東方悪魔蝿   作:surface

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3話です、結構間隔あいてますね。
まぁ~いいってことです!


憤怒

キレるってまぁ怒る事だよね。

ただ、こいつの場合は理不尽にキレるのが悪い。

まぁキレる理由ってのもしょーもない事ではあるんだけど・・・

時を遡って少し前、魔理沙と遊んでたらキレた。

 

「私が困っているというのになんだ貴様あの態度は!」

 

「お前が困ろうと俺の知った事ではない!」

 

「あ?てめぇやんのか?」

 

「おう、いくらでもかかってこいよ」

 

「なんであいつら喧嘩してるのかしら」

 

「さぁ~分からないぜ」

 

悪魔教会の定める地上におけるサタニスト11のルールにこんな表記がある。

・自分が攻撃されたわけでも、自分で食べるわけでもない限り、他の動物は殺さないこと

つまり、先に手を出されないと攻撃は出来ないわけで・・・

 

「ほら?かかってこいよ?」

 

「お前からこいよ、びびってんのか?」

 

無駄に殺気は漂わせているのでそのオーラは空を覆いつくし太陽を隠した。

この異変には幻想郷の者全てが気付き、それの出所が博麗神社である事も分かった。

そこそこの時を経てレミリア達の悲願達成である。

こんなやつらだが一応悪魔のトップ二人なので喧嘩したら幻想郷もタダでは済まない。

霊夢や魔理沙の周りにはいつの間にかたくさんの野次馬が溢れていた。

最近平和で皆刺激がないから仕方ないね。

ただし、上で言った通り手を出さなければ手を出せないので・・・

 

「睨んでるだけでは始まんねぇぞ?なぁ魔界のトップさん?」

 

「そっちこそ喧嘩は先制攻撃ありきだぞ、二番手さん?」

 

痛烈!一閃!二人が距離を縮めて一言!

 

「「始まらねぇよ!!!」」

 

そりゃそーだ、お互いに相手が先に手を出さないと始まらない同士だからな

どっちも手を出さない以上何が何でも始まらない対決であった。

数十分睨んでいただけだが、実はこいつら凄いんだぞと見せるには十分

そして二人とも気を抜いたためオーラは消え空は晴れ太陽が現われた。

その後野次馬の一人が悶絶し始めたのはまた別の話である。

 

「すげぇ迫力だったぜ、実は凄いんだな!」

 

「そうでもないぞ、あれでもじゃれてるくらいだったし、なぁ?」

 

「私が本気を出せばあんなものの比ではない」

 

「ここは地獄じゃないから崩していいぞ」

 

「いや~あれはかる~くだったよな!」

 

「凄まじい崩れ方ね・・・」

 

「俺ら向こうではかなり畏まらないといけなかったし、面子もあったから」

 

「実は気さくなんだよ、実はな」

 

ここで霊夢と魔理沙は悪いことを考えた。

ルシファーの畏まったのは見たが片割れを見ていないと・・・

 

「ちょっと二人で畏まってみてよ、面白そう」

 

「え~俺嫌だわ」

 

「私もこいつの畏まった姿は二度と見たくない」

 

「どんな風になるんだぜ・・・」

 

「ん~メロン大好きなVにこだわりのある魔物みたいになる」

 

「訳分からないわ」

 

とにかく二人で見ないほうが良いという事は教えておいた。

それでも見たいというのであれば仕方ないのだが、それでも見たいらしい。

ほんとにやめておいた方がいいと思うのだが、見たいのなら仕方ない。

 

「んで?畏まればいいんだな?」

 

「そうよ、手っ取り早くお願いするわ」

 

「貴様ら一体だぁ~れぇ~にぃ~命令しているか分かるかぁ~?」

 

「あぁ・・・やっちまった収集付かんぞこれ」

 

「ぜんっぜん畏まってないんだぜ」

 

「ベリーシット!人に物をぉ~頼んでおきながらその態度はどうかとぉ~私は思うぞぉ~」

 

