「
…液体の中だから話せねぇじゃん。ちくせう。
にしてもどういう状況だ?
なんで俺は回復ポットみたいなのに入れられてんの?エイリアンとか培養してそうな液に漬けられてるんだが?www
バンッ!!!
うおっ!?びっくりした何?急に
「…目を覚ました。だけじゃなく、こちらを認識している?…は、ははっ…成功だ…成功した…!やったぞぉっ!!!ヒャハハハ八ノ\!!!!!」
こわ。
俺よりテンション高い奴居るな。
ガラスにべったり貼り付いてガン見してくんのやめてね。
てゆうかこいつ、めちゃくちゃマッドサイエンティストっぽいんだが?
え?俺大丈夫か?主に命とか。
───────────
マッドサイエンティストニキの話を聞く。ほぼ独り言だが。
状況はだいたいわかった。
ここは科学者達の実験場のひとつ、主に培養育成のための場所。
俺はここで生まれた実験体、その成功例。
歴史上の偉人や天才達の遺伝子をこれでもかとぶち込まれて生まれたのが俺、らしい。
何故そんなことをするのかと言うと、リアル世界の上層部に『地球の汚染環境をどうにか出来ないか。』みたいな内容の命令いわゆる無茶振りをうけ、集められた科学者達が最善を尽くしたが案の定どうにもならなかったようだ。
が、ある一人の科学者が言った『俺らにどうにも出来ないんだから他の奴にやって貰おうぜ』と。
『他の奴って誰だよ』と当たり前の疑問が飛んだ
『知識はともかく知能は遺伝するものだよな?じゃあこの場にいる全員の遺伝子情報とか過去の偉人の遺伝子が残っていればそれもぶち込もう。そして作ろう。救世主を。』
『遺伝子をぶち込むって…そんな簡単じゃないだろ』
『杜撰計画』
『雑すぎる』
『五月蝿え!いいからやるぞ!……役に立たないとなれば俺らもポイ捨てされるんだ。死にたくなら頭動かして働け。俺はまだ死にたくねぇ。』
「そうして始まった【救世主誕生計画プロジェクト・アダム】。その唯一の成功体が君だ!まだ数年は先だろうが、これで…地球は救われる…ッ!」
(ほーん?なるほど……おそらく【能力値A】と【コネクションC】の影響でこうなったってところかな?にしても…)
「
「ちなみにこれが君の市民権だよ。流石にまだわからないだろうが、一応ね。仮にも救世主が無戸籍とか問題有りまくりだからね。」
マッドサイエンティストニキが書類をひらひらさせている
あ、
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OVERLOAD
───────────
「アダムさんが招集かけるなんて珍しいですね。」
「しかも出来る限り全員集まって欲しいとか?」
「ん?みんなはそんな感じだったのかい?私は『用事があってもすっぽかして来い!一生後悔するハメになるぞ!』って脅しみたいなメールが来たよ?今日は用事なかったから別に良いんだけどね?」
「ええ?ホントに何があったんだ……」
「待たせたな諸君!地球は復活するッ!」
「「「「「は?」」」」」
「あれ?なんか人数少なくない?俺全員集まってって言ったよね?もしかして俺って人望ない?悲し〜」
「うわダルっ。わざわざ部屋の隅に行ってイジけるのやめろよ。」
「ひどくない!?ウルベルトさんが冷たいよぉっ!」
「あー…オホンッ!すみませんが話を進めてもらえますか?いつもなら茶番に付き合ってるところですが、気になる事言ってましたよね?」
「ちゃ、茶番!?モモンガさんまで…」
「モモンガさんて意外と“言う”よね」
「ひゅーっ!流石アンデッド!発言にすら血が通ってねぇ!」
「……お願い系アイテム使ってフレンドリーファイア解禁して貰おうかな」
「待ってモモンガさんヤケクソはよくない」
「流石に勿体無いよ。ボーナス注ぎ込んだんでしょ?」
「
「「「巫山戯てすいませんでした。」」」
「ハァ〜……で、さっきの地球がどうとかは何なんですか?ブルー・プラネットさんを呼びつけてそんな事言ったらどうなるか分からない訳じゃ無いでしょう?」
「そうだね。嘘だったらボコボコにするよ。」
「ぇ?」
モモンガさんが(俺こんなブルー・プラネットさん知らない。こわい。)って顔してるよ。かわいいね。
そんなんだからオーバーロード1のヒロインとか言われるんだぞおめー。
「……嘘じゃないし、事実だよ。地球は復活する。いや、死んだ星も同然だった訳だから『再誕』が正しいのかな?」
「それは……『どうやって』なんだい?私の知る限り、何百m降っても汚染された土しか無かったはずだけど……言葉が強くなっていたらごめんね。だけどこの話題に関しては譲れないものがある。本当の事ならこれ程喜ばしい事はないし、期待させるだけさせて『嘘でしたー』と言うつもりなら、私はどうしても君が許せなくなってしまう。」
「確かに。通常の手段では無理だろう。汚染されていない空気も!水も!土も!何処にもないだろう。だが!今は違う!そう!俺が作った『毒素バイバイくん』があればね!」
「ん?」
「あの、アダムさん一応真面目な話なんですよね?」
「そうですけど?何故当たり前の事を……?」
「アッハイ ナンデモナイデス」
(モモンガサントドウレベルノネーミングセンスジャナイデス?)
