第七話です。前回の話書いてて思ったんですけど、他のよう実の二次創作で水泳の五十メートルのタイムが二十秒台だったり、三十秒前半だったりするのって普通に現実ですげぇなって。筆者が中1のときは五十メートル自由形三十八秒だったんで。
5月31日
真嶋先生が教室に入ってきて、いつも通り授業が始まると思われたとき、先生は
「全員席につけ」
いつもとは少し違う様子でそう言った。
「今から、小テストを行う」
先生がそう言った瞬間、クラスから「えぇ~」と声がした。
「安心しろ。成績には入らない」
そう言って、テストを配り始めた。
テストは五教科の問題を五十分で解くというもの。見たところかなりの問題数があるようだ。あらかじめ、50〜80の間で乱数メーカーを使い、62と出たので62点を取ることにした。点数調整するのって面白いんだよな。ちょっと点数が低い気はするが......すべての責任はアッハにあるということで。
ざっと問題を見て、62点を合計で取れそうな問題を選び、ちゃちゃっと解き、睡眠の準備に入る。注目をされないため、最近身につけた俺の特技である背を伸ばした状態を寝ている間も保つことができるを駆使し、眠りについた。後ろの席だから周りに気づかれることもないだろう。
そうして時間は経ち......
「.....ら..ん.....」
「よ......くん....て....さい」
「夜桜君起きてください!!」
「んっ?あぁおはよう白石」
初日にもこんなことがあったような気がする。
「はい、おはようございます」
「いや〜ぐっすりだったね。テスト簡単だったの?」
「半分よりちょい上らへんじゃない?」
「それで寝てたの?」
「まぁな」
「誇れることではないと思いますけど...」
「そんなこと気にしなーい」
「それでこそ夜桜君だね」
「勉強会、しましょうね。夜桜君」
「えっ」
「お疲れ、夜桜」
「ワァ.......ァ........ァ」
「今にもお亡くなりになりそうだね」
「ふふっ♪」
恐ろしい笑みを浮かべている白石に俺は絶望した。もうちょい点数取ればよかった。恨むぞアッハーー!!
5月1日
今日は5月1日。ポイント支給日だ。恐らく、原作と何ら変わりはないと思われるが一応確認してみよう。
....よし、しっかり94000ポイントだったな。
スマホをみてると俺と白石と西川の三名でいつの間にかつくられていたグループにメッセージが来ていた。
『2人ともおはよ〜今日のポイントの振り込みいくらだった?私は94000ポイントだったけど』
『おはようございます。私も94000ポイントでした』
『上に同じく』
『よかった〜私が何かやらかしたのかと思った』
『大丈夫だろ。俺じゃあるまいし』
『自覚あり?』
『それにしてもなぜ、ポイントが減ったのでしょうか?』
『学校に行かないとわかりませんかね』
『そうだな。とりあえずまた後で』
『はい、また後で』
『後でね〜』
スマホを閉じ、朝食であるバナナを食べ、学校の準備をした。
ドアを開け外に出ると、横のドアが開いた。
「んっ?あぁおはよう、綾小路」
「あぁおはよう」
「よかったら一緒に行かないか?」
「いいのか?」
「もちろん。じゃ、行こうか」
そうして歩き出す。
「綾小路は今日ポイントいくら振り込まれていたんだ?」
「俺は昨日から1ポイントも増えていないな」
「......まじ?」
「まじだ」
「これから大丈夫なのか?」
「分からない」
「困ったことがあったら、たぶん助けるかもしれないぞ」
「....絶対ではないんだな」
「生憎、めんどくさい事は嫌いでね」
「まぁ手伝いが必要だったら、一応声をかけさせてもらう」
「俺が楽しいと感じることなどはめんどくさいことには反映されないから、そこは手伝うよ。たいていの事はめんどくさい判定されるけどな」
「.........」
綾小路がじっとこちらを見ている。目が合ったためポ◯モンバトルが始まる...........わけもなく、なんとも言い難い雰囲気のまま学校についた。
「じゃあな綾小路。また」
「あぁまた」
side 綾小路
不思議なやつだと感じた。最初はあまり気にしていなかった。少し強そうな気配がするだけで俺以上ではないと思い込んでいた。そいつと隣の部屋だと分かり、挨拶をした時に目を合わせた。
その瞬間恐怖を感じた。明らかに普通のやつではなかった。生まれて初めて味わった感情。こいつには勝てないと本能的に思わされた。