「や、やめていいわよ」

 

「よし、分かった」

 

言わんこっちゃない、ルシファーは思った。

あいつは昔から頭のネジが一本欠けているのではなくて一本しかないようなやつなのだから

その一本のおかげで辛うじて生きているようなものだ。

ちなみに先ほど太陽が急に現われたお陰で悶絶しているのが一名居たのだが

 

「これが例の吸血鬼か?」

 

「そうそう、んでこっちが俺にフルスイングかましたやつ」

 

「www」

 

「笑うなよ、いてぇんだぞ?」

 

「ハエになれないからその気持ちわかんねーや」

 

「くっそこいつハエの気持ちも知らないで」

 

ちなみに吸血鬼と悪魔は一緒みたいな扱いをしている事もあるが

正確には吸血鬼は元々は人間であるため悪魔かと言われると悩ましい所である。

でも悪魔と明記する書物ある、まぁ宗教なんてたくさんあるからガバガバよ。

最近の吸血鬼のトレンドは見目麗しい姿で人をおびき寄せるらしい

スカーレット姉妹はロリこそが最も人を惹きつけると考えたのかね?

全くそんな浅はかな考え・・・激しく同意する。

 

「お嬢様落ち着きましたでしょうか?」

 

「死ぬかと思ったわ・・・」

 

「吸血鬼が死ぬ何てどんな冗談だよ」

 

「生死の境を飛び越えてるんだぞ、死ぬというより消えるんじゃね?」

 

「ニンニク持ってるか?」

 

「持ってねぇ」

 

「あんたら物騒な会話しないで頂戴・・・」

 

一応一命をとりとめたレミリアがルシファーと初顔合わせ

俺にもそうだけどこの子供妙に態度がでかい、一発締めるべきか?

ルシファーにもちょっと協力してもらうかな。

前と言ってる事違うのは触れるなよ?

 

「おい、気付いたらなんでお前ボコボコにされてんだよ」

 

「愛でたらやられた」

 

「やっぱり態度だけではないんだなあいつ」

 

「やめておけ、あれには手は出せんぞ」

 

「何故だ、やられたらやり返すべきだろ」

 

「可愛いから手を出せない」

 

「おっけ、りょーかい」

 

可愛いなら仕方ない、この前会ったとき暗くてよく分からなかったけど・・・

いや~可愛いなら仕方ないっすわ~、可愛いって正義ですもん。

俺ら可愛くねーしなぁルシファーがそう言うなら仕方ね~わ~

 

「なにあいつらきもい、よくあれと一緒に居られるわね」

 

「あれはあれで結構いいやつらなんだぜ、バカだけど」

 

「私も一緒に居てそれには同意よ、バカのとこだけね」

 

「霊夢手厳しいな、この私に向かってバカって言ってるわ」

 

「やっぱり魔理沙いいやつ俺はそう思う」

 

「収集が付きませんねこれ・・・」

 

結局その後ルシファーは再びボコボコにされ魔理沙霊夢は苦笑い咲夜は傍観ベルゼブブは爆笑なのであった。

レミリアの妹が居るのを聞いたルシファーは紅魔館に行く気満々。

魔理沙は本を盗りに行くのでノリノリ、霊夢とベルゼブブはあまり乗り気ではない。

後半二人は特に用もないので家でゴロゴロしてたいのである。

一歩間違えば完全にニートなのだが、地位のみでニートは免れている、これが一般人なら完璧ニート。

とまぁそんな訳でいてもたっても居られないどっかの誰かさんのせいで・・・

 

「妹拝みに見たぜ!」

 

「早すぎると思うけど、地下に居るわよ」

 

「よっしゃ行こうぜ!」

 

「へいへい・・・全く・・・」

 

可愛い子が居るらしいぞ!見に行くぞ!

