ネオン父に転生したのでふんわりした未来知識で成り上がる 作:パラレル・ゲーマー
1979年、晩秋。
カキン帝国向けの国際物流事業が本格的に稼働し始め、ヨークシンの港を吹き抜ける風が本格的な冬の到来を告げようとしていた数週間後のこと。
ノストラード本部の執務室。ライトのデスクには、ヴィクターが精魂込めて作成した分厚い年次の事業集計表が山積みになっていた。
これは銀行の融資担当者に見せるための綺麗に化粧された決算書ではない。裏も表も含めた、ノストラード組の全ての血と金の流れを記した『内部用収益分類表』だ。
ヴィクターは、淹れたてのコーヒーをライトの横に置きながら、真面目な顔で言った。
「ボス。先に言っておきます」
「何だ?」
「今年は、揉めます」
ライトは苦く笑ってコーヒーカップを手に取った。
分かっている。一年半ほど前、上部組織の大幹部であるロレンツォが視察に来た際、「来年の契約更新では、もう少し詳しい数字を見せてもらう」と明確に告げられていた。
マフィアの世界における『詳しい数字を見せろ』という言葉は、『取り分の計算をやり直すぞ』という通告に他ならない。その「来年」の契約更新の時期が、ついにやってきたのだ。
ライトはヴィクターがまとめた分類表の『利益構成比』のグラフに目を落とした。
現在、ノストラード組が何で飯を食っているのかが一目で分かる円グラフ。
運送・倉庫・国際貨物:約三十パーセント。
不動産・賃貸:約十五パーセント。
クラブ・飲食店経営:約十五パーセント。
違法賭博・スポーツブック:約十四パーセント。
高利貸し・債権回収:約八パーセント。
みかじめ料・揉め事の仲介・各種裏社会収入:約七パーセント。
ハンター関連の支援窓口業務:約六パーセント。
NVDなどの純粋投資・配当その他:約五パーセント。
ライトは無言のまま、その円グラフを指でなぞった。
合法的な事業からの収益が、すでに組織全体の過半数を大きく超えている。
「……ヴィクター」
「はい」
「俺、本当にマフィアだよな?」
「戸籍や名刺上の職業は運送会社の社長ということになっておりますが、間違いなくマフィアです」
ヴィクターは涼しい顔で答えた。
合法事業が急成長しただけで、裏のシノギが消えたわけではない。
現に、この集計表を見ている最中にも、マフィアとしての生々しい実務が舞い込んできた。
コンコン、とノックの音がして、現場を仕切る若手の幹部が険しい顔で入室してきた。
「ボス。例の歓楽街の西側、うちがケツ持ちをしているバー数軒から泣きが入りました」
「どうした?」
「外から流れてきた小さなチンピラ集団が、ノストラードへ払っているみかじめとは別に、『俺たちにも用心棒代を払え』と二重要求をして暴れているそうです」
典型的な縄張り荒らしだ。
ここで甘い顔を見せれば、他の連中までノストラードの縄張りへ手を伸ばしかねない。だが、ライト自身が殴り込みに行く必要もない。
「まず、そいつらがどこの系統か確認しろ」
ライトは書類から目を離さずに言った。
「もし上部組織の系列の末端なら、勝手に手を出す前にロレンツォさんのところに連絡を入れろ。筋を通さずに揉めれば大火事になる」
「はい」
「無所属の半グレか、他所の流れ者なら、そこがうちの縄張りだと説明して即座に引かせろ。もしすでに店から金を取っていたら、一ジェニー残らず返させろ」
幹部が深く頷いた。
「……もし、引かなかったらどうします?」
ライトはペンを置き、幹部の目を冷たく見据えた。
「その時は、舐められたままにするな。分からせてやれ」
「了解しました」
具体的な暴力の手段までは指示しない。相手の素性と状況を確認した上で、現場に任せる。それがボスの仕事だった。
そして、この『縄張りを守る力』というマフィアの根本的な価値が、これから向かうロレンツォとの交渉において、最大の焦点となる。
◇
数日後。
ヨークシンの裏社会を牛耳る上部組織の所有する、堅牢な施設の一室。
重厚な革張りのソファに向かい合って座るのは、ライトとヴィクター、そして上部組織の大幹部ロレンツォと、分厚い眼鏡をかけた彼専属の財務・会計担当者だった。
金の話になれば、マフィアでも専門家が必要になる。
ロレンツォは、ヴィクターから提出されたノストラード組の年次決算報告書をパラパラとめくり、鼻で笑った。
