なんかしらんけど原作壊れてたので、ヴィランデクにして王にします。   作:ライジール

5 / 9
ちょいと短め
高評価と感想をよろしくお願いします。


5話「選択」

ジェントルSide

 

 

 

「こんにちはお二人さん♡調子はどう?」と彼女は、私達2人に話しかける。

 

「紅茶が飲みたいな…どうかね?私との拘束を解いてくれるというのなら…おもてなしをしたいんだが…」となんとか和ませようと提案をしたのだが、彼女は「王がまだお見えになっておりません…なので私は頂きません…私はあくまでも道化…王の歩む道の先導者です。」と拒否をされた。

 

「それって…つまり君が王を操っているであってるのかな?」とその言葉に彼女はナイフを投げつけ私の頬に切傷をつける。

 

「……訂正を。ジェントル(ルーク)」

 

どうやら彼女にとってタブーだったようだ…

 

私の頬についた赤い線の傷から赤い血が流れる。

 

「ジェントル!」と心配そうに声をかけるラブラバに「平気だ…失礼した…先ほどの発言は取り消そう」とその言葉に彼女は一瞬だけ、笑顔が消える。

 

「ええ…お気をつけくださいませ…私は王を操ってなどおりません」と彼女は一歩ずつ私に歩み寄る

 

「私はあくまで道化。王の歩む道を整え、その御心に従う者です」その顔は、執着とかそんなものじゃない…

 

「私をどう評そうとご自由に。ですが――我が王を『操られるだけの人間』と見くびるのは、おやめくださいませ♡」

 

「気をつけよう…」

 

これは……信仰なのか?

 

いや、違う。

 

彼女は王を神として崇めているわけではない。

 

彼女が信じている存在ならば王になれると――心の底から信じ切っている狂気の目をしている。

 

「さて…本日お二人にお話ししたいのはぁ〜…貴方がたを王の手駒として歓迎したいのです!パチパチほら!拍手〜♡って、拘束されてるからできないか!」とケタケタ笑う彼女は、説明する為にホワイトボードを持ってきた。

 

「貴方方には、王に仕える為の家臣になってもらいたいのです…我が王なら貴方方が望む世界に導けると確信しております…どうです?我々に協力をしてみませんか?」と、手を差し伸べて来る。

 

「もし断ったら我々はどうなる?」

 

「どうにもなりません…貴方方が断っても別に口封じの為に消すことは致しません…で・す・が!貴方方が王の脅威になるか邪魔をするのならぁ…ベタの話ですがね?」

 

「わかった…では…貴方の言う王と言う方に会わせてもらってもいいかな?」

 

「勿論♡その為にお連れしたのですから♡」と彼女は何処かにいき王と言うお方を呼びに行ったのであろう。

 

さて…どうやって脱出するか…見たところ地下室のようだが…時間的にラバーモードも使えないのは痛手だな…まぁ、どちらにせよあのイカれた道化師が忠誠を誓っている相手を見る必要があるが…

 

「ジェントル…これからどうなっちゃうの?」

 

「大丈夫だ…少なくとも断ったとしても殺されることはないはず…」とラブラバを落ち着かせていると「お待たせいたしました!我が王のお見えです!」と彼女の声がし私はソチラに目を向ける。

 

緑色の髪に、がっしりと鍛え上げられた筋肉が服越しでも分かるほど、鍛え上げられている。

 

だが、我々が思っている恐ろしい相手ではなかった…どこにでもいる平凡な少年だった。

 

「はじめまして…ジェントルさんとラブラバさん…僕の名前は緑谷出久です。ジョーカーさんが、協力してくれそうな人材を捕まえたから会ってくださいって言われたんですけど…なんで拘束されているんですか?」と困惑した少年に我々も困惑した。

 

え?この子が王であってるのかな?見たところどこにでもいる普通の男の子にしか見えないのだが…でも彼女は我が王とか言ってたしこの子で間違いはないとは思う。

 

「さて…王のお見えにその縄はもう必要ありませんね」とスパッとナイフでロープを斬り我々は動けるようになる。

 

「さて…王よ貴方のお言葉で勧誘をお願い致します。」と彼女は王と呼んでいる少年に向けて頭を下げた後下がる。

 

「え、えっと…では、よろしくお願いします。」と少年は、頭を下げる。

 

「えっと…よ、よろしく?」と一応我々も少年に頭を下げる。

 

「じゃあ…まず…個性について教えてもらえますか?」

 

「私の個性は『弾性』…:触れた空間や物質に弾性を持たせ、跳ね返すことができる。空気なども対象になる。」

 

「へぇ!応用が利きそうな個性ですね!拘束とか使えそうですよね!打撃の攻撃は利かなくなるよね!」と彼は私の個性を活用方法を次々と出していく

 

あぁ…この少年は私の個性をこんなにも理解しようとしてくれるのか…

 

「あ!す、すみません!ラブラバさんの個性は何でしょうか?」

 

「え、えと…私の個性は『愛』です…その…一人だけに愛を捧ぐことで…その…短時間だけパワーアップができます。」

 

「……すごいです!とってもすてきな個性です!いいなぁ!そんなふうに好きな人の力になれるなんてとってもすてきだと思います!」とその評価にラブラバは、少し照れくさそうに頬を赤らめる。

 

「お二人ともとても素晴らしい個性です…では、次は僕の番ですね」とどうやらこの少年の個性を聞けるようだ…彼女が王と呼ぶに相応しい個性を持っているのだろうとそんな事を考えていた。

 

少年の個性を聞くまでは…

 

「改めてよろしくお願いします。緑谷出久です。個性はありません」とその言葉に私は驚愕した。

 

無個性…存在するとは知ってはいたが、まさかこの少年がそうだったとは…

 

「僕は、ジョーカーさんに救われた身ですが、どうか力を貸してくれませんか?」

 

「なぜ、われわれの力を貸してほしいのか聞かせてくれないか?」

 

「はい……」と先ほどまで個性について目を輝かせていた少年の表情が、静かに曇った。

 

「僕の母は……公安の実験で死にました」とその言葉に私は言葉を失った。

 

「母は、僕が無個性でも愛してくれて…僕が無個性だから生きづらい…ヒーローになりたい夢を叶えようと公安の提案に僕の母は…個性を僕に『譲渡』できるという契約書にソレにサインして…連れ去られ…実験によって命を落としました…」と少年の目に涙がこぼれ落ちている…

 

「どうか…無力な僕に力を貸してくれませんか」とその必死な訴えに私は自分がなりかったものを思い出した…そうだ…私も彼と同じようにヒーローになりたかったのだ…なら、私は今こそ彼のヒーローになろうではないか!紳士に彼と向き合うべきなのだ!

 

「……私はヴィランではあるが…昔は、君と同じヒーローになりたかったのだよ…少年…私はヴィランだが…君のヒーローにならせてくれるかい?」

 

「っ!お願いします!」と少年は、うれしそうにそして笑顔を向けてくれた。




次回はR18を作ってます
https://h.syosetu.org/novel/425831/#

緑谷少年のコスチュームスーツを作るのは誰がいい?

  • 発目明
  • オリキャラ
  • ヴィラン専用の裏会社
  • ジョーカー(ちょい待てぇ!)
  • 皆で!
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