ネオン父に転生したのでふんわりした未来知識で成り上がる
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原作:HUNTER×HUNTER
タグ:転生 AI本文利用 AI利用 ノストラード
父親の葬儀を終えた翌朝、二十二歳のライト=ノストラードは前世の記憶を取り戻した。

そして気付く。

自分は『HUNTER×HUNTER』に登場した、ネオン=ノストラードの父親である。

娘の未来予知能力《天使の自動筆記》を利用してマフィア社会を成り上がり、その能力を失った途端に没落していく――そんな未来が待っている男だった。

「うわぁ……よりによってネオンの親父かよ」

だが、現在は一九七七年。

ネオンはまだ生まれてすらいない。

ヨークシンの惨劇までは、およそ二十二年。

しかも、父から受け継いだノストラード組は弱小ながら、土地、倉庫、運送会社、飲食店、不動産、そして十数億ジェニー規模の資産を持っていた。

「あれ? これ……むしろ当たりでは?」

前世で投資家だったわけでもない。
未来の株価を暗記しているわけでもない。
技術者でもなければ、歴史年表を丸暗記しているわけでもない。

それでも知っている。

これからコンピュータが普及する。
通信網が世界を繋ぐ。
インターネットが巨大産業になる。
物流、半導体、ソフトウェア、電子決済、ゲーム、バイオ――その辺りが伸びる。

詳しいことは分からない。

だが、進む方向くらいなら分かる。

ならば金を出して、詳しい人間にやらせればいい。

そしてここは、金だけでは生き残れない『HUNTER×HUNTER』の世界。

銃を持った部下を何百人並べても、熟練の念能力者一人にひっくり返されかねない。

だったら念も覚えよう。

「プロハンターを雇えば、師匠も金で探せるんじゃないか?」

未来産業への投資。
物流会社の拡大。
念能力の修行。
念能力者との人脈作り。
ハンターへの出資。
流星街との取引。
そして、まだ何者でもない若き怪物たちとの出会い。

未来を完璧に知っているわけではない。

歴史を変えれば、知っている未来だって少しずつ役に立たなくなる。

それでも二十二年間、金と情報と人間関係を地道に積み上げ続けた結果――。

「あの、ボス」

「なんだ?」

「十老頭側から、今回の件はノストラードの判断に任せる、と……」

「…………」

いつの間にかノストラード組は、マフィア社会の頂点たる十老頭でさえ、迂闊には手を出せない存在になっていた。

これは、ネオンの父親に転生した男が、ふんわりとした未来知識と念能力、そして資本の力を使って堅実に生き残ろうとした結果――いつの間にか世界経済と裏社会の両方に根を張る巨大マフィアのボスになってしまう物語。