赤色灯の眩しさと不安を煽りまくるブザー音で目を覚ました。
「やぁ! おはよう。さくちゃん」
軽薄で、だけど涼やかな声がワタシの背後から……いや違うな。これは頭上か。
背中からお腹にかけての圧迫感で、ワタシは自分が組み伏せられていることに気付いた。
(あぁ……またか)
「おはよう、
「うん!」
「重いから降りて?」
「はいはーい」
白い長髪を揺らしながら、第4小隊の隊長である白蔵はワタシを解放した。その流れで指パッチンを1つ。赤色灯とブザーはピタッと止まって、赤色の染められていた空間は日常の色を取り戻した。
見回すと、ここは
「さくちゃん早起きだねー? それともトイレに起きちゃったのかな?」
「……セクハラ」
「あっははー!」
寝起き特有のシパシパした目で睨み付けても白蔵はどこ吹く風って感じで笑い飛ばし、そっと手を差し伸べてくる。
その手を頼りに立ち上がったワタシは、辺りを見回した。今回はえらく遠いところまで来ちゃったな。
「ちぇ……最近は無かったから油断してた」
「まぁまぁ。なかなか面白い寝言かましてたよ?」
「女の子の寝言に聞き耳立てるなんてさいてー」
「でも、『翳パパの父性ってヤバい。これはもう管理局全体に翳パパをパパと崇める活動をしなければ! 略して翳パパ活!』なんて言いながらフラフラ歩いてたら、そりゃ耳の穴かっぽじって聞くでしょ?」
「それは聞くかも」
パパ、マジごめん。
白蔵はケラケラ笑いながら歩き出し、ワタシも続く。
壁掛け時計を見れば、時刻は午前5時30分。
ワタシはオンオフ関係なく朝6時に起床する健康優良児なので、二度寝するにも微妙な時間だよね。
今日は
「ボクこれから食堂行くけど、さくちゃんもどう?」
「この時間じゃまだ空いてないでしょ。おばちゃん達も出勤してないよ?」
「うん! だから盗み食い」
「うわぁ意地汚い」
「でもお腹空かない?」
「まぁ……うん、確かに」
「適当に作ってあげるよ」
ニッと笑みを浮かべて提案してくる彼は、成人しているとは思えないほど悪ガキっぽい。
けど、今のワタシにはその顔がありがたい。
異能を操る者には、大概『代償』が存在する。
翳パパやミントちゃんみたいに動物の特徴が人体に現れる人もいれば、視力や聴力の低下など五感能力に影響がある人もいるわけなんだけど……ワタシの代償は、所謂『夢遊病』というやつ。
寝ている時にフラフラと歩き出しちゃうんだよね。んで、適当に歩いてるだけなら良いんだけど、ワタシの場合は異能の特性上歩いてるだけでも結構危険だったりする。何故って、触れたら
一応管理局で働いてる
とはいえ、『代償』で歩き回った後はいつも不安になる。
害が無い限り
「ほんと、やんなっちゃうなぁ」
「なになに? やっぱりボクの手料理なんて食べたくない? さくちゃんが朝ごはん作ってくれる?」
「今左腕しか動かないから無理」
「利き腕使えないの不便だよねぇ。離乳食なら食べやすいかな? あーんしてあげるよ! さくちゃんいつも『赤ちゃんになりたい』って言ってたもんね!」
「ワタシ、赤ちゃんプレイは美女か美少女にしてもらいたいんだけど」
