ケファルニス朝が早すぎる滅亡を迎えた直後のことである。
「アルスラーン国王陛下がおられるかぎり、パルス王国は安泰だ」
「そして、十六翼将も健在だ」
「そこで問おう、十六翼将の名を知るや!」
「ダリューン、ナルサス、ギーヴ、ファランギース、……」
「……そしてエラム!」
「おやおや、それではリョーツーンは?」
「アルスラーン陛下の尾羽!」
ここで、どっ、と満座が爆笑するのが近頃の宴席での定番のやりとりであった。
「誰がアルスラーン陛下の尾羽だ!」
リョーツーンは憤激する。
「くっそ~。いっそのこと、ワシも将軍の称号を受けておくべきだったか。しかし、そうなると十七翼将か。翼が対の数になってないのは切りがよくないな。こうなりゃヒルメ…クシャーフルのヤツを巻き込んで……いや、そうなるとザンデもついてくるから十九翼将になっちまう。ままならねえな、もう!」
などと悪態をつきながらパルス王宮をブラつくリョーツーンであったが、やがて異変に気が付いた。
「なんだ? 宝物庫の門番たちが倒れているぞ! おい、しっかりしろ! ……気絶しているだけみたいだが、いったい何事だ?」
門番たちを介抱するリョーツーンであったが、すぐにあることに気が付く。
宝物庫の扉が少し開いているのだ。
「あれ? ひょっとして、宝物庫に、まだ賊がひそんでいるじゃないのか?」
長剣の鯉口をきりながら、中の様子をうかがう。
「誰もいないみたいだが、何か盗られたんじゃないか?」
宝物庫に入ると、まずは台座に納められた宝剣ルクナバードが目に入る。
「ルクナバードだ、すっげー! そっか、普段はここにしまってるのか」
何の気なしに宝剣を手に取り、柄を握る。
「これを抜けるのはパルス国王だけだって話だが」
渾身の力を込めて、抜こうと試みると。
「うおっ!」
小さな悲鳴があがるのと、宝物庫の柱が何か固い物に当たった音をたてるのは、ほとんど同時であった。
「なんだ、抜けちまったぞ?」
不思議そうに宝剣を見つめたリョーツーンであったが。
「…………!」
大きな口から無音の絶叫がとびだした。
宝剣ルクナバードの刃が欠けてしまっている。そのせいか、話に聞いていた宝剣の霊気は欠片も感じられない。
「柱に当たって欠けたのか! これはまずい、まず過ぎるぞ。これはさすがに『リョーツーンのバカはどこだ!』じゃすまされないよな……」
短く、深刻な思考の果てに。
「……よし! こうなったら」
ルクナバードを鞘に納め、マントの下に隠す。
「大変だあ! 宝剣ルクナバードが盗まれた!」
リョーツーンの叫びがパルス王宮に轟いた……。
「最近、リョーツーンの姿を見ないな」
「そう言えばそうだな」
「ふむ……。ルクナバードの盗難騒ぎがあったあたりからか」
「また、視察と称してどこかの港町でもほっつき歩いているのではないか?」
ナルサスとダリューンのあいだで、そんな会話が交わされていたころ。
デマヴァント山の火山灰が積もって放棄されたとある町の鍛冶屋に無断侵入する不届きものたちがいた。
「せんぱ~い。やっぱり、今からでもエクバターナに戻って正直に謝りましょうよ」
「バカを言うな。そんなことをしたら、骨も残らねえよ。こうなったら、『盗まれたルクナバードを取り返してきました』ってルクナバードの贋物を持っていくしかない! 準備にとりかかるぞ、ホンダード」
蛇王ザッハークが「生きていたアンドラゴラス」としてパルス国内の反アルスラーン派貴族を糾合しはじめたころ。
「おおっ! できた! 寸法もピッタリ! これならわからないだろう! ……しかし、オーラってもんが微塵も感じられんな。なんというか、輝きってもんがない気がする」
「やっぱり無理があるんですよ、せんぱい」
