終末のワルキューレ 勝者はいなかった   作:ぶるぶるメタボ

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第5話 七勝するまで

第七回戦。

 

 ハデス対、始皇帝。

 

 結果――引き分け。

 

 戦績は、神が零勝、人類も零勝。

 

 そして、引き分けが七。

 

 残る試合は六つ。

 

 これによって、ラグナロクの勝利条件である「七勝先取」は、どちらの陣営にも達成できなくなった。

 

 神々も。

 

 人類も。

 

 どうすればいいのか分からない。

 

 そもそも、こんな事態そのものが想定されていなかった。

 

 だからその日の夜。

 

 本来なら敵同士である神々と人類側の代表者たちは、再び同じ場所へ集まることになった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

「……さて」

 

 長い沈黙を破ったのはゼウスだった。

 

 机の上には、現在の戦績が表示されている。

 

 神――零勝。

 

 人類――零勝。

 

 引き分け――七。

 

 何度見ても異常な数字だった。

 

「残り六戦。どちらかがすべて勝っても、最大で六勝」

 

「はい」

 

 ヘルメスが頷く。

 

「現在の規定のままでは、どちらもラグナロクの勝利条件を満たすことはできません」

 

「では……」

 

 アレスが困ったように周囲を見回す。

 

「どうするのだ?」

 

 誰も答えなかった。

 

「ラグナロクを中止するのか?」

 

 その問いにも、返事はない。

 

 中止したとして。

 

 人類はどうなる。

 

 滅ぼすのか。

 

 存続させるのか。

 

 神側の勝利ではない。

 

 だが、人類側の勝利でもない。

 

 では、どう扱えばいい。

 

 規定には何も書かれていなかった。

 

「……やはり」

 

 ブリュンヒルデが静かに口を開いた。

 

「残る六戦は行うべきでしょう」

 

「だがよ」

 

 シヴァが腕を組む。

 

「六戦やったところで七勝には届かねぇぞ?」

 

「分かっています」

 

「なら、何のために続ける?」

 

「確かめるためです」

 

「何をだ?」

 

 ブリュンヒルデは戦績へ視線を向けた。

 

「この現象が、いつまで続くのかを」

 

「…………」

 

 七回。

 

 七回すべて。

 

 決着がつく瞬間に異常が発生し、勝者と敗者が消えている。

 

 だが。

 

 それが永遠に続くとは限らない。

 

 第八回戦なら。

 

 第九回戦なら。

 

 あるいは、この現象を引き起こしている何者かにも限界があるのなら。

 

 いつか。

 

 勝者が生まれるかもしれない。

 

「じゃが、一つ問題があるのう」

 

 ゼウスが口元を歪めた。

 

「問題?」

 

 ゲルが首を傾げる。

 

「仮に残り六戦のどこかで勝敗がついたとしても、七勝には足りぬ」

 

「…………」

 

「あ」

 

 ゲルが固まった。

 

「そうだったっス……」

 

「ならば」

 

 ゼウスは平然と笑った。

 

「簡単なことじゃ」

 

「…………?」

 

 なぜか。

 

 アレスの顔が引きつった。

 

「ゼウス様?」

 

「十三戦で足りぬなら」

 

 ゼウスは言った。

 

「もう十三戦やればよい」

 

「…………」

 

 沈黙。

 

「…………はい?」

 

 アレスの声だけが響いた。

 

「それでも足りぬなら、さらに十三戦」

 

「…………」

 

「それでも駄目なら――」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!」

 

 アレスが勢いよく立ち上がる。

 

「まさか!」

 

「第二回ラグナロクじゃ」

 

「やっぱり!?」

 

「第二回でも決まらぬなら第三回」

 

「…………」

 

「それでも決まらぬなら第四回」

 

「まだ続くんですか!?」

 

「必要なら第五回でも第六回でもよい」

 

「無茶苦茶だ!!」

 

 アレスの絶叫が会議室に響いた。

 

     ◇ ◇ ◇

 

「しかし」

 

 ヘルメスが静かに口を挟む。

 

「方法としては成立します」

 

「ヘルメス!?」

 

「ラグナロクの本来の勝利条件は七勝先取です」

 

 ヘルメスは戦績を示す。

 

「十三戦という一つの枠を越えてでも、どちらかが七勝するまで試合を続ける。少なくとも、七勝先取という条件そのものを変更する必要はありません」

 

「いや、そういう問題なのか!?」

 

「では、他に案がありますか?」

 

「…………」

 

 アレスは黙った。

 

「ありませんね」

 

「…………」

 

 ブリュンヒルデも考えていた。

 

 無茶苦茶な案であることは間違いない。

 

 だが。

 