「局長とか?」
「前に頼んだよ。めっちゃ減給された」
全く理解のないボスだよね。部下のメンタルケアも上司の仕事なんだから、
「……白蔵」
「はーい?」
「ありがとう」
「えっ、どうしたの⁉︎さくちゃんがボクにお礼言うなんて、今日は曇り後
「
軽くなった心は、相変わらずのダル絡みで鬱陶しさに満たされた。
それでも、たとえそれがうざったいという感情だとしても、そこに自己嫌悪の入る隙間はもう無い。
白蔵はいつもおちゃらけてるし、ワタシのことからかってきてわりと本気でウザいし、結構マジで嫌いだけど———彼を嫌っている時間だけは、ワタシはワタシを嫌いにならないでいられる。
だから結局ワタシは、この常にふざけ倒してる男に救われているのだろう。
「ふん!」
「痛った⁉︎えぇなにいきなり⁉︎」
そんな事実を認めたくなくて、ワタシは目の前の兄貴分の揺れる長髪を思いっきり引っ張った。
ちなみに白蔵が作ってくれた朝食はニンニクたっぷりガーリック炒飯。これから人と会うっつってんのになんてもん作りやがるんだ。
……憎らしいことに美味しかったので2杯おかわりした。
骨董品屋エイボン。橋間地ハンカク街の路地裏にひっそりと佇む、その名の通りの骨董品屋さん。
同時に民間の優秀な
ちなみに収入の大半は
そんな『もう骨董品売るのやめたら?』と言いたくなるお店の数少ないお客様、それが何を隠そうワタシだったりする。
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました、ブロッサム様」
「やっほーアドレーさん! これ、差し入れです」
ワタシはそこそこ良いお酒やら茶葉やら菓子折りやらが詰まった紙袋の提がった
それを恭しく受け取ったのは、メガネを掛けた男性のアドレーさん。エイボンの執事さんだ。
「これはこれは。いつもお気遣いいただきありがとうございます」
「こちらこそ、昨日の今日でいきなりメンテのお願いなんてしたのに時間作ってくれてありがとね!」
「ブロッサム様は貴重な『骨董品屋』のお客様ですから。いつでも歓迎いたします」
「えへへ〜! ありがと♪」
ちゅっと投げキスをすれば、アドレーさんはまたも一礼。そしてクールに微笑んだ。
本来なら誰もが悩殺されるワタシの投げキスだけど、彼は目が見えてないので効果が無いみたいだね。
さてさて。それじゃあ右腕が直るまでワタシはごゆるりと、というわけにはいかない。
「おっすー! 待ってたっすよ、ブロッサム!」
「わっ、と……!」
元気いっぱいに背中へと抱きついてくる感触に、ワタシは振り向いた。
そこには猫耳が生えた赤髪の少女がニコニコとくっ付いてる。可愛い。
「おっすナナリン! ワタシの背後を取るとはなかなかやるね」
「コリンスファミリーの一代目にとっちゃ、こんなの朝飯前すっよ!」
「お見事でございます、ボス」
「ふふーん。もっと崇め奉るっす!」
得意満面に胸を張るナナリンへ、ワタシは惜しみない拍手を送る。可愛い!
エイボン有する
その能力は電気を操ること。たぶんその能力で天井に張り付いて待ち構え、ワタシの背中を取ったってとこかな?
