト「作者」
作者「はい。」
レイト「4日に1度投稿するって言ってたのになんで遅くなったの?」
作者「はい……結論から言うと、新しいのは2日くらいで完成してたんですよ。」
レイト「ほう?」
作者「けど、個人的に納得いかなくて書き直したんですよ。まだ2日あるしいいかなって。で、4日目の夜に完成したんですよ。」
レイト「ふぅん?」
作者「間違えて消しちゃって」
レイト「は?」
作者「寝ぼけて間違って消しちゃったんすよ…問題なのが、僕その時未だに自動保存知らなかったんですよ。」
レイト「……」呆れて言葉が出てこない。
作者「頑張って書き直した後に知りまして…発狂しましたね。」
レイト「よく分かりました……極刑ね。」
BLAST
作者「ぐわあああ!!!」
レイト「ちゃんと調べようね♪」
作者「……そ、それじゃあ本編……いって、みよ〜…」
「弟子入り、させてください」
「……は?」
……。
……やっちまった。
「いや、えと……その」
その時、ライトの後ろに2体の飛びかかる。
「……!!」
――ダダダン!
僕は咄嗟にライドブッカーでライトの後ろにいたエーテリアスを撃ち抜いた。
「と、とりあえずホロウから出ましょうか!」
「あ、あぁ。」
ホロウの外
「……」
「……」
お願いだからライトさん。なんか断りでもいいから言って、気まずいから。いやまぁ急に弟子入りお願いする僕が悪いんだけどさ。
あ、ちなみに僕が助けた人はいつの間にかどっかいったよ!見返りは求めてはいないけどせめてなんか言ってほしかったなぁ……
「弟子入りの件だがな、悪いが俺は弟子は取らねぇんだ。他を当たってくれ。」
「そ、そこをなんとか……!」
いやいやいや! ここで引き下がれるわけないでしょ!?だって、僕はこのために来たんだよ!?
大の暑がりである僕が、この蒸し暑さを我慢しながら三時間もかけて!
三時間だよ、三時間!
大事なことなので二回言いました!
「せめて戦い方だけでも……!」
「ここらで見たことない上に、顔も分からないやつを弟子にすると思うか?」
あ、ごもっとも……ぐうの音も出ませんでした。
いや、うん。確かにそうだわ。いきなり見知らぬ男がやってきて、弟子にしてくださいなんて言い出したら、普通は断る。
僕だって断る。
正直ゼンゼロ勢として会えただけで拝みものだけど今回ばかりは手ぶらで帰るわけにはいかない!
そう考えて変身を解除した。
正体バレしないようにしてたのにそんな簡単に姿見せてもいいの?って思う人もいるかもしれない。
けど師匠になってくれるかもしれない人にいつまでも隠すわけにはいかない。早めに教えておくのがベストだろう。
僕はライトさんの前に立つと、深々と頭を下げた。
「お願いします!」
そして――
バッ!
くるんっ!
ズザァァァァッ!!
華麗なるバク宙からの、見事なスライディング土下座!
その名も、お父さん秘伝――
これは、お父さんがお母さんを怒らせたときに繰り出していた必殺技である。
お父さんって高校生の時体操選手やってて結構凄かったらしい。映像も何もないから知らんけど
やってみたはいいものの……何やってんだ、僕。
自分でやっておいて、猛烈にバカらしくなってきた。できれば今すぐ地面に埋まりたい。いや、もういっそのことホロウに戻りたい。
案の定、ライトさんは何も言わないし。
まぁ目の前でいきなりバク宙して、そのままスライディング土下座をかました男に対して、何を言えというんだって話だけど。
多分ダメだろうし、潔く帰ろ――
「わかった」
「……え?」
い、今なんて言った……『わかった』って?
「戦い方だけなら教えてやってもいい。」
「マジで……?じゃなくて、ありがとうございます!」
しゃあおらぁっ!!
