ひとりで歩ける、その先で   作:あいおふやまま

4 / 6
第四話 文字

 リーゼの足が、膝まで伸びた草の向こうへ沈んだ。

 

「待って、ずるい」

 

 リクが笑いながら追う。俺も丘を蹴った。

 草の穂が腕を叩き、足首へ絡んだ。先に走り出したリーゼへ追いついたのは丘を半分下ったところで、最後にリクが俺たち二人をまとめて抜いた。向こう端の木へ最初に触れたのはリクだった。

 

「ぼくの勝ち」

「先に走ったのは私なのに」

「それなら、なおさらぼくの勝ちだよ」

 

 俺は二人より遅れて木の根へ手をついた。息を整えた後、思い出したように指先で乾いた土を均す。

 祈祷書の最初にあった形を一つ書いた。

 リーゼがしゃがみ込んだ。

 

「なに、それ」

「字、くやしいって書いた」

「合ってるの?」

「分からない」

「じゃあ字じゃないんじゃない?」

 

 リクが木の枝を拾い、俺の二つの形の隣へ丸を書いた。

 

「ぼくのも字」

「それは丸」

「レオンのだって、ただのぐにゃぐにゃだよ」

 

 否定しにくかった。

 指で三つとも消した。土なら何度でもやり直せる。ただし、やり直した先が正しいかは誰も知らない。

 

「冬になったら教会で聞く」

「冬、まだ遠いよ」

 

 リーゼは立ち上がると、さっき来た丘を指した。

 

「もう一回走れば、ちょっと近くなるんじゃない?」

「ならないと思う」

「走らないよりはなるよ」

 

 リクはすでに坂を上り始めていた。俺は土のついた指を服で拭い、二人を追った。

 

      ◆

 

 盛りの夏には、刈った草を抱えて納屋と草地を何度も行き来した。夕立が来れば大人たちが声を上げ、乾きかけた草へ布をかける。雨が上がる頃には空が明るくなり、俺の指は泥の上でまた動いた。

 麦の穂が乾く時期になると、村の全員が畑へ出た。

 この光景を見ると、自分がまた一年この世界で過ごしたのだと実感する。

 去年、俺は木陰に座っていた。今年は口を開けた袋の端を両手で押さえた。父が麦を入れるたび、袋が膝へ重くのしかかった。

 

「まだ持てるか」

「持てる」

「無理なら言え」

 

 父はそれだけ言って次の束を運んだ。

 水の入った桶も運んだ。一度に大人の分までは持てないので、小さな木椀へ汲んで畑を回った。ハンスが受け取り、続いてケーテが両手を出す。

 

「去年より働くね」

「去年は小さかったから」

「今年だって小さいよ」

 

 ケーテは水を飲み、空の椀を俺の頭へ載せた。

 刈り入れにはリクとリーゼも来ていた。リクは束を引きずり、リーゼは落ちた穂を拾う。三人で顔を合わせても、遊びへ抜ける隙はなかった。日が傾いても空は明るく、最後の荷車が動き出すまで誰も鎌を置かなかった。

 今年も特に五歳の誕生日だからと言って何もなかった。

 夕食のあと、俺が竈の灰へ字らしきものを書いていると、母が糸巻きを籠へ戻した。

 

「もうすぐ冬だね」

 

 俺は指先で灰を平らにした。

 

      ◆

 

 初雪の日、教会の中で蝋板を落としかけた子がいた。

 床へ当たる前に、横から伸びた手が受け止める。細い指だった。節には墨が入り、爪の脇に白い蝋が残っていた。

 

「これは割ったら、次の冬まで補充できない。両手で持つように」

 

 手の持ち主は板を子供へ返した。灰色の混じった髪と、痩せた顔。村で何度も見かけた男だったが、向き合うのは初めてだった。

 教会の神父であるマティアスは俺たちを長椅子へ並べなかった。小さい子は火鉢に近い敷物へ座らせ、年上には壁際の腰掛けを使わせた。

 言葉がわかるようになってからの初めての収穫祭を終え、ようやくリーゼとリク以外の子どもがどの子のなのか理解できるようになっていた。

 いまn四つ上のハンスが柱にもたれ、踵で石床を擦っている。豚を飼う家の子だ。三つ上のミナと二つ上のケーテが、一枚の板を覗き込んでいた。

 ミナの家は粉挽きで、村じゅうの麦がそこへ集まる。ケーテの母は井戸端でいちばんよく喋る。一年前の収穫祭で意地悪を言われたのが今でも記憶から離れない。

 二つ上のクルトは木こりの家の子で、尖った棒を剣のように振り回し、五つ上のアンナに取り上げられた。アンナの家は織物屋で、指の動きが速い。

 歳も家も違う子供が、教会の広間へ一緒に押し込まれていた。

 

