【ウマ娘×BOSS】宇宙人ジョーンズ:トレセン学園調査結果報告書 作:マヨネーズ剣士
こういう風に登場させたキャラクターをタグに追加するか迷います
─── この惑星の住民はやたらと本物にこだわる。
「おや?おやおやおや?」
「オ邪魔シテイマス」
「カッフェ〜君に客人だなんて珍しいじゃないかぁ。こう言うナイスミドルが好みなのかい?」
「…コーヒーがお好きなようでしたので派閥を広げようかと」
「差シ入レノケーキデス、タキオンサンモ召シ上ガッテ下サイ」
「ではありがたく」
「…よくそんな紅茶風味の砂糖水と一緒にケーキが食べられますね」
─── ありふれた代用品を手にとって暮らしているというのに、真に愛されるものは本物だと誰もがそれを疑わない。
「お待たせしました。おかわりもありますので遠慮なさらず」
「イタダキマス」
「酸味は苦手とのことでしたので深煎りしたものをベースにブレンドしてみました」
「トテモ美味シイデス。結構ナオ手前デ?」
「ふふっ。ちょっと違いますがお口にあったようで何よりです」
「お待たせタキオン。あれジョーンズさんこんなところに珍しいですね」
「こんなところとは失礼だなモルモット君!それにジョーンズ君はお隣さんのお客様だよ」
「…マタマダ有リマスノデ、ヨロシケレバドウゾ」
「お、駅前のケーキ屋さんのやつじゃないですか。気になってはいたんですよね」
─── 本物があったからこそ代用品が生れた事実は否定できないが。
「いつのまにかこんな時間に。名残惜しいですがそろそろお開きにしませんか」
「ワタシモ時間ヲ忘レテ、沢山オカワリシテシマイマシタ」
「いい息抜きになったよ。私もそろそろ研究に戻らせてもらうとするよ」
「ワタシモ仕事ニ戻リマス」
「また、いらしてください。今度は違うブレンドをご馳走しますよ」
「楽シミニシテイマス。ゴ馳走様デシタ」
「ジョーンズさん少しだけ時間をください。タキオン、この後戻ってくるからそこで今日は切り上げよう」
「ワカリマシタ」
「しょうがないなぁ。なら夕食は頼んだよ」
「…どうしましたか。彼らが気になるから着いていく?邪魔はしないようにしてくださいね」
─── 実際、本物が手に届くのなら、手に入るのなら、態々偽物を選ぶようなことはしないだろう。
「さて、調査は順調かい。ジョーンズ」
「(なかなか面白い星だと思わない?)」
「ヤハリオ前達ダッタカ。ギニー、フレンド」
「(カフェに缶コーヒーばっか飲んでる奴がいるって嗾けたのは私だし)」
「・・・」
「言いたいことは分かるよ。調査を投げ出して何をしてるのかって」
「(見えないものを信じたり、不可能を求めたり、私達には理解できないあれこれを持ってる彼女達に魅力を感じちゃってね)」
「ダイブコノ星ニ染マッテルナ」
「自覚はあるさ。で、調査は終わるのかい?」
「…マダダ」
「(ということはもう少しこの星を楽しめそうね)」
「…殲滅ガ決マッタラドウスルツモリダ」
─── ただ・・・。
「その時はトレーナーとしての責務を全うするんじゃないかな」
「(私も友人として最後まで行く末を見守るよ)」
「・・・・・・」
「君も気をつけなよ。随分といろんなところに顔を出しているようだし」
「(最期を共にするかもしれない同胞が増えるのは嬉しいんだか悲しいんだかわからないけどね)」
「肝ニ銘ジテ置コウ」
─── 愛してしまった偽物は。
「全く…調査用の人格を作って、仮面を被って接してきたはずなのに」
「(どうしてこうも、彼女達から離れられないんでしょう)」
「…餞別ダ、受ケ取レ」
「やっぱりカフェさんの淹れたコーヒーの方がおいしいですね」
「(本物のコーヒーを飲んだ後にこれを渡してくるとはね)」
「さて、遅くなってへそを曲げられても困るしそろそろ戻ります」
「(私は何もできないけどまた来てね。カフェも同じ趣味の人が増えて嬉しそうだし)」
「…フン」
─── 本物をも凌駕する、何かがある。
宇宙人ギニー:アグネスタキオントレーナー
モルモット=ギニーピッグ(guinea pig)より
宇宙人フレンド:マンハッタンカフェのお友だち
宇宙人ジョーンズ:事務員 兼 調査員
書きたいシチュエーションはありますが内容が全然決まっていないのでここから更新遅くなります。
続いても全10話くらいで考えています。