 他に方法がないのも事実だった。

 

 ここで終われば、人類の処遇は決まらない。

 

 異常現象の正体も分からないまま。

 

 そして。

 

 何者かが意図的に勝敗を消しているのなら。

 

 その力が無限だという保証もない。

 

「…………」

 

 ブリュンヒルデは一度目を閉じる。

 

 そして、開いた。

 

「……いいでしょう」

 

「お姉様!?」

 

 ゲルが驚いて振り返る。

 

「続けます」

 

 ブリュンヒルデはゼウスを真っ直ぐ見た。

 

「残り六戦。それでも決まらなければ第二回」

 

「必要なら、その先も」

 

「ほっほ」

 

 ゼウスが笑う。

 

「話が分かるではないか」

 

「ただし」

 

 ブリュンヒルデの目が鋭くなる。

 

「当然、人類側は勝つつもりです」

 

「それでこそじゃ」

 

「ならば」

 

 彼女はもう一度、戦績を見る。

 

 七つ並んだ。

 

 引き分け。

 

「そこまで私たちの勝敗を消したいのなら」

 

 誰とも知れぬ何者かへ。

 

 まるで宣戦布告するように。

 

「どちらが先に折れるか」

 

「付き合ってあげます」

 

     ◇ ◇ ◇

 

 こうして。

 

 ラグナロクの続行が決定した。

 

 十三戦で終わらなければ。

 

 第二回。

 

 それでも終わらなければ。

 

 第三回。

 

 神か人類。

 

 どちらかが七勝するまで、戦いを続ける。

 

 それは同時に。

 

 正体不明の何者かに対する、神々と人類からの根競べの宣言でもあった。

 

 そして。

 

 第八回戦が始まった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 第八回戦。

 

 神と人。

 

 互いに一歩も退かない激戦。

 

 そして、決着の瞬間。

 

 また。

 

 異常が起きた。

 

 双方生存。

 

 双方戦闘続行不能。

 

 勝者なし。

 

「…………」

 

 ヘイムダルは結果を見つめた。

 

「また……?」

 

 第八回戦。

 

 引き分け。

 

 戦績。

 

 八引き分け。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 第九回戦。

 

 今回こそ。

 

 神々はそう願った。

 

 人類も同じだった。

 

 だが。

 

 決着寸前。

 

 また、何かが起きた。

 

 勝者なし。

 

 敗者なし。

 

 双方生存。

 

「…………」

 

 ヘイムダルは角笛を握ったまま、しばらく黙っていた。

 

「第九回戦……」

 

 ため息を一つ。

 

「引き分けぇぇぇ……」

 

 最初の頃と比べれば、随分と弱々しい宣言だった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 第十回戦。

 

 もはや。

 

 神々も人類も同じことを願っていた。

 

 どちらでもいい。

 

 今度こそ。

 

 誰か。

 

 一人でいい。

 

 勝ってくれ。

 

 しかし。

 

「…………」

 

 ヘイムダルは救護班から報告を受け、目を閉じた。

 

 双方生存。

 

 双方戦闘続行不能。

 

「……第十回戦」

 

 もう叫ばない。

 

「引き分けです」

 

 十試合。

 

 十引き分け。

 

     ◇ ◇ ◇

 

「…………」

 

 神側の観客席。

 

 ゼウスが無言で戦績を見ている。

 

 隣ではシヴァが腕を組んでいた。

 

「爺さん」

 

「なんじゃ?」

 

「まだやるのか?」

 

「…………」

 

 少し。

 

 間があった。

 

「当然じゃ」

 

「今、間があったぞ」

 

「ない」

 

「あっただろ」

 

「ないと言っておる」

 

 ヘルメスは何も言わず二人を見る。

 

 アレスは頭を抱えていた。

 

「何なんだ……」

 

 十試合。

 

 全部。

 

 引き分け。

 

「本当に、何なんだこれは……」

 

     ◇ ◇ ◇

 

 第十一回戦。

 

 激闘。

 

 決着寸前。

 

 そして。

 

「…………」

 

 救護班から報告を受けたヘイムダルは、もう驚かなかった。

 

「双方生存。戦闘続行不能」

 

 一拍置いて。

 

「……引き分けです」

 

 観客からも。

 

 ほとんど反応はなかった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 第十二回戦。

 

 結果――引き分け。

 

 戦績。

 

 神――零勝。

 

 人類――零勝。

 

 引き分け――十二。

 

「…………」

 

 もはや。

 

 異常という言葉ですら足りなかった。

 

 十二回。

 

 違う戦士。

 

 違う能力。

 

 違う武器。

 

 違う戦術。

 

 違う戦況。

 

 それなのに。

 

 最後に辿り着く場所だけは。

 

