九話。スタレの一番くじめっちゃいいぞ。
中間テスト当日。教室はいつもより静かな雰囲気だった。
「おはようございます」
「おはよ」
「あぁおはよう」
「今日の調子がどうですか?」
「まぁ赤点を取ることはないだろうな」
「私たちもそれなりに勉強したしね。1名が毎回犠牲になってたけど」
「これがまたあるとなるとほんとに昇天するかも」
「もうすでにしてなかった?」
そう話していると、テストの時間が近くなったため、話すのをやめる。
テストが配られ、試験時間となり問題を解く。
坂柳派のひとは過去問があったはずだから、80点ちょい取れたらいいかな。それぐらいだったら何も考えないでできるし。
「筆記用具を置け。テストを終了する」
そう言われ周りから筆記用具を置く音が聞こえる。周りからは、「どうだった?」とか「あの問題どうやって解くんだ?」という言葉が出ていた。2つ目に関しては葛城派が多いな。
「夜桜君、テストどうでした?」
「まぁ80点以上はあると思うよ」
「勉強会をした甲斐があったね」
「代償は高くつくけどな」
「それにしても葛城派と坂柳派の雰囲気が少し違うように感じるのは何故でしょうか?」
「坂柳さんって考えてることがゲスそうだから何か思いついたんじゃない」
「ふふっ誰の考えてることがゲスそう、ですか?」
声がした方を見てみるとそこには顔に青筋を立てているロ......坂柳がいた。
「今、変なことを考えませんでした」
「気のせいだろう」
思考盗聴されたよ。怖っ。
「それで、何しに来たんだ?」
「テストがどうだったかを聞きに来ました」
嘘だろうな。どうせ勧誘とかだろうな。駒は多ければ多いほどいいってことだろう。
「80点以上はかたいと思う」
「そうですか。ところで御三方坂柳派に入るつもりはないですか?」
「ごめんね〜」
「私も入るつもりはありません」
「人を駒としか見てないやつについてくわけがない。話はこれで終わりだろう?さっさと去れ」
「ひどいお方ですね」
「人のことを言えないだろう」
会話する価値がないと判断した俺はカバンを持って教室からでた。
(今日は予定もないしさっさと帰ろ)
こういう事を言った後はたいていの場合何か起こるのが定番だが、特に何も起こることなく眠りにつくことができた。
―――???―――
目を開ければそこは火の海に包まれていた。
家が燃え灰になっていく。
黒煙が空を覆う。
そんな中2つの声が聞こえた。
「四季!!逃げなさい!!」
「私たちのことはいいから早く!!!誰にも見つからないように」
「四季ならあの連中に裁きを下せるはずだ。だから、どうか生きてくれ」
その言葉を理解し、ただひたすらに走り続けた。
だが途中で意識が朦朧としてきた。
最後、そこに人影が見えた気がした。
終わり。ちょっと短すぎるかもだけど許して。オリ主の過去はちょいちょい入れるのを考えてる。
後全く関係ないんですけど、スタレの一番くじでB賞当たったんですよね。普通にすごくね(11回目)