【ウマ娘×BOSS】宇宙人ジョーンズ:トレセン学園調査結果報告書 作:マヨネーズ剣士
ちょこちょこ原作CMのジョーンズのセリフを入れたりしています。
─── この惑星の住民はジンクスというものを異常に気にする。
「そういえば今朝黒猫に横切られてさぁ」
「だから抜き打ちテストあったんじゃない?巻き込まないでよ!」
「採点終ワッタノデ返却シマス。40点以下ハ放課後補習デス」
「シラオキ様どうかお助けを」
「マークシートじゃないテストで神頼みは無理じゃないかな…」
─── 非科学的で何の根拠もないあれやこれを結びつけ一喜一憂している。
「スズカさん、これ」
「幸運の四葉のクローバーです!」
「マックイーンさんが見つけてくれたんですよ」
「たまたま見つけただけですわ」
「そんなこと言っちゃって〜」
「ありがとうスペちゃん。みんな」
─── そんなものはないと、頭の中では理解していても。
「ダイヤちゃんは何をお願いしましたか?」
「ふふっ内緒です」
「(今年も皆が怪我なくゴールできますように)」
「みんなは何お願いした〜?ターボはね〜G1…」
「こういうのは人に言うと叶わなくなるらしいよ」
「そうなの!?危なかった〜」
「ま、あくまで迷信だけどね」
「さぁ皆さん遅くならないうちに戻りますよ」
「(必ず、サトノに悲願のG1を…)」
─── 心のどこかで我々を脅かす。
「だから押すなって!背が伸びなくなるだろ!」
「今日は13日の金曜日だから大人しくしておこう」
「…(怪我した日と同じ靴紐が)」
「青葉賞を勝ったウマ娘はダービーで勝てない」
「サトノのウマ娘はG1で勝てない」
─── ただ・・・。
「『今日の天気は1日を通して雨が降り続…』」
「サトノダイヤモンドサン、オハヨウゴザイマス。今カラ出発デスカ?」
「ジョーンズ先生、おはようございます。雨の日の朝早くからお疲れ様です。えぇ、そろそろ迎えが来ますので」
「今日ハ私モレースヲ見ニ行キマス」
「そうでしたか。それでは応援お願いしますね?」
「モチロンデス」
「…ジョーンズ先生もサトノのジンクスはご存じですよね。私はなんとしてもそれを超えたいと目標を掲げ今日を迎えました」
「やることはやりました。調整は完璧です。」
「だと言うのにこうして雨に降られてしまいました」
「みな条件は同じなのに天気すらも微笑えんでくれないような気がしてしまって…」
「大丈夫デスヨ」
「ジョーンズ先生?空を指さしてどう…虹?今日は一日中雨の予報だったはずなのに」
─── 過去の記録から生まれるジンクスというものでは。
「最終直線入って上がってきたのはサトノダイヤモンド!サトノダイヤモンドだ!」
「ついに悲願のG1を達成するのか!」
「ダイヤさん」
「いけー!!!」
「お願い…」
「見届ケタイ」
「絶対に…勝ちたい!」
─── 晦冥を照らせ永遠の耀き
「掴んだ!サトノダイヤモンド!サトノの悲願であるG1勝利はこの菊花賞!」
─── 誰の未来を決定することは出来ないらしい。
雨が止んだのはジョーンズの仕業ではありません。
勝負に水を差すようなことはしませんから。