(イヤ、アイツハモモンガサンヨリマシダロウ)
(モモンガサンハヒトヒネリイレマスカラネ)
「?まぁペロロンさん達は置いといて話を続けましょう。」
「ぶっちゃけもっと早くに浄化作業に取り掛かれてたんですけどね…。最初に作ったモノが文字通り『なんでも』分解しちゃうやべーシロモノだったんで、毒素分解以外の機能をオミットするのに時間かかっちゃいましたよ。」
「……今アイツやべー事言わなかったか?」
「あーあー俺はなんにもきいてないですよー」
「という訳で、ブルー・プラネットさん。貴方をお呼びしたのは他でもない。この報告を真っ先に伝えたかったからなんです。
十年経てば雑草が生え
二十年経てば星空を見れる様になる
三十年経てば海に命が宿る
四十年経てば苗木も立派な巨木となる
五十年経てば浄化作業もあらかた終わっているだろう
百年も経てば人類は再び地球の美しさを知るだろう
勿論。全てが計画通りに、とはいかないだろうけど。それでも今までよりは、可能性に満ちた世界になるよ。」
「ありがとう。言葉が見つからないよ。」
「えっちょっ、泣いてます?ブルー・プラネットさん」
「泣くよ。そりゃ。こんなに嬉しいんだから」
「男泣きじゃん」
「凄いなぁ。とは思うんですが、スケールが違いすぎてちょっと想像出来ないと言うか、なんか話についていけてないですね」
「わかる。わかるよモモンガさん。イメージ出来ないのもそうだけど、頭が追いつかないよね。急に『地球は復活するッ!』だったもん。」
「ブルー・プラネットさんの前でそれを言うもんだから、あ、コイツ死んだなって思いましたね。杞憂でしたけど。」
「ブルプラさんだけ『は?』がドス聞いてましたもんね。ちょっとビビりましたよ俺。」
「なぁ?ちょっと良いか?ここユグドラシルだけど、内密な話とかして大丈夫なのか?会話ログとか残らねぇ?」
「あ」
「え?不味くないですか?」
「問題無いよ。ユグドラシルの運営ごと買い取ったからね。」
「は?」
「……まさかとは思うけど、私に伝える為だけに?」
「だから話のスケールがデカすぎるんだって」
「いや、まぁそれもあるけど……お金も貯まって行くばかりだし……ほら、良い機会だったから。ユグドラシルの運営ってクソじゃん?」
「「「「「わかる」」」」」
「あんまり干渉したら面白味が無くなっちゃうだろうから、基本的には運営方針に口を出さないつもりだけど、度が過ぎる様なら“鶴の一声”で、こう……ね?」
「こっわ。」
「目をつけられた運営かわいs…いや全然可哀想でも何でも無いわ。」
「クソ運営に同情とか無理だわな。」
「金貯まる一方とか羨ましー」
「さぁ君も世界を救おう!」
「無茶振りレベル100?」
「はした金待たされて魔王倒して来いって言われる方が、まだ何とか出来そうですね」
「たっちさんが言うと説得力がすごいですねそれ」
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アダム
※※※
【限界レベル】E(19レベル)
【出身】S(転生者)
【能力値】A(秀才。レベル+25%)
【特殊アイテム】D(駆け出しの冒険者では手に入らないような、例えば全身鎧、それなりに名の知れた名工の鍛えた剣など:市民権:本来なら無戸籍だったがマッドサイエンティストニキが用意してくれた。ありがとうマッドサイエンティストニキ。)
【タレント】B(有益:ステータス閲覧:自分限定でステータスの閲覧及び操作が出来る)
【コネクション】C(国家に顔が利く人物へのコネクション:『リアルの上層部』との繋がり。最初はマッドサイエンティストニキを通していたが『毒素分解装置』が出来てからは何かと『お願い』される様になっている。なお、力関係は逆転しつつある。)
※※※
職業レベル
ハイ・カリキュレーター4lv
ジーニアス15lv
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書く側になると途端に文字数の基準が変わるな
ふぅーたくさん書いたぜーと思ったのにまだこんだけ?!ってなるね
タレントBの割に強すぎかな?って思ったけど「ンフィー君のぶっ壊れタレントがSよりのAらしいし、Bでも行けるやろ!」の精神
AよりのBって事でよろ!
市民権が特殊アイテムって……と思ったそこの貴方!よく考えて下さい。あのディストピアで試験管ベビーに人権を与えると思いますか?
だから特殊アイテムとして受け取る必要があったんですね。
ジーニアス15lvはやりすぎか?どうなんだ?
でも置き換え出来るのが初期職業だけなんだよね?じゃあいけるんちゃうか?流石にダメか?