色んな人の脳を焼きすぎて重い感情を向けられてる余命僅かなホロウレイダーの終活 作:如月トッポ
学校忙しかったよね……、あ体育祭やって普通にボロ負けしました、悲しみ
第八話 似ているようで似ていないようでやっぱり似てる二人
「ちっ....しつけぇな...こいつら」
ビリーが横にいる謎の武装集団を見ながらそんなことを呟く、が、俺は後ろにいる謎の集団よりよっぽどしつこい人物を見て絶句していた。
「(あいつ...なんで走りながら敵刻んで....てかなんで当然のようにバイク追い越して....今普通に刀斬った????)」
なんか非現実的な状況が見える....間違いでなければあのお武家狐さん走りでバイク追い越しながら攻撃全部捌きながら敵刻みながら追ってきてるんだが?
いや、なにしてん?おおよそ人間しちゃダメな動きよ?それ?というかどうやって刃照ってる刀斬った?なに?そう言う風に刀って出来てないはずなんだけど....。
「(これ....追いつかれるよな...追いつかれて守れるか?この人数を?この化け物から?いやいやいや、無理だろ......かくなる上は....)」
「ビリー、すぐ戻る」
「え?何言...トアァ!!?!って窓ォォ!!?!?!?」
俺は短くそう言い残し窓ガラスを突き破ってトラックから出た。
「なっ!?」
「ちょっとごめんね」
俺は並走しているバイクを足の踏み場にしてただ着地しても無傷でギリ済む地上15m程まで飛びあがる。
踏み場にしたバイクの人は体勢を崩してめっちゃ盛大に事故ってた、ごめんね、けどあきらかあんた悪いから許してもろて。
「(出来ればこの一撃で終わってくんないかな.....)」
俺はそんな思いを胸に抱きながら右手に鞘を持ち、鯉口を切り...左手で柄を握る。
「次元斬・絶」
その瞬間、世界が止まったような感覚と共に空間そのものに無数の閃光が走り、俺が納刀し、鞘なりが聞こえると同時にその閃光に従い世界が割れた。
空間が粉々になりガラスのようになり宙を舞う、その間から見える景色、全ての物体が少なくとも一太刀は無機質に刻まれている。
「(少し加減しすぎたか...、まぁ、これでいいだろ.....仕事はしましたよ~っと)」
俺はそんなことを思いながら目の前の神秘的とも言えよう景色を見ながら落下していく、すると一つの音が聞こえた気がした。
「(...風切り音?)」
ほぼないような音、もはや第六感に近いような体が発している微かな警告、だが俺は少し嫌な予感がして防御姿勢をとった、その瞬間だった。
「え...?」
腕に鈍い衝撃が走った、おそらく鞘に何かがぶつかった衝撃が腕に伝わったもの、それを瞬間的に理解した、そして次に空中にいるはずの俺に斬りかかっている雅の姿を認識した。
「っ....」
次の瞬間には俺の体は斬りかかられた際の衝撃により撃ち落とされるように吹き飛ばされていた。
空中で咄嗟に身を捻り若干地面を滑りながらも着地する、その際にチラッと見えたが雅の刃を受けた鞘は完全に斬られ刀身が見えるように改造されてやがった、匠もびっくりだよ。
「さっきのくらって殆ど無傷ね....」
俺が地面にぶつかり滑った故に巻き上げられた砂埃がなくなっていきこちらに向かい歩いてくる雅の様子を観察する。
上着は軽く刻まれ、体もあちこちから出血はしているがどれも出血量からして傷が浅いことがうかがえる。
てかその着こなしいいな、生きて帰れたら真似してみよっと。
「.....斬った感触がなかったが...さっきのをくらってほぼ無傷とは..やるな」
そんなことを言いながらゆっくりと雅が近づいてくる、うん、同じこと言ったんよ...俺。
「....さっさと逃げよ」
「できると思うか?」
「できるね」
ちょっとした100割本音の挑発で軽く意識をこちらに向けさせる、そして。
「七閃」
次の瞬間には突然同時に七つの閃光が走った、四つは逃げ場をなくし、三つは殺さないよう、機動力を奪うよう、足と腕に集中させた、絶対当たるはずの不意打ち。
でも。
「ふん。」
雅は前方を大きく切り裂くように刀を振りぬき、いとも簡単にワイヤーを切り捨てた。
「は?(超極細の髪の毛よりも細いレベルの合金だぞ!?それを一太刀で全部!?てかなんでわかるんだよ!?!?)」
