デメリットのある武器しか使えないホロウレイダー
作者:オムライスα
原作:ゼンレスゾーンゼロ
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 転生 台本形式 ゼンレスゾーンゼロ ゼンゼロ 独自設定 独自解釈 オリジナル展開有り 神話武器 不定期更新
――死んでも、終わらない。
少年の名は、トワ。
彼は呪われた普通の人間だった。
これまで十度の輪廻転生を繰り返し、そのすべての人生の記憶を持っている。戦士として戦ったこともあれば、戦いとは無縁の平穏な人生を送ったこともある。
そして、それぞれの人生で一つずつ手に入れた十本の武器。
ロンギヌスの槍、天逆鉾、妖刀村雨丸、ミョルニル、トライデント、ケラウノス、天叢雲剣、風火輪、ヘラクレスの弓矢、グングニル。
それらはトワの魂と結びつき、輪廻転生を繰り返しても彼のもとから離れることはなかった。
普段はトワの体内に眠り、必要な時には武器自身の意思によって姿を現す。
そして十本の武器には、それぞれ意思がある。夢の中でトワに語りかけ、時には助言し、時には喧嘩をし、そして何より――トワが自分たち以外の武器を使うことを許さない。
他の武器を握れば、嫉妬した武器がトワの心臓を貫く。さらに、十本すべてには恐ろしい代償が存在していた。
そんなトワが迎えた、十一回目の人生。
彼は男の子として生まれ、未知の世界――エリー都で生きることになる。しかし幼い頃、トワは「旧都陥落」に巻き込まれ、最愛の両親を失った。
何度も人生を繰り返してきたトワだからこそ、その悲劇がこの世界では決して特別なものではないことを理解してしまった。
十本の呪われた武器を従え、死ぬことすら許されない少年は、今日もホロウへ向かう。
なお周りは苦しんでるトワを見て曇る。