「だが今日のところは無理だ、明日またここに来い。」
「はい!では失礼させていただきます。」
あまりの嬉しさにルンルンでスキップしながらその場を後にした。だれもいない場所でオーロラカーテンで自宅に帰ってくると、
「あ、レイトくんおかえり〜」
「ラミルさん!?」
なんでいるのなんでいるのなんでいるのなんでいるのなんでいるのなんでいるのなんでいるの
お、落ち着け……
「あれからすっかり合わなくなっちゃったからさ、会いに来ちゃった♪」
「それって不法侵入じゃ…」
「そこはまぁ……心優しいレイトくんなら許してくれるよね!」
こっちも別に通報する気ないからいいけど……てか仮に通報しても身分証も戸籍ないなのにタワマン住んどるこっちまで連れてかれる可能性がある。
「なんか凄い嬉しそうだったけど、何かあったの?」
「えへへ、内緒で〜す。」
「ふーん……? …なんか怪しいなぁ」
「気のせい気のせい」
危ない危ない。
今の僕、絶対顔に出てる。
嬉しすぎて、たぶん口元がずっとニヤついてる。
……まぁ、今日くらいは許してほしい。
次の日
「お願いします!!」
「まぁ慌てるな、まずはお前の名前を教えてくれ。」
うわ、そうじゃん、タイミングがあれだったから名前教えてすらないじゃん。
改めて思い返すと僕ただのヤバいやつじゃねぇか。
「れ、レイト・ヴァレンタインと言います。改めてよろしくお願いします。」
「レイトか、良い名前だな。んじゃ早速だが…カイト、お前はまだ戦闘経験が浅いだろ?」
「ぐっ…はい……あとレイトです。」
痛いところ突かれた、早速名前も間違えてるし……
「見たところ、昨日の不思議なスーツである程度は戦えるようだが…ちゃんと敵を倒しきったかも確認せず、自滅しかけてたからな」
耳が痛い…けどそうだよなぁ
よくよく考えればBLASTで一掃してれば良かったし…別にアクセルを使う場面かと言われればなかったよなぁ……
「戦いってのは、力任せに殴りゃいいってもんじゃない。相手の動き、周りの状況、それに自分の状態……全部見た上で、どう動くか決めるんだ。」
「はい……」
うぅ…ぐうの音も出ない。
確かに僕は、今までは素人なりに勝ってきた。だけど言ってしまえばその場の勢いや、ディケイドの力に頼ってどうにかしてきただけだ。
戦い方を誰かに教わったことなんて、一度もない。
そもそも僕は、戦闘の「せ」の字すら知らない状態で、いきなりライダーの力なんてものを手に入れてしまった。だから今まで勝てたのだって、実力というより運が良かっただけなのかもしれない。
「“ハイト”と俺じゃ戦い方が違うだろう。俺が教えられるのは、せいぜい基礎までだ。」
「はい…」
「そこから先は――あんた自身で見つけろ。誰かの真似をするんじゃない……“マイト”にしかできない戦い方をな」
「…せめて名前は1つに絞ってくれません?」
さっきから、ぜーんぶ惜しい感じに間違えられてる。
ライトの中での僕の立ち位置ってあのオラウータンのシリオンと同じくらいなの?
名前…なんだっけ、ベッカム? 忘れた。
「……そうだな。まずはお前がどれだけやれるか見てみるか。簡単な模擬戦だ。遠慮はいらねぇ、ナイト」
「レイトです……分かりました。」
十分距離を取ると、ライトさんのオーラが変わった……手加減、してくれるよね?
「お願いします!」
レイトは勢いよくライトへと突っ込んだ。
――が。
素人丸出しの動きに、ライトが苦戦するはずもない。右から拳を振るえば、身体を僅かに傾けて避ける。
続けて左拳を繰り出せば、それも余裕で紙一重で躱され――
「――っ!」
次の瞬間。
レイトの目の前で、ライトの拳が止まった。
「どうした、そんなもんか」
「ま、まだ!」
そして咄嗟に足元の砂を蹴り上げた。
砂埃が舞い上がり、一瞬だけ視界を覆う。
これなら……!