たまにそんな感じでエイボンのシャンデリアに溜まった埃を掃除してるの見たことあるし。
「おっさん! 頼んどいたブロッサムの道着は?」
「こちらに。申し訳ございません、ブロッサム様。本日もナナリにお付き合い頂いてよろしいでしょうか?」
「もちろん! あ、アドレーさんも後でワタシに付き合ってもらっていいです? 紅茶、前より上手く淹れられるようになったんだよね」
「喜んで。では後ほど、お持ちいただいたお菓子と一緒に皆さんでお茶にしましょう」
カッコよく一礼して
階段の先まで見えなくなったところで、ワタシもご用意いただいた道着に着替えるためお手洗いへと向かった。
「ルールはいつも通りでいいっすか?」
「うん! 9先ね」
メイド服から道着に着替えたワタシは、左手にオープンフィンガーグローブを着けてもらいながら頷く。
ナナリンの戦闘スタイルが異能で強化した格闘術であることから、彼女の師匠に頼まれてのことだった。
ナナリンの師匠曰く『異能で強化するからこそ、基礎的な部分を疎かにしてはいけない』とのこと。
一応このスパーで異能を使ってもいいけど、触れた瞬間に打ち消すワタシ相手では効果が薄い。ワタシの異能はそもそも異能以外にはまったく意味なし。
それが噛み合った結果、純粋な格闘術勝負となり、切磋琢磨し合う関係が生まれたわけだ。
まぁ、ワタシとしても
(いやはや、それにしても……うへへ)
ワタシの左手にグローブを着けてくれているナナリン。そんな彼女の姿に、内心ヨダレが止まらない。
若干の起伏が確認できる未成熟な
ここだけの話、ワタシはナナリンにもママになってもらいたい。
ワタシの方が年上だけど、年下の女の子にママになってもらいたいっていうのは、全人類の願望だからね!(断言)
「はいできた! ん? どうしたっすか?」
「いえいえ〜なんでも〜」
まさか目の前の友人が自分をいやらしい目で見ているのは微塵も考えてない純粋な上目遣いに胸を高鳴らせながら、着けてもらったグローブの調子を確かめる。
ワタシは
「それじゃ、始め!」
ナナリンは元気いっぱいに宣言して、同時にクルッと回りながら距離を詰めつつ後ろ蹴りを刺し込んでくる。
バックステップ。蹴りを空振ったナナリンは勢いそのままに距離を詰めてきてワンツーをワタシの顔面へ。
(なかなか良い奇襲だね)
すかさず払い受けに使った手首のスナップを使い、
「痛たた……」
太ももの痛みに顔を顰めながら、ナナリンの足が戻る前に肩をそっと押してやった。
それだけでヨタヨタと軽くたたらを踏む彼女へ、お返しのミドルハイ。ワタシの脛が二の腕へ食い込む。
さらに下がるナナリンへ距離を詰めてジャブ2発を打ち込むが、カウンターが飛んで来そうな気配が怖くて踏み込みが浅い。ここは一旦下がって仕切り直しかな———
「流石この1代目が認めただけのことはあるっす!」
「お褒めに預かり光栄でございます……っと!」
「わわわっずるい⁉︎」
———と見せかけての
スウェーバックの避けられたところを、回転を止めずに後ろ回し下段蹴りで足を刈る。
かなり完璧に片足を払い上げたけど、ナナリンは倒れない。尻尾を第3の足として使いしっかり立ってるよ。お見事!
「———サプライズっす!」
はしゃいだ声を上げながらナナリンの全身からミント色のオーラらしきものが燃え上がる。
それと同時に、だいぶ無理な体勢にも関わらず一気に距離を詰めてきた。
たぶん異能で地面に吸着して無理矢理バランスを取ってるって感じかな? 壁や天井に貼り付くみたいな分かりやすさが無い分、いきなりやられると対応しづらい。
エグい勢いのオーバーハンドフックを慌てて躱し、ワタシはナナリンの首に左腕を絡めながら異能を打ち消す。同時におでこをナナリンの側頭部に思いっきり押し付けた。あ、めっちゃいい匂い! 最高!
路上でやったら1発で治安官が飛んできそうなこのキモい所業は当然ワタシが美少女の髪の匂いを堪能しようとしているわけではなく、
本来両手でやるものなんだけど、ワタシは今右腕が無いので文字通り頭を使い、相手の首の動きを封じて全身の動きを制御している。ここから胴体や足に膝蹴りを叩き込んで決着といこう。
「うぐっ……あまあまっすよ!」
「確かに甘い香りが……」
「え?」
やべっ。本音出た。
一瞬の動揺が命取りとなり、ワタシは膝蹴りの過程で片足立ちになった瞬間、バランスの取りにくい右側へと力任せに投げられた。倒されると負け確なので、早い段階で離れる。
「もういっちょ!」
「ぎょえ⁉︎」
あまりにもブサイクな悲鳴を上げてしまったが、それも致し方なし。
なんせナナリンはピョンと空中で正座の姿勢になり、そのままミント色の流れ星が如く迫って来たんだから。
(異能でワタシのうしろにある壁に吸い付いたのか!)
