記憶のない僕と、みんなが知ってる俺   作:からあげマヨネーズ

10 / 10
第9話 妄想エンジェルと僕の知らない力

新エリー都 ヤヌス区

六分街

 

僕は今、ある場所に向かっている。

 

駅の方へ歩いていき、その手前にある階段を下りていく。

 

ここは『ライブハウス404』。

 

僕は、このライブハウスで活動しているアイドルグループのファンなのである。

 

フロアのドアを開け、ライブ会場へ入る。

 

そして、そのアイドルグループの名前は――

 

「「「私たち、妄想エンジェルでーす!!!」」」

 

ワァァァァァ!!!!

 

僕も周りのファンと一緒になって、ペンライトを振りながら応援する。

 

ステージでパフォーマンスをしていたアイドルの一人がこちらを見る。

 

目が合った――ような気がした次の瞬間、その子が両手でハートを作ってファンサをしてくれた。

 

周りから、

 

「今の、私にやってくれたよね!?」

 

「いや、俺だろ!」

 

なんて声が聞こえてくる。

 

そんな人たちを尻目に、僕はそのままライブを楽しんだ。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

最後までライブを楽しみ、そろそろ帰ろうとした時だった。

 

カウンターの奥から、ちょいちょいと手招きされる。

 

不思議に思いながらそちらへ向かうと、そこにいたのは妄想エンジェルのマネージャー――セシリアさんだった。

 

「セシリアさん! お久しぶりです!」

 

「○○君、久しぶりね。この前のライブ以来かしら?」

 

「多分、それくらいですかね? 今日はどうしたんですか?」

 

「あの子たちがね? 久しぶりにあなたに会いたいみたいなの。あなた、ライブ中に目が合ったでしょ?」

 

僕はライブ中、こちらに向かってファンサをしてくれた場面を思い出す。

 

……あれ、僕にだったんだ。

 

君さえよければ、少し寄っていってくれないかしら? 本当はアイドルが一人のファンを特別扱いするのは、マネージャーとしてNGなんだけど……」

 

セシリアさんは少し困ったように笑う。

 

「○○君は以前、あの子たちの臨時マネージャーもやってくれていたでしょう? 普通のファンとは少し違うし、あの子たちもあなたのことを信頼しているから」

 

「なるほど……」

 

記憶がない僕にはいまいち実感がないけど、昔の僕は三人とかなり親しかったらしい。

 

「それに、あの子たちがあんなに会いたがっているのに、追い返すのも可哀想だもの」

 

セシリアさんが笑いながらそう言ってくれる。

 

僕は少しだけ悩んだ後、

 

「せっかくなので、少し寄らせてもらいます!」

 

そう答え、セシリアさんと一緒に奥へ入っていった。

 

扉の前まで来ると、中からざわざわと話し声が聞こえてくる。

 

セシリアさんが先に中へ入り、何か話した後、

 

「入ってきて」

 

と声を掛けてくれた。

 

僕はガチャッとドアを開け、中へ入る。

 

「みんな、お疲れさま!」

 

声を掛けると、中にいた三人がそれぞれ違った反応を見せる。

 

「あっ、○○君だ! ボクに会いに来てくれたの~?」

 

そう声を掛けてくれたのは、妄想エンジェルのリーダー。

 

南宮 羽(なんぐう ゆう)

 

天才肌でなんでもそつなくこなすけど、それを鼻にかけない努力家の女の子だ。

 

でも料理は苦手らしく、なんでもカップ麺を作ろうとして爆発させたことがあるらしい。

 

……どうやったらカップ麺が爆発するんだろう。

 

「○○さん! わざわざ来てくれてありがとう!」

 

ピンク色の髪をしたこの子は、ボーカル兼ビジュアル担当のアリア。

 

プロにも匹敵するレベルの歌声を持つ、元気いっぱいの女の子だ。

 

それにかなりのアイドル博士で、時々ものすごい熱量でアイドルについて説明してくれる。

 

「○○君!? ちょ、待って……! ウチ、前髪崩れてへん!?」

 

慌てて鏡を見ながら髪を整えているのが、妄想エンジェルの作曲家。

 

千夏(ちなつ)ちゃん――通称、ちなっちゃん。

 

頑張り屋さんだけど、ちょっと人見知りでビビりな子だ。

 

でも作曲家としての腕はピカイチで、あのアストラさんにも認められるほどの実力らしい。

 

そんな三人で構成された『妄想エンジェル』は、今をときめくアイドルグループだ。

 

