「どうだ、諸君。リフレッシュはできたかな?」
「…すごくこわかったです」
「カブ、何かあったのか?」
先週末に予定していた皐月賞が延期になり、新しい週を迎えて初の部室集合。元々は調子が仕上がるように組んでいたプランを先延ばしにするため、チーム全体として休養を設けた。誰かをピックアップして練習させた場合、他の休んだメンツへのメンタル的な影響を恐れたからだ。これはスピカだけでなく、リギルでも同じような話になっていた。
だというのに、既にメンタルにダメージがありそうな話が仄めかされる。開幕から不安にさせてくれるな。
「昨日、なぜか追いかけ回されて…」
「うん、多分ルドルフだと思う」
「追いかけまわす?まさか昨日、学園内を駆け抜けた黒い風の噂って…」
「はあ…この間のシービーとの併走といい、今回といい…シリウスに頼んでおいたはずなんだがなぁ」
「あ、シリウスもその追いかけっこに参加してたみたい」
「…嗚呼、悩ましいな」
スピードシンボリは頭を垂れて首を振っていた。シリウスシンボリというウマ娘にお目付け役を頼んでいたらしいが、結果乗っかるという最悪のシナリオのようだ。
「気持ちはわかるが、スピードシンボリ。まだ入学して間もない子たちの若気の至りさ。お前にもそういう時期はあっただろう?」
「…否定はしないよ」
「そういえばシービー、君はこうやってみんなが揃うの初めてだったかな?」
「うん」
「集まってみてどうだい?」
「思ってたより、まとまりないね」
「お前にだけは言われたくねぇよ」
「さて、じゃあ今後のスケジュールについて改めて話させてもらう。結構予定外が重なりすぎて大変だが、皆心して聞くように」
チームの面々に机周りのイスに座るよう促し、ホワイトボードを用意する。ミスターシービー、カブラヤオー、テスコガビー 、テンポイント、キタノカチドキ。先ほどテンポイントが言った通り、現在のチームメンバー全員が同時に顔を合わせるのは初めてだ。
「じゃあ、まずは皐月賞の話からだ」
「おう」
「結論から言う。分からん」
「おう?」
「まだ、確定していないのですか?」
「いいや、日程自体は決まった。しかし、あくまで仮という状態だ」
「…どういうことなのかしら?」
「以前話した通り、今回は職員のストライキが原因だ。まだ、解決もしてないし長期化の可能性もある」
話しているだけで、胸が苦しくなってくる話だ。こいつらには何の落ち度もないというのに…
「そして、5月3日に皐月賞を行うと決定はされた」
「…3週間後かぁ。だいぶ先になっちまったな」
「でも、日程は分かってるんです。まだ調整のしようがあるなら…」
「それがそうでもないのさ。ストライキが早めに解決すれば、日程が早まる可能性だってある」
「それじゃ、1週間後とか2週間後になる可能性もあんのか!?」
「そうなるな、しかも今回選ばれた5月3日は金曜日だ。いつものような日曜開催じゃない。祝日に合わせて変動もありえる」
「わーもうめちゃくちゃ。聞いてるだけで嫌になってくるわ」
話が進むたびに、チームメンバー皆が顔を顰めていく。だろうな。当事者だったら俺は叫び出してるところだろう。
「…現状、お前のレースはこんな状況だ。明確に日時が確定してから仕上げに入るか、またはいつレースが開催されてもいいように身体にムチ打つか…お前が選ぶといい」
「えっ?」