気付いた頃には時すでに
ナナリンは得意げな顔で見下ろしてきてる。
「ふっふーん♪ こ・う・さ・ん、するっすか?」
なんかえっろ。
美少女に馬乗りされて内心テンション爆上がりのワタシだけど、状況はかなり悪い。
なにせのし掛かられてる上に左腕には膝を乗っけてしっかり抑え込まれてる。対してナナリンの両腕は完全フリー。実戦ならこのまま拳を顔面に振り下ろされまくってKOだろうね。
(でもね、その抑え込みって
「いよっと!」
「ぬあー⁉︎」
右腕があったら出来ない
またも仕切り直し、とはいかせない。すかさずナナリンを追いかけて、さっきと同じように首相撲に入る。
「うっ……」
「と見せかけて押したりして」
嫌がるように顔をしかめるナナリンを、今度は敢えて押す。
人間って不思議なもので、引けば引き返し、押せば押し返してくるんだよね。
たぶん人間の本能的な動きなんだと思うんだけど、だからか異能者にも関係無く通じる技法だ。
予想通り押し返してくるナナリンごと、ワタシは後ろに倒れ込む。
「うわあー⁉︎」
年相応の愛らしい悲鳴に多幸感を募らせながら、ワタシはナナリンの薄いお腹を軽く蹴り上げて投げる。巴投げてってやつだね。
さらにもう一工夫。本来真後ろに投げるものだけど彼女は距離を離すと何をやってくるか分からないので、ワタシは腕を掴んで斜め後ろの中途半端な位置へポイ。
しっかり受け身を取ったナナリンに引っ張られるように起き上がり、ワタシはナナリンの胴体に
降参は促さない。その隙を突く実力があることを知ってるから———ドスゥン!
ワタシはナナリンの顔面すぐ横を、派手な音が鳴るように踏み付ける。
これにて一本。
「まずはワタシの一勝だね!」
「むぅ〜!!」
ナナリンは悔しそうに思い切りほっぺを膨らませて唸り声を上げた。そんな顔も超きゃわいい!
「んじゃあと8戦。今日こそ勝ち越すからね!」
ワタシはナナリンを起こしながらにっこり宣言。はい、勝って調子に乗ってます。
しかし、ナナリンは珍しく難しい顔をしてる。なんだろう? そんなに負けたのが悔しかったのかな?
「……ブロッサム、ちょっと言いにくいこと言ってもいいっすか?」
「なになに? ワタシとナナリンの仲じゃん。なんでも言っていいよ」
「いやでも……ん〜っ……」
「そんなに悩む?」
え、なに? 実はワタシがナナリンを良くない目で見てるのバレた? 実はナナリンの髪をくんかくんかして元気100倍になってたのに気付かれた?
「口が……そのぉ……」
「口?」
「……臭いっす」
ホワッツ?
「たぶんにんにくかな? 朝からそんなの食べたっすか?」
軽蔑というよりは、本当に心から申し訳なさそうに告げるコリンスファミリー1代目。もはや申し訳なさすぎてボスの貫禄が無い。
いや、分かるよ? 確かに同年代の女の子に口臭を指摘するってだいぶ心苦しいし。下手したら友情終わるし。
……思い返せば
(あのやろう〜‼︎)
ワタシは怒りやら恥ずかしいやらで顔がめちゃくちゃ熱くなるのを感じる。
絶対に白蔵が作って朝ごはんが原因じゃん! いや、それを食べるの選んだのも、2杯おかわりしたのもワタシだけどさ!
