ラグナロク第一回戦。
トールVS呂布奉先。

神と人類、互いの存亡を懸けた最初の戦いは――まさかの「引き分け」に終わった。

珍しいこともある。
最初は、誰もがそう思っていた。

だが。

第二回戦――引き分け。
第三回戦――引き分け。

違う神。違う人類代表。違う戦い。
それなのに、なぜか決着だけがつかない。

そして何より奇妙なのは――敗者が、一人も消滅していないことだった。

偶然なのか。
誰かがラグナロクへ干渉しているのか。
その目的は何なのか。

神々にも、人類にも分からないまま、ラグナロクは続いていく。

そして迎えた十三試合目。

神――0勝。
人類――0勝。
引き分け――13。

前代未聞のラグナロクの果てに、神と人類は十三試合すべてが引き分けになった本当の理由を知ることになる。