転生者な元ギャング組織幹部の娘と米花町日常録 作:アクドニアデフジム
第3話
さて、ここがコナンワールドとルパンワールドがコラボした世界なのだと把握した俺っちは、将来日本で繰り広げられるであろう陰謀と騒動を自身の目で見物する為にも、いずれ米花町に移り住むことを密かに計画するようになった次第だぁ。
まぁ何はともあれ、俺っちはいずれ来るその時に向けて、日々欠かさず身体を鍛えて、格闘技を磨き、銃の技量を向上に全力で励んでいくつもりだぁ。
何せ最近では荷重量を125キロに増量した状態でも、俺っちは垂直姿勢のままレンガの壁を長時間走れるまで成長したのだぁ。
今の俺っちなら4階程度の高さの壁なら走って駆け上がれるだろうし、このまま常に努力を重ね続けていれば、父親に引けを取らないぐらいの実力者に成長出来そうだぁ。
あぁそれと、仕事から帰って来た父親に、試しにそれとなく黒ずくめの組織に関することを聞いてみたのだが、結果はまぁ特に何も得られなかった。
いや、該当するそれっぽい連中が居るであろう組織ついての存在自体は知っているようだったが、父親が所属するギャング組織とは一切関わりがないようなであった。
父親が聞いた話によると、なんか世界中に怪しい医療品を主軸に稼いでいる謎めいた秘密結社だとして、まぁまぁ警戒しているような感じだった。
これは腐っても裏社会で生き残る黒ずくめの組織だと評価するべきだろう、詳しい情報も接点もないとは言え、父親ほどの裏社会の実力者がよく分からないとしか把握していないのだから。
世界中に股をかけて活動し、どこか怪しげだが高品質な医療品を売買していると言う、どこか底知れぬ不気味さを感じる巨大な秘密組織に見えることだろう。
まぁ俺っちはアニメとかで、黒ずくめの組織の内情とかを知っている視聴者からすれば、幹部級の大半が各国のスパイになっていると言う、面白ポエム集団と言う認識でしかないのだが。
と言うかだ、今まで見聞きした父親の実力とか考えると、恐らく単独で黒ずくめの幹部級ぐらいの連中ならば、そこまで苦労せずに全滅させれるのではと予想している、だって至近距離のライフル弾を連続で避けれるらしいし。
まぁとにかくそんな感じで、黒ずくめの組織のついては、特に分かることは何もなかったが、別に直接関わることなんてないだろうし、現状困るようなこともないだろうと思った。
なので俺っちは特に気にかけることもなく、ただただいつものように日課の鍛練を励んでいる内に忘れ去って行った。
そしてそのまま特に変わったことも無いまま2年程の月日が経った頃、俺っちは日課の鍛練を終えた後にだが、ちょくちょく家から外出することが多くなった。
一体どこに行っているのかと言うと、近所の路地裏なのだが、どうして如何にも治安が悪そうな場所に赴いているのか。
それは日々鍛え上げたキックボクシングの技などを試しても良い実戦相手を探す為であるのと、半年前からつるむようになった舎弟の不良共を引き連れて、最近家の近所でヤンチャしているガラの悪い他の不良集団へと殴り込みをする為である。
あぁちなみに12歳の俺っちが着ている服装はどんなのかと言うと、上は白いチューブトップと黒いデニムパーカーを着込み、下は灰色のミニプリーツスカートに黒いハイソックスに黒いレザーブーツを履いている感じであり、つまるところダウナー系な格好と言えるだろう。
さて、俺っちはビルの壁を走れ駆け回れる程のフィジカル強者あるが、見た目はクールで可愛いくせっ毛ボブヘアが似合う赤い瞳色の美少女なこともあって、俺っちのことを知らない不良共から、もう絵に描いたような舐め腐った態度で、喧嘩ふっかけなれることが多いのである。
「おうおう、ここらで暴れて言うのは、てめぇなのかよぉちび女がぁっぶへえぇがはあぁ!?」
「だ、誰が『ちび』じゃぁああゴラアア!!ぶっ飛んでろやぁ雑魚がぁああああ!!」
そう例えば今俺っちに対して、偉そうに見下しながら『ちび』女と蔑んだ言葉と舐め腐った態度をした奴とか、当然そんな奴にはお灸をしなければいけないだろう。
なので俺っちは容赦なく油断だらけだったその顔面に向かって五割ほど手加減した上段蹴りをお見舞いして、そいつを天高く数mほどぶっ飛ばしてやったわけだ。
あと俺っちに『ちび』だとか言って来た奴らは、今のところ例外とかもなく容赦なく半殺しにしている。あぁそうさ俺っちが気にしている身長についていじる奴は完全なる敵である。
何せ俺っちの身長は今時点で経ったの139㎝ぐらいであるのだから。なぜだぁなぜぇこんなにも身長が伸びてねぇだよぉ、もう12歳になるんだぞ、何で平均身長よりも10㎝くらい低いんだよ…ちゃんと牛乳と魚料理とか身長に良い食物を食っているのにぃ。
「おぉーすげぇネェラの姉御が、また一撃で倒しているぜぇ、いつ見てもクールな蹴りだよなぁ」
「あぁ執念の怒りをここからでも肌に感じるくらいすげぇ蹴りだぜ、と言うか相手生きてるかぁ?」
と舎弟の不良達は俺っちの蹴り技を見て感激と感心に満ちた様子を見せつつ、路地裏に居たガラの悪い他の不良集団の連中を一方的に叩きのめしている。
ちなみに舎弟の不良達は俺っちのことをネェラと呼んでいるが、それが今世における俺っちの名前だからである、それ以上でもそれ以下でもない普通の名前である。
「おりゃあぁ!!てめぇも俺っちをちびだと蔑んで笑ってたよなぁ~その笑みごと蹴り砕いてやるから、逃げんなぁよぉ!!」
「ひぇああ、助けてくれぇふぐへぇるがぁはぁ!?」
と俺っちは逃げ腰なガラの悪い他の不良集団の一人に対してそう告げ終えると同時に、キックボクシングの蹴り技をお見舞いしてぶっ飛ばしながら、舎弟の不良共と一緒にガラの悪い他の不良集団を蹴散らしたりしている途中で、裏路地から大通りへと続く道から物凄く聞き覚えのある声をした人に話掛けられた。
「なぁそこのお嬢ちゃん、お忙しいそうにしているところ悪いんだが、ちょっとばっかし道を聞いても良いか?」
と言われて俺っちは裏路地から大通りへと続く道の方へとゆっくりと振り向くと、そこには特徴的な黒いハット帽を被り、ピシッと決まった長い顎鬚を蓄え、緩んだ黒いネクタイが印象的に見える黒いスーツ姿をしたおっさんが右手をポケットに入れた状態で立っていた。
一見ハードボイルドな雰囲気が漂うおっさんように見えるが、俺っちからすればその特徴的な顎鬚と黒いハット帽を誰なのかよく知っているからだ。
(おいおいマジかよぉ、ここで出会うとか全然想定してないぞ、おおおお落ち着けてぇ冷静にするのじゃじゃ)
と俺っちはなぜ裏路地で『次元大介』に出会うんだよっと、唐突な大有名人との唐突な遭遇に、ただ動揺を表に出さないようにするだけで精一杯なのであった。
と言ったところで、ここまでです。
次元大介の遭遇、オリ主はどうするのか、お楽しみにくだせぇ。
あとオリ主の名前は色々考えた末に、ネェラに決まりました。特に深い理由はないです。