ヘラヘラ笑いを浮かべる兄貴分を心の中でボコ殴りにしながら、ワタシは全力で責任転嫁。
どんな経緯であれ、女の子に恥をかかせる奴はその時点で重罪じゃあ!
「おっさん! おっさーん!」
「なんでしょう、ナナリ?」
ナナリンに呼ばれ、ほぼほぼノータイムでエイボンの裏口からアドレーさん登場。
「歯ブラシとお口くちゅくちゅするやつあるっすか?」
「必要かと思い、こちらに用意しておきました」
「ちょっと待ってアドレーさん! え、アドレーさんも実はワタシの口臭いって思ってた⁉︎」
「……」
匂いが漏れないように口元を抑えて叫ぶワタシへ、アドレーさんは静かに微笑む。大人の対応。
「アドレーさん? ねぇアドレーさん⁉︎どうして目を合わせてくれないの⁉︎」
「申し訳ございません。このアドレー、既に目は見えておりませんもので」
「そういうことじゃないんだよぉ〜!」
絶叫しながら詰め寄ると、さりげなくその分だけ距離を取られる。1番傷付く!
結局ワタシは恥ずかしさで半泣きになりながらめちゃくちゃ歯磨きした。
白蔵について
一言でいうなら、バチクソむかつく奴!なんでいつも意地悪してくるかなぁ!
仕返しにお昼カレーうどん屋さんに誘ったら一滴も溢さず完食してさ。もはや悔しい通り越して感心したよね。なんだかんだで汚さない自信があるからあんな真っ白な服着てるんだろうけど。そんなところもむかつく!
……え、ワタシ?とりあえずレクイエム様とお揃いのブルゾンだけは守り切ったよ…。
まぁ、配属祝いに貰ったスニーカーは大切にしてる。誰かにプレゼント貰うなんて初めてだったからね。
ファルディーヤについて
ワタシの最有力ママ!初めて会った時は怖そうな人だなぁって思ったけど、ワタシのお姉ちゃんの中にも近いタイプの人がいたからすぐに慣れたよ。
いつも可愛い可愛いって撫でてくれるし、和風メイド服もママがくれたんだよね。片腕が無い時は少し着づらいけど、今じゃちょちょいのちょいですよ!
他の人に比べてだいぶワタシに甘いらしいけど、どうやらママにとってワタシは色々な意味で後輩らしい。どういう意味だろう?
まぁいいや。ママ〜!今度お化粧のやり方教えて〜!
翳について
圧倒的にパパ!でもちょっと真面目すぎじゃないかな?ワタシ、自分の仕事は自分でやるよ?
お父さんってこんな感じ?ワタシの家は女の子しかいなかったから、なんとなくしか分からんけど。
ちなみに徒手格闘の師匠でもある。特に対人戦の当て勘はみっちり仕込まれたよね。異象相手には触れれば勝てるから、ワタシの打撃には相手を倒せるだけの重さが無いってさ。
隊の中じゃ1番お世話になってるけど……なんかね、心の壁も感じるんだよね。一線引かれてるって感じ。気のせいならいいんだけど。
レクイエムについて
やっぱこの世界はレクイエム様しか勝たんわ。あの舌っ足らずのしゃべり方も、眠そうな顔も、オシャレな甘辛ファッション全部すてき!
あとね、特に可愛いのが、ワタシに対してお姉さんぶろうとするところなの!レクイエム様を慕う管理局員は多いけど、同じ隊の後輩はワタシだけだから、めちゃくちゃお世話しようと構ってくれて、でも不器用だから上手くできなくて、もぅそんなところがベリベリキュート!大好き!
まぁ、ワタシの右腕吹っ飛ばしたのもレクイエム様なんだけどね。いや〜、あれはビビったよ。でもその時に羽織らせてくれた赤いブルゾンは、今でもワタシの宝物です!
……たまにこっそりレクイエム様のと入れ替えていちごミルクのような香りを堪能してるのは内緒だよ?