色んな人の脳を焼きすぎて重い感情を向けられてる余命僅かなホロウレイダーの終活   作:如月トッポ

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休みが終わる前に投稿できて良かった、できればもう一話分は書いておきたいね。

あとタイトル通り過去編だよ、ごめんね、こうしたらあと三話くらいは構想が作れたから、こっちの方が書けるし楽だった……、申し訳ない

それと今回は繋ぎの回だね、重ねて申し訳ない


過去編 虚狩りさんとの初対面

 

 

 

 

 

第六話 虚狩りさんとの初対面

 

 

 

回想

 

ゼンゼロメインストーリー

 

シーズン1・第五章「星流れ神鳴の弄るが如く」より

 

 

 現在、パールマンの審問をホロウ六課が終えた直後。

 

 

 

 

 

 

 だだっ広い荒野の中、この場には邪兎屋の面々にリン、そして猫又などなどに加え...、H.A.N.Dの対ホロウ六課の人が集まっている。

 

 

 

「貴方はブリンガー長官が犯罪に関与していると示唆しましたが....あの承認が司法取引を求めて提供した情報は、現時点で他に主犯がいるということのみです、この両者には天と地ほどの開きがあります」

 

 

 

 そう、ピンク色の髪....、といってもニコではなく、メガネをかけており、柳、と呼ばれる女性が言い放った、明らかにこちらに対し敵意?不信感?がにじみ出てる。

 

 それに対し、これまたピンク髪の女性、今度はニコがめんどくさそうに口を開く。

 

 

 

「あーら、専門的なご高説をどうもありがと、学級委員長さん、でも、あんたの意味不明な説明じゃ、これからどうしたいかってのが1mmも見えてこないわよ!」

 

 

 

 だんだんと辺りに緊張感が走ってくる、もっともニコは全く動じていない、はたして肝が座っているのか...、単純に気づいていないアホか....。

 

 

 

「(ニコが協力者として連れてきたが.........これは信頼してはダメそうだな)」

 

 

 

 俺は若干リン達を守るため、前に出るように少し立ち位置を変え、警戒度を引き上げ、相手の四人、先ほど言った柳、青いシリオンの少女の蒼角、唯一の男であろう悠真。

 

 そして有名人である、虚狩り様こと雅の一挙手一投足を悟られぬよう観察する。

 

 なぜこんなめんどくさいことになってしまったのか....、正直依頼を受けた自分をぶん殴りたいが....まぁ、受けた以上、しっかりこなさなくては。

 

 

 

「柳の専門的な語彙は、私にもよくわからない。だが、私は彼女の判断を無条件に信じることにしている。ヴィションの背後については、もっと踏み込んだ調査が要るだろう」

 

 

 

 そう、雅が口にする、言葉には焦りもなにもない、ただ事実として述べている感じだ、つまりはこの集団の指示役はこの学級委員長様なのだろう。

 

 

 

「ふっ....」

 

「ちょっと、あんたいまこっそり笑ったでしょ!見えたわよ!「勝った...」みたいな顔下の!!」

 

 

 

 う~ん、割と人間味がある集団だ....、それはそうとこいつ笑いやがって...、委員長キャラはそんな簡単に笑っちゃダメだろうが!!!

 

 

 

「メガネの位置を直しただけですが、なにか?」

 

 

 

 柳は毅然とした態度で、ほほ笑みながらそう返した、メガネの位置直しただけか、なら学級委員長キャラか....。

 

 

 

「へん!どうせあんた、学校でもトモダチいなかったでしょ?」

 

 

 

 挑発に若干イラついたのか、猫又がそう挑発に挑発し返す、ぶっちゃけ激しく同意する、つっても俺はあまり学校というものを知らないわけだが。

 

 

 

「ははは、わかるな~。副課長って絶対、先生にひいきされてるタイプの委員長だったって」

 

 

 

 そう悠真が笑いながら言う...。

 

「....」

 

 

 

 が、俺は見逃さなかった、そう言い、無害そうに見せている男の真意を、行動の理由を。

 

 俺は刀に手をかけた、そして次の瞬間には、ヒュッ、というような空気を断ち切るような音と閃光と共に、悠真の立っているすぐ目の前の地面に一直線の斬り痕だけが残った。

 

 

 

「うぉっと...、危ない....そっちのお兄さんは委員長キャラがタイプだったかな?それじゃ気に障っちゃったよね」

 

 

 

 悠真はその行動に驚き、一歩後ずさりながらもすぐに表情を作り直し、先ほどまでと同じく、へらへらした雰囲気に声をつくりそう言う。

 

 

 

「そうじゃない、これはそれ以上こっちに進んでくるなって言う意味、それと、自分はその程度で刀を抜くほど短気でもない」

 

 

 

 こちとら刀抜いたら寿命持ってかれんだぞ?そんなに簡単に刀抜いてたまるかっての、まぁあっちからしたらそれは知ったこっちゃないか。

 

 

 