「最初に祈りを読む。読めない者は、聞いていればいい」

 

 マティアスは祭壇の前ではなく、俺たちと同じ床へ腰を下ろした。薄い本を膝に置き、ゆっくり読み始める。

 母が毎晩つっかえる祈りだった。

 子供たちの声は揃わない。年長者ほど先へ進み、リーゼが少し遅れ、リクは途中から口だけを動かした。マティアスが一節で止まる。

 

「三人の中でこの次を知っている者は?」

 

 リクとリーゼはわからなそうだったので、そのまま読んだ。

 

「我らの手より成るものを、隣る者と分かち給え」

 

 マティアスの目が俺へ向いた。

 

「読めるのか」

「少し」

「誰に習った」

「母。家の祈祷書を読んでもらった」

「母親は書けるか」

「読めるけど、書けない」

 

 マティアスは一度だけ瞬きをした。

 

「そうか」

 

 それで話は終わった。三人の前へ、他の子が持つものより一回り小さな蝋板を置く。

 木枠の内側に、暗い色の蝋が平らに敷かれていた。尖った棒を押し当てると、細い溝が残る。反対側は平たく削られていて、そこを滑らせれば溝が消えた。

 消えるのに、雨もいらない。次の形を書くために、灰を掻き集め直す必要もなかった。

 マティアスが見本を一字書いた。

 俺も隣へ同じ形を置こうとした。最初の線は逆から始まり、次は長くなりすぎた。力を入れたところでは蝋がめくれ、下の木が見えた。

 

「板まで書かなくていい」

 

 マティアスはめくれた蝋だけを指で戻し、平たい側で均した。

 隣では、リクが棒を横へ寝かせて太い線を引いている。リーゼの字は一つ目と二つ目で大きさが倍ほど違った。

 

 ハンスがあくびをした。

 

「麦袋を数えるなら、石を並べたほうが早い」

「なら石を使えばいい」

 

 マティアスは小石の入った椀を渡した。ハンスは少し困った顔をしたが、受け取って床へ並べ始める。字を続ける者も、祈りを覚える者も、小石を数える者もいた。マティアスは誰にも無理に同じことをさせなかった。

 広間の端に、厚い帳面が開いていた。薪を運び込んだ家と束の数を、マティアスが書き足しているものだ。俺は蝋板を抱えたまま、その手元へ寄った。

 帳面に羽根ペンで書かれた文字を頼りに、一字書いた。

 平たい側で消した。

 もう一度書いた。最初より傾いたので消した。

 次は線が短かった。消した。

 蝋の端へ押しやられた細かな屑を指で集め、均して、また棒の尖った先を置いた。

 子供たちが帰り支度を始めても、同じ字を書いていた。冬の日は短い。高い窓が青黒くなり、母が迎えに来た頃、最初の見本と同じ向きの線がようやく並んだ。

 マティアスはそれを見たが、何も言わなかった。俺の手から板を取り、消さずに棚へ置いた。

 

      ◆

 

 教会へ集まる日がいくつか続いたあと、俺は広間の奥に半分開いた扉があることに気づいた。

 マティアスが帳面を戻しに入り、扉の向こうで立ち止まる。壁際に木の棚があった。革の背、布で包まれた背、綴じ糸がむき出しになった背が、二段を埋めている。

 家にある本は一冊だったが、ここには、両手の指では足りないほどあった。

 

「入っていい?」

「手を見せなさい」

 

 差し出すと、指先に蝋がこびりついていた。

 

「洗ってからなら」

 

 雪で手を洗うのはひどく冷たかった。

 棚の前へ戻り、端から背を追った。祈祷書。亡くなった者の名を集めた本。畑の境を記した古い帳面。説教を書き留めた束。目当ての言葉はなかなか見つからない。

 

「魔法の本は?」

「私が探すより、君が探すほうが長く楽しめるだろう」

「ないの?」

「それも含めて探すんだな」

 

 答えになっていなかった。

 集まりのない日にも教会へ行った。母に頼まれた薪を運び、空になった籠を扉の脇へ置く。マティアスがいれば奥へ入り、一冊ずつ開いた。追い出されなかった。読めない語を指すと意味は教えたが、次の頁を開けとは言わなかった。

 雪が深くなるにつれ、外にいられる時間は短くなった。本を読むには都合がよかった。

 リクが来たのは、俺が一人で通い始めてしばらくしてからだった。

 

「ここにいた」

「どうした」

「レオンがいないから探した」

 

 リクは俺の隣へ座り、開いていた祈祷書を三頁めくった。字ばかりなのを見て、三頁戻した。

 