そして、僕と彼女たちの関係は普通のアイドルとファン……というわけではない。

 

ちょっと前に色々あって、僕は彼女たちの臨時マネージャーをやっていたらしい。

 

今はもうセシリアさんがいるから、僕の出番はないだろうけど……。

 

「そういえば、今日はなんで僕が呼ばれたのかな?」

 

僕がそう尋ねると、ちなっちゃんは両手の人差し指を身体の前で合わせながら、少し恥ずかしそうに口を開いた。

 

「あんな、○○君。今、次のライブに向けて新曲を作っとるんよ……」

 

「うん」

 

「でも、あんまり上手く進まへんくて……。もちろん羽やアリアちゃん、セシリア先生にもアドバイスしてもらったんやけど……」

 

そこでちなっちゃんは僕を見上げる。

 

「やっぱり、第三者からのアドバイスって大事やと思うねん! せやから前みたいに、また手伝ってもらえんやろか!?」

 

「お願いや!」

 

ちなっちゃんが胸の前で手を合わせる。

 

それを見ていた羽とアリアも、その隣に並んだ。

 

「○○君、お願い! ○○君が手伝ってくれたら、この前の曲みたいにすっごくキラキラした曲になると思うんだ!」

 

「私からもお願い!」

 

「○○君、私からもお願いできないかしら?」

 

さらにセシリアさんにまでお願いされてしまった。

 

四人に見つめられる。

 

「……分かった。僕でよければ手伝うよ!」

 

こうして僕は、再び彼女たちの手伝いをすることになった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

僕たちは今、ホロウの中を移動して三人の秘密基地へ向かっている。

 

「ホロウの中に秘密基地があるなんて、なんかすごいね!」

 

「せやろ! ○○君は前も褒めてくれたんや!」

 

むふー、とちなっちゃんが胸を張って誇らしげにする。

 

前――というのは、おそらく僕が記憶を失う前の話だと思う。

 

「でも大丈夫かな? 僕、記憶喪失だし……あんまり助けにならないかも……」

 

僕がそう言うと、ちなっちゃんはむっと頬を膨らませた。

 

「そんなことない!」

 

「え?」

 

「今の○○君には、今の○○君のええところがあるやんか!」

 

思わず目を瞬く。

 

すると羽がニヤニヤしながら、ちなっちゃんの肩に腕を回した。

 

「ちなっちゃん、かっこいい~! ○○君が記憶喪失になった時は、目を真っ赤にして泣いてたのにね~?」

 

「ちょっ!? 羽ぁ~!」

 

「あはは!」

 

「もう! 言わんでええやろ!」

 

二人がわちゃわちゃと、僕とアリアの周りをぐるぐる回り始める。

 

「わっ! 待って二人とも! うわ~、目が回る~……!」

 

「アリアまで回らなくてもいいんじゃ……」

 

そんな三人のやり取りを見て、僕が笑っていた――その時だった。

 

遠くから、何かの物音が聞こえる。

 

「――しっ! 静かに!」

 

空気が一瞬で変わった。

 

さっきまで騒いでいた三人も、すぐに真剣な表情になる。

 

「エーテリアス……」

 

僕たちの進行方向に、数体のエーテリアスがいた。

 

「どうしようか……一旦引き返――」

 

引き返そう。

 

そう言おうと思った時、羽が先に口を開いた。

 

「大丈夫だよん! ボクたち、こう見えても戦えるから!」

 

「○○さんはここで待ってて!」

 

「○○君、すぐ終わらせてくるから待っとってな!」

 

「えっ、ちょっ……!」

 

三人は僕を置いて、エーテリアスへ向かっていく。

 

僕より年下の、小さな女の子たちが戦っている。

 

なのに僕は後ろで守られているだけ。

 

その現実に、胸の奥がざらついた。

 

――情けないな、僕。

 

三人はまるでステージの上で踊っているかのように、次々とエーテリアスを倒していく。

 

強い。

 

これなら三人に任せても大丈夫だ。

 

そう思って、ほんの少し気を抜いてしまった。

 

だから――

 

すぐ横に現れたエーテリアスに、僕は気づかなかった。

 

「――○○君!!」

 

ちなっちゃんの叫び声。

 

その声で振り向いて、初めて気づいた。

 

すぐ横。

 

僕に向かって腕を振り上げているエーテリアス。

 

「――やばっ……!」

 

間に合わない――!

