「どうした?No.2?わかっていただろう?所詮貴様では私に勝てぬということを!
ばかなことをしたものだな!あのくだらぬ湿った水溜りに義理があるわけでもあるまいに?
何か言い残すか?」
この作戦で真っ先にカリスと兄弟の駆るディキトゥスに挑んだギリだったが、既に機体の両腕はもげ、明らかに戦闘続行は不可能な状態に陥っていた。
だが、それでも奴らに一泡吹かせなければ気が済まない。
「き、貴様らの...」
「なにっ?」
「貴様らの邪魔を...してやるっ!」
「まだ言うかぁっ!」
『1分』
カリストは2機の『手』でギリを挟み潰すように攻撃をしかけてくる。
が、ギリはスラスターを全開にし両脚部を犠牲にしながらそれを回避してみせた。
「ばかめっ!俺ははじめから地球などどうでもいいんだっ!」
ギリはそのままシンヴァツに向かって突っ込んでいく。
「俺の目的ははじめから貴様らの計画を邪魔してやることだっ!」
「ちいっ!」
カリストはビームを放つが皮一枚切らせて直撃を回避する。
『30』
「ギリ!?何をする気だっ!よせっ!」
トビアは咄嗟に叫ぶが、ギリはもう止まらない。
カリストは更に追撃のビームを放つ。
「おおおお!」
しかしバーンズのバーラ・トトゥガが既に満身創痍であるにも関わらず攻撃を正面から受け止め、ギリのビギナ・ギナⅡを守る。
『20』
「貴様...またっ!」
「す...進めえっ!ギリっ!」
「でしゃばるなあ!」
カリストは苛立ちを顕にし、トトゥガに向けて追撃のビームを放つ。
『たとえ一瞬でも...永く...』
「ま だ だ あ っ!」
更なるビームの追撃を受け、ついにトトゥガは耐えられず爆発してしまった。
『10』
「.......貴様ら兄弟に...」
「ほえ面をかかせてやるぜえっ」
「ははははははははっ!」
ギリの笑い声が響く。
ビギナ・ギナⅡはシンヴァツに向かってひたすら突っ込んでいく。
『9』
『8』
『7』
『6』
『5』
『4』
「ギリーっ!!」
トビアは叫ぶが、それでもギリが止まることはない。
『3』
ギリの頭には地球での生活が思い起こされていた。
(ちっ)
『2』
『ずいぶん伸びたなあ、ギリ』
『1』
そしてギリの視界は途絶え
『0』
コロニーレーザーが発射されるのだった...
.......................................................................。
「...........ん?こいつは...」
織斑千冬はIS学園内を歩いていた。
彼女が第1アリーナに着いた時、端で謎の宇宙服のようなものを身につけて倒れている男を見つけるのだった。
完全に思いつきでその後のストーリーとか考えてません。
ギリの二次創作ssを読んでみたかったのですがなかったので、作ってしまえと思い作りました。
初めてのssなので、他にクロスボーン関連のキャラや機体を増やす予定はありません。
まあヒロインも未定で、作らないことも考えています。
どうか、生暖かい目で見守ってください。