「去年より、随分と分厚くなったな」
親父の代の決算書など、ペラペラのものだった。賭場、夜の店、貸金、不動産、細々とした運送。それだけだ。
だが今の報告書には、ハンター支援窓口の収支、特殊物流の経費、カキン帝国との国際貨物調整室、未知文明の研究調査に絡む預かり金、そしてNVDなどの電子企業への投資リターンまで、びっしりと記載されている。
「この前も聞いたが、今度は説明しなきゃならねえ項目まで倍に増えてやがる」
「俺も、帳簿を見るたびに増えてる気がしますよ」
ライトは苦笑した。
雑談はそこまでだった。
ロレンツォ側の会計担当者が、冷徹な声で最初の要求を提示した。
「現在のノストラード傘下事業の規模と収益構造を見るに、今までの『固定額の基本上納』だけでは、明らかに均衡が取れていません。ついては、本年度より契約を改定し、基本上納の増額に加え、傘下事業の『全体利益に対して五パーセントの上乗せ』をお願いしたい」
数字はあくまで交渉のスタートラインだが、組織全体の利益から無条件で五パーセントを抜かれるというのは、尋常ではない負担だ。
「それは、飲めません」
ライトは迷わず拒否した。
ロレンツォは怒鳴り散らしたりはしなかった。ただ葉巻を口に運びながら、「理由は?」と短く問うた。
ライトは身を乗り出し、説明を始めた。
「うちの賭場や貸金、みかじめが成立しているのは、ロレンツォさんたち親組織の巨大な看板と、裏社会の秩序のおかげです。その縄張りで商売させてもらっている以上、そこから上がった利益を上納するのは当然の義務だと理解しています」
ライトはヴィクターから別の書類を受け取った。
「しかし、俺が独自に買ったNVDという半導体企業の株の値上がり益まで、どうして親組織に縄張り代を払う必要があるんです?」
ロレンツォは無言で聞いている。
「国際貨物も同じです。カキンからヨークシン港へ入ってくる貨物は、親組織が俺に回してくれたシノギではない。俺たちが自前で人を雇い、通関の書類と格闘して切り拓いたルートです。ハンター協会の案件も、協会との窓口を作ってもらったわけではありません」
自前で育てた利益まで一括りに同じ割合で取られれば、新しい事業を伸ばすほど負担だけが膨らむ。
「なるほどな」ロレンツォは葉巻の灰を落とした。「お前の言い分も、筋は通ってる」
だが、海千山千の大幹部が、若造の正論であっさりと引き下がるはずがない。
ロレンツォは鋭い眼光をライトに向けた。
「だがな、ライト。お前は一番肝心なことを一つ忘れてるぞ」
「何です?」
「お前がそのNVDだの、カキンだの、ハンターだのといった合法事業を安全にデカくできているのはなぜだ? ヨークシンの他の連中が、お前の運送会社や倉庫を強引に奪おうとしないのはなぜだ?」
ロレンツォは、まるでこちらの動きを全部知っているかのように言った。
「今、お前のケツ持ちしてる西側のバーで、流れ者がみかじめを二重取りしてるだろ」
ライトの眉が僅かに動いた。
「……そこまで耳に入ってるんですか」
「その程度の話なら、お前のところの若い衆で十分片付けられるだろう」
ロレンツォは身を乗り出した。
「だが、もっとデカい他国のマフィアや武装集団が、お前の港の倉庫を力尽くで欲しがったら? カキンの国際貨物の利権を丸ごと横取りしようと襲撃をかけてきたら? お前のところのトラックを、嫌がらせで毎週燃やし始めたらどうする?」
ライトは黙った。
「お前一人の組の武力で、その巨大な合法事業の全部を守り切れるか? 警察が二十四時間、お前の倉庫とトラックを守ってくれるとでも思ってんのか?」
ロレンツォの言葉は、急所を的確にえぐっていた。
「親組織の『看板』ってのはな、撃たれてから報復のために役に立つんじゃねえんだよ」
「……撃たせないために、ある」
ロレンツォの低く重い声が、部屋に落ちた。
ノストラードは上部組織の傘下である。そこへ大規模な攻撃を仕掛ければ、ノストラード一組ではなく、その背後にいる組織全体を敵に回す。
その事実そのものが抑止力になっている。
ライトは黙り込んだ。ロレンツォの主張にも、理がある。
「ロレンツォさんの仰る通りです。それは否定できません」
横に座っていたヴィクターが、静かに同意した。
(お前、そっちにつくのか?)