 すべて同じ。

 

 引き分け。

 

 そして。

 

 もう一つ。

 

 十二試合。

 

 二十四人。

 

 誰一人として消滅していない。

 

「…………」

 

 ブリュンヒルデは戦績を見つめる。

 

「十二……」

 

 隣にいるゲルが、不安そうに姉を見る。

 

「お姉様」

 

「何です?」

 

「これ……」

 

 一度、言葉に迷い。

 

「本当に、根競べなんスかね……?」

 

「…………」

 

 ブリュンヒルデは答えられなかった。

 

 最初はそう思っていた。

 

 何者かが。

 

 こちらの勝敗を消そうとしている。

 

 なら。

 

 どちらが先に諦めるか。

 

 それだけの話だと。

 

 だが。

 

 十二回。

 

 一度も失敗しない。

 

 一度も痕跡を残さない。

 

 一度も死者を出さない。

 

 これは本当に。

 

 自分たちと同じ土俵で行われている根競べなのだろうか。

 

     ◇ ◇ ◇

 

「ゼウス様」

 

 神側。

 

 アレスが恐る恐る口を開いた。

 

「何じゃ?」

 

「最初に」

 

 言いづらそうに続ける。

 

「七勝するまで、第二回でも第三回でもラグナロクを続けると……そう言っていましたよね?」

 

「言ったのう」

 

「…………」

 

「…………」

 

「本気ですか?」

 

「…………」

 

 ゼウスは十二という数字を見つめた。

 

 しばらく。

 

 かなり長く。

 

「ゼウス様?」

 

「まずは」

 

 咳払い。

 

「第一回を終わらせよう」

 

「逃げた!?」

 

「逃げておらん!」

 

「絶対後悔してますよね!?」

 

「しておらんわ!」

 

「じゃあ第二回も絶対やるんですね!?」

 

「…………」

 

「ゼウス様!?」

 

「うるさいのう!」

 

「爺さん」

 

 シヴァがため息をつく。

 

「なんじゃ!」

 

「あの宣言、撤回した方がいいんじゃねぇか?」

 

「お主まで!?」

 

「十二回だぞ」

 

 シヴァは真顔だった。

 

「俺でも、ちょっと怖ぇよ」

 

「…………」

 

 ゼウスは黙った。

 

 そこに笑いはなかった。

 

 もはや。

 

 冗談で済ませられる段階ではない。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 十二回。

 

 すべて。

 

 引き分け。

 

 神々ですら。

 

 もう認めざるを得なかった。

 

 何者かが。

 

 確実にラグナロクへ干渉している。

 

 しかも。

 

 神々にその正体を悟らせることすらなく。

 

 十二回。

 

 ただ結果だけを変え続けている。

 

 敵なのか。

 

 味方なのか。

 

 神なのか。

 

 人なのか。

 

 それとも。

 

 そのどちらでもない何かなのか。

 

 何一つ分からないまま。

 

 ついに。

 

 第一回ラグナロク最後の試合。

 

 第十三回戦を迎えた。

 

     ◇ ◇ ◇

 

「…………」

 

 ヴァルハラ闘技場は異様な静けさに包まれていた。

 

 十三回目。

 

 最後の試合。

 

 神側代表が入場する。

 

 人類側代表も姿を現す。

 

 歓声は上がった。

 

 だが。

 

 最初の頃とは違う。

 

 誰もが心のどこかで、同じことを思っている。

 

 今度こそ。

 

 そう願う一方で。

 

 どうせ。

 

 また引き分けるのではないか。

 

 そんな考えを。

 

 誰も否定できなくなっていた。

 

「…………」

 

 ヘイムダルが角笛を強く握る。

 

 一度深く息を吸い。

 

「ラグナロク!!」

 

「第十三回戦!!」

 

「開始ィィィィィィィ!!」

 

     ◇ ◇ ◇

 

 戦いは激しかった。

 

 神も。

 

 人も。

 

 勝つために全力を尽くした。

 

 手加減などない。

 

 諦めてもいない。

 

 何度も攻撃が交差し。

 

 何度も双方が立ち上がる。

 

 そして。

 

 ついに。

 

 その時が訪れた。

 

 決着。

 

 神側の一撃。

 

 人類側の一撃。

 

 二人の攻撃が、互いへ迫る。

 

 あと。

 

 ほんの僅か。

 

 どちらかが届けば。

 

 今度こそ。

 

 勝者が決まる。

 

「――!」

 

「――!」

 

 その瞬間。

 

 二人の身体が。

 

 同時に止まった。

 

「…………」

 

 神側代表が目を見開く。

 

 人類代表も同じだった。

 

 動けない。

 

 腕が止まる。

 