「悪いが、今回トレーナーとしてはどっちにも相応のリスクがあって俺の一存で決定はできん。お前がこのクラシックレースを本気でとりに行きたいのなら後者、少しでも未来を考えたいのなら前者だ。この二択は、お前の意思と擦り合わせなければならないんだ」
このプランで行こうと明瞭に提示できないのは、トレーナーの風上にも置けないかもしれない。
だが、俺は指導者ではなくパートナー。そのスタンスでトレーナーをやってきた。何よりも、そいつの望むレース生涯を尊重して支える。今回、スピカを先代から任せてもらえたのも、そのためだろうと自負している。
さあ、どうする。カチドキ…
「へっ、決まってんだろ。後者だよ!!」
「…いいだろう。なら連れてってやる。だからちゃんと着いてくるんだぞ」
「おうよ!!」
重苦しい空気はカチドキの意気で吹き飛んだ。テンポイントとカチドキが何やら目を合わせあって笑っている。ホワイトボードに書き出した二つのプランのうちの一つを消した。
「いつ始まるかわかんないのに、ずっと仕上げ続けるってこと?」
ホワイトボードを見て、背もたれを正面にして椅子を揺らしながらシービーが訊く。
「だからそう言ってんだろ」
「ふーん。大変そう」
「他人事だなオイ」
「他人事だもん」
「こいつ……」
「楽しそう。私も付き合うわ」
「ええ、できる限りサポートさせていただきます」
思いの外、皆がまとまっている。初めての全員集合、少しいざこざが発生することを覚悟していたが、嬉しい傾向だ。
「次は、ガビー。いいな」
「!…デビュー戦の話?」
「そうだ。8月を予定している」
「なあんだ…だいぶ先じゃない」
「余裕は気取ってられないぞ。心してかかるようにな」
「もっと早くじゃダメ?…ねぇー、トレーナー…いいでしょー?」
「うっ…ダメのものはダメだ!!身体が大きい分、体をそれなりに仕上げないといかん!!それを見越してのプランだ!!」
自由に、走りたいように走る。それがスピカのスローガンだが、ただやりたいようにやるだけではこの世界じゃ勝てん。ここでバランサーになってこそのトレーナーだ。
席を立ち、腕に抱きついて胸を押し付けてくるガビーを何とか席に座らせる。というか身体でっかこいつ。外国の方のモデルよりあるぞ。
…これでは関節や筋肉にかかる負担も大きいだろう。つかい減りしない身体に仕上げるには、もう少し時間がかかるな…
「デビューできたら、できる限りたくさんレースに出してやる!だから、とりあえず今は素直に聞いてくれ」
「はーあ。分かったわ。トレーナーがそう言うなら仕方ないわね」
全く、こいつの気質には困らされたものだ。赤い目、白い流星、夜色の長髪。黙って窓辺に立っていれば絵画のようなのに、五分後にはその窓から面白そうなものを見つけて飛び出している。俺がちゃんとしなければな…ここには癖が強い奴ばかりなのだから。
「次は…カブ」
「はっ、はひっ」
すでに息が乱れている…今日、この様な形で皆の前に顔を出したのは初めてだからな。案の定といったところだろう。耳も小さくだが忙しなく向く方角を変えている。
「お前の場合、もう少し折り合いやメンタルをなんとかする必要があるから、少し遅い時期のデビューを想定してる。11月にするつもりだが、なにか希望はあるか?」
「いえ…大丈夫」
「そうか。じゃあこれでいくぞ」
すんなりと話は終わったが、返事がいつもの調子ではない。目もずっと泳ぎ続けている。やはりまだこの場は早かったか…?