表情が崩れないよう、挨拶をして別れた。
部屋に入り先ほどの事を思い返した。恐らくまだ出し切っていないだろう本気。逆立ちしても勝てないだろう。
底が知れなかった。
恐怖した。
だがそれとともにうれしくもあった。自分を超えてくれる存在がいてくれたことに。
これからの学校が楽しみだ。
side 夜桜
綾小路と別れ、うるさいであろう教室に入っていく。席に座り、白石と西川が話しているところに混ざる。
「おはよう」
「あっ夜桜君おはよ〜」
「夜桜君おはようございます」
「あぁ、とりあえず今朝の件についてなんだが。なんか進展はあった?俺はDクラスにポイントが来てないっていうのは聞いたが」
「Dクラス大丈夫なのそれ....クラス内で誰かが言ってた情報としてはBクラスが65000ポイント、Cクラスが49000ポイントだったらしいよ」
「綺麗に並んでいるな」
「簡単に言えば、優秀な順ということではないでしょうか?」
「そう考えるのが妥当だな」
やっぱAクラスって地頭良くて話が楽だな。
「にしてもDクラスはやばいね〜。今月からポイントもらえないんでしょ?」
「えぇ、節約していないと厳しいでしょうね」
「とりあえず先生から何かあるだろうし待つか」
「そだね~」
真嶋先生が来るまで談笑し、何分か経ったときついにやってきた。
「みんな席につけ。ホームルームを始める」
皆が席につき、真嶋先生の話を真剣に聞こうとしている。
「まず最初にお前たちが一番聞きたいであろう、ポイントについてだ」
そう言い先生はホワイトボードに紙をは貼る。
その紙に書かれていたのは、
Aクラス 940
Bクラス 650
Cクラス 490
Dクラス 0
というもので、原作と何ら変わらなし。
もう話の内容はどうでもいいので、机に手を入れ、目を閉じ、イマジナリーフレンドならぬイマジナリーピアノを引く。ピアノの音っていいよね。耳栓をして外界からの邪魔を限りなく減らした。後は、気配を消し、音も消すだけ。なんて簡単なことでしょう。
どれくらいかの時間が経ったとき、肩を叩かれた。耳栓を取り、目を開けたら、なんということでしょう。派閥争いのはーじまーり〜はーじまーり〜
「どういう状況?」
「坂柳さんと葛城君がこれからの方針の違いで対立して、クラスの皆がどちらにつくかを決めているところです」
めっちゃ簡潔にまとめてくれた。すごい(小並感)
「白石が言ってくれた通りだ。それで夜桜はどちらに入る?」
「パス」
「......すまない、もう一度言ってくれないか」
「だから、入らないってこと」
「何故ですか?」
坂柳がそう質問してきた。
「だるいし、だるいし、あとだるいし、ついでに言うとだるいし。」
「.....そんな理由で?」
「俺にとっては最重要なことだし、あんたらのやる大人の真似事(笑)に付き合う気もない。自分のことにあまり周りを巻き込ませるなよ」
坂柳は額に青筋を浮かべ、葛城は下を向いた。
「それにこの殺伐とした雰囲気も最悪だし、どうにかしてよ。それじゃ」
そう言い教室を出た。それについてくるように白石と西川がついてきた。
「坂柳さん、だいぶ怒ってたけど大丈夫なの?」
「あんな小娘には負けんよ」
「小テスト62点だったのに?」
そういえば確認していなかったな。よかったちょうどの点数取れて。
「まぁまぁあんな雰囲気いやでしょ?」
「そうかもしれませんが....少し言い過ぎでは?」
「ああ言うのは強く言うべきなんだよ。それに俺の言ったことは間違いでもないだろ?」
本当に自己中が過ぎるからな。お灸は据えるべきだろう。
「まぁそんな暗い話しても面白くないだろう?もっと楽しくいこう」
「そうですね」
やっぱこうやって楽しくする日常がいいんだよな〜
俺にそんな日常を過ごす権利はないというのに
終了。最後にちょいシリアス入りましたね。それと、綾小路がオリ主に対してすごい評価してるって話があったけど、前書いた強さ比較と違くねっと思ったかもしれません。オリ主の性格はやるときはやる。けど別にそれを本気でやるなんて言ってないし、オリ主はだいたいのことを最低限の努力で良い成果を掴み取る感じなんで。身体能力も知力とかも制限してるんでしょうね〜。多少矛盾があっても、二次創作クオリティということで許してくだせぇ。
とりあえず次回作にご期待ください。