 

そう思った瞬間、

 

トンッ。

 

誰かに身体を押された。

 

僕は後ろへ倒れ込み、振り下ろされた腕をギリギリで躱す。

 

けれど――

 

「っ……!!」

 

代わりに、僕を突き飛ばしたちなっちゃんの脚をエーテリアスの攻撃が掠めた。

 

「「ちなっちゃん!」」

 

「千夏ちゃん!」

 

羽が素早くエーテリアスを倒し、アリアと一緒にちなっちゃんへ駆け寄る。

 

「ちなっちゃん、大丈夫!?」

 

羽が心配そうに声を掛ける。

 

「いたた……! 全然大丈夫や! こんなん、かすり傷――」

 

そう言いながら立ち上がろうとして、

 

「っ……!」

 

ちなっちゃんの顔が痛みに歪む。

 

そのまま、再びその場に座り込んでしまった。

 

「無理しちゃダメだよ! その傷だと、今度のライブは……」

 

「そ、そんな大事やないから! すぐに――」

 

もう一度立ち上がろうとする。

 

でも、やっぱり痛むのか脚に力が入らない。

 

そんな状態なのに、ちなっちゃんは僕の方を振り返った。

 

「せや! ○○君は大丈夫なん!?」

 

「え……?」

 

「ごめんな? もっと颯爽と助けられたらよかったんやけど……堪忍な……!」

 

そう言って、ちなっちゃんは僕に謝った。

 

――なんで。

 

僕のせいで怪我したのに。

 

僕を助けたせいで、ライブに出られなくなるかもしれないのに。

 

なんでちなっちゃんが謝るの……?

 

「……っ」

 

何もできなかった。

 

僕だけ守られて。

 

挙げ句の果てに、ちなっちゃんを怪我させた。

 

そんな自分が許せなくて、手のひらに爪が食い込むほど強く拳を握る。

 

痛い。

 

そう思って手を開く。

 

爪が食い込んだはずの手のひらには――傷がなかった。

 

「……え?」

 

一瞬、頭の中に何かが走った。

 

知らない。

 

こんな力、僕は知らないはずだ。

 

なのに――

 

身体だけが、知っている。

 

そんな感覚がした。

 

僕はゆっくりとちなっちゃんへ近づいていく。

 

「あっ、○○君。今日は秘密基地はやめて、お開きになりそうやわ」

 

「ちなっちゃん」

 

「ん?」

 

「ちょっと……怪我したところ、触るね」

 

「え?」

 

僕はちなっちゃんの傷ついた脚にそっと手を当てる。

 

「えっ!? ○○君!? なにして――」

 

その瞬間だった。

 

ドクンッ――!

 

心臓が大きく脈打った。

 

身体の奥から何かが抜け落ち、そのままちなっちゃんの身体へ流れ込んでいくような、不思議な感覚。

 

「……え?」

 

ちなっちゃんも困惑したように自分の脚を見る。

 

羽とアリアも何も言わず、僕たちを見つめていた。

 

しばらくして、僕はゆっくりと手を離す。

 

胸がバクバクとうるさい。

 

少しだけ息苦しい。

 

それでも僕は、ちなっちゃんに尋ねた。

 

「……どうかな?」

 

「どうって……」

 

ちなっちゃんがおそるおそる怪我をした場所に触れる。

 

「……痛くない」

 

「え?」

 

「痛くない……全然痛くない!!」

 

ちなっちゃんは勢いよく立ち上がる。

 

「ちなっちゃん!?」

 

その場で脚を曲げたり伸ばしたり、軽く跳ねたりする。

 

さっきまで立つことすらできなかったのが嘘みたいだった。

 

「うっそ!? ちなっちゃん、無理してない!?」

 

「千夏ちゃん、本当に大丈夫なの?」

 

「ほんまに痛くないんや! これならすぐにでも踊れそうや!」

 

ちなっちゃんは自分の脚を確認した後、ぱっと顔を上げる。

 

「○○君、おおきにな!」

 

「でも……どうやったん? 結構痛かったんやけど……」

 

「それは……」

 

僕は自分の手を見る。

 

さっき確かに感じた、あの不思議な感覚。

 

「僕にも、よく分からないんだ……」

 

「分からない?」

 

「ただ……急に、できるような気がしたっていうか……」

 

知らないはずなのに。

 

やり方なんて覚えていないはずなのに。

 

――身体だけが、覚えていた。

 

「できると思ったって……そんなことあるの!?」

 

羽が驚いたように声を上げる。

 

「まぁ……せやけど、○○君は昔から不思議なところあったしなぁ」

 