「やはり、材料から揃えないと駄目か。宝剣ルクナバードは太陽のかけらを鍛えたるなり、だったっけ。しかし、太陽のかけらなんて、どこで手に入るってんだ。……待てよ」
「どうしたんですか?」
「どっかの港町で吟遊詩人がうたってるのを聞いた覚えがあるぞ。ザッハークをデマヴァント山に縛り付けるために、太陽のかけらで作った鎖を使ったってな」
「えーっ! まさか、それを……」
「そのまさかだよ! 行くぞ、デマヴァント山へ!」
火山灰が降り積もる町で、そんな会話が交わされていた。
そして。
「おおっ! これだ! この輝き! これこそが宝剣ルクナバードだ!」
デマヴァント山山麓で、そんな叫び声があがったころ。
アルスラーン派パルス軍と反アルスラーン派パルス軍はエクバターナで対峙した。
ルシタニア戦役のときのように、エクバターナが包囲されるかたちにはならなかった。
ナルサスはカリヤーン砦のような出城を、さらに五つ築城していた。
それを拠点として、反アルスラーン派パルス軍、すなわちザッハーク軍がエクバターナを包囲する動きを見せるたび、その出ばなをくじいていったのである。
七日が経過したが、ザッハーク軍は攻めあぐねていた。
兵を率いる貴族連中はともかく、兵の戦意が低かった。
この戦いに勝てば貴族は失った特権を取り戻せると思っているが、兵たちは得られた権利を貴族たちに奪われるのだ。
「ザッハークが焦れている……。そろそろですかな」
ナルサスがつぶやいた、すぐあとのことである。
「蛇王ザッハークだ!」
アンドラゴラスの軍からあがった叫びは、アルスラーンたちにも届いた。
反アルスラーン派パルス軍の兵が蜘蛛の子を散らすように逃げていく。残るのはザッハークの瘴気に操られているものだけである。
有翼猿鬼らの大群が地平線の向こうから湧いて出て、両肩から蛇を生やしたアンドラゴラスの頭上で渦を巻いた。
「自分たちの形勢が不利と見れば、偽のアンドラゴラスが陣頭にあらわれるだろうとは思っていたが、まさか自分から正体をあらわしてくれるとはな。もっとぎりぎりまで隠すものと思っていたぞ」
ナルサスが意外そうな表情を浮かべた。
「ならば、あとは蛇王を斃すのみということだ」
ザッハークの前に進み出ようとしたダリューンであったが、それを制したものがいる。
アルスラーンであった。
「陛下。なにゆえわたしをお止めなさいます」
「あれがアンドラゴラスの死体を操っているのではなく、蛇王が憑依しているのならば、それを討てるのは宝剣ルクナバードの主のみだろう。ならば、ダリューンであろうともいたずらに死者を増やすだけになる。そうではないかも知れぬが、そなたたちを無駄死にさせかねないような博打はうてぬ」
ザッハークが傲然と立つ。
頭上には有翼猿鬼の群れ。
背後にはザッハークの瘴気に侵され正気を失ったものたち。
まさに蛇王の軍勢であった。
その前にアルスラーン軍が進み出る。
先頭にて率いるは、宝剣ルクナバードを帯びた若き国王アルスラーン。
背後にはダリューン、ナルサス、ギーヴ、ファランギース、キシュワード、……。
そして、エラム。
クバードとトゥースはペシャワールに、グラーゼはミスルにいるため、十六翼将の揃い踏みとならなかったのは、後世の吟遊詩人たちが、さぞかし残念がるであろう。
さらにその後ろには、パルス兵たち、ゾット族、トゥラーン傭兵団が続く。
そのなかにはエステルの姿もあった。
「ザッハーク!」
アルスラーンの呼びかける声が、エクバターナの野に響き渡った。
「………~か~……」
「気軽に予の名を呼ぶでない、僭王ふぜいが」
蛇王は傲岸に言い放つ。
「……へ~か~……」
「ザッハークよ! おまえこそが贋物の王だ。民を苦しめるだけの、偽りの王だ!」
「……へぇ~かぁ~!」
「民を苦しめてこその王であろうが」