ライトは一瞬、ヴィクターを恨めしそうに横目で見たが、彼が裏切ったわけではないことは分かっていた。親組織の抑止力に実際の価値がある以上、それをゼロとして計算する方が間違っている。
ライトは姿勢を正した。
「……ええ。うちの合法事業が、親組織の看板に守られていることは認めます」
「なら、話は早いな」
「ですが、だからといって全ての利益を一括りにして五パーセント抜かれるのは、やはり承服できません。ですから──」
ライトは、初めからこの反論が来ることを想定して用意していた『分類案』の資料をテーブルの中央に滑らせた。
「うちの事業を、三つに分類させてください」
ロレンツォの会計担当者が眼鏡を押し上げ、その資料を覗き込む。
「第一分類。『縄張り収益』」
ライトが説明を始める。
「違法賭博、高利貸し、みかじめ料、裏社会の仲介、その他非合法および灰色の案件。この分類の利益は、従来通り全額を上納率の算定対象に含めてください」
「第二分類。『看板受益事業』」
「地元のクラブ、不動産賃貸、そしてヨークシン周辺を走る運送会社と港湾倉庫。これらは合法ですが、明らかに地元の縄張りと親組織の看板による安全保障の恩恵を受けています。ここは、一定の割合で保護の負担金を支払います」
「そして第三分類。『独立投資・域外事業』」
ライトはロレンツォの目を真っ直ぐに見た。
「NVDなどの持分投資益。カキン側など、完全に域外で完結する利益。ハンター協会から受託している外部案件。そして、学術調査の預かり金。これらへ従来と同じ上納率を掛けるのだけは拒否します」
ロレンツォは、ライトが持ち込んできた緻密な分類表を見て、呆れたように笑った。
「お前……よくこんなもん考えてきたな」
「今日、揉めると思ってましたからね。手ぶらで来るわけにはいきませんよ」
「だが、待て」
会計担当者が鋭く指摘した。
「この『学術調査の預かり金』というのは何だ? おたくの管理口座には、協会やスポンサー、研究機関から一億数千万ジェニーという巨額の金が通っている記録がある。それも除外しろと言うのか?」
ベレノス海調査のために集められた予算だ。
「当然です」ライトは答えた。「あれは売上じゃありません。船や機材、研究費の支払いに回すための預かり金や立替金です。もし研究費をうちの会社の儲け扱いされて、そこからマフィアへの上納が抜かれてたなんてバレたら、俺が研究者に海へ沈められて殺されますよ」
「そりゃあ、俺もいらねえよ」
ロレンツォが苦笑して手を振った。
売上、預かり金、立替金、手数料収入。
口座を通った金が、そのまま利益になるわけではない。その区別だけは、ロレンツォ側の会計担当者も異論なく認めた。
最大の争点は、現在ライトの元で最大の成長エンジンとなっている『運送会社』の扱いだった。
「合法でも、ヨークシンの街と港を走る以上、看板の恩恵はある。俺が守ってやってるんだ。しっかり払ってもらおうか」ロレンツォ側が譲らない。
「だから、ゼロとは言ってません」
ライトは、絶対に譲れない一線を提示した。
「ただし、運送部門からの上納は『売上ベース』ではなく、『営業利益ベース』で計算して払うことを要求します」
「なぜだ?」
「燃料価格が、前年比で三十五パーセントも跳ね上がっているからです」
ライトは苦々しく言った。
「今のうちの運送部門は、売上の数字だけを見れば過去最高です。でも、燃料代で利益が食い潰されて、実際の利益率は去年より低い。売上の何パーセントなんて決められたら、俺たちは燃料代と上納金だけ払って会社が潰れますよ」
ロレンツォ側の会計担当者が、手元の電卓を猛烈な勢いで叩き、燃料費の高騰とノストラードの収益構造を照らし合わせた。
やがて、会計担当者はロレンツォに向かって小さく頷いた。ライトの言っていることは、単なる泣き言ではなく、数字として明確に表れていた。
そこから、一時間以上に及ぶ交渉が続いた。
怒鳴り合いや威嚇はない。
数字と、煙草の煙と、電卓を叩く音と、帳簿のページをめくる音だけが、部屋の中を行き交った。
最終的に、両者が合意した契約案は、四つの柱に落ち着いた。
A.基本的に毎月納める『基本上納額』は、ノストラード組そのものが大きくなった分を反映し、従来より約二十五パーセント増額する。
B.賭博や貸金などの『縄張り収益』については、従来通りの割合、および追加の歩合を適用する。
C.運送や不動産などの『合法企業(看板受益事業)』については、売上ではなく、一定以上の『営業利益』に対して低率の保護分担金を支払う。ただし、NVDなどの純粋投資益、第三者からの預かり金、域外で完結する利益は除外する。
D.もし他組織との大規模な抗争の調整や、特別な武力による護衛を上部組織へ依頼した場合は、その都度『個別案件』として追加の負担金を支払う。
親組織からすれば、ノストラードが成長すれば取り分も増える。
ライト側も、事業そのものを圧迫しない範囲で保護の代価を明確にできる。