 そしてその一撃...というよりかは言葉?恐らく俺があちらの行動を、思考をある程度理解していることを理解したからだろう。

 この場の緊張感が一気に増し、空気が若干重くなった気がした。

 

 

 

「12時、9時、6時....あなたたちは明らかに、私たちを包囲するように移動している...、そういうの、気に入らないわ。

何も意図がないなら、私達の死角に入るような真似はしないで。」

 

 

 

 そうアンビーが口にした、どうやらアンビーも気づいてくれているようだ、見ればビリーも拳銃のホルスターに手を伸ばしている。

 

 確かにあっちはこういう事態に慣れているような鍛えられた、優秀な集団なのだろう、だが、こちらとてお笑いメインであるが、戦闘において優秀な人の集まりであることに変わりはない。

 

 それはそうとそのアンビーの言葉で完全に空気が死んだ、言い争いの声も止み、突然奇妙な沈黙に陥る。

 

 

 

「へーえ...鋭いんだね。ひょっとして、そこのメカチックな彼がホルスターに手をかけてるのも...偶然じゃない感じかな?」

 

 

 

 悠真の声が変わった、先ほどの人懐っこいような声でなく、少し温度が下がったような感じに声が低くなった。

 

 

 

「委員長の姉ちゃんが、その伸び縮みする柄を離したら...俺も手をおろすさ。」

 

「ど、どうしちゃったのよみんな...?トアやアンビーの言うことは本当なの?ちょっと、お武家キツネ!あんたなに企んじゃってるワケ?」

 

 

 

 ニコがそう声を上げる、おそらくは本当に予想外なのだろう、本当に詰めが甘いというか...なんというか....。

 なぜ助けを呼んで自分の首を絞めてるんだか....。

 

 

 

「先ほど述べたように、ヴィジョン事件の背後についてはもっと踏み込んだ調査が要る、そして...我らが連行すべき証人は、パールマンだけではない」

 

 

 

 そういい終わると、虚狩りは視線を二人の人物に向けた。

 

 

 

「自分と、リンさんを連行すると?」

 

「え?連行するって...私を?」

 

 

 

 随分と大層なことをいう集団だ、大人しくついていくとでも思っているのか?それとも力づく?虚狩り様がいるからか随分な自信だ....正直気に食わない。

 

 

 

「ちょっと!こいつらはヴィジョンの件とは無関係でしょ!?」

 

「除悪務本....『悪』たるを定るは、我らをおいて他になし、たとえこの者が無関係で、『悪』でなくとも、片やプロキシ、片や最強と名高いホロウレイダー、真相に迫る何かを持つ可能性がある」

 

「都市の潜在的脅威は、何であれ徹底的に排除する。それがH.A.N.D.の流儀だ」

 

 

 

 ニコの反論に雅が毅然と言い返す、随分と徹底的で刺激的な流儀だ、疑わしきは罰せよとか、冤罪が出たときどうすんだか。

 

 

 

「……『邪兎屋』のニコ。プロキシを引き渡せ。この者が悪でなくとも、真相に迫る何かを持つ可能性がある。我らの支援が欲しくば、協力しろ」

 

「....考えが変わったわ、今回はあたしの勘違いだった。だからあんたの助けもいらない...なんて言ったら、回れ右してくれるかしら?往復の交通費くらいはもったげるわよ。」

 

 

 

 ニコがそう言い放った、守銭奴のニコが交通費を払うといったということは相当に追い詰められているのだろう、ここの最善は逃げであろうか?俺以外は。

 

 

 

「だそうですよ、では、さようなら」

 

 

 

 そういい俺はさっさと踵を返しトラックへと乗り込もうとする。

 

 

 

「止まれ、ホロウレイダー、話はまだ終わっていないぞ」

 

「終わったでしょう、助けは要らないって、それともなんですか?力ずくでも自分やリンさんを連行するとでも?」

 

「....そうだ..と言ったら?」

 

 

 

 いい加減イラついてきてそんな風に挑発を放った、そしてそれは見事なまでに綺麗に挑発で返ってきた、実質的に武力行使の宣言とともに。

 

 

 

「じゃあ、敵だね.........思い上がってんなよ....虚狩り」

 

 

 

 俺は刀の鯉口を切り、振り返ると共に地面を踏み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





トア
・ナチュラル不機嫌
・車酔いで不機嫌になり、寝不足で不機嫌になり、上から目線でみられ不機嫌になり、果てには武力行使の宣言ととれる言葉についにキレた
・先述の通り、車酔いする、そして上から目線が嫌い
・まともな教育受けてる...のかな?少なくとも高校は行ってないと思われ
・単純に最強と名高い虚狩りがどんなもんか気になってる
・あと刀の名前が決まった「刻喰・宵彗」とのこと



こんな感じ…、次回は戦闘の回かな。

次回の話の投稿とクオリティが上がるんで良い評価とお気に入り登録と感想よろしくお願いします。
疑問でもなんでも答えるし些細なことで良いんで……。

あ、ここすきも良かったらお願い……。

キャラの馴れそめとか書いた方がいい?最初はとりま雅

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