「へえ~かあ~!」
「王は民のためにある。民があってこその王だ!」
「へえ~かあ~、へえ~かあ~!」
「聞いた風な口をぬかしおる……って、うるせえ!」
たまらず蛇王が怒声を浴びせたその方向には。
「陛下~! アルスラーン陛下~! このリョーツーンめが、盗まれた宝剣ルクナバードを取り返してきましたよ~!」
蛇王の軍勢とアルスラーンの軍勢が距離をおいてにらみ合う、ちょうどその中間線の上を馬に乗って駆け寄ってくる繋がり眉毛で角刈りの男の姿があった。
笑顔である。満面の笑顔である。
その手に掲げられているのは、宝剣ルクナバード……に瓜二つの剣であった。
「いや~ははは、なんとか決戦に間に合ったようで、ようござった。ささ、この宝剣ルクナバードをお手に。これがあれば、ザッハークなんざイチコロってもんで……あれ? なんで、陛下がルクナバードを持ってるんだ? アルスラーン陛下、それ、本物ですか?」
「あ、ああ。そのはずだが」
アルスラーンは宝剣ルクナバードを抜き放ち、両手で構えた。
「刃が欠けてないぞ? おっかしいな、どうなってんだ、コレ」
リョーツーンもルクナバードもどきを抜いて構える。
そのときである。
ルクナバードが激しく輝いたかと思うと、それに応じるかのようにリョーツーンのルクナバードもどきも光を放ち、そしてその光はザッハークを包み込んだ。
「ぎょえええーっ!」
いくら尊大にふるまっていても、その性根は安普請であることを暴露するかのような悲鳴をザッハークはあげた。
ザッハークの胸から白い血が噴き出した。
「ぬうう、胸の傷口が開いたか」
それはリョーツーンが暗黒神殿でうっかりアンドラゴラスの遺体につけてしまっていたものであった。
ザッハークの再生能力は傷を癒すものではない。肉体を、ザッハークが憑依したときの状態に戻す能力なのである。
ゆえに、憑依したときに負っていた傷は、永遠に治らないのだ。
「一度憑依した肉体にもう一度憑依しなおすことはできぬ。ゆえに予の魔力で傷口を強引にふさいでいたのだが……。ええい、尊師どもめ! あいつら、仕事が雑だな!」
既にこの世にいない者たちへ蛇王は怒りを向けた。
「これはいったい、どういうことなのだ、リョーツーン」
「いや、ワシにもなにがなにやら、さっぱり……」
宝剣と宝剣もどきを手にした二人は困惑することしきりである。
とにかく、このままでは三百年かけて仕込んだ大舞台が台無しになってしまう。この場にいるものどもに、依然として状況は絶望的なままであることを理解させねば。
ザッハークは大声を張り上げた。
「ふはは、どうやったか知らぬが、ルクナバードと同じ鉄で剣をつくったようだな。そして共振によってカイ・ホスローめの霊力を増幅したというわけだ。だが、惜しかったな。二本の剣では、せっかく高めた霊力が安定せず、すぐに散ってしまうのだ。どうだ。これから三本目の宝剣をつくりにいくか? それを黙って見ている気はないがな」
「へーえ。そいつは、いーこと聞いた」
真顔のリョーツーンは鞍にくくり付けておいたもう一本の宝剣を取り出した。
「え! ……あの……それって」
ザッハークは狼狽した。
「試作品だよ! ちょっとだけ寸法が合わなかっただけで、出来はこいつと変わらんがな!」
「よ、よこせ!」
「受け取りな!」
リョーツーンは鞘に収まったままの試作品の宝剣を投げた。
蛇王とは別の方向に。
「まったく……。ザッハークが復活しただの、アンドラゴラスが生きていただの、騒がしいから来てみれば……。リョーツーン。おぬし、騒動を起こさねば生きられないのか」
宙を飛んだ宝剣をつかんだのは、一人の偉丈夫であった。
その顔は、右半分を薄い布で覆われている。
「ひ、ヒルメスーっ!」
「クシャーフルと呼べ、浅慮者が」