ちなっちゃんが困ったように笑う。

 

「○○君なら、こんなことができても……不思議やないんかもしれへんな」

 

「いやいや、十分不思議だよ!?」

 

アリアが思わずツッコミを入れる。

 

僕も一緒になって笑う。

 

だけど――

 

ドクン、ドクン。

 

胸の奥では、まだ心臓が妙に大きな音を立て続けていた。

 

その感覚だけが、なぜか少し気になった。

 

その後、僕は改めてちなっちゃんにお礼と謝罪をした。

 

ちなっちゃんは、

 

「おあいこさまや!」

 

と笑って許してくれた。

 

そして僕たちは予定通り秘密基地へ向かい、新曲作りを進めることになった。

 

……余談だけど。

 

そうして完成した新曲は、なぜか『誰かさん』を想った恋愛曲になってしまったらしい。

 

誰のことなんだろう?

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

新エリー都 スロノス区

H.A.N.D本部 対ホロウ6課オフィス

 

「やはり、デザートはメロンに限る」

 

そう言いながら、雅は満足そうにメロンを口へ運んでいた。

 

その時、

 

コンコン。

 

唐突に、オフィスの扉がノックされる。

 

「入れ」

 

雅がそう返すと、扉が開き――

 

「雅さん、ちょっとお願いがあるんですけど」

 

僕は雅さんにお願いをする。

 

雅は僕の話を聞き、わずかに首を傾げる。

 

「……ふむ? 剣の修行?」




次回修行回!?


感想等お待ちしてます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ゼンゼロキャラとイチャイチャ純愛したり激重感情を向けられるお話(作者:dark9486)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

最近ゼンゼロのssとかを見てて脳にエンドルフィン(ネタ)が分泌されたので書き始めました。▼普通の純愛だったりヤンデレや共依存だったり同陣営CPとか色々書いていく次第です▼あとNL固定ですので百合とか薔薇はありません。主は男ながら腐ってるので(ゲイではない)そういうのも大好きですが苦手な方もいると思いますのでそういうのは書くつもりはないのでご了承下さい


総合評価:320/評価:8/連載:7話/更新日時:2026年09月09日(水) 23:57 小説情報

色んな人の脳を焼きすぎて重い感情を向けられてる余命僅かなホロウレイダーの終活(作者:如月トッポ)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

ただただカッコいい技、カッコいい武器に脳を焼かれ、それらを求め戦闘をしまくっていた厨二病の一般ホロウレイダーピーポーのオリ主君。▼だが武器の代償故に寿命が尽きそうになり……▼「そろそろ寿命尽きるんよな~」▼「………は?」▼てな感じでどこぞのプロキシのおかげもあり色んな人との繋がりがあるので終活を……、▼と思っていたが、カッコいい技で助けられたり、なんらかで脳…


総合評価:1181/評価:8.07/連載:7話/更新日時:2026年09月14日(月) 23:41 小説情報

起きたら超絶美少女が嫁になっていた件(作者:理 想 な ん か ね ぇ よ)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

▼タイトルのまんまです▼深夜テンションで書いたから続くかは未定▼記憶喪失のオリ主が死ぬほどゼンゼロキャラを曇らせていた話▼追記、リメイクします


総合評価:1847/評価:7.97/未完:6話/更新日時:2026年08月31日(月) 22:22 小説情報

デメリットのある武器しか使えないホロウレイダー(作者:オムライスα)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

▼――死んでも、終わらない。▼少年の名は、トワ。▼彼は呪われた普通の人間だった。▼これまで十度の輪廻転生を繰り返し、そのすべての人生の記憶を持っている。戦士として戦ったこともあれば、戦いとは無縁の平穏な人生を送ったこともある。▼そして、それぞれの人生で一つずつ手に入れた十本の武器。▼ロンギヌスの槍、天逆鉾、妖刀村雨丸、ミョルニル、トライデント、ケラウノス、天…


総合評価:447/評価:7.5/連載:5話/更新日時:2026年08月17日(月) 18:31 小説情報

偽・虚狩り〜ホロウレイダー堕ちをかました元治安官〜(作者:初楼)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

治安官がアルゴスホロウ内で違法な人体実験の被験者を救出してTOPSの連中に喧嘩を売って雲隠れ。▼厄介な連中に目をつけられたので、見事ホロウレイダー堕ちを決めたのだった。▼曇らせもあるかもしれない。▼


総合評価:849/評価:8/連載:12話/更新日時:2026年09月14日(月) 02:29 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>