一日目夜〜二日目朝のBADEND。
BADEND【ゴーストライター】
【みんながいない場所】、には2つ心当たりがある。
あの牢屋敷で行ったことがなく、尚且つ行った人も見かけなかった場所。
1つは1階の応接間、牢屋敷の過去を知っても尚何のために作られたかイマイチよくわからない。
ゴクチョーがたまに出入りしているのを見かけるのみだ。
もう1つはサンルーム、理由はわからないが私も他の少女達もあそこへ立ち入った形跡はなかった。
おそらく物置の物が邪魔になって入らなかったのだろう。
私は───
応接間へ行くことにした
☠️ サンルームへ行くことにした <
サンルームへ行くことにした。
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サンルーム前の物置周辺は夜になると真っ暗で何も見えない。
私は手探りで物置の物をどかし、サンルームへ入ろうとした...
だが何やら音が聞こえてくる。
カキ、カキと、鉛筆を動かすような音が聞こえてくる。
しかしサンルームの方には少しの光も入っていない。
不思議だ。
そう思う間もなく、私はその音の向かう方へ吸い寄せられてしまっていた。
気づいた時には体の半分はその黒い空間へと足を踏み入れてしまった。
「マズイっ......!!誰か...助けてくれ!!」
そう声を上げた瞬間、
「危ない!!!」
何者かが私を空間とは逆の方向へ押したようだ。
私は尻餅をつき、その姿を見る。
空間に吸い込まれたのは...マーゴだった。
私は咄嗟にその空間に入ろうとしたが、手遅れだった。
空間は消えており、そこに残ったのはほこりを被ったサンルームだった。
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翌日の朝、宝生マーゴはサンルームで遺体として発見された。
外傷や痕跡は特になく、眠るように死んでいた。
死ぬことのない牢屋敷で1人の少女が死んでいたという事実を、私は受け止められなかった。
私があの時、サンルームに行かなければ。
私があの時、ミリアのメモをこっそり監房で見ていれば。
後悔は止むことがなかった。
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捜索をしてもろくに痕跡や証言証拠もなく、マゾ裁判は荒れに荒れた。
「犯人は遠野ハンナ、君だ!」
「わたくしが浮いてどうマーゴさんを殺したと言うんですの!」
「メルルさんが睡眠薬を沢山飲ませて殺したという説も考えられますね!!」
「あぅあぅ..........私、そんなことしません!!!」
「お、おじさんこういうのよくないと思うんだ.......」
「ああ?じゃあ自分が犯人ですって言うのかよ?」
「そ、それは.......」
皆が皆、パニックになり、最終的には死ぬ牢屋敷の経験がある私がマゾとして処刑されることになった。
「違うッ......私じゃ、私じゃないんだ!!」
「んじゃあ他に誰がいるんだよ、この人殺しが。」
「ヒロちゃん......」
「正しくない......こんな裁判、正しくない......裁判のやり直しを要求する!!」
「そんなこと言われましても......一度決まってしまったものは覆せませんよ。二階堂ヒロさん。」
処刑台は首吊り縄だった。
そして私は、死に戻る事なく生涯を終えた。
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