思わず叫んだアルフリードを、クシャーフルは睨んだ。
「いよう! 久しぶりだな、奥方と娘さんは元気かい?」
「元気でなければ家を離れるものか」
「しかし、トゥラーンを留守にして大丈夫なのか」
「ザンデに留守を任せてある。心配はいらぬ」
会話を交わしながら二人は馬の足を進め、アルスラーン、クシャーフル、リョーツーンでザッハークを取り囲むようなかたちをつくった。
ちょうど、三人を三角形の頂点にして、三角形の重心にザッハークがいるような位置関係である。
「いや……ちょっと……待って……いくらなんでも、こんなのって……」
「それでは皆さん! ご唱和ください! ほら、お二人も」
リョーツーンは笑顔で宝剣を掲げた。アルスラーンは素直に、クシャーフルはしぶしぶとそれにならい、自身の持つ宝剣を掲げた。
「宝剣合力! ルクナバード! トライダー・オン!」
即興で考えた口上を叫び、宝剣を構える。
「トライダー・オン!」
「……トライダー・オン」
宝剣ルクナバードが輝いた。宝剣に宿るというカイ・ホスローの英霊は、随分とノリのいい性格をしているらしい。共振した他の二振りの宝剣も輝きはじめる。
さきほどとは比べ物にならぬ強く激しい光がザッハークをつつんだ。
「ばびりぶれぼぼ!」
ダリューンとナルサスとキシュワードが「これが蛇王の断末魔の叫びか」と言いたげな渋面になった。
蛇王ザッハークは仰向けに倒れた。
「斃した……のか?」
「陛下、念には念を入れときましょう。ほら、クシャーフルも」
三人は蛇王の巨体に近づき、より小さな三角形を形づくった。
「では、今度は陛下の合図で」
アルスラーンはうなずき、宝剣ルクナバードを掲げた。
「それでは皆さん! ご唱和ください! 宝剣合力! ルクナバード! トライダー・オン!」
「トライダー・オン!」
「……トライダー・オン」
「べぼぼべれびれれ!」
宝剣が輝き、蛇王は激しく痙攣した。
「痙攣というか、胸の中に何かが入っていて派手に振動してる感じだな」
リョーツーンは蛇王の胸に剣を突き立て、心臓ではない固い手ごたえの何かを探り当ててえぐりだした。
無花果ほどの大きさの金属片が地面に転がった。
「なんだこりゃ。黄金の矢じりか? こんなもんが胸に刺さっていて、よくもまあ、あれだけ元気いっぱいに動けたもんだ」
「いや。これこそが、ザッハークの核というか、本体なのではないだろうか」
「へ? これがですか」
「ああ。おそらく、この矢じりを突き刺された者は、ザッハークに憑依されてしまうのだ。かつては、キシュワードたちが目撃したという巨人の蛇王の中にこれが入っていたのではないか」
「まあ、こいつが蛇王の本体だってんなら、陛下、お願いします」
「うむ」
アルスラーンは宝剣ルクナバードを振り下ろした。
「るぼべ」
妙な音とともに黄金の矢じりは両断された。
「ダメ押しといくか。クシャーフル、おまえの番だぞ」
「おれもやるのか?」
「蛇王ザッハーク退治の大詰めだ。ここで変に照れると、むこう千年は吟遊詩人たちにこすられるぞ。思いっきりやれ、思いっきり」
「……やむを得ぬか」
そう言ってから、クシャースフは大きく息を吸い込んで宝剣を掲げた。
「それでは皆さん! ご唱和ください! 宝剣合力! ルクナバード! トライダー・オン!」
「「トライダー・オン!」」
三振りの宝剣が輝き、両断された黄金の矢じりは焼けた鉄板に乗せられたバターのごとく溶けて地面に薄くひろがった。
「ばびんちょ」
それが、どうやらザッハークの最後の悲鳴らしかった。
「あっ! 見て!」
アルフリードが北の方角を指し示した。
「おお、デマヴァント山の噴煙が細くなってゆく」
ファランギースが安堵の声をあげた。