この原理は男子高校生以外の何者でもありません、んでいざ見に行くと人の好みは千差万別、議論になる。

そして大体はお前の好みが分からんと女性サイドに失礼な話で結論がつく。

ごく稀に満場一致で可愛い認定されるのだが認定する連中に彼女は居らん模様。

 

いざ地下についたのだが妙に扉が凄いのでちょっとびびる二名。

ルシファーが頼み込んだ結果ベルゼブブが先に入る事になったのだが・・・

 

「これで開けた瞬間攻撃されたらどうする?」

 

「後ろにいるお前を速攻で盾にする」

 

「ひでぇ事言うなって、お前が受けてくれよ」

 

「ここの世界の人間は叩く力がやばいからなぁ~」

 

とはいいつつも早速扉に手をかける、そこに何が待っているか分からぬまま。

 

「ん?ここ暗くて何も見えn・・・」

 

禁忌「レーヴァテイン」

 

赤いレーザーが集中して降り注ぐ、ちなみに後ろのルシファーは速攻で逃げた、なんて卑怯な。

 

「いてぇんだけど」

 

「あれ?効かないの?」

 

「効いてるんじゃね?痛いし、てかルシファー!逃げてんじゃねぇよ」

 

「おう、すまんすまn・・・かっわいい~!」

 

「な、何か近づいてくる!?」

 

QED「495年の波紋」

 

1時間ほど経っただろうか、俺含め一同はレミリアの部屋にいる。

最後にレミリアの妹の放った攻撃な、全弾ガッツリ命中してるからな。

 

「・・・はっ!私は一体!?」

 

「お前気絶してたんだよ、それもなかなかの時間な」

 

「てか、私の攻撃まともに受けて無傷なこの人達何者?」

 

「そうね・・・化け物よ」

 

「ふ~ん」

 

「平気だったあいつはまだしも気絶した私を同じくくりにするな」

 

「お前も俺と同類だよ、残念だがな」

 

妙に吹っ切れたのかルシファーはレミリアの妹、もといフランを追い回していた。

そのお陰でレミリアと大人しく話していた俺にお兄ちゃんと言いながら助けを求めてきた。

やったぜ。

にしてもこの子らは完全に妹だな、ロリ悪くねぇなとか言ってたけど悪くはないよ、でも何か違うわ。

あれ?俺ら元の世界に帰る気なくね?まぁーいーや。

 

「そういえば魔理沙は?」

 

「さっきパチェがキレてたから多分帰ったわよ」

 

「あいつ何やったんだ・・・」

 

「さぁ?聞いてこれば?」

 

「私は帰るぞ~」

 

「帰れ帰れ、俺は少し残る」

 

ご傷心気味の魔王様は放置して俺はこの館にある図書館に向かったのはいいいのだが・・・

 

「えぇ~と・・・随分と荒んでるな」

 

本は散乱し棚は倒れ悪魔と見られる女の子がそれを片付け、派手な格好したこれまた少女が・・・キレている。

話聞きたいんだけど、体から溢れるオーラが殺気に満ち溢れているよね。

あれ下手に触れたら明らかに命危ないし・・・あ、咳き込んで倒れた。

大丈夫かあれ?お、さっきの子が何か話しかけてる・・・ん?あれ薬か。

落ち着いたみたいだな、話を聞きに行こう。

 

「ねぇちょっといい?」

 

「あ?」

 

「なんでもないっす」

 

そうして俺も帰る事にした。

第一声聞いた?「あ?」だぜ?結構可愛い子だったけどあれはやばいって

本気で殺されると思ったもん、てか殺されるわあんなん。

あの館あんなにヤバイ人居るん?フラン昔やばかったらしいけど、明らかにあっちのがヤバイだろ。

 

「ただいま」

 

「おかえりだぜ」

 

「あれ?二人は?」

 

「ん~デート?」

 

「え?まじ?」

 

「半分マジだぜ」

 

「末恐ろしい世の中になったもんだ」

 