「外で遊ばない?」

「ここを読み終えたら」

「長い?」

「たぶん」

 

 リクは外へ出た。しばらくして戻り、俺の首筋へ雪を入れた。

 追いかけて広間を一周したところで、マティアスの声が飛んだ。

 

「走るなら外へ出なさい」

 

 二人で外へ出た。すぐに寒くなって協会に戻ると、今度はリーゼがいた。

 

「二人とも、どこ行ってたの」

「外」

「寒いのに?」

「中で走ったら怒られた」

「当たり前でしょ」

 

 そのリーゼも、次の日には長椅子の周りを逃げて同じように怒られた。

 教会では本を開き、飽きれば外へ出た。雪を投げ、指が痛くなれば火鉢へ戻る。リクは読める字を見つけるたび大声で読み、違っていればリーゼが笑った。リーゼもよく間違えたので、そのときはリクが笑った。

 俺が一人で来た場所に、いつの間にか二人の濡れた靴跡が残るようになった。

 図の多い一冊を見つけたのはリーゼだった。

 厚い頁に、見たことのない器や食べ物が色つきで描かれている。三人で床へ腹這いになり、綴じ目へ頭を寄せた。

 

「これ、おいしそうだよ」

 

 リーゼが指した椀は、刻んだ草を煮詰めたように見えた。脇に米の山と、皺の寄った実が描かれている。

 

「ゴシュト・サブズ。酸っぱい実が入ってるって書いてあるよ」

「これがいい。私、これ食べたい」

「雑草みたいだね」

「リクにはあげない」

 

 リクは次の頁に並んだ、小さな花のようなものを指した。

 

「ぼくはこれがいい。フィオレッティ」

 

 選ぶのが早い。

 俺はさらに頁をめくった。縄に吊るされた細長い板が何枚も並んでいた。字を拾うと、ボルフィスクとある。

 

「俺はこれ」

「板だよ」

「魚らしい」

「板だよ」

 

 リーゼもリクも譲らなかった。魚に見えないところがいいのだが、二人には通じなかった。

 背後から頁を覗いたマティアスが、絵の端を指で押さえた。

 

「私は、蜂蜜の編みパンだな」

「どれ?」

「ホーニヒツォプフ。」

 

 それだけ言って帳面へ戻った。

 

「食べに行きたいね」

 

 誰の声だったか分からない。三人とも絵から顔を上げなかった。

 

      ◆

 

 本は一人一冊ずつ借りられた。

 夜、竈のそばで頁を開くと、母が糸を紡ぎながらこちらを見た。祈祷書より厚い本を俺が読むのが落ち着かないらしく、ときどき火へ薪を足す手が止まった。

 

「それ、何の本?」

「道の本。たぶん」

「道に本がいるの?」

「俺もそう思う」

 

 古い街道を通った荷車と、橋で取られた金を記した本だった。村の外には道が続き、荷は町から町へ運ばれる。ティルの家の荷車も、遠い街道まで出ることがあるらしい。

 分からない語には小さな布を挟み、翌日マティアスへ聞いた。

 

「グラウフェルト?」

「王都だ。王がいる」

 

 本によって国の境は違っていた。アイゼン王国より西に、町々が寄り集まった国があり、幾人もの王が土地を分ける国があり、北には海へ長く伸びた国がある。ご飯の図巻にあったヴァルディアやメフランやノルヴィクは、そのどこかにあるらしい。どの本にも地図は一枚もなく、川の名と町の名を拾っても、遠さまでは分からなかった。

 魔物に襲われた土地を記した本もあった。街道を外れた森や山には、人の畑へ近づく獣とは違うものがいる。古い記録なので、今も同じ場所にいるかは分からない。

 

 真冬の朝、鐘がいつもと違う間で鳴った。村の老人が一人、夜のうちに息を引き取っていた。広間の腰掛けが壁へ寄せて棺を置く場所を空け、マティアスは祈りの言葉を選んだ。

 葬儀のあと、厚い帳面へ老人の名を書き入れた。

 数日後には、布に包まれた赤ん坊が同じ広間へ来た。母親が名を告げ、マティアスが別の頁を開く。泣き声が広間へ響くあいだに、小さな名が黒い線で残った。

 中央の教会から来た紙には、家や身分を書く欄が名前の前にあった。マティアスはそれを脇へ置き、村の帳面には赤ん坊の名から書いた。

 

「順が違うんじゃないの」

「中央では、そう言う者もいる」

 

 羽根ペンが紙を擦った。

 

「ここでは、これで読める」

 

 帳面にはクラウン、トマン、ギルダーという文字も何度も出てきた。お金の単位のようだ。穀物を買った額、薬草へ払った額、遠くから本を運んだ額。同じ冬の出来事でも、声だけで終わるものと、線になって残るものがあった。