「トレーナー。いい?」
「ん?どうした?」
藪から棒に、シービーが手を挙げた。皆の視線が集まる。
「カブ先輩って、他のウマ娘怖いの?」
「へっ?」
「…その通りだ。よく分かったな」
「…すごい。いつも、何考えてるか分からないって、言われるのに、ちゃんとわかってくれた」
ただただ向こう見ずな気分屋だと思っていたが、思っていた以上に相手のことをよく見ている。これは、シービーへの認識を改めるべきだな。それはそれとして、今後『見て分かる』やつがいたら少々まずいのだが…
「前会った時、なんか怖がりとかそういうレベルじゃなさそうだったから。…え、これみんな知ってたの?知らなかったのアタシだけ?」
「僕らは知っていたよ。だからミーティングの場にいないのも致し方ないとずっと思っていた」
「というか、練習を一緒にしたこともあんまないなぁ。いっつもガビーとやるか1人でどっかいってるよな?」
「…なんでチーム入ったの?教えてよ、カブ先輩」
「え、えええええっと、その…」
「大丈夫だ、カブ。ゆっくり知ってもらえばいい。いっぺんに無理して話さなくていいからな」
「は、はい…」
まるで猫が軟らかい体を伸ばしてくるように、カブの顔を覗き込みに行ったシービー。俺は思わずテンパるカブの気を落ち着けるため駆け寄った。
ガビーは、腕を組んでこちらの様子をずっと伺ってていたようだ。あいつはカブの友人であって保護者ではない。乗り越えるべき壁までは、面倒を見る気はないのだろう。
結構だ。それは俺の役目だからな。
「すまんな、シービー。元々は俺が専属契約する予定だったんだが、チームを持つよう辞令が出て今、ここにいるんだ」
俺とカブをそれぞれ何巡か見た後、体を起こしてシービーは微笑んでいた。何か言いたげだったから、後で聞いてみようかと思う。
少し焦りはしたが、俺のさっき言ったことは間違いではない。トレーナーが付かず、教官の下、集団でのトレーニングで芽の出ていなかったあいつを見出してスカウトしたこと、そしてその際に専属契約を視野に入れていたことは事実だ。まあ、そのほかにも色々とあったんだが…
「…そうなんだね。ごめんね先輩。ちょっと怖がらせちゃったかな」
「…ううん、大丈夫」
何とかカブがパニックにならずに済んでよかった。なろうものならまたどこか分からないところまで逃げていたかもしれん。とりあえず、ミーティングを締めよう。
「シービーのデビューはもっと先になる。お前自身、今の所大レースへの執着はないのだろう?」
「うーん。気持ち良ければいいから」
「であれば、一旦今はその才能に身体が耐えうるように備える期間にする。いいな?」
「わかった」
「よし、ではミーティングの内容は以上だ。皆トラックに行くぞ!!カブとスピードシンボリはここのトラックでやっていてくれ」
「わかりました」
「ああ、了解した」
「よっしゃ、行こうぜ!テンポイント!!」
「ええ、ですがトレーナーは心配性みたいですから、あまり張り切りすぎないであげてくださいね」
「俺には止めらんねぇからお前がなんとかしろ」
「僕は止めませんよ。止めてもやるでしょうから」
「おお、分かってんじゃねえか」
「ただ、倒れたら笑います」
「そこは心配しろよ!」
「あっはははは!!テンちゃん面白いねぇ」
「まあ、カチドキ先輩がそんなものじゃないのは知ってますから、これくらい言えます」
「なにそれ、貴方たちいつの間にそんな仲良くなったの?……まあいいや、私先行ってるねー」
「カチドキ先輩。新品の靴買ったんだけどこれ知ってる?」
「おおお、ウマックスの最新モデルじゃねぇか!いいなーこれ!うおっ、目が輝いちまう!!わりぃ、サングラスねぇか?」
「目が輝くってそーゆーことじゃないと思うけど」
席を立ち、トラックへ向かうスピカの面々。まだまだ不安要素の多い状態だが、各々立派に目標に向かっていく精神力を持っている。チームをもつとなって初動は不安だったが、この分ならやっていけるだろう。油断は禁物だがな。
ドアからウマ娘達が退出し、部屋に残っていたのは俺とスピードシンボリのみになっていた。彼女にカブにさせるトレーニングの方向性を指し示した余白のあるメニュー表を渡す。それを受け取り目を通すスピードシンボリはその場から動かなかった。