よくよく話を聞くとルシファーが帰る途中に変な妖怪に襲われたのでボコしたらしい。

その妖怪がお金たくさん持ってたんだってさ、ん?あいつカツアゲした?悪いやつだ。

んで金で霊夢を釣ったと・・・引っかかる方もだが引っ掛ける方も大概だわ。

と、思いきやそうでもないらしいルシファーが出かけるのに着いていったんだと

その方面に用事があるとかなんとかで。

そうだ、当事者に聞きたい事があったんだ、さっき聞けてないし。

 

「魔理沙、紅魔館で何やった?」

 

「本借りただけだぜ」

 

「それだけであんなに荒むか?場所も人も」

 

「本返したことないからな~」

 

なんたるジャイアン理論。

 

「そりゃ抵抗するわ・・・」

 

「まぁ別に良いんだぜ」

 

「良くないんだよなぁ~」

 

てなわけで!もう一度紅魔館。

魔理沙が借りた(盗んだ)本全てをなぜか俺一人で返しに行っている。

なぜ魔理沙来ないの?と思った皆、簡単な話だぞ、俺の話聞いてびびってる。

つー訳で関係ない俺が一人駆り出されたって事よ。

 

「すいませんでしたぁ!」

 

「悪魔の中でも最高位のあなたが私程度の魔法使いに頭下げてる様何て見たくなかったわ」

 

魔理沙に言ってください。

 

「とにかく借りてた本は返したぞ」

 

「あれ?今日のは?」

 

「後日出直してきます・・・」

 

「よろしい」

 

見たくないあーだこーだ言っときながらなんやかんや俺に指図してんじゃん。

別に良いんだけどね、俺この世界の新参だし。

だけど今回俺悪くないよね~まぁ返すの提案したのはこっちだから仕方ないかもしれないけど。

何て文句言ってるうちに帰宅。

 

「返してきたぞ」

 

「ど、どうだったんだぜ?」

 

「今日の分返せだって、それは魔理沙が行けよ?」

 

「頼むぜ~そこをなんとか~」

 

「俺はあの量の本を返してきたんだ、一冊くらい自分でやれ」

 

本の量ですけどね凄かったですよ、ええ、とにかく凄かったです。

 

「今からか?」

 

「数日後、その本読み終えたら返して来い」

 

「数日後かぁ~」

 

「今悪い顔した、やっぱ今から返せ」

 

「何も企んでないぜ!」

 

こいつ絶対逃げようとしたな、なんとなく分かる。

悪い事を企んでいるやつの顔は言葉には出来ないが特徴的な顔をする。

返しに行った時に愚痴をまぁまぁ聞いたのだが、まぁ出てくるわ出てくるわ

爆発した水道管から飛び出る水くらい出てくる、鬱憤溜まってんだなぁとしか思えないけど

そんな事を聞かされてからのこれだから超良い奴だと思っていてもちょっと疑うわ。

したら案の定悪い顔をしよった、でも魔理沙って嘘付くの下手そうだよな、すぐ顔に出たし。

 

「まぁそれをさっさと読み終えて返しに行こうか?」

 

「す、少し待って欲しいんだぜ」

 

「少しな、2日くらい待つわ」

 

「そ、それは短いぜ・・・さっき数日って」

 

「無理矢理本と魔理沙を連れて行く事も出来るんだがなぁ~」

 

「分かった、すぐ読むぜ・・・」

 

我ながらかなりSになったと思う、この世界に来て初めて上から物を言った気がする。

魔理沙には早く読み終えてもらって本を返しに行ってもらおう

実はそーゆー約束をしてきた。

ちなみに事後報告ならぬ事前報告だが、俺も付き添いの元本を返しに行った。

途中で俺は退席させられたので何をされたかは知らない。

だが帰る時に泣いている魔理沙を慰めて帰った、何をされたのかは最後まで口を割らなかった。

 

 

 




ルシファーはこんなやつじゃないんですよ、これは二次小説ですから。
でも、実はこんなんかもしれないと思うと楽しいですね。
誤字脱字の指摘ありましたらお願いします、確認次第すぐ訂正します。
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