透き通る世界にこの世全ての悪は良くないと思います!   作:カップ麺って美味しいよね

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第11話、人によって変わる正義

「なぁ、先生」

 

「どうしたの?」

 

「アンタにとってオレは何だ?」

 

「「「「え!?」」」」

 

「うーむ、仕事仲間?」

 

「あらら、てっきり私兵扱いかと思ってたんだがな」

 

「ここいらで皆さまに一つ聞きたいことが!」

 

「「「「「?」」」」」

 

「正義って何だと思う?」

 

「急に難しい事聞くね!?」

 

「歴史には色んな形の正義があるんですよ」

 

「恨み、怒り、大義、それらにはその人が信じる正義もあるんだ」

 

「だからと言って正義の心を持てって訳じゃないんだけどな」

 

「ある者は平和の為に戦い、燃やされる者もいた、ある者は血の涙を流す者もいた、ある者は鋼の精神で絶望に打ち勝ち、自身を陥れた者達に復讐する者もいた、ある者は生贄、いやこれ以上はやめよう」

 

「これはとある復讐者達の話だ」

 

「つってもこの話は解釈があるからなぁ」

 

「解釈?」

 

「そ、伝えるのは難しいが人によってこれ正しい、これは正しくないみたいな感じさ」

 

「何も主人公が正しいとも限らない物語さ」

 

「人の解釈によって悪か正義かで分けられる」

 

「復讐の炎は捨てておいた方いい」

 

「アヴェンジャー、君は?」

 

「え?」

 

「君は復讐者、と自分で言っていた、君にも何かあるんじゃないのかな?」

 

「オレかぁ、オレに関しちゃガワを借りただけだからなぁ」

 

「ガワを借りた?」

 

「一応オレも復讐者なんだけど結構イレギュラーな存在だからな」

 

「オレに関しちゃ名前を捨てたから」

 

「名前を、捨てた?」

 

「そろそろ目的地なんじゃない?」

 

「あそこです!あそこにセリカちゃんが居るはずです!」

 

「よーし!出囃子は鳴ってんだ!楽しんで行けよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、半泣きのセリカを発見した」

 

「ふぇ?」

 

「へいへーい!泣いてやんのー!」

 

「ちょ、泣いてなんかないんだから!」

 

「ん!前言撤回!泣いてるセリカを発見した!」

 

「ちょ!泣いてないってば!」

 

「アヴェンジャー!敵がコッチに気付いたみたい!」

 

「包囲されています!」

 

「シャァ!アビドスに喧嘩売った事後悔させてやらぁ!」

 

「やっちゃって!アヴェンジャー!前は私が指揮取るから!」

 

「任せておけ!」「先生〜指揮お願いするね〜」

 

「霊基変調」

これ使うと全身に静電気が来たみたいで嫌なんだよなぁ

 

「なにそれ、先生初めて見るんだけど」

今神父の服を着た人が見えたような?

 

「祝祭を始めよう」

 

「?あれ、それってどこかで聞いたことが・・・?」

 

「ホシノ?何か言った?」

 

「あ、いや、何でも無いよ〜」

 

「苦痛、苦悩、死を喰う蛇よ。生きる糧、焼べる薪に集いたまえ。悪心は此処に在りて」

 

零れ氾く暗黒心臓(ザジガーニエ・アンリマユ)*1

 

「!?何で、ソレを?・・・どうして?」

 

「ホシノ見た事があるの?」

 

「あ、ごめんごめん、おじさんの勘違いだったよ〜」

 

「だらしがねぇ、修行、足りないんじゃない?」

 

「先生!そっちに行くぞー!」

 

「そこから!?」

 

「霊基変調」

 

「これはとある復讐者の奇跡」

 

「魁先生と呼ばれた者の奇跡である」

 

「つってもなぁ!劣化コピーしか出来ないんだなこれが!」

 

「アヴェンジャー!」

 

「大丈夫、行けるさ」

 

「真っ直ぐに、前だけ見て、そうだ、あの空に輝く、北辰の如く!」*2

 

「ぅあ、アッハッハ!命は消耗品だなぁ!」

 

「今の大丈夫!?なんか光?になってたけど!」

 

「一回死んだだけだ!気にするな!」

 

「待って、アヴェンジャーこれが終わったら説教ね」

 

「ええええ!?」

 

「仕方がない、バッファーに徹するか」

 

「?シロコ!ドローンお願い!」

 

「ん、了解」

 

「こちとら前職?がマスターだからな!サポートだって出来るんだよ!」

 

「ぜ、前職?」

 

「気にするな先生!」

 

「ん!?なんか力が漲る・・・もしかしてアヴェンジャーが?」

 

「正解!先生の戦術指揮のサポートするぜぇ」

 

「アヴェンジャー!他には何が出来るの!」

 

「無敵とか回避とか回復とか?」

 

「何でも出来るじゃん」

 

「指揮は苦手だからな、先生頼むぜ?」

 

「まっかせておきなさい!」

 

「ホシノ!前線頼むよ!」

 

「はいはーい」

 

「それなら無敵を張ってやるよ!」

 

「セリカ!」

 

「言われなくても分かってるわよ!」

 

「攻撃力を上げる!」

 

「アヤネちゃーん!物資ちょうだーい!」

 

「ホシノ先輩!了解です!」

 

「次は回避!」

 

「うへぇ〜これは凄いね〜」

 

「ノノミ!思いっきりやっちゃって!」

 

「分かりました〜!」

 

「決戦強化!」

 

「いや、本当に何でも出来るじゃん!?」

 

「多種多様なバフを使い分けて来たマスターを舐めんなよ?」

 

「本当にアヴェンジャーって何者なの?」

 

「一般通行のマスター?」

 

「マスターって何?」

 

「続きは気が向いたら!」

*1
言峰綺礼の宝具

*2
藤堂平助の宝具




やっぱり神父の宝具ってカッコいいよなぁ
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