空を覆うばかりに飛び回っていた有翼猿鬼が、もがき苦しみながら次々と地上に落ちてゆく。
蛇王の瘴気に侵されていた兵士たちは、次々と倒れ、寝息をたてはじめた。
ザッハークの死体は白い粘液と化しつつある。
「蛇王ザッハークを斃したぞ!」
誰かがさけんだ。
それは天を振るわせるような歓声を呼んだ。
「やったぞ! もうおれたちは蛇王に怯えることはない!」
「パルス万歳!」
「解放王アルスラーンに栄光あれ!」
「平和の到来に乾杯!」
こうなると、黙っていられない男がいる。
「やりましたな! 戦勝祝いだ! パーッといきましょう! 明るく笑っていきましょう! 宴だ宴だ!」
リョーツーンは満面の笑顔になった。
「待て、リョーツーン」
ダリューンがリョーツーンの右肩をつかんだ。
「話は終わっておらぬ」
ナルサスがリョーツーンの左肩をつかんだ。
「え……」
リョーツーンの笑顔が凍った。
「おぬし、聞き捨てならないことを言っていたな。『盗まれた宝剣ルクナバードを取り返してきた』だと? 盗まれかけたのは事実だが、その日のうちに取り戻したぞ?」
「『刃が欠けてないぞ』だったか? おぬしの頭の中では、宝剣ルクナバードが刃こぼれを生じていたのか? なぜ、そう思い込んだのだ?」
「あの、その……」
「そもそも、あの宝剣だがな。なんで、あんなものを拵えたのだ? それも、ルクナバードそっくりに」
「リョーツーンのダンナ。やっぱり正直に言って謝っちまえよ」
ついには、馬にまたがったホンダードが近づいてきて、そんなことを言い出した。
「な、なにを言い出すんだ!」
全身から脂汗を噴き出しながらリョーツーンが抗弁する。
「やはり、ろくでもないことがあったのだな」
下馬したホンダードは、途端に気弱そうな雰囲気をまとって説明をはじめた。
「実は、宝剣ルクナバードをうっかり抜いたら刃こぼれさせちゃったそうで……。刃こぼれした宝剣をそのまま持ち出して、代わりの剣をつくって返そうと……」
そう言って、グルガーンが用意した贋物のルクナバードを取り出した。
「ああ、なんてことを……」
エラムが嘆きの声をあげた。
「なるほど。ルクナバードを盗み出そうとした魔道士め、芸のないことをすると思っていたが、贋物とすり替えていたのか」
「その贋物をリョーツーンが刃こぼれさせ、それを隠蔽しようと持ち去ったと」
「だから、ルクナバードの盗難が早々に発覚したのだな」
「わかってしまえば、たわいもない真相だな」
「……それで、張本人はどこに?」
「おかしいな、さっきまでここに……」
「そこだ」
気配を消してその場から逃れようとしていたリョーツーンをクシャーフルが指さした。
「すみませんでしたあ! かんべんしてくださ~い!」
リョーツーンは駆け出した。
「こらあ! 待たんかリョーツーン!」
薄日の射しはじめたエクバターナの空に響き渡る怒鳴り声は、さて誰のものか。
こちらアルスラーン戦記。
「リョーツーンのバカはどこだ!」
「ディジレ河と南の外海をつなぐ運河をつくるといって出立しました!」
今日もこんな調子です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これにて「こちらアルスラーン戦記」は完結です。
よーし、なんとかまとまった! て心境です。
……これで最後だからってはしゃぎすぎたかなあ、って気もする最終話になってしまいましたが。
でも、書いてて、とっても楽しかったです。
読んでくださったみなさんも楽しんでいただけたなら、幸いです。
次は何を書こう。
トンチキな歴史小説でいこうかな。
ハーメルンかカクヨムに、ドチンピラな織田信長が色々とやらかすライトノベルを亀頭十三名義で投稿する予定です。
気が向いたら覗いてみてくださると嬉しいです。