説明の際に使っていたホワイトボードの後始末をしていたら、後ろから奥行きのある声が飛んできた。
「話させてあげなくてよかったのかい?」
「それぞれのペースってのがある。カブにとって知り合って間もないやつもいる以上、かなりのプレッシャーだったはずだ。徐々に馴染ませてやらないとな」
「…へぇ〜。俺の時とは全然違うじゃないか。俺が現役の頃なんて、散々我慢を強いていたというのに」
なんだ、嫌味か?いや、そんな邪気は感じない。そもそも、このスピードシンボリというウマ娘、俺が言うのもなんだが時にやんちゃだったり時に芯のある真面目ちゃんだったりと多重な面相をもつウマ娘だ。
つまり、この言葉も、彼女にとっては道楽の一つ。そう考えて俺は思い出から引っ張り出した一言を提示したが。
「我慢なら、お前の専売特許だろ?スピードシンボリ」
「…」
ガタン
カラカラと、水性ペンがボードのペントレーから転がり落ちた。衝撃を受けたからだ。俺ともう1人分の体重がホワイトボードの骨組に載りかかっている。
スピードシンボリが後ろから俺の右肩を掴み、左肩に顎を乗せて俺の耳元で囁いた。
「"嫉妬"してしまうのさ。君は、俺のトレーナーだろう?」
「ああ、そうさ。そして、あいつらのトレーナーでもある」
これはまずい。彼女は現役の頃からどんな我慢を強いられても受け止められるものだと甘く見ていた。まさか、このタイミングで爆発するなんて…
緩く波打つ長髪が、ドアと窓という限定された入り口から侵入する陽光と妙に波長が重なっていた。通り抜ける風で揺れる艶が鼻を掠める。グリーンシプレ…現役時代よりも、香水にこだわっているようだ。
「なら、俺も相応に扱うべきじゃないか?トレーナー君?」
「ちゃんと教えているじゃないか」
「いいや。そんなことはない。なぜ、スピードシンボリと余所余所しく呼ぶんだ」
「それはあくまでトレーナーとサブトレーナーとして…」
「ならば相応じゃないだろうそれは」
長い沈黙。いや、そう長くはない。時計はきっと真面目に仕事している。狂っているのは俺の方。閉ざされていない部屋なのに、外の音が妙に遠い。耳に残るのは彼女の透った声と、近すぎる息遣いばかりだった。
妙にくすぐったい刺激が全身を駆け巡る。思わず顔に反応が出てしまいそうだったが何とか堪えた。スピードシンボリが、空いていた左腕を俺の太腿に伸ばしていた。柔らかく触れてくる。紳士が嗜好品を嗜むような丁寧さに彼女の品格が醸し出されていた。もっとも、こんな暴走をしている時点で、品格もへったくれも無いのだが。
「…何が望みだ」
答えはない。返ってくるのは香りとゆらめく髪だけ。
数回、秒が刻まれる。
「…『スーちゃん』と呼んでくれ」
「え?」
「聞こえなかったかい?『スーちゃん』と呼んでくれと言ったんだ。あの頃みたいにね」
彼女のゆったりとうねる艶やかな髪が頬を撫でる。より顔が近くなったようだ。それに合わせて、背後からの刺激が増える。背中、腰、腿の裏…俺の部位それぞれが彼女の体温を確かめてしまう。華奢というには芯があり、しなやかというには少し鋭い。トゥインクルシリーズから一線を退いたとは言え、そのプロポーションは全く、いやむしろ――何を分析しているんだ俺は。
…このままではいかん。完全に相手のペースだ。何とか落とし所を見つけなければ。
「…それでいいのか?」
「良い訳無いだろう?これは譲歩だ。パートナーを放ったらかしにする悪いトレーナー君?」
「謂れのない罪だぞ。俺はちゃんと向き合って」
「ずっとスピードシンボリ、スピードシンボリって…悲しいじゃないか。大体、ガビーに抱きつかれた時、たじろいでいただろう?全く…なのにこうして密着した俺には照れてくれないのかい?」
溜まった鬱憤を捲し立て、俺の視界にその2つの碧玉を押し付けてくるスピードシンボリは、もはや制御など効かなくなっていた。このような彼女は初めて見る。
こっちだってギリギリなんだ。こいつを魅力的では無いと思ったことはない。ただひたすら、俺はトレーナーとしての己に殉じているのみ。そうでなければ、こいつらの生涯を輝かしいものにできん。
…さすがにガビーの肉体には驚かされたが…
待て、何を考えている?己を律しろ。無様を晒す気か?
