赤銅色のエーテリアス   作:シビトバナ

1 / 1

ネタバレ注意!
なんだコレ?■ばっかじゃねえか!


廃墟 × 赤銅 × 黒黄
森林


 

"ここは⋯⋯どこだろうか?"

 

そう思いながら"■"はいくつもの岩のようなものでできた木々の間を歩いている。

そのどれもが黒一色のまま、静音に林立している。時折、中心から黄色く光っているのを見かけては"何かあるのでは?"と触って、数秒待ち、名残惜しそうにしてはまた足を動かしていく。

 

"どうして自分は名残惜しそうにしているのだろうか⋯⋯?"

 

当然ではないが、強く残った疑問について考える。

その考えている間にも体は意思に反するように、足を前へ前へと動かしてゆく。

 

目的地も分からぬまま一体どれだけ歩いただろうか?

己以外の人を見かけぬままいつの間にか森の端へと着いたようだ。

 

そこから先は一切のモノがなくただ白い空間が広がっているだけだった。

⋯⋯⋯⋯今思うと先程までも空や地面と言ったものはなく白い空間に岩の木々がだた林立しているだけだったと気がつく。

 

そう気づきはしたが、それが止まる理由になる訳では無い。

 

 

 

⋯⋯⋯"■"は白の砂漠へと歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『⋯⋯⋯』

 

その背を■■■■が見ていることにも気づかずに。

 


 

 

何もない白い空間を疲労すら感じることもなく歩いている。

今更ながら自分は誰でどんな者だったのか?、そもそも人間だったのか?と疑問を持つが『分からないことは考えても仕方ない』そう昔に誰かに教えられた気がしたので考えるのをやめる。

 

だが、この何もない空間は"■"の精神に絶大な効果を及ぼしたようで、こんなことなら先程までの森に居たままでよかったのではないかと思うほどだった。

 

 

 

しばらくした後に目の前の水平線の先に何かが立っているのに気がついた。

近づいてみるとそれは一本の岩の木と「何か」だった。

 

一方は先ほどまで見ていたあの木である、がその隣りにある機械的なタワー、植物に侵食されているそれについては何も分からなかった。

 

タワーの正面であろう場所には電子的な数字が[00:00]と浮かんでおり、時々ジジッと揺れている。

何もわからない、何もわからないが何故かここが目的地であり、終着点であることがわかる。

 

何をするまでもなく今まで"■■■"にしてきたように岩の木の麓に座る。

隣から感じる冷たさと己の暖かさを感じながら"■"は瞳を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォン!!

 

という衝撃音とともに目を覚ます。

 

 

 

慌ててあたりを見回すとタワーの数字が

 

 

[00:04]

 

 

[00:03]

 

 

[00:02]

 

 

と減っていくのが目に見えた。

 

 

 

そうして数字が[00:00]になった時、足元に巨大な穴が現れた。

その穴の中は漆黒に染まり、表面がまるで水のように波打っているのが見て取れる。

 

手を空中に伸ばすが、掴まれるものはなく傍にあった木とタワーと共に落ちていく。

その途中で、何処からか現れた仮面のようなものを見つけるが次の瞬間には意識は深い底へと沈んでいった。

 

 

 

 




■=一人称ってだけです。性別決まっとらん( ;∀;)

■■■■=アークナイツにて死亡したあの医者。

■■■=かの救済者であり、主であり、英雄。

タワー=エンドフィールドPrologueのあれ

落ちた穴=エンドフィールドをやっている人ならわかるはず。

森=再旅者で検索。ピクジブ推奨かな?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

魚に転生したと思ったら何故か人になっていた話(作者:黒歴史製造機)(原作:ブルーアーカイブ)

全部自分の妄想から広げた痛いやつでyoutubeの動画とか見ながら作ってる▼最初は二次創作要素0だから許せる人だけ入って、どうぞ▼というか一話時点タグでつけていいのか迷うレベルで要素ない▼(妄想)痛ってえ!(心の傷)噛みやがったな▼もう許せるぞおい!▼(キャラ崩壊)やりますねぇ!やりますやります


総合評価:124/評価:6.75/連載:8話/更新日時:2026年08月09日(日) 23:28 小説情報

黄昏職員の転生キヴォトス生活(作者:yasa aki)(原作:ブルーアーカイブ)

とある会社で働いていた職員であるアリアは、勤務中仲間を庇って死んでしまう。▼―――――――――しかし目が覚めたら青春の世界にいた。▼※作者は初投稿で文才も無いです。あと完全に自己満で書いてます。▼※最初の1~2話ぐらいはAIに書いてもらったものを手直ししたものです。▼※3話から人力で書いた物になっているので、1~2話とは書き方が違い違和感を感じるかも知れませ…


総合評価:319/評価:9/連載:10話/更新日時:2026年08月26日(水) 10:00 小説情報

転生者アビサルハンターのゼンレスゾーンゼロ(作者:鉄血)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

ヤーナムからホロウの中へと転生したウルピアヌス。▼彼自身もまた、ウルピアヌスになる前は別の人間だった。▼彼はこの終末の世界で何を求めるのか?▼※注意!これはフロンタルに憑依した苦労人転生者のガンダムSEEDと同じ主人公です!ただし、これはフロンタルに憑依しなかった主人公なので同一人物ではあるが、別人だと見てください。▼


総合評価:412/評価:8.36/連載:5話/更新日時:2026年08月27日(木) 21:23 小説情報

透き通る世界観で贈る異端児(作者:鯖美)(原作:ブルーアーカイブ)

ブルアカ本編に一ミクロも関わりたくなかったのに、なんでこんなに干渉しないといけなくなるんですかぁぁぁぁ!!


総合評価:398/評価:7.82/連載:12話/更新日時:2026年08月26日(水) 19:00 小説情報

七武装輪転の転生者は平穏に暮らしたい(作者:ポーンδ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

『僕のヒーローアカデミア』の世界へ転生した七瀬刃人。▼前世の記憶を持つ彼は、この世界で起こる数々の悲劇と戦いを知っていた。▼だからこそ願う。▼目立たず、関わらず、平穏に生きたい。▼ヒーローになる気はない。▼世界を救う気もない。▼ただ、孤児院『ひなたの家』で穏やかな日常を守りながら生きていきたいだけだった。▼しかし、その願いとは裏腹に発現した個性は《七武装輪転…


総合評価:173/評価:3.38/連載:69話/更新日時:2026年08月30日(日) 21:25 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>