だが、最後にロレンツォが条件を加えた。
「監査権だ」
ロレンツォは葉巻を灰皿に押し付けた。
「その事業の分類を、お前が勝手に決めていいわけじゃねえ。四半期か半年ごとに、簡略化された帳簿をこっちに提出しろ。本当に除外対象なのか、確認させてもらう」
「構いません。数字は出します」
ライトは頷いたが、すぐに鋭い視線を返した。
「ただし、顧客の個人情報、特にハンターの名前と案件の具体的内容に関しては、一切開示しません。黒塗りで出します」
「金額だけでどうやって裏を取るんだ。隠し事をする気か」ロレンツォが凄む。
「秘密を守るのが俺たちの商売です。それを親組織だろうと喋るようになったら、うちの信用は終わります」
ライトは一歩も引かなかった。
ロレンツォとライトの視線が数秒交錯し、やがてロレンツォが鼻を鳴らした。
「……いいだろう。金額と分類の根拠だけで構わん」
全ての条件がまとまり、ロレンツォが新しい契約書に万年筆でサインを入れた。
ペンを置き、ロレンツォは深くソファに沈み込んだ。
「親父の頃と、随分違う組になったな」
「悪くなりました?」
ライトが少し首を傾げると、ロレンツォは苦笑した。
「面倒になった」
「昔はな、お前のところの賭場と、キャバレーの客の入りを見りゃ、大体その月の儲けがいくらか分かったもんだ。だが今のお前んとこは……」
ロレンツォは、分類が並んだ新しい契約書を指で弾いた。
「どっから金が湧いてるのか、帳簿の奥まで見ねえとさっぱり分からん」
ライトは、それを笑って受け流した。
◇
夜。
ライトとヴィクターが、本部の執務室へ戻ってきた。
日中の交渉の疲労で、ライトはネクタイを緩めながらソファに倒れ込んだ。
そこに、昼間指示を出した若手幹部が事後報告にやってきた。
「ボス。例の無所属のチンピラどもですが、完全に街から撤退させました。取っていたみかじめ料も、きっちり店に全額返させています」
「ご苦労。怪我人は?」
「うちの若い衆が一人、軽く切られた程度です。相手は数人病院送りにしてやりましたが」
「そうか」ライトは目を閉じたまま答えた。「で、一応聞くが。また来たらどうする?」
「今度は、二度と来たくなくなるように徹底的にやります」
「よし。任せる」
幹部が退出していくと、横で聞いていたヴィクターが、お茶を差し出しながら言った。
「上納を増やされた日に、ずいぶんとマフィアらしい物騒な指示ですね」
ライトは受け取った茶を啜り、笑った。
「俺だって忘れてないよ。自分が何屋なのかくらいはな」
ライトは、組織の急拡大に伴い、裏稼業の線引きも少しずつ明文化していた。
むやみに犯罪の種類を増やさず、既存の賭博、貸金、夜の商売、揉め事の仲介を中心に維持する。
特に麻薬や、それに類する違法薬物の密売には、大きく手を出さない。利益率は高いが、抗争と警察の圧力を呼び、末端の組員まで金で腐りやすい。何より、現在育てている運送や国際貨物との相性が悪すぎる。
『管理できない暴力とリスクは切る』。
少なくとも、今のライトにはその方が合っていた。
◇
深夜。
ライトのデスクの上には、今日結んできた分厚い上納契約書が置かれていた。
対象となる事業の分類。上納率の条件。除外される例外規定。監査権の範囲。ハンター情報を守るための秘密保持条項。
その隣には、カキン帝国との国際物流に関する長大な提携契約書。ハンター支援窓口の業務委託契約書。そして、ベレノス海調査のスポンサーや協会、研究機関と交わした契約書類。
ライトは、その山積みになった紙の束をぼんやりと見つめた。
(……最近、俺、契約書ばっかり作ってるな)
ふと、先日の念の修行で、マーロウから言われた言葉が蘇る。
『お前が普段、一番何に時間を使って、何を考え、何に触れているか。そこから考えろ』
(契約書を具現化して、どうすんだ?)
ライトは内心で自嘲した。紙の束を出して敵を殴るのか。そんな能力が欲しいわけではない。
ライトは目を閉じ、思考を一段深く潜らせた。
(いや、俺が本当に求めているのは、この『紙そのもの』じゃないな)
契約書は、ただの記録媒体に過ぎない。
重要なのは、その紙に書かれている中身だ。
誰が、何を持っているのか。
誰に、何を任せたのか。
どんな条件が付いているのか。
どこまで権限があるのか。
複雑に絡み合う事業、人脈、資金、そしてハンターたちとの繋がり。
組織が大きくなればなるほど、それらを頭の中だけで把握し続けるのは難しくなる。
(情報、権限、契約、所有の……管理)
ライトは契約書を一枚持ち上げ、しばらく眺めた。
紙そのものには、何の力もない。
それでも、この一枚が金の流れを決め、人間の行動を縛り、今日のように組織同士が銃を抜かずに済むための境界線を作る。
(……紙じゃない)
ライトは契約書を机へ戻した。
(俺が欲しいのは、その中身を扱うための何かだ)
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