煙幕のように見せかけ、そのまま砂埃の中へ突っ込む。真正面からではない。
今度こそ死角から――。
――ガッ!
「な――」
砂埃の先から伸びてきたライトの腕が、僕の動きを完全に止める。
「……そんな小細工が通じると思ったか」
「くっ……!」
距離はとったけどこのままじゃ一向に当てられない。一か八かで一発くらいもらう前提でいくか
そして、わざと右へ大きく踏み込むと――予想通り、ライトは右の方に避ける。
「――そこだ!」
レイトはすぐさま軌道を変え、拳を叩き込もうとする。
しかし。
ライトの身体が僅かに揺れた。
「……え?」
ドスッ!
「ぐっ……!」
腹に衝撃が叩き込まれた。
「……っ、は……!」
息が一気に抜けるたが手加減されている。
それは分かる。
分かるけど――まぁまぁ痛い!
「う、ぐ……!」
僕は腹を押さえ、その場に蹲った。
くそ……。
またダメだった。
せっかく考えたのに、全部見抜かれていた…
悔しさに歯を食いしばっていると――。
「す、すまねぇ。急に良い動きするもんだからな、つい手加減を忘れちまった……っ」
「いや……なんか分からなかったですけど、勉強になりました。ありがとうございます……うp」
こういう重い
「とっ…ちょっと休憩するか。」
「は、はい…」
はぁ〜やっと休める〜…ぶっ続けでやったからボロボロ…
「レイト、一つ聞きたいんだが」
「はい、なんですか?」*1
「なんでそこまでして戦おうとするんだ。単にエーテリアスに襲われた時の為とかそんな理由じゃないんだろう?」
なんでだろ…
しばらく考えた。
どうして、僕はここまでして強くなろうとしているんだろう。
エーテリアスに襲われた時、自分の身を守るため?
……それも、もちろんある。
でも、それだけじゃない。
「……守りたい人達がいるからですかね」
「それは、お前にとって大事な人か?」
コクリと頷き、少しだけ間を置いて苦笑する。
「まぁ……その人達、僕のこと知らないんですけどね」
「……知らない?」
「はい」
我ながら変な話だ。
まだ会ったことすらない。
言葉を交わしたこともない。
向こうからすれば、僕なんて存在すらしていない。
それでも――。
「……でも、死んでほしくない人達なんです。」
本当なら…もっと早く、この世界に来たかった。
『旧都陥落』
あの惨劇が起きた時に、もし僕がそこにいられたなら。
もっと多くの人を助けられたかもしれない。
逃げ遅れた人も、誰にも手を伸ばしてもらえなかった人も、この力で救えたかもしれない。
僕は過去には戻れない。
起きてしまったことを、なかったことにもできない。
だから――だからせめて。
これから先、死んでしまう人達だけでも。
「旧都陥落の時にはまだ弱かった…だったらこれから死ぬ人を、どうにかして救いたい……たぶん、その一心なんだと思います」
嘘だ、本当は旧都陥落など経験していない。
けど――
この世界で起きることを知っているからこそ。
その先で誰かが死ぬと分かっているからこそ。
何もせずに見ているなんて、僕にはできない。
たとえ、その人たちが僕のことを知らなくても。
僕が勝手に大切だと思っているだけでも。
「だったら――なおさら、死なねぇ戦い方を覚えろ」
「え?」
「お前が死んじまったら、守れるもんも守れなくなる。 ――そんな大前提、俺に言わせるなよ?」
その言葉が、胸に刺さった。
「分かったか、レイト」
「……はい」
優しいなぁ…この人。
「よし、休憩は終わりだ。続き、やるぞ」
「……」
……前言撤回。
やっぱりこの人、鬼だ。
後日
「う、動けない……」
ボロボロで動けなくなるレイトだった。
多分次から本編に入ります。