「やべぇ遅刻する!」
目が覚め、時刻を確認してみると学校が始まる数分前だった。とりあえずちゃちゃっと支度を終わらせ、家を出た。エレベーターを待つ時間も勿体無いため飛び降りる。今のスペックだったらこの部屋の高さから降りても全然大丈夫だ。華麗に着地したあと全速力で駆け出した。それはもうゼンゼロの雅並みに(時速200km)
そうしてAクラスに着き、席に座ると
「遅刻寸前でしたね。何かあったんですか?」
白石がそう聞いてきた
「寝坊しただけだ」
「いつ起きたんですか?」
「5分前くらいだ」
「⋯⋯⋯えっ?」
「?」
「寮からここまでをたった5分弱で?」
「あぁそうだが」
白石が宇宙猫化している。何故だろうか。起きたばかりで働いていない脳を動かして考えてみた。
・ ・ ・
あっ
普通に考えて寮からここまで5分弱で来れるやつとか存在しないな。ただの人間を辞めてしまった化け物となってしまう。余り目立ちたくないからこういうことには気をつけないといけないな。
微妙な雰囲気のまま朝のホームルームが始まった。
「それでは授業を終わる」
そう言って教師は教室から出ていった。
そして俺は現在、机に突っ伏していた。
「夜桜君大丈夫なの?」
西川がそう聞いてきた。
「あんな何の面白みのない授業をちゃんと聞いている方が異常だと思う」
どの教科も面白くなかった。高校や大学程度の問題なら楽勝だと言うのに。
「そうだね〜とりあえずさ食堂に行ってみない?」
弁当もないしちょうどいいか
「そうだな」
「飛鳥も一緒に行こうよ」
「えぇそうですね。私も同行します」
「それじゃあ早速レッツゴー」
そうして教室から出て食堂に向かった。
―
食堂は人で溢れていた。
「いや〜人が多いね〜」
「そうですね。早く食券を買いに行きましょうか」
メニューを見ているとお馴染みの無料の山菜定食があった。
「お二人は何を選ぶんですか?」
「俺はチキン南蛮定食にする」
「私は唐揚げ定食」
「それでは私は.....生姜焼き定食にしましょうかね」
そうして食堂のおばちゃんに食券を渡して料理を受け取ると3人で座れる席を探し、4人席があったのでそこに座った。
「この唐揚げおいしい!」
「チキン南蛮も普通に美味しいな」
「夜桜君、私の生姜焼きと交換しませんか?」
「ああいいぞ」
「ありがとうございます♪」
「あー!私も私も」
「どうぞ」
「ありがと!」
和気藹々としつつ会話を楽しんでいると、誰かがやってきた。
「よう、西川に白石に夜桜。ここの席に座らせてもらってもいいかい?」
「誰?」
謎の金髪のチャラ男が現れた。
「俺は橋本正義って言うんだ。よろしくな夜桜。」
「ああよろしくジャスティス....じゃなくて橋本」
「おいっ!」
こうして橋本
ダカラチガウッテー
何か聞こえたような気がしたが気のせいだろう。
今回はこれで終わりです。めっちゃ短い。それと主人公の見た目について簡潔に書いとくと、髪は白髪、目は鳴潮のフローヴァの包帯がかかっていないほうの目をイメージすると良いです。それではまた次回。