 足も動かない。

 

 全身から。

 

 急速に力が抜けていく。

 

「…………」

 

 そして。

 

 ほぼ同時に。

 

 二人は地面へ膝をついた。

 

「…………」

 

 ヘイムダルは何も言わない。

 

 観客たちも。

 

 声を失っていた。

 

 救護班が駆け込む。

 

 状態を確認する。

 

 そして。

 

 報告。

 

 双方生存。

 

 双方戦闘続行不能。

 

「…………」

 

 長い。

 

 本当に長い沈黙の後。

 

 ヘイムダルはゆっくりと角笛を下ろした。

 

「……第十三回戦」

 

 声は静かだった。

 

「引き分けです」

 

     ◇ ◇ ◇

 

 戦績が更新される。

 

 神――零勝。

 

 人類――零勝。

 

 引き分け――十三。

 

「…………」

 

 誰も歓声を上げなかった。

 

 怒鳴る者すらいない。

 

 ただ。

 

 表示された数字を見ていた。

 

 十三。

 

 十三戦。

 

 十三引き分け。

 

 勝者は一人もいない。

 

 敗者も一人もいない。

 

 そして。

 

 消滅した者も。

 

 一人もいなかった。

 

「…………」

 

 ゼウスはしばらく戦績を眺めていた。

 

 やがて口を開く。

 

「では――」

 

 その瞬間。

 

 アレスの顔が引きつった。

 

「ゼウス様?」

 

「第二――」

 

「待ってください」

 

 ヘルメスが止めた。

 

「…………」

 

 シヴァもゼウスを見る。

 

「爺さん」

 

「何じゃ」

 

「一回、止めよう」

 

「…………」

 

 そして。

 

 意外にも。

 

「私も同意します」

 

 ブリュンヒルデまで口を挟んだ。

 

「…………」

 

「十三回です」

 

 彼女は戦績を見つめる。

 

「十三回すべて、決着だけが消えました」

 

 そして。

 

「一人も死なずに」

 

「…………」

 

 ゼウスは黙る。

 

「これ以上」

 

 ブリュンヒルデは続けた。

 

「何も分からないまま試合数だけを増やすべきではありません」

 

「まず、もう一度調べるべきです」

 

「…………」

 

 長い沈黙。

 

 やがて。

 

 ゼウスが小さく息を吐いた。

 

「……分かった」

 

 第二回ラグナロク。

 

 ひとまず延期。

 

 まずは再調査。

 

 それが決まった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 その後。

 

 神側と人類側は、再び同じ会議室へ集まっていた。

 

 だが。

 

 今度は誰にも案がなかった。

 

「十三戦」

 

 ヘルメスが静かに確認する。

 

「すべて終了しました」

 

「最終戦績」

 

「神側――零勝」

 

「人類側――零勝」

 

「引き分け――十三」

 

「…………」

 

 アレスが頭を抱える。

 

「で……」

 

 小さな声。

 

「どうするんだ?」

 

 誰も答えられない。

 

「ラグナロクは終わったのか?」

 

 答えはない。

 

「それとも、まだ終わっていないのか?」

 

 ない。

 

「人類は?」

 

「滅亡なのか?」

 

「存続なのか?」

 

「…………」

 

 誰も知らない。

 

「第二回は、本当にやるのか?」

 

「…………」

 

 沈黙。

 

「そもそも」

 

 シヴァが低い声で呟いた。

 

「誰なんだよ」

 

 視線を戦績へ向ける。

 

「こんなことしてんのは」

 

 その問いにも。

 

 答えられる者はいなかった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

「……もう一度」

 

 ブリュンヒルデが席を立った。

 

「お姉様?」

 

 ゲルが振り返る。

 

「調べます」

 

「でも」

 

 ゲルは不安そうだった。

 

「今まで何回調べても、何も……」

 

「それでもです」

 

 ブリュンヒルデは十三という数字を見る。

 

「何かあるはずです」

 

「十三回も」

 

「まったく同じ結果になるなんて」

 

 一度。

 

 言葉を切る。

 

「絶対に、理由がある」

 

「…………」

 

 ゲルは何も言えなかった。

 

 ブリュンヒルデは一人。

 

 会議室から出ていった。

 

     ◇ ◇ ◇

 

 十三戦。

 

 十三引き分け。

 

 勝者は。

 

 一人もいない。

 

 敗者も。

 

 一人もいない。

 

 そして。

 

 消滅した者も。

 

 一人もいない。

 

 神々にも。

 

 人類にも。

 

 その理由は分からなかった。

 

 この時は。

 

 まだ。

 

 誰一人として知らなかった。

 

 十三度の引き分け、そのすべてに理由があったことを。

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