はあ…こんなものを研修過程で教えるつもりはなかったが、仕方がない。
ドン!!
「!?」
「おいたが過ぎるぞ?あまり大人を無礼てくれるなよ」
部室の壁にスピードシンボリを追いやり、後ろの壁に手をついた。建築物という固定性と自分の存在をもって相手の選択可能な移動方向を減らしつつ、自分の行動可能性は比較的多く残せる。注意を強制的に集中させ、自身は相手の支配下であると認知させる。
問題行動にならない範囲で、制御が効かない相手にどう対応すれば良いか空いた時間で考えた結果、これが良いという結論に至った。仮にこれでごちゃごちゃ言われても、俺は教師じゃない。知ったことか。
「と、トレーナー君…」
「さっきまでの威勢はどうした?『スーちゃん』」
「!?!?」
「どうだ?これが望みだろう。わかったらカブのところに行ってやれ」
「…君は、本当に…」
尻尾が揺れている。少なくとも、こちらに展開は上向いたようだ。黙り込んだスピードシンボリは、手を握って自身の胸に置いている。鼓動が加速したか?どうやらこの技の効果は絶大なようだな。
…はあ、想定外だが対応できない訳じゃない。だが、今なら理由がわかる気がした。前回の3日間のオフだ。思えば、3日間スピードシンボリと顔を合わせなかったのは現役時代では契約して間もない時ぐらいしかなかった。…寂しかったのだろうか。であれば、こちらも悪いことをしたなと思う。
今度、どこか誘うか。
「あ」
世界が広がる。隔たりはあっけなく外から壊され、漏れ出た声が飛び込んできた。ドアの方を見る。俺の体勢は、そのままだった。
テンポイントが、顔を覗かせていた。
「…いいと思います。愛は、伝えられる時に伝えるべきです」
「待ってくれテンポイント!!違う、違うんだ!!」
相手は走っていった。俺が追いつくはずもない。でも、走り出した。流石にこれはいけない。このままでは、俺は社会的に死ぬ。知ったことかとか考えたが、身内の世間体は気にするからだ!
「まあ、今回はこれで許そうか」
満更でもない顔をするなスピードシンボリ。
トラックへ向かう学園の道。引き返していったテンポイント先輩を見送って、走る準備をしていた。今日は新品に初めて脚を通す。隣には、若草を陽に透かしたような瞳を揺らすカブ先輩。さっき、トレーナーの気持ちを汲んで柄にもなく遠慮したけど、やはり自分の中の腑に落ちないことを聞かずにはいられなかった。
「それはそれとして、辞められたよね。チームに入るの」
「…」
「怖いなら、別にチームなんて入らなくてもよかったんじゃない?」
アタシ達ウマ娘は、チームに入れと言われたら入らなきゃいけない訳じゃない。トレーナーはあくまで進路のサポート役。決めるのはアタシ達なんだ。だから、チーム制が無理なら拒否できる。それをしなかったカブ先輩に、アタシはしっくりきてなかったんだ。
黙って、アタシと目を合わせるカブ先輩。小さく動き続けてはいるけど、逸らしはしない。なんだろう…気を許してくれ始めてるのに合わせて、意地を感じた。
「それは、なんか嫌だったの」
「…ふーん」
この雰囲気は、頑固なだけじゃない。なんとなくわかった。…いいじゃん。
「待ってくれテンポイント!!違う、違うんだ!!」
あっちは良くなさそうだね。