 

 棚の奥の本には、今では使われていない字も混じっていた。

 

「これは?」

「古い文字だ。今の言葉で言うと、『集める』」

「どうして読めるの」

 

 マティアスは傷んだ頁の端をなで、何も答えなかった。

 村の神父がどうしてそれを読めるのかも、棚の本がどこから来たのかも分からなかった。聞いても答えそうになかったので、次の字を指した。

 その古い文字は、別の写本にもあった。

 その後ようやくお目当ての本たちを見つけ出すことができた。

 ある本には火、水、雷、土、癒。五つの名が一つの頁に揃っていた。別の本には火の扱いが三行だけあり、さらに別の覚え書きには土について半頁あった。どれも途中が抜け、書いた者の分かっていることまでしか書かれていない。

 何冊も行き来して、同じ言葉を拾った。

 魔力は体の中で扱い、皮膚の近くへ集める。そこから外へ出し、火や水や雷や土へ変える。遠くへ出すほど難しくなる。癒だけは体の中にも外にも働くが、途切れた命を戻すことはできない。

 魔法とは、覚え、繰り返し、教わるものとして書かれていた。

 その晩、母が竈へ薪を足すのを待ってから急いで話しかけた。

 

「火をつけるとき、どうしてる?」

「どうって?」

「体の中で、何をしてる?」

 

 母は困った顔で指先を見た。しばらく指を曲げては伸ばし、竈へ向ける。小さな火が指先に灯り、薪の端へ移った。

 

「こう、するのよ」

「どこから集めた?」

「どこって……中から」

「中のどこ」

「考えたことがないわね」

 

 母はもう一度指先へ火を灯そうとしたが、今度は途中で笑って手を振った。

 

「小さい頃に教わったの。何度もやっているうちにできたから、今さら聞かれると分からないわ」

 

 夜、寝床で目を閉じた。

 息が胸へ入り、腹が動く。心臓が打ち、指先には布の縫い目が触れている。体の中を上から下へ辿り、今度は指先から腕を戻った。

 探すものの名は知っていた。集めたあと、どこへ運ぶのかも本には書いてあった。

 しかし、それらしいものはなかった。

 翌晩は手のひらへ気を寄せた。次は母のように指を竈へ向けた。熱くなったのは、火のそばに出した指だけだった。

 何か順が違うのだろう。

 また思考の沼に、はまっていった。

 

      ◆

 

 雪解けの泥が朝だけ凍り、やがて畑の土が起こされた。種蒔きが始まると、教会へ村の子供が揃う日はなくなった。ハンスは畑へ出て、ミナは水車小屋で袋を運び、リクとリーゼも家の手伝いへ戻った。

 俺も父と畝を歩き、種の袋を抱えた。

 

「間を空けすぎるな」

「これくらい?」

 

 父は俺の手元を見て、一度頷いた。

 雨で畑へ入れない日、空の袋を納屋へ置いてから教会へ行った。濡れた靴を扉の内側で脱ぐ。広間にはマティアスしかいなかった。子供の声も、雪のついた靴跡もない。

 マティアスは帳面を書いていた。俺は棚から古い写本を出し、火の頁と土の頁をもう一度読んだ。書かれている順に体の中を探しても、やはり何も掴めない。

 本を閉じ、帳面の向こうにいる男を見た。

 

「魔力は、どうやって掴めばいいの?」

 

 マティアスは顔を上げ、手にしていた羽根ペンを帳面の上へ置いた。

 




Tips ── 料理
▪ フィオレッティ
北イタリアの詰め物入り生パスタ(トルテッリ、カペレッティの系統)。
薄く延ばした生地で詰め物を包み、ひねって閉じます。花や帽子や指輪に見立てた
形の名が各地にあり、澄んだスープで煮て食べるのが祝いの日の形です。

▪ ゴシュト・サブズ
イランの香草煮込み(ゴルメサブジの系統)。刻んだ香草を大量に油で炒めてから
肉と豆を長く煮ます。干した酸味の実を入れるので、緑色なのに酸っぱい。
米を山盛りに添えます。

▪ ボルフィスク
ノルウェーの干し鱈(トルフィスク)。内臓を抜いて寒風に晒すだけで、
塩も使いません。乾くと本当に板のようになり、槌で叩いて割ります。
中世には北欧の主要な輸出品で、内陸まで運ばれました。

▪ ホーニヒツォプフ
ドイツの編みパン(ヘーフェツォプフの系統)。生地を三本に分けて編み、
艶が出るまで焼きます。白い小麦と甘味を使うので、
ライ麦が主食の村では作れないものです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。