素の反応が一瞬出てしまった、が、俺とて学びはする。
俺は咄嗟に後ろに飛び退くようにして距離をとる、すると、先ほど俺の体があったであろう場所を綺麗に刃が通過する。
「また外れか....」
「(こえぇし速えぇよ!!)」
俺は即座に抜刀し前を向く、すると先ほどの斬撃が避けられることを予測していたのか、スピードを落とさずに接近してきており、気づけばまた目の前にいた。
「っ...」
雅が刀を振るうと同時にこちらも刀を振る、辺りに一つの金属音が響く、そしてそれは途切れることなく鳴り続ける。
一合二合と刃が交わるたびに火花が散り、命が、精神が擦り切れていく気がする。
が、そんな泣き言なぞ届くはずもなく、刃の応酬は続いていく。
「(なんか剣速段々上がってねぇかこれ!?)」
もう刃同士が触れ合う音が100は鳴ったであろう頃にようやく異変に気付いた、そしてそれは間違いではなかった。
最初は金属音がなり、次の金属音がなるまでにわずかながら確かな間があった、が、今は明らかにそんなもの無く、まるでそれが一つの長い音かのように聞こえるほどに速くなっていっている。
「やるな...(この剣速を簡単に捌いてくるとは...)」
「そりゃどう...っも!」
これ以上は少し手先を間違えるだけで怪我負いかねない、故にこの攻防を中断するために俺は一瞬の隙を見て雅の足場を斬って崩す。
「む...」
雅の姿勢が崩れる、その隙を見逃さずに畳みかける。
「重閃光」
俺はより殺傷性の高い突き、流石に殺すのは(以下略)なので足を狙い、一瞬で無数の突きを放つ、刀が反射した煌めく光が一つの太い閃光に見えるほどのスピード。
「いい太刀筋だ....」
俺のそんな技は全て雅に受けられていた。
突きを、側面で受けると刀が割れるような攻撃を、この数ミリもあるだろうかという刃先で全て合わせて防ぎきりやがった。
「なっ(くっそ!精度の良さが裏目にでた!!てか普通突きを刃先で合わせるか!?瞬間速度亜音速に近いはずなんだが!?!?)」
だが、予想外は流石にもう慣れた、俺はそのまま鍔迫り合いに持ち込み。
「刀に意識行き過ぎ」
「っ」
そのまま前蹴りを放つ、するとヒットし雅から軽く声が漏れた。
最速で放った蹴り、これは流石に刀で受けられることはなかった、が、それでも後ろに飛ばれ威力は殺された、だがそれでよかった。
「今のはまともに食らって腕折っとくべきだったな」
「む....」
雅は威力を消すために後ろへと飛んだ、そして俺は前蹴りの蹴る方向を若干上に向けた、それ故に雅の身体は宙を舞う、うまく...まともには動けない空中に。
俺はハンドガンを抜き数発放つ、が。
「お前こそ拳銃に甘えず斬りにくるべきだったな」
雅は空中で身をよじりありえないほどに動き、それらを全て避けながら着地した。
「仕切り直しだな」
「....そうだな」
互いに刀を構え直し、第三ラウンドが開始された。
重閃光
・ワンパンマンのフラッシュの技
・一点に神速の突きを集中させる技
・あたってしまえば体は容易に貫かれ、いかなる武器も防具も破壊する技のはずだった
ワイヤー
・七閃など様々なことにことあるごとに使われるワイヤー
・七本の繊維程の太さしかない金属製のワイヤー
・知能化を施していたり色々していてエーテルを流し込むことでそれを動力として思いのままに動かすことが可能、なぜか罠張れてたり七閃でものを刻めるのはこのため
・なんかわからんけど滅茶苦茶長い
・雅しかりアンビーしかり割と使い過ぎてバレることあり
・雅の場合光の反射によりバレて斬られてしまった模様、現在修正済み
ハンドガン
・ただのハンドガン、言うことなし
過去編が長くなってしまい申し訳ない、次で一旦完結させます。
評価滅茶苦茶下がってて悲しみ。
てわけで再び失踪します、ホントに他のシリーズ書かないと本当にまずい、ものによっては二ヶ月以上放置してるのが数個とかある……。
ブルアカのやつを書かなくてはならない。
てわけで前回同様戦略的失踪、評価あがらんくても戻っては来るはず、多分、知らんけど
ここすきとかお気に入り登録とか評価とか感想とかよろしくお願いします。
では…、こんな作品読んで頂きありがとうございます